2009年06月30日

eneloopの輪!

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こんにちは。sallyです。
 
今日から三洋電機のコミュニティサイト「さあ、eneloopの輪に入ろう。」がオープンしています。記者発表会やイベントへのお誘いを受けていたのですが、ちょっと体調を崩してしまったこともあって残念ながら欠席してしまいました。
 
でも、さっそく「eneloopの輪」に入るべく、登録して、この「Sallyの家電研究室」にもブログパーツを貼らせていただきました(ID000025です)。このコミュニティサイトは、昨年テレビのCMで「さあ、eneloopの輪に入ろう」と呼びかけたところ、「どうしたら輪に入れるの?」「私も参加したい」という問い合わせがたくさん寄せられたからだそう。
 
“エネルギー(energy)の循環(loop)”という「eneloop」のコンセプトを通して、「人々の生活や地球環境を守っていくために何ができるのか?」を共に考え、行動していく「コミュニケーションの場」を作ることを目的としていて、参加者(エネループ フレンズ)は、「mottainai(もったいない)」投稿など、サイト内アクションに関してポイントがたまり、累積ポイントに応じて、オリジナル壁紙のダウンロードが可能になるなどの特典があります。
 
先日も「本当のエコ家電」とは省エネはもちろんだけれど、リデュース、リユース、リサイクルという3Rに配慮された製品だということをお話ししました。地球環境のことを考えてみるきっかけに、サイトに参加してみてはいかがですか。

>>>さあ、eneloopの輪に入ろう。
 
 
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トイレの照明にこそ“調光”…その理由は?

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こんにちは。sallyです。
 
先日、港区立エコプラザで開かれた「光論会」というセミナーに参加したことをご紹介しました。“自然と建築フォーラム〜光のデザインを考える〜”というタイトルのこのセミナーでは、照明や環境について詳しく、グローバルな視点を持った方が白熱電球の可否、LEDがこれから担う役割などについて、それぞれの視点から意見を述べ、互いにやりとりをする様子に聴いている私自身もいろいろと考えさせられ、勉強になりました。
 
その中で、「わが家ではトイレの明かりを調光できるようにしています」という話がありました。私はトイレの中でも本を読むほどに活字中毒なので、「明るいほうがいいに決まっているのに」と思っていたのですが…
 
「深夜に目が覚めてトイレに行ったときに、明るすぎる照明だと、目が冴えてしまって寝つきが悪くなってしまいます。若い人にはわからないかもしれませんが、年を重ねるにつれて、夜にトイレに起きる回数が増えたりするものです。そうしたときに、スムーズに次の眠りに入るには、通常よりもぐんと落とした照明にしておくことが大切なのです」
 
なるほど! とても理にかなっていることなのですね。
 
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最初の画像と、違うトイレではありますが、昼間やみんなが活動している時間帯は明るくしておいても、深夜にはこれくらいぼんやりとした明るさのほうが目に優しいですよね。そうした明るさの調節ができる照明器具をトイレに使うことで、ムダな電力を使わないという点でも省エネですし、からだにもやさしい…そんな暮らし方、明かりの選び方があるのだと初めて知りました。
 
では、実際にどんな照明器具があるのだろうと調べてみたら、パナソニック電工から「FreePa ほんのり点灯・換気扇連動トイレ灯」というのが出ていて、これは昼間はトイレに入ると人センサーの働きで換気扇と明かりが自動でオンになり、出ると明かりが消え、5分後には換気扇も止まるというのが基本性能になっています。で、深夜には設定した時刻から5時間(もしくは8時間)、人が入ると通常の15%のほんのりとした明るさで点灯、換気扇その他のスイッチについては昼間と同じです。
 
人を感知するセンサーがなくても、寝る前に明るさの調節をしておけるような照明器具であれば、それでも大丈夫かと思いますが、実際にトイレにふさわしい照明器具で、こうした調光ができるものはどれくらいあるのでしょう。
 
また、調光機能付きの照明器具に使用できるの白熱電球や電球型ハロゲンランプが中心なので、このあたりも快適さと省エネとの両立のために、さらに研究・開発が必要になるのでしょうね。先日シャープから発表された“調光可能なLED”というのも、まだまだ高価ですが、取り替えの手間がいらず、必要に応じて明るさの調節ができるという点で、これからの明かりとして魅力的だと思います。
 
 

2009年06月29日

エアコンのランドリーモードのこと。

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こんにちは。sallyです。
 
昨日の雨が嘘のように、今朝の関東地方はぴかぴかに晴れていますね。こんな日は洗濯物もすっきり乾くけれど、まだ梅雨明けしていないので、乾燥機がない家庭では部屋干しで乾きにくい…という悩みを抱えている方も多いのではと思います。
 
部屋干しをした場合、何とか乾いたとしても、洗濯物から蒸発した水分は例えば、壁紙と壁と間とか、木材でできているために湿気を吸いやすいピアノなどにたまってしまうので、見えないところにカビが…ということにもなりかねません。今日みたいな日には窓を開けて、部屋の湿気も追い出したいところですが、昼間働きに出ていて部屋を閉め切りがちだったら、除湿機を使うという手もあります。
 
