Sallyの家電アトリエ

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
あれやこれやと多方面に急がしく、こちらの更新がすっかり滞っておりました。久しぶりの今日の記事ではちょっと珍しいものをご紹介しようと思います。
 
それは、お湯の温度や、時間の経過によってシャワーのお湯の色をカラフルに映し出す、LEDシャワーヘッド。
 
「LEDだからエコ？」―いいえそうじゃなくて、水流の力で発電するので電池などは必要ないんです。しかも内蔵フィルターによって水圧を高めているために水道代も節約できるという優れモノ。ね？エコでしょう？
 
製品寿命は40000時間で、1日2時間使用したとして約54年使用できるという点にもびっくりです。
 

 
それにね、温度によって色が変わるタイプのものは、上のようにカラーによって温度帯がわかるので「赤」だと熱すぎるかも…とか、まだ青だから熱くなるまでちょっと待ちましょうなど、目で見て判断できるのも便利です。特に高齢者の方や、子どもにはわかりやすくていいですよね。
 

 
実際のシャワーヘッドの様子はこんなシンプルデザイン。アダプターがついていて、ほとんどのメーカーのシャワーヘッドに対応しているようです。
 
で、これを作っているのは、岐阜県にあるスギハラエンジニアリングスさんという会社（http://www.sugihara-engs.com/）だそうで、環境を考えながら、本当に喜ばれるものづくりをしているとのこと。ぜひ、一度お話をうかがってみたいところです。
 
でも、どこで買えるの？と気になった方は、どうやら東急ハンズで販売中のもようです。そのほか、私が先日、マーケティングセミナーで実際にお会いしたこともある、高木芳紀さんがバイヤーをしている「つばめやＷｅｂ支店」（http://tsubameya.biz/?pid=19909563）でも販売をしているそうです。
 
今回、ブログやツイッターを通じて、この商品のことを知り、「へー！」と感心してしまい、思わずご紹介したくなりました。
 
 
 
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
本体への記憶容量が大幅にアップしたりと、ますます性能もアップして私たちの生活に浸透してきた感のあるデジタルフォトフレーム。プリントアウトするよりも、液晶パネルで見たほうがきれいな画像に見えるという利点もあり、プレゼント品としても人気のようです。
 
そんなデジタルフォトフレームですが、レストランなどでおすすめメニューをスライドショーで見せたり、パーティの様子を流したりという使い方も以前、ここでご紹介しました。
 
今日、ご紹介したいのは、パネル展示の代わりに、デジタルフォトフレームのスライドショーを利用する方法。実は、先日、私が東京支部代表として活動をお手伝いしている「公益社団法人こども環境フォーラム」のイベントが神戸でありました。年に1回行われる「環境大使報告会」だったのですが、ここで昨年1年間の活動の様子を皆さんにお知らせするために、会場の脇に上の写真のようなコーナーを設け、デジタルフォトフレームで様々なイベントや活動の写真を見ていただきました。
 
本来なら、めぼしい写真を選んでパネルにするところなのですが、準備期間が足りなかったのと、費用削減ということもあって、急きょこの方法で対処しました。
 
画面がそんなに大きくないものを使用したため、画像が小さくなってしまいましたが、次々と映し出される写真を多くの方に見ていただけてよかったと思います。
 
パソコンでスライドショーにするというやり方もあるかもしれませんが、デジタルフォトフレームなら本当に手軽にこうした展示ができるので便利です。パネルにできなかった画像をデジタルフォトフレームで見てもらう…といった方法もありますね。活動報告に限らず、写真の展示の1つの方法として、使ってみてはと思いました。
 
 
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
先週、三洋電機さんの2010春夏新製品内覧会に行ってきました。写真撮影は基本的にNGだったのですが、どうしても気になった製品については、広報の方の承諾をもらって、撮影させていただきました。
 
その中で、まずお知らせしたいのが、昨年3月にアラサ―・アラフォーのシングル女性向けに発売されたおしゃれな冷凍冷蔵庫「＆smart」の新製品のこと（昨年の製品については、http://kaden.k-sally.jp/article/27233015.html　をどうぞ）。
 
