2012年06月27日

【GetNavi8月号】節電リアルボイス

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GET Navi (ゲットナビ) 2012年 08月号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先週末発売された「GET Navi  08月号」の『識者7人の節電リアルボイス」企画に取材協力しています。昨年夏以降、心がけている節電についてお話ししました。

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今月号の特別付録は、缶切り、栓抜き、ノコギリなど8つの機能がついたサバイバルツール。名刺サイズでケース付きなので、常に携帯しやすく、便利そうです。送っていただいた見本誌についていたので、家人に見せたところ、「おっ、これはいいな」と取られてしまいました。

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巻頭では、BSジャパンで毎週水曜日に放送されている「家電の学校」との連携企画で「家電入門」という特集が組まれています。昨年10月から放送分の名場面(?)も紹介されていて、第11回掃除機編の様子もピックアップされていました。徳井さんと内田アナのほか、三菱電機ホーム機器のベテラン営業の松村氏と一緒に私も写っていました。

入門と題した記事のほうでは、あまり白物家電は取り上げられていませんでしたが、なかなか面白い企画なので、ぜひご覧ください。


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2012年06月22日

今朝のbayfm「パワーベイモーニング」、デリナビのコーナーでお話ししたジュースプレッソのこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

事前にここでお知らせする暇がなかったのですが、今朝のbayfm「パワーベイモーニング」に生出演しました。お声がけいただくのは今回でなんと8回目! 今年に入ってからも3回目の出演になります。いつものデリナビのコーナーで、DJのきゃんひとみさんと楽しくお話しさせていただいたのは、ボーナス時期におすすめのお手ごろ&注目家電。

お手ごろ価格の家電のほうでは、先日も話題にした3万円以下の炊飯器について。おすすめ機種としては、三菱電機の炭炊釜と象印の普及モデルをご紹介しました。あと、高級機でなくても美味しいごはんを炊くコツも。

そして、最後にきゃんさんの心を捉えたのが、シャープのスロージューサー「ジュースプレッソ」。なんと20年ぶりにシャープがジューサーを発売するのです。しかも、今、ヒューロムなどの製品が人気を集めている低速タイプ。

ジューサーというのは、ミキサーと違って野菜や果実のジュースと搾りかすを分けて、ジュースを作るもの。繊維質が分かれて出てくるので、それを料理に利用できたりもします。

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上の写真は、プレス発表会で生姜ジュースの実演をしているところ。固いものや液体もOKで、例えば生姜の塊もこんなふうに、搾りかすとジュース(エキス)とが、ちゃんと分かれて出てきます。ここにハチミツを入れて飲んだり、牛乳に混ぜたり、炭酸で割ってジンジャーエールを作ったりと自家製の栄養豊富なジュースがいろいろ楽しめます。

ジュースプレッソは、低速圧縮しぼりという方法を採用していますが、この方法だとポリフェノールやビタミンCなどの抗酸化物資の残存率が多く、栄養素がしっかり残るのだとか。高速回転をジューサーでは、大量の空気が混入してしまうため、ペクチンが離れてしまい、その結果、ビタミンCなどの残存率が減ってしまうそう。

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これはトマトをしぼったものですが、左が高速回転、右が低速圧縮のジュースプレッソを使ったもので、その違いは歴然。低速だと分離しないのです。りんごジュースの比較でも、高速だと茶色っぽくなるのに、ジュースプレッソでは黄色いリンゴの色のままでびっくりしました。

実はこのジュースプレッソの発売日は6月22日、今日なのですよね。まさにグッドタイミングということで、ラジオのトークにも力が入りました。価格は36000円と若干高めですが、健康や美容を気にする方にはおすすめです。


2012年06月20日

【家電Watch連載コラム】これを見ればもう悩まない!各社エアコンの特徴を総ざらい

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

台風一過の今日は、朝から青空が広がったものの、ずいぶん蒸しましたね。気温が低めだった5月〜6月ですが、こうなるといよいよエアコンの買い替えに本腰を入れたくなる人も多いのではないでしょうか。

という方々のために、各社のエアコンの特徴を、冷暖房機能、省エネ・節電機能、リモコンの使い勝手などを中心に家電Watchの連載コラム「神原サリーの家電HOT TOPICS」にまとめてみました。