…とここで、もう一つの選択肢がエアコンの除湿機能を有効活用させること。“ランドリーモード(衣類乾燥モード)”がついているエアコンなら、気温が低めの日でもしっかりと除湿してくれますし、風を送るルーバーの動きで風を洗濯物に効率的に送るなど、各メーカー独自の機能も加わって、洗濯物を効率的に乾かし、部屋の湿気は外に出してくれるので、部屋も洗濯物もカラりと快適に。
 
上の画像は、富士通ゼネラルのノクリアZですが、ランドリーモードでは4キロの洗濯物を2時間で乾かしてくれます。日立の白くまくんでは、5キロを1時間42分で乾かす「快速ランドリーモード」のあるシリーズも。パナソニックのXシリーズも「衣類乾燥モード」があって、乾く時間も白くまくんとほぼ同様の様子。東芝の大清快PDRシリーズ、ダイキンの「うるるとさらら」、シャープの「キレイオン」、三菱の「霧ヶ峰」にもそれぞれランドリーモード(衣類乾燥)モードがついたものがあるので、チェックしてみてくださいね。 
 
ただし、ランドリーモードを使用する際は、若干温度が高めになったり、使用開始当初は湿度も高めになるので、買い物に行くか他の部屋で過ごすなどして、「人のいないとき」にしたほうがいいようです。
 
エコポイントのこともあって、エアコンの買い換えを考えている人も多いことと思いますが、冷暖房以外の“除湿機能”のことも考慮して選ぶと満足度が高いのではと思います。
 
今使っているエアコンはまだ買い換え時期ではないし、かといって今使っているエアコンにランドリーモードはないし…という向きには、先ほどもちょっとお話した「除湿機」という選択もあります。加湿器に比べてちょっと地味というか今一つ、広まっていないと言われている除湿機ですが、こちらも部屋干し派の強い味方です。
 
除湿機については、またあらためてお話しますね。
 
 
posted by sally at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | エアコンのこと

2009年06月26日

本当のエコ家電は「省エネ+3R」

こんにちは。sallyです。

昨日は講談社が発行している「セオリー」という雑誌の取材を受けました。エコポイントの対象になっている家電(冷蔵庫、エアコン)について、とりとめもなく、あれこれとお話させていただきましたが、その中で私はこんな話をしました。

「省エネ性に優れたものがいいに決まっているけれど、たとえ表示された消費電力量が若干多くても、自分の暮らしや使い方にぴったり合った冷蔵庫を選ぶことができて、気に入って大切に長く使ったとしたら、それは立派なエコだと思います」

その時、質問されたのが「やっぱり高いもののほうが長く使えるものですか?」という一言。

一概には言えないと、そのあたりは勘弁していただきましたが、耐久性に優れた材質を使っていれば、長持ちはするでしょうが、使い方が乱暴だったり、負荷をかけすぎたりすれば自ずと寿命は短くなると思うし…。人によっては高機能なもののほうが壊れやすいのではという意見も聞かれます。

長く大切に使う…ということは廃棄を少なくすることにつながります。これはリデュース、リユース、リサイクルという、3R性能のうちのリデュース(廃棄物の抑制)のこと。再使用できる部品を使ったり、再資源化できる材質のものを使って製品づくりがされているかどうかということも、今後は家電の重要なポイントになってくると思います。

省エネは家計と直結するので、わかりやすいし製品選びのポイントになりやすいけれど、本当の“エコ家電"とは省エネだけじゃなくて、リデュース、リユース、リサイクルに配慮されたもののことなんですよね。

折しも昨日の新聞に経済産業省が家電の3Rの“見える化"に着手するとの記事がありました。どのような表示にしたらわかりやすいのかなど、顧客視点アドバイザーとしてお役に立てたらと考えています。
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2009年06月25日

佐川急便の“ハーフパンツ導入”に拍手!

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こんにちは。sallyです。
 
クールビズというと、「上着&ネクタイなし」とか「半袖のワイシャツ&ノーネクタイ」というようなビジネスマンのことを思い浮かべがちですが、佐川急便が7月1日から夏の制服に“ハーフパンツ”を導入するのだと聞いて、「なんて斬新!」と思いました。
 
「目的は熱中症予防」と聞いて、過酷な仕事なのだなと。そうですよね、車の運転をしているとき以外は、かんかん照りの下で、重い荷物を持ったまま、家の人が出てくるのを待ったり、トラックから荷物の上げ下ろしをしたりと、汗をかくことの多い仕事ですもの。足元が身軽になるのは働く方々にとってずいぶん楽なのではないでしょうか。
 
年配の方などは、長ズボンを選択することも可能なのだとか。このあたりも、「〜でなければだめ」というような強制的なものでなく、柔軟な対応でいいなあと思います。
 
あと1週間弱で7月。佐川急便の配達員さんの軽やかな制服姿が楽しみです。宅配業者の方々にはいつもお世話になっていますが、どうか暑さの中、熱中症などに気をつけて元気に仕事に励まれますよう、お祈りいたします。
 
 
 
 

2009年06月24日

エコポイントで注目されるエアコン、その特徴と選び方は?