高さ161センチと圧迫感のない高さ(女性の身長と同じくらい）で、凹凸のないすっきりとしたデザイン、2ドアで下段は引き出し式の容量100Lの冷凍室になっているのは、前のものと同じですが、要望の多かった「自動製氷機」がついた点が進化しています。
 

 
ほらね、冷凍室が3段の引き出し式になっているのでとても整理しやすく、容量もたっぷり。食パンも1斤そのまま入ってしまうのがうれしいです。
 
卵は、ケースを冷蔵室の棚に置くほか、ケースをそのままドアポケットにセットする方法も。でも、ドアポケットに入れるより、冷蔵室の棚の置いたほうが長持ちするんだとか。ドアポケットだと開閉のたびに振動するので卵にあまりよくないのだと、初めて知りました。（それで、最近、卵ケースの位置が、チルドルームの横だったりするわけですね）
 

 
さて、今回、自動製氷機がついて便利になったということですが、実は三洋電機の冷蔵庫には他社にはない目玉機能がついているのでした。
 
それは、「水の通り道をすべてはずして、洗える」ということ。その名も「はずして洗お」というこの機能は、すでに三洋電機の冷凍冷蔵庫に採用されてから5年になるとのことですが、なかなか伝えきれていなくて、店頭でもあまり説明されていないし、知らない人が多い機能だとのこと。
 

 
下の扉の冷凍室の最上段の引き出しを開けるとこんなふうに、アイスボックスがあり、ここに自動製氷された氷が保存される仕組みになっています。
 

 
で、製氷用の水のタンクはどこにあるかというと、冷蔵室内の野菜室の下、チルドルームの隣です。
 
つまり、真下にアイスボックスがあるので、水の経路もわずか3センチ程度。これももちろん取り出して洗えます。
 

 
これが、アイスボックスの上（冷凍室の最上段の上の部分）にセットされた「製氷皿」が内蔵された部分。こんなふうに引き出してはずした後、中の製氷皿を取り出して丸洗いすることができます。
 
そんなに頻繁に洗う必要はないけれど、年に1回程度でも取り出して製氷皿を洗うことで、カルキがたまって石灰化してしまう…ということを防げます。「あれ？最近氷の大きさが小さくなったような・・・」と想ったら、それは製氷皿にカルキや汚れがたまってしまっているからかもしれません。
 
実は、こうした製氷機能の不具合を感じるのは、何年も経ってからのことなんですよね。つまり、購入当初にはそんなに利点を感じないかもしれませんが、年月を経てみて初めてわかる「いいところ」があるというのも、ものづくりの姿勢として大切なことなのではないかなあと思います。
 
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さて、今回の2代目の「＆smart」ですが、カラーがリニューアルされて、ダークウッドとプレミアムホワイトの２色になっています。
 
ダークウッドは限りなくブラックに近い深い色合いで、近づいてみると横縞の木目がデザインされていて、なかなかおしゃれな感じ。これまで木目調というと縦縞のものが主流だったのそうですが、ここにきて横縞にシフトしているのだとか。担当者の方が「横縞、おしゃれでしょ」と自信をもっておっしゃっていました。
 
一人暮らしを始める際に購入した冷蔵庫が小さすぎて、使い勝手にもデザインにも不満を持っている人がいたら、「＆smart」どうでしょう？　ちなみに2010年省エネ基準達成率は113％でエコポイントの対象商品になっています。
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
先日、パナソニック電工のLED照明の記者発表会に出席するために久しぶりに汐留の本社ビルに行ってきました。ここにはショールームもあるので今度あらためて来たいなあと思いつつ、帰りがけに洗面所をお借りしたところ、３つのうち１つの扉にこんな表示が…。
 
全自動おそうじトイレ「アラウーノ」、せっかくだからぜひ使わせていただこうと、扉を開けて思わずデジカメでパチリ。
 

 
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、泡があるのが見えるでしょうか？　これは「激落ちバブル」といって、2種類の泡洗浄で1回1回隅々までお掃除してくれるというもの。しかも、水を流す際には外側から渦を巻くように水が流れるので、おそうじするのを忘れてしまうくらい、自動できれいになるのだとのこと。
 
