2010年09月28日

ドラムでもタテ型でも洗濯乾燥で一番大切なのに忘れがちなこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
昨日、今日と冷たい雨が降って、1週間前の30度超えの暑さは何だったのだろうと思ってしまいます。体調を崩している人も多いようなので皆さん、体温調節に気をつけてくださいね。
 
さて、こんな冷たい雨だと困るのが洗濯物。わが家はいまだに全自動洗濯機を使用しているので、夏の間に活躍したサーキュレーターを強モードにして部屋干しの洗濯物に当てています(本当は除湿乾燥機が欲しいのですが、「また家電を買うの!?」という家族の突っ込みが怖くて、躊躇しています)。
 
で、ドラム式洗濯乾燥機やタテ型の洗濯乾燥機をお持ちの方は、今日みたいなお天気の日には乾燥機能をお使いだと思うのですが、見落とされがちで実はとても大事なのが「乾燥フィルター」のお手入れを毎回するということです。
 
冒頭の画像は、某メーカーのドラム式洗濯乾燥機の「乾燥フィルター」。
 
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こちらは、日立さんのビートウォッシュ(2008年モデル)。タテ型なので外ブタと内ブタの間に設置されています。
 
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これは、ドラム式洗濯乾燥機で、フィルターが本体の足元についている例。名前も「吸気フィルター」になっていますが、「乾燥フィルター」と同じです。
 
で、なぜ乾燥フィルター(吸気フィルター)を毎回お手入れする必要があるのかというと、乾燥時は温風を洗濯機内部で循環させていて、その時に発生する綿ボコリを乾燥フィルターで集めているから。フィルターが目詰まりすると、乾燥時間が長くなったり、乾燥時の音が大きくなってしまうので乾燥機能使用後は毎回掃除(=綿ボコリや糸くずなどを取り去る)をする必要があるんです。
 
つまり、どんなにヒートポンプで省エネでも、乾燥時間が短くなるように工夫されたものでも、フィルターの掃除をしなければその機能がムダになってしまうというわけです。
 
家電は買う前にはいろいろと説明されても、「上手な使い方」についてはなかなか教えてくれないもの。もちろんメーカーさんは「取扱説明書に載っています」というのだけれど、それを読ませる工夫、必要ですよね。
 
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実は、某モノ系雑誌の来月号の発売分で家電特集を組んでいて、私はその中で「洗濯機」のアドバイザーとして取材に協力させていただいたのですが、編集担当の方やライターさんにいろいろとお話をしていて、この「使い方」の部分が大切だなあとあらためて感じたのでした。
 
記事ではどうしても「選び方」が主体になってしまうので、たとえば乾燥フィルターのお手入れのことや、黒カビ防止策のことなどは、なかなか誌面には反映されにくいですから。
 
黒カビ防止のためには、洗濯機のフタをなるべく開けておき、内部を乾燥させる、年に1回は家電量販店などで売っている専用の「洗濯槽クリーナー」でメンテナンスをする…などなど、ぜひ実行して快適に使ってほしいなと思います。
 
 
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2010年09月24日

秋、お芋の美味しい季節に活躍する「スチームクッカー」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
“暑さ寒さも彼岸まで”―その言葉どおり、記録的な暑さもようやく終息して、一気に秋がやってきたようです。秋の味覚と言えばキノコ、ぶどうや柿などの果物、秋刀魚などいろいろありますが、サツマイモも美味しい季節ですね。
 
先日、岡山に住む義母からサツマイモが届いたので、小さめのキタアカリ(じゃがいも)と一緒にふかして食べることにしました。使ったのは、ティファールのスチームクッカーキッチンに置かずに、リビングの棚の上や、テーブルの上でも調理できるので、とても便利です。
 
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バスケットの上段・下段を利用して一度にたくさん蒸すことができるのがうれしいです。これは、キタアカリ。
 
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下段にこんなふうに、サツマイモを置いて、一緒にふかしました。電子レンジを使う方法もあるけれど、甘みが増して美味しいのはやっぱりこんなふうにふかす(蒸す)のが一番。こうして時間をかけることで、甘みが引き出せるのですよね。
 