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こんにちは。sallyです。
 
いよいよ梅雨本番という感じでうっとうしい雨が続いていますね。昨日は気温も湿度も高くて、不快指数が上昇。除湿や冷房ができるエアコンの便利さ、快適さがあらためて実感されます。
 
ということで、日経トレンディネットの連載「違いがすぐわかる!家電コンシェルジュ」に、1か月ぶりに記事をアップしました。テーマはもちろん、エアコンです。
 
昨年秋から今年春にかけて発売された新製品の傾向と、その選び方、7メーカー10機種について、それぞれのエアコンの特徴についても紹介しています。時期的にみて、基本は冷房性能について触れていますが、別枠で暖房や除湿機能、自動清掃機能、ユニバーサルデザインなどについても説明しています。
 
それともう一つ。エアコンというのは、量販店に行ってみてもおわかりのように、他の家電以上に機種が多いんですよね。見た目がそんなに変わらないため、「同じメーカーなのに、値段が違う。どこが違うの?どれを選べばいいの?」と迷う人も多いと思います。その結果、「いいや、安いほうで」みたいなことに。
 
なので、ほんの3行程度の説明ではありますが、2010年の省エネ基準をクリアしたシリーズについても、個々の製品紹介の最後の部分でふれていますので、参考にしていただければと思います。
 
>>>日経トレンディネット「違いがすぐわかる!家電コンシェルジュ」
     【エコポイント開始】今年こそ買い換えたい「最新エアコン」の選び方
 
 
 

2009年06月21日

「4人世帯向けリビング用エアコン」どれを選ぶ?―「MONOQLO」8月号の選者の立場から

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こんにちは。sallyです。
 
一昨日発売された晋遊舎発行「MONOQLO」8月号では、『各ジャンルの専門家が本音で選ぶ!ベストバイ格付ランキング』の特集企画が組まれています。
 
その中で「エアコン」ジャンルの選者として、関わらせていただきました。前にも何回か述べたこのがありますが、人それぞれ、ライフスタイルや家族構成、好みなどに応じて家電は選ばれるべきなので、「ベストバイ」的なものはないと思っています。
 
ただ、今回は「4人世帯向けリビング用(10畳/2.8kw)」という限定された中で、省エネ基準達成率100%以上の24機種の中から選ぶ…というものだったので、少しでもお役に立てればと、うんうん唸りながら、熟考した上で、私にとっての1位〜10位を編集部に伝えました。
 
ちなみに今回のランキングの選出方法とは、業界に詳しい6人の選者が、それぞれおすすめの10製品を選出。1位が20ポイント、2位が15ポイント、3位が10ポイント、4位以下10位までは8〜2ポイントを付与。その合計点によって順位が決められています。
 
さて、今回1位なっているのは? そして10位以内に入っているのは?
 
ちなみに、私が選出したものについて、順位に多少変動はあったものの、ほぼすべて10位までの機種が一致していたので、よかったです。誌面には、おすすめのポイントとなる理由も紹介されているので、見開き2ページとしてはなかなか興味深く読み応えがあるのではと思います。
 
 
 
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暑中見舞いなどのハガキづくりにパワポが活躍!

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こんにちは。sallyです。
 
私はパソコンとか、ソフトのことには疎いのですが、私以上にデジタル系に弱い息子が「友だちに頼まれて、“かもめーる”に紫陽花の画像をプリントしてほしいって言われたんだけど」と何やら困っている様子。
 
フリー素材で紫陽花のイラストをダウンロードしたものの、ハガキの裏面にきれいにレイアウトしプリントすることに四苦八苦しているのだとのこと。「ワードでやろうとしても、画像が思ったところに貼りつかないし…」
 
年賀状作成ソフトのようなものがあれば簡単なのだけれど、息子のパソコンにそのソフトは入っておらず、私も3月にVAIO Type J に変えてから、ハガキ作成ソフトをダウンロードしないままでいるので、そこから始めるのでは面倒かなと。
 
そこで思い出したのは、一昨年秋に、マイクロソフト社が主催して行われた「パワーポイント」のイベントに招待されたときの話でした。「パワポは企画書作成とかオフィス用に使うものだと思われがちですが、ちょっとした案内状とかポスター、それから年賀状などの作成にも便利なんですよ」。
 
ということで、パワーポイントを立ち上げ、用紙をハガキに設定して、画像を取り込んで希望の位置に貼り付けたら、即、完了。…それが冒頭の画像です。
 
プリントするときに、どうしても余白ができてしまって、ハガキいっぱいにプリントできなかったのですが、パワポのほうの印刷オプションで「用紙に合わせて拡大・縮小」を選び、プリンタの設定で「フチなし全面印刷」を選んだら、うまくいきました。
 
パワポでは宛名印刷の機能はないけれど、裏面のレイアウト&デザインだけなら本当に手軽にできるので、おすすめです。梅雨が明けるころには暑中見舞いの季節ですね。年賀状は一般的だけれど、年末の忙しさにまぎれて、出し忘れたりとおりいっぺんのものになってしまうことも多いと思います。
 