普段は排水路が上を向いていて、便器ボール内に水を貯めているのが、洗浄時になると排水路が下向きに回転して便器内の尿や便を排出する「ターントラップ方式」を採用しているために、1回あたりの水の使用量は、「大」で約5.7L、「小」で約4.0Lとさらに節水になり、20年前のトイレと比べて年間13200円も水道代が節約できるのだとか。
 
昔は「小」でも13Lもの水を使っていたというのですから、ものすごい水の使用量ですね。「水洗トイレ」ってぜいたくだったんだなと思います。
 
そのほかにもパナソニックならではの「エコナビ」機能がいろいろ。
 

• 人センサーでトイレに入るとすぐに便座の温めを開始。
• 室温センサーで温風乾燥の温度を自動で調節。
• 着座センサーで大・小を判断して自動洗浄。

 
ちなみに、大と小をどうして判断できるのかと思ったら、座っている時間が50秒以内だと「小」で、それ以上だと「大」と判断するんですって。
 
それと、さきほどの写真を見て、気付いた方もいると思いますが、便器の中と、足元が黄色く光っていますよね？　これは入室すると自動でLED照明がつくようになっていて、トイレの主照明をつけなくても大丈夫になっています。
 
えー、それって電気代節約のため？　暗くてなんだかいやだなあ…そんなふうに思うかもしれませんね。
 
でもね。これはそうじゃないんですよ。普段はちゃんとトイレの明かりをつけて入るのが正解だと思いますが、夜中に起きてトイレに行ったとき、照明が明るすぎると、再び眠りにつきにくくなることもあるからなんです。年を重ねると夜中に1回、2回とトイレに行くことが増えてくるものですが、そうした際にも、スムーズに眠りの続きに戻れるように配慮されているなんて、素晴らしいなと思いました。
 
たかがトイレ？　いいえ、大事なトイレですもの、少しでも快適でしかも環境に配慮したものであったらいいですね。
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
先日、キャンペーンに当選したんですよ…とお知らせした、三洋電機のエネループソーラーライトが早々届きました。これは三洋電機独自の高効率の「HIT太陽電池」が片面に搭載されていて、自然の光で充電して、LEDライトとして非常時などに使用できたり、USB出力によって携帯電話はiPhoneなどの充電に使えるという優れモノ。
 

 
リビングの窓際の棚に置いて、さっそく充電してみました。しっかり太陽光に当てる必要があるので、ソーラー充電をする際には、置き場所を移動させるなどの工夫が必要なようですが、幸いわが家のリビングはとても日当たりがよいので、お天気さえよければ、放っておいて大丈夫のようです。
 

 
夜になってから、どんふうに灯りが点くのか試してみました。これは側面のビームライト。かなり照度が高いです。
 

 
これは、太陽電池と反対側のパネルライト。3段階の明るさがあるのですが、マックスにするとこんなふう。
 

 
こちらは、中くらいの明るさ。点灯しているライトの数が減っているのがわかります。
 

 
一番、弱い光にしたときは、真ん中の１つだけが灯ります。フル充電時で、この１灯時の場合、35時間ももつというのですから、非常時にうれしいです。キャンプなどでも役立ちそうですね。
 
このほか、携帯電話の充電もできるというので、愛用のiPhoneで試してみました。
 

 
USB出力が可能というのは、非常時に本当に便利だと思います。
 
ということで、今日も、日当たりのよい窓際に太陽電池を上向きにして置いてきました。屋外でも使えるように、生活防水もしてあります。
 
 
 
 
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
今年は花粉の飛散量が少ないと言われていましたが、それでも3月に入って花粉症で困っている人の話をよく聞くようになりました。生活空間から花粉を少しでもなくすために、空気清浄機やクリーナーなどを駆使している人が多いと思いますが、それでも、夜間に花粉症の症状で眠れにくかったりすることがあったら、ヤーマンから販売されている「レイコップ」というUVランプ内蔵クリーナーを使用してみてはどうでしょう。
 
実はヤーマン本社に別件で取材に行った際に、この製品が置いてあるのに気付き、「これはどういう製品なのですか？」と質問したところ、寝具やソファに潜むダニなどのアレル物質を、UVランプで除菌した後で吸込んで除去するクリーナーとのこと。
 