先日ご紹介した、三洋電機のスチームコンベクションオーブンも蒸し料理が得意で、使い勝手もよさそうですが、発売は10月8日。待ち遠しいです。
 
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時間はタイマーで設定できるようになっていて、水の量も目で見て確認できるので安心。絵で示してあるように、使った後はコンパクトに収納できます。(わが家ではリビングの棚に出しっぱなしなんですが)
 
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お芋をふかすだけではなくて、ヘルシーな蒸し料理がたくさん楽しめます。レシピブックを参考に私もいろいろ試してみたいと思っています、まずは、野菜の上に薄切り肉をおいて蒸したてを食べる「スチームしゃぶしゃぶ」あたりから。
 
ブロッコリーや人参、じゃがいも、キャベツとソーセージなどの温野菜サラダも手軽にできそうです。
 
 
 
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2010年09月22日

明日開催の「こども環境フォーラムin名古屋」で私がお話したいこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
先週末には、中国家電メーカーのハイアール、そして連休明けの昨日は、シャープ、東芝の新製品発表会、そしてデロンギの内覧会…と秋は家電の新製品の発表ラッシュ。雑誌の企画やテレビ局からの依頼なども続いていて、情報のインプット、アウトプットに大忙しの日々です。
 
そんな毎日ではありますが、東京支部代表として活動のお手伝いをしている公益社団法人こども環境フォーラムの、名古屋での初イベント「こども環境フォーラムin名古屋」がいよいよ明日開催されます。7月から準備を進めてきた今回のフォーラムですが、事前に行う子どもたちとのワークショップで「エコハウス」について考え、フォーラムではその内容を発表。名古屋大学エコトピア研究所の鈴木教授の講演や、8月に宮古島環境学習を行ってきた子どもたちの発表などもあります。
 
ワークショップでは、名古屋大学エコトピア研究所の鈴木教授のゼミで学ぶ学生さんや、5月に開催した東京でのフォーラムでもお手伝いしていただいた、埼玉県宮代町の中高校生も名古屋の小学生たちの間に入ってもらう予定でとても楽しみにしています。


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実は、フォーラムのプログラムの中では、スタッフである私もお話をする時間をいただいています。子どもたちのワークショップの発表を受けて、家電コンシェルジュとして、「エコハウス、エコ家電」について実際のところ、こんなふうになっているのですよ…ということをお話する予定です。
 
“エコハウス”には“エコ家電”が必要だと思いますが、ハウスメーカーさん、家電メーカーさんのたゆまぬ努力によって、省エネ性の高まりはびっくりするものがあります。
 
トイレ、お風呂、食器洗い乾燥機、エコキュート(給湯機)というような住宅設備はもちろん、エアコン、洗濯機、掃除機、炊飯器、冷蔵庫、テレビ…など、買い替えのタイミングで初めて知る“エコ機能”や“省エネ性能”がたくさんあるので、そうしたことを知っていただくきっかけになればと思います。
 
そして、もう一つ大切なのは、エコとか、環境というのは、二酸化炭素排出量が少ないというようなことだけでなく、人にやさしいこと、誰にでも使いやすいこと…なんですよね。『環境にやさしいエコハウス』を考えるとき、そうしたユニバーサルデザインのことについても、ぜひ考えてほしいですし、すでに家電の新製品などを見てもそうした動きになってきているのかなと考えています(たとえば、三菱電機の『らく楽アシスト』製品群など)。
 
そんなことも踏まえながら、明日ご来場いただいた方に、お話をさせていただく予定ですので、名古屋方面の方はぜひお越しくださいませ。
 
★こども環境フォーラムin名古屋
 
日時:9月23日(木・祝)13:00開場 13:30開演、16:00閉会
場所:電気文化会館イベントホール
http://www.chudenfudosan.co.jp/bunka/map/ac_db.html
主催:公益社団法人こども環境フォーラム
後援:名古屋市環境局、名古屋市教育委員会、(株)エステム、マーケティングアイズ
協賛:中部電力(株)、寺西化学工業(株)

※中部電力さん、寺西化学工業さんからのお土産もあります

【申し込み】当日の入場も可能ですが、なるべく事前にお申し込みくださいませ。
http://www.yef.jp/page3_nagoya_audience.html
  