季節の変わり目に、思いがけなく届く1枚のハガキ。きっとうれしく印象に残ることでしょう。私も、この半年の間にお世話になったたくさんの方に、お礼と近況報告を兼ねた季節のおたよりを出したいなあと思います。
 
 

2009年06月20日

「エコポイント お得な活用」読売新聞くらし面の取材記事

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こんにちは。sallyです。
 
先日、ご紹介した6月18日付「読売新聞」朝刊のくらし面の記事ですが、昨日、掲載紙が事務所に届いて、中を読むことができました(上の画像をクリックすると大きくなります)。“生活家電を中心に商品選びのアドバイスを行っている神原恭子さん”として紹介されています。思ったよりもボリュームのある記事で、私のコメントがずいぶんたくさん載っているので、ちょっとびっくりしました。
 
ちょうど、エコポイントの交換商品が発表されたばかり。なんとなく心騒いで、急いで買い物をしてしまいがちですが、記事でもコメントさせてもらっているように、来年3月までの購入分なら対象になるので、今すぐに必要としていないのなら、新製品が出るのを待ってから型落ち品をお得に買う…という手もあります。じっくり考えて、「買ってよかった!」と思える家電選びができるといいなと思います。
 
エコポイントの申請は、郵送で行う方法と、インターネットで申請する方法と2つありますが、「領収書」「保証書」「リサイクル券の控え(リサイクルした場合)」が必要になるのはいずれの場合も同じなので、きちんと受け取ってしっかり保管しておきたいですね。
 
なお、読売新聞の記事ですが、下記のYOMIURI ONLINEのサイトにも掲載されていますので、読売新聞を購読されていない方は、よろしかったら、サイトでご覧になってみてくださいね。
 
>>>読売新聞 「特集:賢く消費 エコポイント お得な活用」
 
 
 
 

2009年06月19日

冷蔵庫のエコって?―「兵庫県こども環境フォーラム」での発表から―

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こんにちは。sallyです。
 
先日もご紹介した「兵庫県こども環境フォーラム」では、家庭内で実践できるエコ活動を続けているという池本兄弟の発表があり、そのテーマは『冷蔵庫のエコ』。家庭内でエアコンについで消費電力量が多いといわれる冷蔵庫の使用方法を考えてみようという内容でした。
 
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子どもらしい手書きの図表ですが、とてもわかりやすく、心に響きます。
 
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池本くんの発表によると、冷蔵庫の1日に開閉回数は平均で冷蔵室が35回、冷凍室が8回、合計で43回になるのだとか(←野菜室にこだわる私としては、野菜室の開閉回数もどこかでデータをとってほしいところです)。
 
ドアの開閉回数をできるだけ少なくして「冷気を逃がさない」ことはもちろんですが、ドアを全開、半開にするかどうかによっても温度変化が違うので、ドアを大きく開けすぎないことも省エネのポイントになるというのが上のグラフです。
 
このあたり、フレンチタイプといわれる「観音開き」の冷蔵庫のほうが、ちょっとだけあけても、中が見えやすく、取り出しやすいといえるかもしれませんね。また、以前にもご紹介した日立の「下がって届くん棚」や、三菱の「置いたまま動くん棚」などは、食品の出し入れがしやすい=ドアを開けている時間が少なくなる=省エネ…という図式になり、“使いやすさの工夫が省エネにつながる”と思います。
 
冷蔵庫を選ぶ際には、年間消費電力量などにはあらわれない、こんな部分にも注意してみたいなとあらためて思いました。
 
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さらに池本くんの発表は続きます。冷蔵庫の温度変化を少なくするには「開けたら5秒以内に必ず閉めることが大切」だと。それには、次のポイントを押さえておきたいと言っています。
 
  • 冷蔵庫内のどこに何の食品をしまうか、場所を決めておく。
  • 開ける前に何を取り出すのかを決めておく。
  • 買いすぎ、買いもれを防ぐために、冷蔵庫に食品の一覧表を貼っておく。
 
冷蔵庫を開けて、中の食品を眺めながら今晩の献立を考えているようではだめだということですね(子どもに言われてしまうと、ちょっと耳が痛い感じです)。
 
冷えていれば安心ということで、1年中「強」設定にしている家もあるようですが、季節によって温度設定をまめに変えることも省エネにつながりますね。
 
これは冷蔵庫の例ですが、何をするにもちょっとした心がけでエコにつながるのだと池本くんは言っていました。
 
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家での実践や、今回の発表内容は、中1になるお兄ちゃんと一緒に考えたものだそうですが、この日は弟の達耶くんが発表してくれました。
 
子どもたちからの発信には重みがあり、気づかされる点が多いです。この発表の中にも、たんなる冷蔵庫の使い方の見直しだけでなく、「これからどんな冷蔵庫をつくっていったらいいのか」についてのヒントがあるように思いました。
 