でも、知らない人、きっと多いですよね？　…ということで、実際にお借りして使ってみることにしたのでした。
 
レイコップの仕組みを図解するとこんな具合なのですが、ちょっとわかりにくいでしょうか？
 

 
1分間に最大3600回という振動を起こして、布団や衣類、ソファなどに潜んだダニや花粉などのアレル物質をたたき出して、内蔵されたUV（紫外線）ランプで除菌をし、吸引クリーナーで除去。標準フィルターとHEPAマイクロフィルターの2段階のフィルターを経た後、きれいな空気が排気される仕組みになっています。
 

 
実際に使ってみると、振動＆吸引の様子が腕に伝わってきますが、支える手が震えてしまうほどの衝撃ではありません。ひたすら細かく振動している感じです。
 
吸込み口には「吸着防止装置」がついているので、布団のカバーを吸い込んでしまったり、なかなか進まないということはありません。
 

 
UVランプは、わずか2秒で99.9％除菌するとのことなので、そんなに長い時間、1か所に当てておく必要はないようです。
 
それではひっくり返して見てみましょう（※UVランプが掃除対象物から離れると自動的にランプが消灯する安全機能がついています）。
 

 
真ん中にガラスの筒状のものが見えますね。あれが除菌力を発揮するUVランプ。これは、わが家で愛用中の富士通ゼネラルの脱臭機（空気清浄機）、「PLAZION（プラズィオン）」にも内蔵されていて、除菌と脱臭に大きな力を発揮しています。
 
・・・実はプラズィオンを使っているため、UVランプについてその威力をよく知っていたこともあり、この「レイコップ」はきっといいに違いないと思ったわけなんですけれどね。
 

 
試しに、息子の掛け布団で実験してみると、片面だけでもこれだけの微細なゴミが集まりました。通常のクリーナーにも「布団用ブラシ」付きのものがあったりしますが、「レイコップ」のよさは、やっぱり除菌がしっかりできることだと思います。
 
それと、モードが3つあって、次のように使い分けることができます。
 

• モード１：　除菌モード　・・・UVランプでの除菌のみ＜靴の除菌・脱臭、まな板の除菌＞
• モード2：　除菌＋クリーナーモード・・・除菌した後でハウスダストなどを吸込みます＜コートなどの衣類やシーツ＞
• モード3：　除菌＋クリーナー＋振動モード　・・・ハウスダストや花粉をたたき出して除菌し、吸い込む＜布団や枕、ぬいぐるみ、カーペットなど＞

 
太陽に布団を干しても、アレル物質そのものは3.8％程度しか減少しないのだそうですね。「お日様に干して殺菌する」というのは実はあまり効果がないというのはびっくりです。お日様のにおいの布団で寝るのは本当に幸せだけれど、たとえばぜんそく気味だったり、花粉症だったりということであれば、その後でレイコップで除菌＆除去をすれば安心ですね。
 
それに、帰宅後はモード２を使って、コートなどに付着した花粉を除菌＆除去するようにすれば、家の中のアレル物質除去に役立ちそうです。
 

 
1日中、履きっぱなしの革靴の除菌もしてみました。「PLAZION」の上にいつも吊るしていますが、こうやって使えるのは便利かも。
 
実は私自身は花粉症を発症していないために、レイコップを使ったから、花粉症が楽になりました…という実証はできないのですが、花粉症ぎみの次男が、外に布団を干した後でレイコップを使ってみたら、快適に寝られた…とのこと。
 
花粉やハウスダストは、肌への刺激にもなり、不調の原因にもなるといいます。花粉症にかぎらず安眠のために清潔な布団や枕で眠ることは大切ですよね。ぜんそくなどで困っている方のお役に立てるのではと思います。
 
ちなみに、このレイコップは希望小売価格が29800円。2.4キロの重さがあるので片手で使うのは女性にはちょっと重い感じもします。それと、たまったゴミを捨てる際には、マスクをしたほうがいいかなと。
 
「英国アレルギー協会認定」「フランス2008年消費者選定優秀商品」など、海外ではすでに評価を得ている家電のようですが、日本人向けには使い勝手など改善をお願いしたい点もありますが、「こうした製品を待っていた！」という方も多いのではないでしょうか。
 
