2010年05月31日

ドラム式のいいとこどりしたタテ型「AQUA」のこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
今日は、三菱電機の液晶テレビ「REAL」、パナソニック(&三洋電機)の太陽光発電システム、シャープの液晶テレビ「アクオス・クアトロン」と、3つの新製品発表会をはしごして大忙しでした。すぐにもご紹介したいところですが、速報はすでに流れていることでしょうし、日を改めてじっくり書かせていただきますね。
 
で、速報をさておいてお話したいのが、タテ型の「AQUA(アクア)」のこと。すでに日経トレンディネットにも書かせていただいていますし、ここでも一度ご紹介していますが、takaさんから洗濯機についてのコメントをいただいたので、トレンディネットにはスペースの関係上、書けなかったことを少しお話させてください。
 
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ドラム式のアクアといえば、空気(オゾン)の力で除菌・消臭・汚れ分解までを行うエアウォッシュ機能が人気です。それを、狭いスペースにも収まるタテ型にも採用されたのはとてもうれしいなと思います。
 
しかも、スーツの上着やスラックスがしわにならないようにと、洗濯槽のふちに引っ掛けて吊るす方式を考えたところがまた素晴らしい!
 
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心配される「オゾン」の漏れも、こんなふうに内ブタに強力なパッキンが付けられ、外ブタ、内ブタの両方にロック機能が付いているので万全の構えになっています。
 
で、洗濯槽の中はどうなっているかというと、こんな形のパルセーターになっています。実はこの形、これまでのタテ型の洗濯機のものと同じなのだそう。それではちっとも進化していないじゃないかって?
 
いいえ、せっかくの新製品なのでさらに進化したものを作ろうと、汚れ落ちのよい形のものを求めて実験を重ねたそうなのですが、気が付いたら再び元の形に戻っていたのだとのこと。「この形が一番ということだったんですよ」と三洋電機のN氏。
 
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ただ、洗濯槽とパルセーターとを異なる方向に回転させて立体的な水流を作り出す「おどり洗浄」にしたのは、新しい方法。立体水流にしたことで、少ない水でも衣類が効率よくかくはんされるため、節水が実現でき、洗いムラも少なくなっています。
 
9キロの洗濯が39分という速さも忙しい朝にはうれしいなと思います。
 
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これは、糸くずフィルター。縦長のフィルターが洗濯の際に発生する糸くずをしっかりとってくれます。
 
ところで、乾燥機能付きの洗濯機の場合、ドラム式でもタテ型でも、もう一つ糸くずフィルターがついているのをご存じでしたか? それは乾燥時に発生する繊維を集めるフィルターで、このフィルターは乾燥機能を使うたびにきちんとお手入れ(糸くずを取り除く)しないと、乾燥効率も悪くなり、消費電力量のアップにもつながるので注意が必要です。
 
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タテ型のアクアにもこんなふうに乾燥時の繊維を集めるフィルターがついています。
 
そのほか、ドラム式でよく問題になるのが、乾燥機能をあまり使わないために、カビが発生してしまうこと。何度も言っていますが、ドラム式は乾燥機能を使ってこそ…というのがあるんですよね。構造上、どうしても湿気がたまりやすく、洗剤カスも残りやすいのがドラム式。そのためカビが生えてしまって、久しぶりに乾燥機能を使ったら、洗濯物に黒カビがいっぱいついてしまって大変なことになったりすることもあります。そのため、最近のモデルでは、カビ対策の機能がいろいろと設けられています。
 
タテ型の場合、上部のふたを開けておけば槽内が乾燥するので、ドラム式ほど心配はありませんが洗濯槽の外側と洗濯機本体の間の部分にはどうしても黒カビが発生しがちなので、槽洗浄をするなどこまめなお手入れはやっぱり必要かも。
 
ただし、アクアにはオゾンによる「カビガードコース」がついているので、月に1度これを利用するだけでOK。このあたりは、先日、ご紹介したパナソニックのタテ型の新製品にもナノイーによる黒カビ抑制機能がついているので、似ていますね。
 
アクアは室内への湿気の排出を極力抑え、しかも除湿に水を使わない「エネループ除湿乾燥」という新しい方式を採用しているので、快適&エコというのもうれしいポイント。乾燥機能をフル活用するのなら、やはりドラム式かなと思いますが(仕上がりの点で)、雨の日や急ぎの洗濯物用ならタテ型でいいのではと思います。
 