 
 
posted by sally at 10:58| Comment(0) | TrackBack(1) | 冷蔵庫のこと

2009年06月18日

今朝の読売新聞「くらし」面に載っています

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こんにちは。sallyです。


今日、6月18日の「読売新聞」の朝刊「くらし」面に、先日取材を受けた際の私のコメントが掲載されています(上の写真はイメージです)。お得な買い物を考える『賢い消費』をテーマにした連載企画の中で、「エコポイントを活用した上手な家電購入とは?」ということについて扱っているとのこと。

 
実は、わが家では読売新聞を購読していないため、いまだ、その記事を読んでいないのですが、懇意にしている家電メーカーの方から、今朝「読みましたよ!」というメールをいただき、「さすが全国紙!」と感激しました。メールをくださったTさん、ありがとうございます。


記者の方が、私の事務所宛てに掲載紙を送ってくださるそうなので、中身を読んだら、またご紹介させていただきますね。たぶん、限られたスペースで一部のコメントのみ採用されていると思うので、私が述べたコメントの背景などもここでお話できればと思います。


読売新聞を購読されている方は、お昼休み(?)にでも、「くらし」面をチェックしてくだされば幸いです。

2009年06月16日

今日の青空を30年後の未来に残すために。

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こんにちは。sallyです。
 
先週の土曜日、兵庫県神戸市で開催された「第1回兵庫県こども環境フォーラム」に参加してきました。これは、昨年5月の「子ども環境サミットin KOBE2008」を受けて発足した『社団法人こども環境フォーラム』が、拠点となる兵庫県で第1回環境フォーラムを開いたもの。
 
子どもたちが実践しているエコ活動についての発表には説得力があり、未来を担っていく子どもたちからの発信に大人たちは耳を傾けて、一緒に歩んでいかなければならないのだとあらためて思いました。
 
その中でも心に残ったのは、代表理事である大森氏が最後の締めくくりの挨拶で「今はまだ、こんなに青い空が広がっていますが、20年先、30年先になったらどうだろう。本当にこの青い空のままなのだろうかと心配になります。だから、今すぐにでも、子どもたちと一緒に地球を守るためにできることを少しずつでもやっていかなければならないのだと思うのです」とおっしゃった言葉でした。
 
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この「第1回兵庫こども環境フォーラム」は、日頃は入ることのできない「兵庫県公館」の大会議室で行われました。
 
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大会議室の片隅には、このような「赤い地球」を表現した大きな模型が置かれてありました。これは、本来なら青い海が広がる地球、青い星である地球が、環境破壊によって「赤い地球」になってしまうかもしれないということを具現化したものだそうです。
 
先の「30年先にもこの青空が残っているだろうか」という大森氏の話と同様、胸をつかれるようなインパクトがありました。

 

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子どもたちの発表内容の中には、「冷蔵庫のエコ」など、家電にまつわる興味深い内容もあり、こちらも追って詳しくご紹介させていただこうと思います。

 
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当日は、神戸市在住のプロボクサー、長谷川穂積氏も駆けつけて、「毎日の積み重ねが結果につながるのはボクシングも環境問題も同じ」と、子どもたちに向けてエールを送ってくれました。
 

7月14日には防衛戦があるのだそうですね。ご健闘をお祈りしています。
 
 
 

posted by sally at 13:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 省エネとエコロジー

2009年06月13日

調光による省エネという考え方

こんにちは。sallyです。

今日はこれから神戸に出張です。梅雨入りしたとたんに晴れて暑さが増した関東地方ですが、神戸のお天気はどうでしょうか。

先日、港区立エコプラザで開催された「光論会」というセミナーに参加してきました。照明によるエコや省エネ、建築のことをサミット形式で討論していくというもので、とても白熱した興味深い内容でした。

明かりを落とした薄闇の中で行われたのですが、最初は暗く感じられたのに、次第にそれに慣れてくると、その穏やかな空間が心地よく感じられ、明るさは目を疲れさせるものだと再認識させられました。

「光論会」で何度も話題にあがったのが、これから撤廃されようとしている白熱電球のこと。省エネのために電球型蛍光灯が推奨されていますが、白熱電球やハロゲンランプのような“燃焼系"のあかりは演色性が高い(つまり太陽の下で物を見るのと同じように見える)ので、心に感じる快適性や温かみのようなものがあるのですよね。

省エネの目の敵にされている白熱電球も過ごす時間帯や空間に応じて、調光することで、電気量の節約にもなるし、ランプの寿命も延びるということに、もっとみんなが気づいてもいいのではと思いました。

 
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【2009.6.15追記】 
 
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以前にもご紹介したことがありますが、白熱ランプ以外で、調光ができるものとしてハロゲンランプがあります。このハロゲンランプの省エネタイプのものが、昨年秋に三菱電機オスラムから「ハロゲン・エナジーセイバー」という商品名で発売されていて人気が高いそうです。

 
消費電力量が25%OFF、寿命が白熱電球の2倍で、調光機能付きの照明器具にも対応しています。この“調光”ということを加味すれば、時間帯やシーンに応じて明るさを落として使うことで、表示されている電力量よりも少なくてすみますし、ランプそのものの寿命(=つまりは取り替える頻度)も延びます。
 