家電量販店のハンドクリーナー売り場の隅などにひっそりと置かれていますので、気になるかたは店頭でご覧になってみてはと思います。 
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
4月1日に、ティファールからバゲット（棒状のフランスパン）が焼ける、ホームベーカリーが発売されます。パン好きの方や、ホームベーカリーユーザーの方の間では、すでにご存じの方も多いかもしれませんね。先日、この新製品の「ホーム＆バゲット」の発表会＆体験会があり、参加してきました（すでにアイロンについてはここでご紹介しました）。
 
この「ホーム＆バゲット」の機能の詳細や、バゲットをどんなふうに作るのか、その実力はどうなのか…について、日経トレンディネットで連載中の「違いがすぐわかる！家電コンシェルジュ」に記事をアップしましたので、ぜひお読みいただければと思います。
 
ちょっとだけご紹介すると、中の様子はこんなふう。
 

 
生地の材料づくりから、焼きあげまでだいたい2時間でできるのはうれしいですね。食パンも2斤まで焼けるし、1斤なら2時間半で焼き上がります。これも国内メーカーのものに比べて1時間〜1.5時間はやいです。
 
そうそう、トレンディネットの記事には書きませんでしたが、焼き立てのバゲットにチョコレートをはさんで食べるのが、フランス流なんだとか。
 

 
私も試してみましたが、ほんのり塩味のきいたパンにチョコレートがよく合って、美味。甘過ぎないのでケーキ類は苦手な私でもOKの大人の味でした。ぜひお試しあれ♪
 
◆日経トレンディネット「違いがすぐわかる！家電コンシェルジュ」
ティファールがホームベーカリーに参入！“バゲットも焼ける”その実力は？
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100308/1031181/
 
 
 
 
 

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
住宅用火災警報器の設置についての新法令により、既存の住宅へは遅くとも平成23年5月31日までを期限として、設置の完了期日が定めらています。各市町村条例によって期日は異なりますが、昨日もTwitterで「設置の期日がいよいよ来月に迫ってきたので、家電量販店に買いに行こうと思いますが、選択のポイントを教えてください」と質問がきました。
 
ここであらためて、火災警報器の種類などについて説明したいと思います。
 
★煙式と熱式
大きなくくりとして火災報知器には煙式と熱式の二種類があります。煙式とは煙を感知して火災を発見するもので、熱式は部屋の室温を感知して火災を発見するタイプの火災警報機です。今回の法改正に伴い設置が義務付けられた住宅用火災警報器は、火災の発生を初期段階で検出できる「煙式」の設置が、すべての設置場所において基本となります。
 
ただし、キッチンでは料理などの都合から煙が多く出る機会も多いため、キッチンに限り「熱式」の火災報知器設置が推奨されています。火災の炎により周囲の温度が60℃以上に上昇すると、警報が鳴る仕組みになっています。煙式と異なり、調理中などに出る大量の湯気や煙で作動することがないため、台所などでも場所を選ばずに設置が可能です。
 
★電池式と電源式
電池式は単に天井などに貼り付けるだけで作業完了ですが、電源式の場合は配線などの都合上、電気工事が必要になります。電源式は電池切れの心配がないので安心ですが、どうしてもコストがかかるので、リフォームを行う予定があれば電源式を選び、今回のご相談者のように、リフォームやマイホームを新しく建てるなどの予定がないのなら、電池式を選ぶようにするといいですね。
 

 
たとえば、パナソニックの「けむり当番」という製品は、電池式で簡単に設置できるのに、親器と子器とがワイヤレスでつながっているため、火災による煙が発生すると、その部屋の警報機だけでなく、すべての警報機が音声で危険を知らせてくれます（キッチン用には熱式の「ねつ当番」という警報機もあります）。
 

（パナソニックのHPより）
 
そのほか、部屋のインテリアや和室・洋室の違いによって、デザインで選ぶという選択もありますね。こちらもパンソニックの製品ですが、和室向けにデザインされ、厚みも少なくすっきりとしています。
 

 
 