 

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2010年09月19日

ATEX展示会報告Vol.2-ダイニングに置けるマッサージチェアのことなど

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
アテックスの展示会で気になった健康家電のご紹介、その2です。上の写真のなんとなく優雅にさえ見える器具は、「ルルド タッピングマッサージャー」という新製品。女性の企画・開発チームによる力の入った商品です。
 
これは肩に羽織って使うマッサージャーで、揉みほぐしたり、振動によるものではなくて、「たたいてほぐしてくれる」もの。実際に羽織ってみてびっくりしたのは、機械が行っているはずなのに、突然後ろに誰かがやってきて、「たんとん、たんとん」と肩たたきをしてくれているような感覚に陥ること。
 
わが家では息子たちも成人してしまって、“今は昔”のこととなりましたが、まだ幼稚園や小学生だったころには「肩が凝って辛い」と言うと「じゃあ、肩をたたいてあげるね」と小さな握りこぶしで一生懸命、肩や背中をたたいてくれたものでした。
 
“肩をたたく”という行為には、たたくことによる刺激だけでなく、愛情も込められているように思います。だって力任せにたたいたりしたら、いくら子どもの手だって痛いし、気持ちの良いものではないですものね。「ちょうどいい? ここもたたく?」というコミュニケーションをとりながら、相手を思いやりながらたたいてくれるからこその、気持ちよさ、ありがたさ。
 
このタッピングマッサージャーは、5種類のモードと8種類の強弱の組み合わせで、好みのたたき加減が選べるので、まさに「わが子にたたいてもらっているよう」な感じ。寝ころんで腰の上に置いて使うことや、座って太もものマッサージに使うこともできます。腰に巻いて使ってみても気持ちがよかったです。
 
ターゲットは30〜40代の女性とのことですが、シンプルなデザインでアクセントカラーも、ピンクのものと、サンドベージュのものがあるので、女性男性のいずれにも。また、30〜40代の人たちの“親世代”への贈物としてもいいのではと思います。実勢価格は1万円弱とのこと。
 
もみほぐすか、たたくか…先日ご紹介したマッサージクッションとどちらを選ぶかは、好みが分かれるかもしれません。
 
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続いて、こちらは「ルルド フットマッサージャー」。足裏マッサージができる健康家電です。同様の商品は他社からも出ているようですが、本体が薄いので使わない時には、ソファなどの下にすっぽりしまえるのが特長。カラーもアイボリーとブラックの2色から選べます。
 
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角度を3段階に調節できるので、無理のない姿勢で使えます。私が使ってみた感じでは、最初はものすごくくすぐったく感じるのですが、しばらくそれをガマンしていると、ちょうどよいころ合いのマッサージ加減に感じられて、足の裏のつぼがほぐされていくのがわかります。
 
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青のランプ時は、弱モード。もうひと押しして「赤」になると、強モードでヒーターも入ります。
 
これからの季節、女性は特に足先が冷えるので、温めながらほぐしてくれるのはうれしいですよね。私としては、すでに購入済みのマッサージクッションに、このフットマッサージャーが加われば、鬼に金棒という感じ(笑)。実勢価格は、8800円程度のようです。
 
最後にもう一つ、ダイニングチェアとして使える、超スリムでシンプルなマッサージチェア「DINY(ダイニ―)」もいいなあと思いました。
 
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写真右のように、本体はソフトレザーでできているマッサージチェア。ベージュとブラウンの専用カバーがあり、それをつけると、とてもマッサージチェアには見えないし、普通のイスとして使えます。ダイニングテーブルに置いてあるイスがマッサージチェアなら、置くスペースもいらないし本当に手軽です。
 
今回、ざっと内覧させていただいた後で、あらためていろいろなお話をうかがったのですが、その際に「イス」としてこのダイニーに座らせていただきました(電源オフ状態)。ハイバックなので安定感もよく、ものすごく座り心地がよかったです。 
 
これで、1脚19800円というのですから、なんともお手ごろ。マッサージチェアを2脚買うのもなんなので、できれば同じデザインの普通のイスも買えるようにしてくださると、いいのかなあと思ったりしました。食後に2人で並んでテレビを見ながらマッサージというのもありかもしれませんけれど。
 