また、ちょうど「光論会」が開催された日に、シャープからLEDランプの新製品の発表がありました。通常タイプなら価格がかなり安くなっており、調光ができるタイプのものも同時発売とのこと。
 
新たな「あかり」の時代が訪れようとしているのかもしれませんね。
 


 

2009年06月12日

定額給付金でデジカメを買った老夫婦の話。

こんにちは。sallyです。

昨日か一昨日だったか、新聞の投稿欄に「棚からぼた餅」というタイトルを見つけて、本文に目をやると『定額給付金』やら『薄型テレビ』という文字が飛び込んできて、思わず真剣に読み進めました。

投稿したのは72歳の男性のようです。その内容はというと…

夫婦二人分で4万円ほどの定額給付金をもらったので、何を買おうかと考えた。本音を言えば、少し大きめの薄型テレビというやつが欲しいのだが4万円では足りない。そこではたと思いついたのが、デジカメ。旅好きの二人なので、これまで行く先々でコンパクトカメラで写真を撮ってきたが、デジカメならさぞやきれいにたくさんの枚数が撮れるはず。

…そう考えて、定額給付金でデジカメとカードを購入したのだそう。その方が言うには「テレビには足りないが、デジカメなら4万円出せば最高級のデジカメと1000枚の写真が保存できるカードが買えた。なんと動画も1時間」。


唯一の心配ごとだった『取扱説明書を読みこなせるだろうか』ということも、家電店の店員さんの「ボタンを押すだけで撮れますよ」の一言で、背中を押されたのだと。

旅先の宿で、昼間撮った写真を奥さんと眺める楽しみが増えた…という一文で締めくくられていました。

定額給付金によって得られた思いがけない楽しみ―それを「棚からぼた餅」だと表現したのですね!

通帳のコピーが大変な人もいる…ということなど、何回か話題にしてきた定額給付金ですが、今回のデジカメの話は「なんて素敵な使われ方だろう」と読んでいる私までうれしくなってしまいました。

今はデジカメの価格も下がってきているので、4万円出せば最新機種が買えたことでしょう。私はいつもなら、フルスペックのものでなくとも十分!と言ってしまうところですが、今回ばかりは、「デジカメを買ったんだよ。それも最高級のやつをね。どうだい、かっこいいだろう?しかもこんなにきれいに撮れる!」と自慢気に話しているおじいさんの顔が浮かぶようで、よかったですねという気持ちでいっぱいです。

あなたの家では定額給付金で何を買いますか?

顧客視点のマーケティング

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こんにちは。sallyです。
 
私は「顧客視点アドバイザー」という肩書きで仕事をしていますが、「作り手の思いを生活者に、生活者の願いを企業に伝える」…つまり、生活者と企業のコミュニケーションの橋渡しをしようと、自ら命名した肩書きのため、取材を受けるたびに、「神原さんのことをどうやって紹介したらいいでしょうね」とたずねられます。
 
そんな折、コーチ&コンサルタントをしている高橋澄子さん(株式会社MOMO代表)が、私のことを「顧客視点のマーケティングの担い手」として、紹介してくださっていることを知りました。
 

現在注力されているテーマの1つが「家電」です。TVや雑誌では、生活者に向けて家電に関する情報発信・アドバイスを、家電メーカーに対しては、商品開発の具体的なアドバイスを続けておられます。

顧客視点アドバイザーとしての神原さんの強みは

  • ベテラン主婦の生活者の確かな目
  • プロ・インタビューアーの相手の話をきく技術
  • プロ・ライターの相手に分かりやすく語り伝える技術
  • 旺盛な好奇心と豊かな発想力
  • 商品やサービスを良くしていきたいと願う熱い思い
だと思います。

〜中略〜

一方、今では神原さんのアドバイスを、大手の家電メーカーが真剣に求めにきています。というのは、
●家電市場が成熟し、いよいよ他社との差別化が難しくなってきた。そこで、真剣に生活者の声をきく必然性が高まってきた。
●生活者のインタビューやアンケート調査は以前から盛んにやっている。でも、商品に翻訳して理解する機能が十分でないため、活用しきれていない
…という悩みを持っているからだと考えられます。

神原さんのように、

熟練生活者としての厳しい目を持ちながら、同時にその意見を開発者に分かりやすく伝え、開発者の反論や意見をきちんと聴いて理解し、熱いディスカッションの中で、さらに良くなるためのアイディアをどんどん発想する役割があって初めて、生活者と企業の技術者をスムーズにつなぐことができるのだと感じます。
 
などなど、ありがたいお言葉が並んでいます。その後も、客観的に私の仕事の内容を見て、紹介してくださっていて、本当にうれしく思います。高橋さんは日本能率協会コンサルティング(JMAC)で、長くコンサルタント業務をされ、独立された方です。
 

「顧客視点アドバイザーとは、どんな仕事なのか」を私が説明するよりも、端的に表現してくださっているので、ぜひお読みいただければと思います。高橋さん、ありがとうございます!

 

「顧客視点アドバイザーとは―企業と生活者をつなぐ担い手のコミュニケーションの力」 

posted by sally at 10:41| Comment(0) | TrackBack(0) | ご挨拶&自己紹介

2009年06月10日

エコポイントがつくのは大型家電量販店だけ!?