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先日、日立からもタテ型の洗濯乾燥機(&全自動洗濯機)の新製品が出て、発表会にも行ってきましたので、こちらも近いうちにご紹介します。
 
 
posted by sally at 23:20| Comment(2) | TrackBack(2) | 洗濯機のこと

2010年05月30日

iPhoneの充電に便利!エネループスティックブースター

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
今年、1月からiPhoneを愛用しています。たくさんのアプリがあって、とても便利ですが、誰でもが言っているようにバッテリーの持ちの短さが弱点かなと思います。そのため、新幹線での出張時は必ず窓際の席を予約して移動中に充電をするようにしていますが、電源を確保できないときに便利なのが、「エネループスティックブースター」。
 
発売が延期されたり、発売後もなかなか店頭で見かけなかったり、購入のチャンスを逃していたのですが、先日たまたま立ち寄った家電量販店で見かけ、「この機会に買っておかなくちゃ!」と思ってようやく購入。これで外出先で長時間使用する際にもバッテリー切れの心配がなくなりました(エネループ単三電池2本付きで1980円。10%のポイント付きでした)。
 
ご存知ない方のために簡単に説明しておくと、万年筆を一回り大きくしたような本体(ちなみに、パナソニックの電動歯ブラシ『ポケットドルツ』と大きさを比較したら、ほぼ同じ長さ&太さでした)に、エネループの単3電池2本が入ります。製品には、USBケーブルはついていないので、手持ちのものをエネループブースターと一緒に持ち歩かないと使えません。この点にだけは注意してくださいね。
 
iPhoneの電池残量0%での状態でも充電可能で、給電時間は約90分とのこと。この場合、70%くらい充電できるようです。エネループブースターはもしもの時ようなので、朝フル充電して出かけて、途中で残量がかなり減ってしまって充電する…という使い方なら、これで十分なのではと思います。
 
ちなみに、このスティックブースターはiPhone専用というわけではなくて、USBケーブルでつなげるものであれば他の機器の充電にも使えます。
 
◆エネループスティックブースターのよくある質問はこちら
http://jp.sanyo.com/eneloop/faq/kbc-d1as_2.html
 
 
 

2010年05月27日

“部屋干しムーブアイ”開発秘話_Vol.1

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
先日、日経トレンディネットに寄稿させていただいた2010年の除湿機のトレンドの記事、部屋干し対応という切り口が注目されて、Yahoo!のトップでも紹介されました。一昨日のヤフーの注目ワードとして“部屋干しムーブアイ”という言葉が6位にランキングされたのも、この記事がきっかけのようです。
 
芸能人などの名前が多くランキングされるなかで、異色をはなっていた“部屋干しムーブアイ”ですが、トレンディネットで紹介した3社の製品の中でも、特長のある除湿機です。赤外線センサー“ムーブアイ”を搭載したこともそうですが、部屋干し機能に的をしぼり、これまでつけてきた機能をそぎ落としてシンプルにしたこと(=ゆえに、価格も昨年モデルよりぐんと安価になっています)も私はとても評価できることだと思っています。
 
上の写真の左が、2010年のニューモデル、右側が2009年モデルになります。ずいぶんコンパクトになっていますよね。
 
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本体の吹き出し口の下には、ムーブアイを象徴するマークがつけられていて、ちょっとかわいいです。売場にたくさんの機種が並んでいるときにも探しやすいですね。(ただし、これは『マーク』で、本物のムーブアイは、吹き出し口のルーバーのところについています)
 
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ルーバーの中央部のところに、形状の異なるものがついているでしょう? これがムーブアイです。
 
この赤外線センサーが洗濯物の温度を見分けて、「位置」「乾き具合」を判断するわけですが・・・
 
実は本当に大切なのはここから先です。どんなにセンサーが見分けて、洗濯物の位置や乾き具合を判断できたとしても、それと連動する形で乾いた風を集中して送ることができなければ意味がありません。
 
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これは、4月に開発担当者の方に取材した際に、特別に…と見せていただいたもので、吹き出し口から効率的に風を送るためのルーバー部分の設計をする際の紙の模型です。
 
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角度を変えて見てみるとこんな感じ。これをプロダクトデザインを担当する方が、より美しくなめらかな形状に考案しなおして、最終的なデザインが決められたとのこと。
 
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<↑ 2009年モデルの吹き出し口>
 
上の写真は、2009年モデルの除湿機ですが、真ん中の吹き出し口から集中して風を送り出してはいるものの、その前後にすき間があいていて、ムダのあることがわかります。ここをしっかりとふさぎつつ、上下150度、左右100度に自動でスイングして風を送る仕組みを作ることにずいぶん苦労をされたとうかがいました。
 