フジ医療器やパナソニックなど、デザインの美しいマッサージソファを次々に発表しているけれど、それでも価格は10万円以上。脚のマッサージはできないし、機能的には並べて考えることはできないかもしれないけれど、毎日の生活の中に、手軽に健康家電を取り入れるという点では、アテックスの製品は、なかなか興味深く、とても楽しい取材となりました。
 
 
 
 

2010年09月18日

ルルド マッサージクッション到着!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
昨日、ご紹介したアテックスの「ルルド マッサージクッション」、ポイントがたまっていた楽天市場内のショップで探して注文したところ、思ったよりも早く、つい先ほど届きました。1週間の疲れがたまっていて、お昼を過ぎても起きられなくてダウン気味だった私。さっそく腰に当てたり、寝ころんで首筋に当てたりして使ってみたら、ずいぶんすっきりしました。
 
今は、スイッチを切って、ひっくり返してピラミッド型の頂点が腰に当たるようにしてイスと体の間にはさんで使っています。
 
家人も「おー、これ、テレビの通販番組で見て欲しかったやつだ」と大喜び。これは、取り合いになるかもしれません(笑)

 

カバーの種類も豊富だし、値段も実勢価格で7800円程度と手ごろなので、「敬老の日」の贈物にもいいのではと思いました。ヒーターのオン・オフもできるので、これからの季節、腰や首を温めながらほぐしてくれるのもポイントが高いです。
 
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余談ですが、メーカーさんの名前はアテックス(ATEX)だけれど、マッサージクッションをはじめとする比較的若い世代にも広く使ってもらおうとしている健康グッズには『ルルド』というブランド名がついています。
 
これは、癒しの泉、奇跡の泉として有名な「ルルドの泉」が由来だとのこと。フランスの南西部、スペインとの国境であるピレネー山脈のフランス側の山麓にあるカトリックの聖地ルルドに湧き出た泉のことは、聞いたことがある人も多いかもしれませんね。

それと、アテックスがこの「ルルド」シリーズの10年以上も前にその第1弾として発売したのが、『グリグリ』という商品名のツボ押し器だと聞いて、「どんなものです?」と質問したら、「赤いマークが目印のこれです」と見せてくださったのもを見て、びっくり! わが家で10年来愛用しているものがそれでした。

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はい、わが家のがこれです。見せてくださったのは。柄の部分がグリーンでしたが、わが家のはグレーっぽい色。ちゃんと赤い丸がついています。

でね、この赤い丸はなんでついているのかと思ったら、「赤いマニキュア」をイメージしてデザインされたのですって。指で押したような気持ちのよいツボ押しができるということで、押す部分の外側を爪に見立てたのだそう。使用して10年、初めて赤丸の意味がわかったのでした。

マッサージクッション以外のイチオシの新製品については、また明日。
 

2010年09月17日

ATEX展示会報告Vol.1-ルルド マッサージクッションに惚れました♪

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
先日、折りたたみベッドや健康器具、マッサージチェアなどの開発・製造メーカーのアテックス(ATEX)の展示会に行き、健康家電を中心に取材させていただきました。
 
中でも気になっていたのが、東急ハンズやインテリア雑貨店でよく見かける「ルルド マッサージクッション」のこと。イスに置いて使えば、いつものイスがマッサージチェアに早変わり。枕代わりに寝そべって使えば首や肩のマッサージにも。そのほか、太ももやふくらはぎ、足裏マッサージにも使えるというものの、実際に試してみなければ、その使い心地はわからないですものね。
 
昨年9月にアイボリー、ブラウン、ピンクのカバーで発売されて以来、累計50万台も売れたヒット商品とのこと。今年9月1日には、新色&新デザインのカバーが加わって選ぶ楽しみも増えています。
 
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で、使ってみてどうだったかの感想ですが、描いていた以上の気持ちよさにびっくり!
 