こんにちは。sallyです。
 
今日は、「エコポイント」のことで、読売新聞の記者の方に取材を受けました。生活・家庭欄に記事として載るのは来週の半ばあたりだとか。読売新聞を購読されている方は、チェックしていただければと思います。
 
さて、そのエコポイント。地デジ対応のテレビや、省エネ性の高いエアコン、冷蔵庫が対象になっていることについては、以前、ここでもご紹介したとおりですが、まだまだ政府が発行する「エコポイント」の制度のことを知らない人も多いのだそうですね。
 
「エコポイント」という名称を知っている(聞いたことがある)人でも、家電量販店が独自でつけているポイント制度と混同している人が多くて、いわゆる“街の電器店”ではエコポイントがつかないと思っている人がいるのだとか。正しい情報を、すべての人に伝えるのは難しいことなのですね。
 
 
エコポイント対象の家電については、その場でポイント分を値引きして、家電店が後からまとめて政府に請求するような仕組みならもう少しわかりやすいのかもしれませんが、「エコポイント」分を次の消費につなげたいという思いもあるので、領収書や保証書を保管しておいて後から発行してもらう仕組みにするしかないのでしょうね。
 
いずれにしても、来年の3月まではこの制度が適用されるわけなので、慌てて買い物をする必要はないし、これが、省エネ性の高い「エアコン」や「冷蔵庫」に着目するきっかけになれば…と私は思っています。
 
 
 
 
posted by sally at 17:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 省エネとエコロジー

2009年06月08日

「思考の整理学」―昨年、東大・京大生に一番読まれた本

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こんにちは。sallyです。
生活家電の話題を中心にお届けしている「Sallyの家電研究室」ではあるのですが、本好きの私、どうしても読んだ本についてもぜひ、多くの人にお伝えしたいと思い、新たに「読んだ本のこと」というカテゴリーを加えました。家電に興味があるけれど、本を読むのも好き…という方や、本が好きなのでここを訪れてみたら、家電のことも書いてあったのでついでに読んで見たら参考になった…という方のお役に立てればと思います。
 
 
 第1弾は、読了したばかりの思考の整理学 (ちくま文庫) (外山滋比古著)。1986年に文庫になってから、すでに51回も版を重ねている超ロングセラーです。
 
書店で「2008年に東大・京大で一番読まれた本。もっと若い時に読んでいれば…」というPOPがついていたのに惹かれて手に取ったのですが、難しい題名とは裏腹に、とにかく読みやすく、「なるほど!」と腑に落ちることばかりが書いてあって、出会えたことに感謝したくなる本でした。
 
「学校とは飛行機でなく、グライダーを育てるところ。飛行機とグライダーは似ているが、悲しいことに自力では飛ぶことができない」…先生からみた優等生とは優秀なグライダー。受動的で自分で考える能力に欠けているという話には、もっともだと思いました。
 
そのほか、最近、着目されている「朝時間」についても書かれているのですが、外山先生いわく「朝ごはんを食べるまでの時間はすべて“朝飯前”といえる。早起きができなくとも、朝ごはんを食べずにすっきりした頭のままに思考を働かせ、仕事を片付けるなどすれば、どんどん捗る。それで、朝・昼兼用の食事をとればいいのだ」と。つまり、ブランチのことですね。
 
これは、朝の苦手な私には愁眉を開かせる、グッドアイデアだと思いました。朝ごはんをしっかり食べてこそ、1日がんばれる、脳の働きもよくなる…という考え方もあるかと思いますが、まあ、人それぞれなので。
 
外山先生の持論はさらにおもしろくて、「可能ならば、そこで(ブランチ後)ひと眠りして、すっきりした頭で起きて再び、仕事に励めば、「朝が2度来たのと同じこと。脳にそう思わせればいいのだ」。
 
なんて、柔軟な考え方なのでしょう! たとえそれが実行できなくとも、なんだか楽しい気分になるではありませんか。
 
ほかにも、ノートや手帳の使い方や、「気心が知れていて、なるべく縁の薄いことをしている人が集まって現実離れした話をすると触媒作用による発見が期待できる。セレンディピティの着想も可能になる」という話など、何度も繰り返し読みたくなる内容が満載です。
 
1983年に発行され、文庫化されたのが1986年。すでに20年以上経っているというのに、これっぽっちの古さを感じさせず、心にすっと入ってくるなんて。堅苦しい本はごめんだと言わずに、学生さんはもちろん、どんな年齢の人にも手にとってもらいたいなあという1冊です。
 
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“森ガール”におすすめのデジカメ

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こんにちは。sallyです。
 
以前、キヤノンのデジカメ、パワーショットE1は、オリーブ世代の女性たちにぴったりと紹介したことがありますが、今は雑誌「オリーブ」も休刊してしまい、オリーブ少女という言い方もすでに懐かしい響きになってきてしまいました。
 
