2009年08月23日

NHK「トップランナー」の言葉

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NHK「トップランナー」の言葉―仕事が面白くなる! (知的生きかた文庫―BUSINESS (え13-1))
 
こんにちは。sallyです。
 
昨日、LEDブックライトのことをお話したので、久しぶりに読んだ本のことをご紹介しましょう。昨年の秋に購入して以来、繰り返し手にとっているのが、NHK『トップランナー』制作班によるNHK「トップランナー」の言葉という本。
 
1997年の番組開始以来、400組以上のゲストを迎えているそうですが、その中から28人のメッセージを選んで載せています。
 
作家、フォトグラファー、イラストレーター、構成作家など多彩な活動をしているアーティストのリリー・フランキー氏は、
 「どんな仕事でも『得意です!』と答えて、受けてから勉強するようにしていました。〜中略〜その道のプロの人たちはボクのことをプロだと思っていないし、ボクもそうなりたいとは思っていない。でも、ボクみたいに“ニセ者”じゃないとできないこともあると思うんですよ。それはプロの人たちがつくったシステムを変えていくこと。だから、自分がやったことで、そういうシステムを変えられればいいかなとか思いますけどね」
 と言っていますが、私自身もフリーランス・ライター時代には、決して得意分野とは言えない取材の仕事でも「やってみせますとも!」という気概を見せて、それを引き受け、それがきっかけで得意分野となったことが多々あります。それに、プロの人たちがつくったシステムを変えていく…という部分もとても共感できるんですよね。現在の仕事も、家電を中心とはしているものの、“顧客視点”という見方で物事を見ていくと、どんな分野であっても「このよさをこういうふうに伝えたらいいのに」と思うことや、「それではそれを必要としている人に伝わらない、それではもったいない」と思うことが多々あって、いつのまにか家電以外の仕事が、あれやこれやと舞い込んで、だけど、それもすべて世の中の人たちのお役にたてることのはず…と思ってがんばっています。
 
直木賞作家の石田衣良氏の
「自分で限界を決めてしまわないことです。限界を超えたところで頑張っていると、それが普通になってさらに遠い限界に行ける。無理をすることです。自分なんてそんなにたいしたものではないのだから、大事にしなくていいんです。輝くためには自分の火を燃やさなければならない。そのためには、自分の中にあるものを削らなければなりません。それを恐れてはならない」
という言葉も深く心に残っています。というより、何度も読み返しては、まだまだ甘いぞ!と自分自身を鼓舞しているわけなんですが。シンガーソングライターのスガシカオ氏の
 「休もうかと思うときもありますが、人間は、生き急げるときは生き急いだほうが絶対いいと思うんです」
という言葉も好きです。ただし、この後「だって、そのうち歳をとり、生き急げなくなる時が必ずやってくるのですから」と続くんですけどね。すでに私自身は生き急げなくなっている感もありますが、それでも石田氏のいうように自分を削りながら自分の火を燃やす…という生き方、仕事の仕方には共感できます。
 
以上の3人は、たまたま私が特に心に残ったメッセージ(わりと過激かも)ですが、さまざまな職業の人たちからのメッセージの中には、きっと心に響くものがあるのではと思います。
 
 
posted by sally at 11:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 読んだ本のこと