寝て試すわけにはいかないので、イスに置いて腰のマッサージで使ってみたのですが、ヒーター内蔵なのでじんわり腰を温めてくれて、強さもほどよい感じ。
 
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これが、中の様子を示した展示用モデルですが、4つのもみ玉が回転してマッサージしてくれて、“機械のゴツゴツ感”みたいなものをあまり感じないんですよね。
 
第一、マッサージチェアなどを買わなくても手軽にリラクゼーションタイムがもてるのがうれしいです。
 
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これは、もみ玉部分を隠すためのカバーをしたところ。「木製のボタン」に企画された女性のこだわりが感じられます。
 
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クッションの隅にある、縫い取りのようなマークが、スイッチボタン。このあたりの“目立たないように”という配慮がいいですね。
 
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マッサージ面ではないほうは、こんなふうにピラミッド型になっていて、イスなどに置いた際に安定するほか、このまま使っても、クッションとして優秀。私はいつもPCを使う際に仕事用のハイバックのイスの腰の部分にクッションを置いているのだけれど、ルルド マッサージクッションはちょうどよい硬さでとても気に入りました。
 
カバーが別売されているので、今もっているもののカバーだけを購入することも可能です。
 
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こうしてみると、何だかインナー売り場のようですね。
 
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店頭では、こんなふうに売り場展開をしていくとのこと。なるべく、イスなどを置いて、試してもらえるようにしたいと言っていましたので、興味のある方はインテリアショップや一部の家電量販店などでぜひ。
 
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ちなみに、私はあまりにこの製品に感激してしまい、帰宅後にネットで探して注文してしまいました。人気商品みたいで入荷待ちのところが多かったのです(実勢価格7800円程度)。
 
届いたら、またあらためて、使い心地のレポートなどをお届けします。
 
 
 

2010年09月10日

電化厨房って知ってます?―ニチワ電機さんのサイトがリニューアル!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
たびたび、ここでも話題にしてきましたが、サイトリニューアルのお手伝いをさせていただいた厨房機器メーカーの「ニチワ電機」さんのサイトが、ようやくリニューアル完了となり、本日、アップされました。
 
厨房機器というと、レストランやホテルで使われているものを思い浮べる人が多いと思いますが、学校や保育園などの食堂や給食調理室、病院や福祉施設などで使われるものなど、驚くほど多岐にわたっています。
 
外食産業用なら、効率よくしかも美味しく作って、お客さまをお待たせしないで提供することが重要になりますが、福祉施設や病院の場合、管理栄養士さんいよって作られた献立を美味しく作ることはもちろんのこと、少ないスタッフでも安全に管理できて、しかも入院している患者さんに提供する際には、なるべく温かく出来立ての美味しさを保つ状態にする…など、求められていることが皆違うのですよね。
 
こうした安全面にも配慮し、美味しさや効率面でも満足のいく調理ができるようにと、『新調理システム』というものが開発されていたり、真空調理やスチームコンベクションオーブンを活用したレシピが開発されていたりと、今回の仕事ではたくさんのことを学ばせていただきました。
 
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これが、業務用のスチームコンベクションの1つ。
詳細はこんなページに説明されています。
 http://www.nichiwadenki.co.jp/ploduct/steam_conbection.html
 
 http://www.nichiwadenki.co.jp/ploduct/5/index.html
 
厨房機器メーカーさんはいろいろありますが、ニチワ電機さんの特長は「電化厨房」に特化していること。高性能のIH調理器をはじめ、狭い厨房内でも暑くなりすぎず、空気も汚さない電化厨房のための調理機器の数々…。
 
サイトを訪れる方が、探している機器を探しやすいように、どんな施設で使うのかという「施設別検索」と、調理方法によって探せる「調理機能別検索」を設けて、アイコンをクリックするだけで次々と的が絞られていくようにしたところが、今回のリニューアルの大きなポイントです。

 

「こんな機器はないのだろうか?」「導入したものの使いこなせるかどうか不安」「メニュー開発を手伝ってほしい」などなどの相談にものってくださるようですよ。
 
そのほか、特におすすめしたい機器についての特集ページも担当しましたので、直接厨房機器に関係ない方も、試しにのぞいてみていただけるとうれしいです。
 
◆ニチワ電機HP
http://www.nichiwadenki.co.jp/
 
 
 
