
こんにちは。sallyです。
エコポイント導入開始で(正式ではないけれど)、冷蔵庫やエアコン、テレビの売り上げがぐんと伸びていると新聞に出ていました。家電への注目度もますます高まっているようで、私のところにも取材依頼や寄稿の依頼が相次いでいます。
昨日はある女性誌の取材&撮影があり、担当のライターの方や編集者の方、カメラマンさんといろいろと家電について話をしました。カラーで5ページという企画、切り抜きで使えるようにと白地のスクリーンの前に立ち、さまざまなポーズをしながら撮影する…という貴重(?)な体験も。発売は7月に入ってからだそうなので、詳細がわかったら、またお知らせします。
でね、ライターさんも編集者の方も女性だったので、単に省エネ性の高い製品などということ以上に、家電の使い勝手や上手な使い方に興味があるようで、とても話が弾んで楽しかったのですが、そこで話題にあがったのが「野菜室の位置」のこと。
これまでもこの「Sallyの研究室」では何度も、東芝以外のメーカーの大型冷蔵庫は、すべて冷凍室が真ん中になってしまったという現状を憂えてきましたが、この点については、彼女たちも同意見。冷凍温度帯を真ん中に集めることで、より効率的に冷却できるために省エネ化が図れるのはわかるけれども、1回の料理の間に何回も開け閉めをするのは、冷凍室ではなくて、やっぱり野菜室。ペットボトルなども野菜室に収納することが多いことを考えると、真ん中にあったほうが断然使いやすいのにね…と。
東芝以外では唯一、パナソニックの冷蔵庫で「ナノイー野菜室」があるプレミアムタイプのものだけが、「真ん中野菜室」になっていて、うれしいなあと思っていたのだけれど、気になって調べてみたら、今年2月にナノイー野菜室のあるタイプも野菜室が一番下に変更されていて、「うーん、おまえもか!」という感じ。
ナノイー野菜室は、前にも紹介したように、ナノイーが細胞の中まで浸透して除菌するほか、野菜の低温障害を防ぐので、バナナを入れておいても黒くならないし、ナスも長持ち。そのほかの野菜の変色や劣化の原因となるエチレンガスも分解します。最近はバナナブームも一段落した感があるけれど、ブームとは別に、栄養豊富なバナナは我が家の必需品なので、こうした野菜室はうれしいなあと思っていたのですが、やっぱり下に移動してしまっていたのですね。残念。
ただね、このNR−F600XVというナノイー野菜室搭載タイプは、とても省エネ性が高いのは事実。ナノイー野菜室ということ以外は、デザインも各部屋の容量もまったく同じNR-F603Tと比べても、年間で40kWh消費電力量が少ないです(でも、どうして?…今度ぜひパナソニックの方に取材して聞いてみたいと思っています)。
…いずれにしても、8〜10年以上も使っているのでそろそろ買い替えをと考えている人は、なるべく要量が大きくて、使い勝手のいいものを選ぶようにしてくださいね。だって、またこの先、10年近く使うんですもの。