ところが、このオリーブ少女の流れをくむ“森ガール”たちが、いつのまにか登場していたのですね。日経MJによれば「流されず、自分の好みを大切にする。古いものや手作りのものに魅力を感じ、雑貨屋めぐりやカフェでまったりするのが大好き」とのこと。しかも、「休日にはカメラ片手に散歩」をするのが好きなのだそう。
 
やっぱり、キヤノンパワーショットE1なら、森ガールたちに気に入ってもらえそうです。カッチリと真四角なでスリムさをアピールしたものや、EXYのようなスタイリッシュなものが多い中で、やわらかな丸みのあるフォルムと、砂糖菓子のような甘い、ピンク、ブルー、バニラホワイトのやさしいカラー。
 
ちょっとキッチュな感じが森ガールが愛する雑貨屋さんにもしっくりなじんで、置いておいても違和感のないデジカメなのではないかなあと思います。
 
家電量販店やカメラ店ではなく、木のぬくもりを感じさせる雑貨屋さんでぜひ売ってほしいE1。販路の問題があるのかもしれませんが、キヤノンの方、ぜひ試してごらんになりませんか?
 
 
 
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2009年06月07日

冷蔵庫選びで一番大切なこと。

 
こんにちは。sallyです。
 
今日は関東地方もよく晴れて、夏日の暑さでしたね。たまっていた洗濯物がカラりと乾いてよかったです。
 
6月入って、家電に関する取材依頼がさらに増えてきて、エコポイントの実施や夏のボーナス商戦に向けて、さまざまな媒体が家電に注目しているのだなあと実感する毎日です。昨日も某テレビ局のディレクターさんと打ち合わせをすること4時間弱。企画の段階から協力してほしいということで、ずいぶんたくさんのことを話しました。
 
エコポイントの対象でもある冷蔵庫についても、「このメーカーさんのこの機能は、こんな家庭向け」とか、「この機能がうれしいのは、こんな主婦でしょうね」などと盛り上がったのですが、最後になってそのディレクターさんがつぶやいたのが、「ところで冷蔵庫を買いに行く際に、一番のポイントってなんでしょうね? 結局のところ年間の消費電力量、つまり電気代がかからないなどうかなんですか?」
 
うーん、年間の消費電力量なんて使い方によってまったく違ってきてしまうし、あくまで目安です。今後、10年近く使うものなのだから、毎日不満がなく、「これにしてよかった!」「ここが便利!」と納得して使いたいなと思います。
 
でもね、一番大切なことは、もっと基本的なことだと気付きました。
 
それは、「キッチンのスペースに収まるかどうか」ということ。どんなに便利な機能がついていて、色が気に入っていて、省エネな冷蔵庫でも、わが家のキッチンに入らないのではどうしようもないですもの。
 
高さはそんなに神経質にならなくてもいいかもしれないけれど(でも、背の低い方だったら、あまり高すぎるのは使いづらいですけれど)、幅と奥行きは買いに行く前にしっかり測ってから行きましょう。
 
前にも紹介したように、作家の角田光代さんのエッセイにも、「悩みぬいてエイヤッと買った冷蔵庫が、家に搬入する際に入らなくて返品になった」という話が出てきたくらい、初歩的なことのようで忘れがちなのが、置き場所の大きさの確認ですから。
 
 
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2009年06月03日

太陽光発電で海水を飲み水に変える車!

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こんにちは。sallyです。
 
今日は横浜の山下公園で開催された「移動型海水飲料システム」の実演と、水問題に関する講演会に参加してきました。NHKをはじめとする取材チームも来ていたので、ニュースでご覧になった方もいるかもしれませんね。
 
上の車が、高度な水処理システムを積んだ“水の車”です。不思議な形をしているのは、屋根にソーラーパネルをつけ、太陽光発電による動力によって、海水を浄化するシステムだから。わずかながら、風力も利用していて、災害地や世界各地の水不足に悩む国々など、電力供給が得られないところでも、車で移動して水を浄化できるシステムになっています。
 
実演では海水を飲み水に変えることをしていましたが、もちろん、湖水や川の水でもOK。現在、バングラディッシュで問題になっているヒ素の混じった水も浄化できるとのこと(井戸を50メートル以上深く掘らないと、ヒ素の混ざった水が出てきてしまうのだそうですね)。
 
なるべくコストがかからず、発展途上国などでも使いこなせるような水浄化システムを作り出したことも素晴らしいなあと思いますが、何より、その動力を太陽光発電や風力発電で使えるようにしたことに感激しました。
 
でも、これって、ずいぶん難しいことだったそうです。水の浄化にはパワーのあるポンプが必要だけれど、それをいかに少ない電力で動くようにするか(つまり高効率ということですね)…。家電しかり、こうした大がかりな装置しかり。なるべく地球に負担をかけずに、自然の力を利用して、みんなの暮らしを支えていく。
 
たくさんの人の知恵と技術と理解と協力がこれからもますます必要になっていくのですね。
 
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山下公園からセミナー会場まで歩いている途中にパチリと写しました。曇っていたわりにはきれいに撮れました♪  (パワーショットのらくらくモードに感謝!)
 
 
 
posted by sally at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 省エネとエコロジー