 

2010年09月09日

家電エコポイントの延長は★5つに絞って来年3月まで

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
家電のエコポイント制度、正式決定は10日にようですが2011年3月までの延長がほぼ決まったようですね。現段階では統一省エネラベルの★の数が4つ以上のテレビ、エアコン、冷蔵庫がエコポイントの対象となっていますが、年明け1月〜3月に購入する場合は、★が5つのものに限られるとのこと。
 
急に打ち切りにすると、メーカーさんや家電店への影響が著しいのでゆるやかに終息に向かわせるための施策とか。
 
ただ、エコポイント対象商品が、
 
  • テレビ⇒現状の60%
  • 冷蔵庫⇒現状の45%
  • エアコン⇒現状の15%
 
に絞り込まれるというので、相変わらず、地デジ対策でテレビを買わせたいのかなあなんて思ってしまいます。
 
冷蔵庫の場合、出されている年間消費電力量はあくまで目安で、使い方によっては数値が上がってしまうこともあります。結局のところは、数字ばかりに気をとられないで、使う場所やライフスタイルにあったものを選ぶことが一番だと思います(この場合の数字は、省エネ性だったり、店頭価格だったり)。
 
ちなみに、エアコンの場合は、高機能なもの(省エネ性が高く、価格も高い)ものほど、快適性や使いやすさが充実しているのも事実。この先10年以上も使うものなので、使う頻度の高いリビングや寝室のエアコン選びは慎重に。そろそろ2011年モデルの発表が始まってきているので、各メーカーさんのポイントについて、ここでもお話していきたいと思います。
 
 
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2010年09月07日

音楽を掛けながら掃除ができるほど静かな紙パック式クリーナー「ウルトラサイレンサー」のこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
8月末〜9月初旬にかけて、海外家電メーカーの発表会が相次いだため、ダイソン、ルンバ(アイ・ロボット社)、ティファールと連日、海外家電のオンパレードでご紹介していますが、続いてもう1つ。今度はエレクトロラックスから発売された、驚くほど静音性の高い紙パッククリーナーのことをお話しましょう。
 
これまで、エレクトロラックスの家電というと、スティッククリーナーのエルゴラピードや、黒い調理家電「ネロ」などが知られていますが、ほとんどの場合、インテリアショップや通販サイトでの販売が主で、家電量販店ではなかなか購入することができませんでした。
 
ところが、昨今では女性たちも家電量販店に足を運ぶようになり、「欲しい!」と思って量販店に行っても商品が置いていないようでは販売のチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。今回、エレクトロラックス社が大々的に発表会を行ったのは、従来からの人気商品も含め、掃除機や調理家電、アイロンなどの新製品を、本格的に家電量販店で販売していこうということになったから…というのが、上の写真のマージング・ディレクター、ゴードン・トム氏のお話でした。
 
さて、新製品の中でもひときわ目をひいた、紙パッククリーナー「ウルトラサイレンサー」のすごいところは、その名のとおりの静音性。モードを5段階で調節できるのですが、最強の5に合わせても、「今、掃除機掛けてます?」という感じ。50dBとのことでしたが、もっと静かに感じました。
 
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静音性だけでなく、排気のきれいさも特徴で、排気口から微細塵を逃がさないのはもちろん、たとえば車輪の脇やふたのまわりなど、本体のわずかなすき間からの漏れもないようにと、密閉構造に注力されています。
 
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本体のカラーは落ち着いた感じのシャンパンベージュですが、取っ手の部分を持ちあげると鮮やかなオレンジ色がアクセントになって、きれい。
 
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さて、掃除機の掛け具合はどうかな…と試してみると、これが全く進まない!
 