万が一の時に備えての大切な火災警報器、信頼のおけるメーカーのものを選ぶこともポイントになりますね。
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
先週、タニタの体組成計「インナースキャン」の新製品発表会に出席してきました。メタボ対策など健康志向の高まりで、急伸してきた体組成計ですが、ここのところ売れ行きは横ばいなのだそうですね。一度買ってしまうと、なかなか買い換えをしないからかもしれませんし、せっかく測ってもそれを自分でうまく管理するのが難しいかもしれませんね。
 
さて、今回のニューモデル。上のBC-309と、BC-569というタイプは、世界で初めてSDカードスロットが搭載されていて、SDに記録したデータをPCで管理できるようになっています。付属のSDカードには、専用のアプリが組み込まれているので、SDをPCに挿しこむと同時にアプリケーションソフトが立ちあがって、グラフなどで変化が見られる仕組みなのだとか。
 
 
で、びっくりしたのが、乗るだけでスイッチが入ることに加えて、体重やからだの電気抵抗をもとに、登録者のうちの誰なのかを判断してくれるというんですね。それを自動でSDカードに記録してくれるというのだから、何だかすごいじゃありませんか。本当に、“乗るだけ”でいいんですものね。
 

 
こちらは、女性向けのBC-750。植物をモチーフにしたおしゃれなデザインと、5つのカラーから選べることが特長で、ラインアップは上の4色のほかにシトラスグリーンもあります。計測は、体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、筋肉量、推定骨量、基礎代謝量、体内年齢、体水分率、BMI（体格指数）の9項目。
 
コンパクトなサイズで、重さも900グラムと驚くほど軽いので持ち運びも楽々。出しっぱなしにしておいてもインテリアの１つになりそうなくらいです。
 

 
こんなふうな透明なキャリーケースに入れられて販売されるそうなので、ほこりよけにケースにしまっておくこともできますね。
 

 
アップで見てみるとこんな感じ。こちらのモデルはSDカード対応ではありませんが、乗るだけでOKのステップオン機能のほか、女性にうれしい「ダイエットモード」も搭載されています。
 
これは、女性のホルモンバランスから、エクササイズやダイエットに適した時期とそうでない時期を知らせてくれるというもの。こうした「ダイエットモード」は、ずいぶん前からタニタだけが採用している独自の機能。
 

 
上のグラフのように、女性には無理をしないほうがいいときがあるので、体のリズムに合わせて健康管理をしたいものですよね。
 
◆女性ダイエットモードについての詳細はこちらをどうぞ　
 http://www.tanita.co.jp/kenko/diet.html
 

 

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
実は「実家の冷蔵庫が壊れてしまい、買い換えを考えているのですが、アドバイスいただけますか？」というメールをいただきました。個別にメールでお返事しようかとも思ったのですが、これを読んでくださっている方の参考にもなればということで、公開回答をしようと思います。
 
冷蔵庫の買い換えを考えている方の条件は次の４つ。
 

• 置くスペースを考えると500L程度（正確な寸法はわからず）
• これまで東芝を使っていたので、使い慣れている
• 日立の冷蔵庫にも興味があるので、日立か東芝で選びたい
• 予算は20万円まで

 
置き場所のサイズが正確にわからないのが辛いのですが、メーカーが絞られているので、候補は次の4つになるかと思います。
 
【東芝】GR―B50F
 

 
これは、大きさが幅685×奥行682×高さ1818。容量は501Lになります。参考までにヨドバシのネット価格をみると、198000円で15％のポイント還元。500L以上なので、エコポイントが10000ポイント、さらに買い換えということでリサイクルポイント5000ポイントがつきます。
 
※ほぼ同じデザインで、大きさも全く同じで、容量が480LのGR-B48Fというのもあり、こちらはヨドバシ価格が177000円。エコポイントは9000ポイント＋5000ポイントになります。
 
どちらの年間消費電力量も同じなので、容量21Lほど大きい、B50Fを選びたいところですが、店頭価格の差が2万円もあるとすると、ちょっと考えてしまうかもしれませんね。これは、購入するお店の価格を比較して、どちらを選ぶか考えたほうがいいかもしれません。
 