「赤外線センサー『ムーブアイ』を付けること自体はそんなに難しいことではなかったんですよね。でもそれを生かしてより効率的な仕組みづくりをすることまでもっていくのに、1年かかりました」と技術部のT氏がおっしゃっていました。膨大な量の図面も見せていただいて、こうして製品(家電)というのは作られていくのだなと。
 
 
 
さて、冒頭にふれた「あえて、機能をしぼってコンパクト化したこと」については、次回にご紹介しますね。
 
 
 
 
 
 

2010年05月24日

部屋干しの強い味方!「除湿機」2010を大解剖

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
昨日、今日と広い範囲で雨が続いていますね。となると、困るのが乾かない洗濯物です。乾燥機付きの洗濯機をお持ちならいいけれど、そうでないと部屋干しということに…。湿った洗濯物は、時間が経つうちに雑菌が繁殖してしまい、部屋干し特有のイヤなニオイが発生してしまったりもします。
 
と、こんなときに大活躍するのが「除湿乾燥機(除湿機)」です。除湿機というと何だか梅雨時の季節家電だと思われがちですが、夜家事が増えたり、花粉対策などで外に干せなかったりする人が増えたりということで、“部屋干し”に役立つ便利家電として1年中使える家電に変身してきています。
 
…ということで、日経トレンディネットに寄稿した「除湿機」の記事が、本日公開されていますので、興味のある方はぜひお読みいただければ幸いです。

 

今回の記事では、「洗濯物乾燥」に着目して選んだ2010年発売の3社の除湿乾燥機をピックアップして、私なりの視点で解説しています。
 
特に、今月発売されたばかりの三菱電機の除湿機は、エアコンや冷蔵庫についている赤外線センサー「ムーブアイ」が初めて導入されていて、洗濯物の場所や乾き具合までを判別して効果的に乾かしてくれるという注目製品です。日経トレンディネットの記事には書ききれなかった開発裏話などについては、追ってこちらでご紹介しますね。 
 
 
◆日経トレンディネット・違いがすぐわかる!家電コンシェルジュ
「除湿機」で洗濯物が乾く!“部屋干し対応”が決め手
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100519/1031819/
 
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追記】 2010.05.24 16:12
 
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(クリックすると少し大きな画像になります)
 
除湿乾燥機のトレンディネットの記事が、Yahoo!のトピックスにてトップで紹介されていることがわかりました。「部屋干し」という切り口が注目されたようです。
 

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/electric_household_appliances/?1274682090

 

2010年05月22日

今夜のスマステは「家電のギモン」。企画協力させていただきました!

こんにちは! 家電コンシェルジュのSallyです。


今夜、テレビ朝日で放送されるスマステーションは「家電のギモン」特集です。この番組の監修というか、番組づくりのお手伝いをさせていただきました。

視聴者の方の家電に関する素朴なギモンに答えるという内容で、スタジオには勝間和代さんや森永卓郎さんが登場すると聞いています(出張中&新幹線で移動中でラテ欄の確認ができていないのですが)。

録画予約をしてあるので、私も明晩帰宅してから観るのを楽しみにしています♪

本当は家電量販店さんでのロケにも参加して出演するはずだったのですが、海外出張と重なってしまったので、売り場での家電の解説は店員さんにお願いすることになりました(ちょっと残念!)。

エンドロールに名前を出していただけるそうなので、神原サリーの名前、チェックしてくださいね。

以上、新幹線の中からお知らせでした!

2010年05月09日

テレビのリモコン「青・赤・緑・黄」のボタンは何に使う?

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
某テレビ局にて5月下旬に家電の特集が企画されているとのことで監修をお願いされ、先日、制作チームの方と打ち合わせに行ってきました。(今回は監修のみなのですが、もしかすると家電量販店でのロケに参加するかもしれません。詳細がわかりましたらお知らせいたします)
 
私は白物と呼ばれる生活家電(&美容健康家電)が専門で、いわゆる黒物のAV家電(テレビや周辺機器など)については詳しくありません。けれど、番組ではテレビについても扱うということで、わかっている範囲でお答えしてきました。その際に話題になったのが、「テレビのリモコンについている」のボタンは何に使うのか?」ということ。でも、結局誰もわからなくて宿題になりました。
 
家に帰ってよく見てみると、確かにわが家のレグザのリモコンにも4色のボタンがついています。拡大してみましょう。
 
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ほらね。しかも、ボタンの脇には色に対応された「青・赤・緑・黄」の文字まで。これって、つまりは“色”に対応させている重要な機能があるということですよね。
 