カーペットへの密着度が高いせいもあるのですが、エレクトロラックスの掃除機は、ヘッドを押して使うのではなく、「引いて」使うんですって。押しても進みませんでしたが、ヘッドを手前に引くと、密着感がありながらも楽に手前に引くことができました。なるほどね。でも、これは慣れないとしばらくの間は「あれ?」ということになってしまいそうですね。
 
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ウルトラサイレンサーの、その静音性をアピールするために、発表会では、クリーナー2台をフルパワーで動かしながら、チェンバロの演奏をするというパフォーマンスが行われました。話していても気にならないくらい静かなので、音楽を掛けながらでも全く問題なく掃除機を掛けられます。
 
広報担当者さんいわく「楽しくないお掃除も、こんなふうに好きな音楽を掛けながらだと楽しくできるでしょう?」と。
 
9月下旬には、このウルトラサイレンサーと、バージョンアップしたスティッククリーナーのエルゴラピード・プラスをモニターとして使うことができることになっているので、具体的な使用感については、後ほどまたレポートします。
 
気になる希望小売価格は64800円で10月から販売開始とのこと。脚で踏んで操作しても大丈夫という「頑丈なつくり」も魅力です。
 
 
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2010年09月06日

ティファール、木製フレームのホットプレートは大人の雰囲気♪

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
8月の終わりにティファールの新製品展示会があったので、のぞいてきました。初めての試みだそうですが、開催されていたのは、奥沢にあるキッチンスタジオ。まるで誰かのお宅に招かれたような雰囲気で、実際に通電して料理の実演などをしながらの展示会で、とても楽しいひとときが過ごせました。
 
数ある調理家電&アイロンの新製品の中でイチオシは、木製のホットプレートでしょうか。これまでの日本製のものには見られないオシャレなデザインで、一緒に見て回った女性誌の編集者さんと思われる方が思わず「これ、撮影の小道具にもいいですねー」と。確かに絵になるホットプレートです。
 
真ん中にある赤い「お知らせマーク」はティファールのフライパンでおなじみのもの。オレンジで描かれたマークの図柄が消えたら180度〜200度になった合図です。
 
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プレートをはずすと、こんなふうに電熱線が登場。使用後はこの部分をはずして、水受けトレーとプレートを丸洗いできる仕組みになっています。 
 
 
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ほらね、こんな感じ。平面プレートのほか、波型のプレートもあって、ステーキや焼き肉など脂を落としたい料理の際はこの水受けプレートに水を張って使います。
 
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はい。こちらが波型プレート。これにも、真ん中にちゃんと「お知らせマーク」がついています。
 
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波型プレートの端っこにはこんなふうに細長い穴が開いていて、プレートの溝を流れた脂がここから水受けトレーに落ちるというわけ。
 
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温度設定は大変シンプル。くるりと回して好みの温度に合わせます。160度くらいだったら、ホットケーキやパンケーキ、200度前後はお好み焼き、250度だとステーキとか焼き肉でしょうか(このあたり、適当なので確認してくださいませ)。
 
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会場では、実際に野菜を焼いたりしたものを、ごちそうしてくださいました。確かに雰囲気があっていいなあと思います。
 
ちなみに、希望小売価格は31500円とのこと。日本のものはずいぶん値段が下がってきていて、付属品も多かったりするので、ちょっと高めに感じる人もるかもしれませんが、デザインや質感から「これなら家で使いたい」と思う人もいるのかも。
 
ただ、調理上、残念なのが“ふたがない”こと。蒸し焼きにしたい、中までふっくらと火を通したい…などという際にはふたがあると便利なんですけれどね。フライパン用の大きめのガラス製のふたなどを使えばいいのかな。
 
発売は11月1日だそうです。
 
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2010年09月05日

自動掃除機ルンバ「ピンクリボンモデル」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
掃除機の話題が続きますが、自動お掃除ロボット・ルンバの「ピンクリボンモデル」が9月21日から発売されるというお知らせが届きました。わが家には仕事柄、何台も掃除機がありますが、ルンバはお借りしたものを返すのが名残惜しくて、1か月くらい熟考した挙句、購入を決めた愛着のある1台です。
 
ピンクリボン活動とは、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるもので、毎年10月は乳がん月間とされていることもあって、ピンクリボン活動が盛んに行われています。そういえば、ダイソンのDC26も、ピンクリボンモデルを発売したことを、昨年のこの時期にお伝えしましたね。今回のモデルでも、製品の収益金の一部をピンクリボンフェスティバル事務局(財団法人日本対がん協会など主催)へ協賛するそうです。
 