【日立】R-SF482M
 

 
今度は日立ですが、本体サイズは東芝と同じ幅685ですが、奥行が638で高が1818。つまり奥行きが4センチ程度薄いのが特長で、そのかわり容量は475Lです。（ヨドバシ価格は177000円で15％ポイント還元。エコポイントは9000＋5000ポイント）
 
見た目のデザインがほとんど同じで、奥行きが683ミリと東芝と同じもの、R-SF522Mというものもあり、こちらは容量が520Lとたっぷりサイズ。（ヨドバシ価格は187000円で15％ポイント還元。エコポイントは10000＋5000ポイント）
 
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ここまで本体の大きさ（奥行き）、容量、価格を比較して、4機種をピックアップしてみました。次に、東芝と日立の機能の特長を見てみましょう。
 
【東芝】

• 野菜室が真ん中で、野菜室の容量も大きい
• ナノより微細なピコイオンによる「ピコイオン除菌」で野菜室も冷蔵室もクリーン＆脱臭
• 熱いものをそのまま冷凍できる「熱もの冷凍」室付き
• 冷蔵室にはワンタッチでオープンできる「スマートタッチオープンドア」を採用

 
【日立】

• 冷凍室が真ん中で、容量も大きい
• 冷蔵室内には−1℃の氷温にも切り替えられる「真空チルドルーム」があり、肉や魚などの保存に便利
• 下がって届くん棚、ひっくり返るん棚など冷蔵室内の使いやすい工夫がある

東芝は「ツイン冷却」、日立は「フロストリサイクル冷却」と、それぞれ独自の冷却方法をとっており、省エネ性に優れている点では互角といえます。今回の4機種はすべて、年間の消費電力量が290kWh/年なので、本当に省エネです。
 
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★結論★
 
冷凍室の大きさや使い勝手よりも、「野菜」にこだわりたいなら、東芝のGR-B50Fを。店頭価格によっては、容量が475LのGR-B48Fという選択も。
 
野菜室真ん中にこだわらないのなら、日立を。冷蔵室の氷温チルドや下がって届くん棚など、使い勝手もよいはず。奥行きが小さいほうを選ぶならR-SF482M。たっぷりサイズならR-SF522Mでしょうか。
 
スペースによっては、日立のR-SF482Mという選択しかないかもしれません。あとはデザインや質感など、実際に店頭で確認して選ぶのがいいかなと思います。
 
幅が685でも厳しいようだと幅600というスリムタイプになり、容量がさらに少なくなります。真空チルドや下がって届くん棚などはなくなるので、ちょっと選ぶポイントもかわりますね。

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参考になったでしょうか？
 
もしも家電選びで迷っている方がいらっしゃったら、コメントでも、メールでもいいのでご相談くださいね。

 
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【2010.3.8.追記】
 
相談を受けていた方から、今日連絡があり「昨日買いました！」とのこと。で、どれにしたかというと、置き場所のスペースに問題がなかったので幅685ミリのほうで選ぶことに。それで、野菜室の位置には、こだわっていなかったこともあり、氷温チルドや冷蔵室の「下がってとどくん棚」の使い勝手、たっぷり520L入る…ことなどから、日立の「R-SF522M」に決めたのだそうです。
 
エコポイントの申請が4月1日から少し簡略になるので、少し待ってから手続きしてもいいのでは…とのアドバイスもさせていただきました。「この牛肉の詰め合わせにしようかなあとか、楽しく選んでいますよ」とのこと。
 
届いてからの、使い勝手の感想については、また折をみてうかがってみようと思います。
 
 

 
 

 
 

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
昨年夏以降、新型インフルエンザが猛威をふるい、少しでもその対策になればと除菌やウイルス対策をアピールした空気清浄機や加湿空気清浄機が爆発的に（前年比1.5倍）た売れたことは記憶に新しいと思います。S社の製品などは店頭に「入荷待ち」の表示が見られたものでした。
 
これまでは、タバコを吸う人がいる家庭や春の花粉症対策に空気清浄機を買う人が多かったのですが、ウイルス対策という新しい分野が開拓されたというわけですね。
 
そのため、昨年の秋からこの冬にかけて空気清浄機デビューをした家庭がずいぶん多いと思うのですが、ここで１つ興味深いデータがあります。それは、空気清浄機を運転するのは帰宅時など「必要な時だけ」という使い方をしている人が4割以上に及ぶのだとのこと。インフルエンザ対策に購入した人などは、すでに「必要なし」と押入れにしまいこんでいる人さえいると聞きます。
 