それで、調べてみたら…
 

BSデジタル・地デジ等で、双方向の番組に参加するときに使うのを目的に、リモコンにつけられるようになったボタンです。
テレビやDVDレコーダー等を電話回線やインターネット回線につなげ、双方向番組のクイズやアンケートに答えることができます。

メーカーによって、番組予約とかEPGの閲覧、録画した番組の視聴や削除、その他にもこれらのボタンの機能が割り当てられていますが、双方向で使うのが共通した使い方です。
 
他には、地デジの電子番組表用に、見たい番組を予約する場合の設定するときに使ったり、地デジの、データ放送を見るときにも、利用します。
また、同じメーカーのHDDレコーダを持っている場合には、一つのリモコンで、電子番組表を利用して、番組予約録画も出来ます。
(ヤフー知恵袋のベストアンサーより)
 
とのこと。わが家のテレビ&オーディオ関連を仕切っている家人に聞いてみると、全く同じ説明が返ってきました。「え?知らなかったの?」と。
 
デジタル放送は、番組を見るだけでなく、番組に関連する情報を呼び出したり、クイズやアンケートに参加したりと、視聴者が双方向で楽しむことができるのも魅力の1つなんですよね。ただ、テレビのアンケートやクイズ参加などはあんまり普及していないようで、そのため知らない人も多いようです。
 
ちなみに、この4色のカラーボタンに文字を入れるようにしたのは、日立から始まったそうで、色覚障害のある人にも文字で判別できるように配慮したとのこと。
 
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地上デジタル放送、そして3Dテレビなど、これからますますテレビの楽しみ方が変わってくるのかもしれませんが、「こんなこともできます」「こんな放送もしています」ということがもう少しきちんと広まらないと、せっかくの機能も使われないままでもったいないですね。
 
一方で、「これまでどおり、いくつかのお気に入りの番組が見られればそれでいい」という人も多くいるのも事実。
 
私としては、複雑化しがちなリモコン(テレビに限らず)を、少しでもわかりやすくしてほしいなあと願うばかりです。
 
 
 
 

2010年05月08日

母の日の贈り物に「カロリズムスマート」は?

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
明日は母の日。何かいい贈り物はないかなと思案している人も多いのではないでしょうか。先ほど、ツイッターで「亡き母が健在だったころに喜ばれたのは、私がつけていたのと同じ色の口紅でした」と書いたら、反響があったのですが、家電では何かないかしらと考えたところ、いいものがありました。本音をいえば、食器洗い乾燥機あたりを推したいところですが、これは価格もはるし、工事も必要なのでお手頃価格の健康家電「活動量計」はどうかなと思いますがいかがでしょう?
 
昨年、3月31日にタニタから初代の活動量計「カロリズム」が発表されてから、ちょうど1年後に2代目となる「カロリズムスマート」の発表会がありました。
 
タニタといえば、最近はこんな本でも話題にいるのをご存じですか?

 

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体脂肪計タニタの社員食堂 ~500kcalのまんぷく定食~

 
体脂肪計や活動量計などの健康機器を扱っている会社の社員食堂のレシピを元に本を作ってしまうなんてさすがの着想力! ベストセラーになるのもなるほど!ですね。
 
さて、そんなタニタの2代目活動量計「カロリズムスマート」とはどんなものかというと・・・
 
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24時間の消費エネルギー量を1時間単位でグラフ表示してくれるというもの。体脂肪・身長・年齢・性別などをふまえて(これらについては初期設定で入力する必要があります)、筑波大学との共同研究で培った独自の解析アルゴリズムの開発により、総消費エネルギー、安静時代謝量、活動エネルギー量、脂肪燃焼量、歩数、歩行時間、歩行距離などなどを計測して示してくれます。
 
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5月1日に発売になったばかりの2代目「カロリズム(スマート)」の特長は、40%小型化して身につけやすくなったこと。
 
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こちらは、タニタ社長の谷田千里さんですが、ネクタイのところについているのが初代のカロリズムで、上着の襟元のが新製品。40%小型化し、わずか23グラムと軽量化されたとのこと。パッと見てもその小ささがわかります。
 
それともう一つ、従来のクリップ留めだけではなく、マグネットによる装着もできるようになったのがうれしいポイント。タニタの活動量計は「足をとめたときにも計測できる」ようにと上半身(=胸の部分)につけることを推奨していますが、特に女性の場合はクリップ方式だと付ける場所に困ることも多いもの。でも、マグネットでつけられるのなら、来ているもののデザインや材質を問わないので便利だなあと思います。
 
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こんなふうに強力な2つの磁石で装着できるようになっていますが、もしもの時のために二重に留めておくこともできるようになっている安全設計。
 