 
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ピンクというカラーにもいろいろありますが、キラキラと輝く質感が「ルンバ・ピンクリボンモデル」の特徴なのだとか。21日になったら、量販店にも並ぶようなので、この目で質感などを確かめてみたいなと思います。
 
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このピンクリボンモデルの性能は、ルンバ537と同等で、上の写真の付属品が同梱されているほか(わが家の530より性能が向上していて、リモコンもあるんですね!!)、ピンクリボン活動の啓発小冊子、ピンバッチ、ルンバ ピンクリボンモデルオリジナルシールなどもついてくるそうです。
 
毎日使うものなので、色には好みがあると思いますが、「私好み!」と思われた方は、この機会にぜひ。私は日頃おろそかにしている「検診」をこの秋、受けてこようと思います。
 
 
 
 
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2010年09月04日

進化したダイソンDC26、デザインエンジニアにインタビューして感じたこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
 
一昨日、ダイソンDC26のリニューアルバージョンの記者発表会がありました。DC26といえば、日本人向けにとA4サイズに収まる大きさのコンパクトサイズの本体にしたサイクロンクリーナー。今回はヘッド部分と、パイプ、ハンドルなどが新しくなっての登場です。
 
夕方の発表会を前に、デザインエンジニアのエイドリアーノ・ニロ氏に個別取材をすることができ、いろいろとお話をうかがってきました。
 
その詳細については日経トレンディネットの連載記事としてアップされていますので、ぜひお読みください。
 
◆国内メーカーに宣戦布告!?ダイソン最小掃除機「DC26」が進化
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100902/1032826/
 
 
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これは、ブラシがモーターで回るタイプ。旧バージョンでは、タービンヘッドタイプと異なり、パイプ部分がアルミで重かったのが、3機種ともプラスチックに統一され、軽く使いやすくなっています。
 
今回の特長は、ヘッドのブラシに「カーボンファイバー」を使ったものをプラスして、フローリングの床の微細なゴミを1回できちんと取り除く…ということにあるというのがダイソン社の発表ですが、私としては、ハンドルとパイプの形状が変わって、劇的に(!)使いやすくなった点のほうが評価されると思っています。
 
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これが、旧バージョン。ニューモデルのハンドル部分と形状も、ついている場所も変わっていることがわかるでしょう? 手首の動きに合わせて、ホース部分も自在に動くので、掃除機をかけていて、腕や手首に負担がかからなくて、本当に使いやすくなっています。
 
旧バージョンのものが家にあって、DC26を使うたびに「ゴミはよく吸ってくれるけれど、エクササイズをしているようにエネルギーがいるなあ」と思っていた私にとって、こうした使い勝手の向上は、「よくやった!」と拍手したいくらい。
 
これまで「吸引力の変わらない…」という点に注力してきたダイソン社の掃除機が、日本人の顧客の要望に合わせて、「裸足で歩いて気持ちの良い床に」とか「床も天井も楽に掃除機が掛けられるハンドル」などの改良を加えてくれるとしたら、日本のメーカーのお株をとられるというか、ファンを増やすだろうなと。日本のメーカーの掃除機がダイソンのものに近づきつつあって、ダイソン社が国内メーカーの使い勝手のよさを取り入れる…切磋琢磨してよりよいものが生まれるというのはうれしいなと思います。
 
ちなみに、皆さんがたぶん気にしているだろう「音」の問題ですが、トレンディネットの記事にも書いたようにうるささに変わりはありません。夜家事には向かないけれど、すべての人が夜に掃除をするわけではないのでこれもまた1つの道かも。

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ここからはおまけの話。新製品発表のお土産としてDC26のプラモデルをいただきました(たぶんプレス向けなので非売品) 。プラモデルなんて組み立てたことがなかったけれど、せっかくなので、頑張って作ったのがこれです。
 
ツイッターで写真付きでつぶやいたら、「どこで買えるの?」「物欲を刺激される!」とコメントが相次ぎ、えらいことになりました。で、思ったんですが、DC26に限らず、家電のプラモデルって案外人気が出るのでは? 二層式の洗濯機とかの復刻モデルなんかあったら、私も欲しくなるかも。
 
DC26_2.JPGDC26.JPG