4〜5万円もするものを購入された人だって多いことでしょう。それではもったいないです。
 
 
さて、ここで空気清浄機の基本性能というか第一の役割を知っていただきたいのですが、それは「集じん」。つまり空気中に漂っている、微細なチリやホコリ（ニオイ物質も含みます）を吸い込んでフィルターに集めるということ。
 
どんなにきれいに掃除機をかけたつもりでも、どんなに高性能な掃除機であったとしても、空気中に漂うチリやホコリを取り切ることなんてできません。だからこそ、部屋の掃除をするときは、窓をあけましょう、換気をしましょうと昔から言われるのですよね。
 
でも、寒い季節には部屋を閉め切ることが多いし、花粉シーズンともなれば、窓をあけるなんてもってのほかという人もいるはずです。
 
でね、ここで活躍するのが空気清浄機なんです。花粉対策でもなく、インフルエンザ対策でもない、部屋のチリやホコリを取り除いてくれるという基本機能を使わないなんてもったいない。空気中に漂うホコリは、一度舞い上がると8時間は浮遊し続けるのだそうです。それがようやく下に落ちて、たとえばたんすの上にたまったり…ということになるのですね。
 
空気清浄機の集じん機能で、すべてのホコリを吸い込むことはできないとしても、ホコリのたまり方はかなり軽減されるはずです。
 
こうした集じん機能をちゃんと活用させるには、24時間運転を続けてこそ。メーカーさんによって違いはあるかもしれませんが、自動運転をしている場合の1か月の電気代は130〜150円程度かと思います。
 
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一人暮らしをしている友人は、元々花粉症対策にと空気清浄機を購入して、ここ２−３年も愛用しているそうですが彼がいうには「空気清浄機を購入して一番良かったと思うのは、花粉のことよりも、家の中にホコリがたまらなくなったこと」とのこと。
 
平日は仕事から帰って掃除機をかけるのは無理なので、どうしても週末しか掃除ができないけれど、以前に比べて劇的にホコリがたまらなくなったと熱弁をふるっていました。
 
もしも、空気清浄機をお持ちで、花粉症でないからと使っていない方や、帰宅時のみスイッチを入れている方がいらっしゃったら、せっかくですもの、宝の持ち腐れにしないで活用してほしいなと思います。
 
 

 
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
これを読んでくださっている方のキッチンは、IHクッキングヒーターですか？それとも使い慣れたガスコンロ？　昨年11月から電力の買い取り価格が2倍になったこともあって、太陽光発電に着目している方も多いかもしれませんね。
 
今日から、Yahoo! JAPANのPR企画サイトの１つとして「オール電化Lifeナビ」が公開されています。ナビ1ではオール電化に関する気になるデータを紹介、ナビ2では「わが家にぴったり！オール電化のススメ」と題して、身近な事例に則したオール電化の魅力を、わたくしSallyこと、神原サリーがアドバイスさせていただきました。ナビ3では、太陽光発電にエコキュートをプラスした「ツインソーラー」について、わかりやすく説明されています。
 
私が登場しているナビ2では、インタビュー形式での私の話に加えて、具体的な数字などが図式で示されているのでオール電化ってなんだっけ？という方にも「なるほど！」と納得して、興味を持っていただけるのではないかと思います（私はとりとめもなく、ひたすら話しただけなのに、制作してくださった方に感謝！）。
 

＜ナビ2：オール電化のススメ＞
P1:オール電化の機器を知ろう！
・オール電化の1歩はキッチンから
・賢く給湯＆経済的なエコキュート
・空気がきれいで1日中過ごしやすい家
 
P2:オール電化導入の時期は？費用は？
・家族構成の変化はオール電化のチャンス
・オール電化なら家計へのサポートも充実
・新しい家族のストーリーが生まれる

オール電化について、興味がなくても、読み物の1つとしてぜひ読んでくださるとうれしいです。
 
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