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ほらね、私の手のひらにのせてみてもこんなに小さいことがわかります。ちなみに私のお気に入りはアルミの質感を生かしたメタリックな感じのピンク。
 
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マグネットのほかにも、そのまま胸ポケットへいれたり、クリップではさんだり・・・と3とおりの方法で装着できます。
 
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自分のカロリー消費量を知りたい「特定の時間」の消費カロリーがわかるスプリット機能があるので、今どれだけがんばったかな・・・ということもわかるようになっています。
 
今後の課題としては、PCへの通信機能やハードなスポーツ時での計測も可能にできるようにしたいとのこと。現在、次の製品に向けて研究開発を重ねているそうです。
 
ということで、単なる歩数計ではない「活動量計」は、健康な毎日を送る上でのはげみになるものなのかなと思います。母の日の贈物にはもちろんのこと、いろいろな場面でよろこばれそうな健康家電なのではないでしょうか。
 
 
 
 

2010年05月06日

ドラム式にも負けないタテ型洗濯乾燥機、続々登場!

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
東京支部代表として活動をしている「こども環境フォーラム」のイベントが続いたりで、なかなかこちらが更新できていなくてごめんなさい。日経トレンディネットの記事も、月1回ペースでぼちぼち書かせていただいていますが、今日、「タテ型洗濯乾燥機」の記事がアップされました。
 
洗濯乾燥機といえば、ドラム式のほうが最新式でかっこいい、使い勝手だっていいはず…と思っている人が多いかもしれませんが、乾燥機能付きのものを使っている人はまだ3割程度なんですね。そのうち、ドラム式の割合が微減していて、人気急上昇中なのが、タテ型の洗濯乾燥機なんです。
 
つまり、いつもは外干ししているけれど、お天気の悪いときや急ぎの洗濯ものがあったときのみ、乾燥機能を使うという人が多いというわけ。全自動洗濯機でもいいけれど、せっかくなら乾燥機能付きにしてみようかなというわけですね。
 
ただ、これまでドラム式にしかついていなかった便利機能もあったので、その点においてはやはりドラム式にはかなわなかったのですが…5月下旬にパナソニックと三洋電機から発売されるタテ型洗濯乾燥機には、
 
  • パナソニック=ナノイーによる消臭や洗濯層のカビ防止、エコナビによる省エネ
  • 三洋電機=ドラム式の「アクア」ならではのエアウォッシュ、オゾンすすぎ、アクアループダイレクトによる超節水


など、ドラム式にしかついていなかった、便利かつ省エネな機能が搭載されて、ぐんと魅力的な洗濯乾燥機になっています。
 
ということで、日経トレンディネットに記事をまとめましたので、どうか読んでいただければと思います。
 
◆日経トレンディネット
外干し派に朗報!ドラム式に負けない「タテ型洗濯乾燥機」を大解剖
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100427/1031628/
 
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ちなみに、個人的な感想を述べてみると…

 


★パナソニック
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⇒「上質おうちクリーニング」コースがかなり便利なのではと思います。これまでドライコース(手洗いコース)などでオシャレ着洗いをしていたけれど、衣類が傷まないのはいいとして、どうも汚れが落ちていない気がする…という不満を抱えていた人には、本当にうれしいのではと。「ちゃんと汚れは落とすのに、傷まない&仕上がりがいい」、これ、理想的です。
 
⇒昨年秋モデルのドラム式から登場した、「エコナビ」による省エネ機能がついています。これは、軽い汚れを感知して、洗濯&すすぎの時間を短縮するものです。つまり、汚れのひどい洗濯ものはそんなに出ないという家庭にぴったりということ。「汚れがひどいから洗濯時間&すすぎを長くする」という機能はついていないですからね。タオルその他、ふつうの洗濯ものを「なんだかしっかり洗いすぎでは」と思っていた人にはうれしい「エコナビ」です。

 


 
★三洋電機(アクア)

 

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⇒洗えないものでも、除菌・脱臭をしてくれる「エアウォッシュ」が魅力的。スーツのようなものでも、「エアウォッシュハンガー」にかけてセットすることで、しわもつきにくく、衣類をまんべんなくエアウォッシュしてくれます。内ぶたのパッキンや二重ロックなど、安全機能もしっかりしているので、「オゾンが漏れるのでは?」という心配もなく安心して使えます。
 
⇒まるで炊飯器の「おどり炊き」を思わせる「おどり洗浄」(パルセーターと洗濯槽の回転を反対方向にさせる)や、すすぎの段階でオゾンを使う「オゾンすすぎ」など、汗汚れや泥汚れなど、がんこな汚れもばっちり落としてくれるのがいいですね。