家電-コラム-神原サリーの家電 HOT TOPICS-「省エネ性の高さ+もっと節電」が魅力の2012年エアコン

記事に取り上げたのは次の8機種。ダイキンの「ラクエア」以外は最上位機種となりますが、各社の傾向をつかむうえでは参考になると思います。

  • 富士通ゼネラル「ノクリア」Zシリーズ〜電気代管理機能で意識的な節電ができる
  • ダイキン工業「うるるとさらら」Rシリーズ〜湿度コントロールで節電しながら夏も冬も快適に
  • 三菱電機「霧ヶ峰ムーブアイZWシリーズ」〜体感温度に応じた送風運転への切り替えと“節電リモコン”で快適節電
  • 東芝「大清快VOiCE」NDRシリーズ〜“冷房運転でもわずか45W”の声で動くエアコン
  • パナソニック「ルームエアコンXシリーズ」〜大きな吹き出し口で部屋のどこでも快適のエコナビエアコン
  • シャープ「プラズマクラスターエアコン」B-SXシリーズ〜パネル制御で包み込む健康冷房+スピード冷房
  • 日立「ステンレスクリーン 白くまくん」Sシリーズ〜3つの節電機能+暖房能力強化の白くまくん
  • ダイキン工業「ラクエア Wシリーズ」〜使いやすいリモコンや熱中症予防機能などを備えた高齢者向けエアコン



使い方だけでなく、買い替えも節電に大きく貢献するエアコン。とはいえ、工事も伴いますし、高価なものなので、その家、その部屋にぴったりのものを選んでほしいなと思います。記事の最後のまとめでも触れましたが、リビングで使うエアコンは省エネ性を、寝室で使うエアコンは快適性を重視するといいのかなと。

また、設置場所の問題でなるべくコンパクトなものをとお考えの方には、富士通ゼネラルの「ノクリア」Sシリーズもしくは、機能をしぼったRシリーズがコンパクトでおすすめです。そのほか、設置場所がキッチンに近く、油汚れが付きやすいという場合には、エアコン内部に汚れがつきにくいもの(日立・ステンレスクリーン白くまくんや、三菱の霧ヶ峰など)を選ぶといいでしょう。

ぜひ、執筆コラムを参考にしていただければ幸いです。
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【J:COM出演のお知らせ】今日放送の「ステキ+LIFE」に出演します

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

ギリギリのお知らせになってしまいましたが、本日放送のケーブルテレビJ:COMの情報番組「ステキ+LIFE」に出演いたします。2月の放送に続いて2回目の出演となりました。

番組のMCは元日本テレビアナウンサーの阿部哲子さん、アシスタントが菊井彰子さん。先週、収録があったのですが、半年ぶりの再会となり、打ち合わせ中も家電その他の話で大いに盛り上がりました。45分のトーク番組で、生放送ではないものの、一切編集なしで収録していますのでLIVE感たっぷり。

今回は、「おすすめ夏家電」と「私が愛した家電たち」をテーマにお話ししています。ご覧になれる方はぜひ!

<放送時間>1日2回の放送です
■J:COMチャンネル (関東エリア全域:地上デジタル11ch)
昼12:30〜13:30  ※台東エリアのみ19:00〜20:00

■J:COMチャンネルHD (全国放送:札幌・仙台・関東 10ch、関西・九州 12ch、下関 111ch)
午後15:00〜16:00

【ステキ+Life】番組公式ページ あなたの生活がより楽しくなる情報が満載! | J:COMチャンネル 




2012年06月08日

【Alll About執筆】オシャレな電動クロスバイク ヤマハPAS VIENTA

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先日、電動アシスト自転車の基礎知識 電動アシスト自転車の選び方5つのポイントについて記事をアップしたAll Aboutにて、女性向けのおしゃれな電動クロスバイク、ヤマハ PAS VIENTAのレビュー記事がアップされました。

「VIENTA(ヴィエンタ)」とは、スペイン語のViento=風をもとにした造語だそうで、風を切って爽快に走ることをイメージして名付けられたのだとか。男性向けではかっこいいスポーツタイプの電動アシスト自転車がたくさん登場していますが、女性のためのものというと、まだまだ実用一点張りなので、かなり珍しいのではと思います。

ここで、たぶん皆さんが思われるのは、こうしたタイプに乗りたいなら、電動アシストはいらないのでは?ということかもしれません。でも、距離を延ばして遠くに行く楽しみや、坂道でも楽々というのはアシストがあるからこそ。このヴィエンタはアシストをオフにして走った場合、電池残量などを示す手元のメーターがサイクルコンピュータとしても使えるので、なかなか便利です。

それに適応身長が147センチ〜というのも、安心して乗れる理由の1つ。無理のない前傾姿勢がとれるのでなれていなくても乗りやすいですよ。

ということで、気になった方はアップされた記事をぜひご一読ください。

オシャレな電動クロスバイク ヤマハPAS VIENTA [電動アシスト自転車] All About



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2012年06月07日

3万円以下の炊飯器でも美味しいごはんを炊くコツとは?

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日は某誌の炊飯器関連の企画・監修で、白米を実際に炊いて食べてみるという実食テストに立ち会いました。その際にお米の専門家としてお手伝いしてくださったのが、川越市にあるお米マイスターの店 金子商店 の五ツ星お米マイスター、金子真人さん。

今回の企画では、3万円以下の普及モデルの食べ比べのほか、高級機での実食も行いました。その詳細は、後日誌面にて読んでいただくとして、金子さんのお話しや実食をしてみて、なるほど!と思ったことを一足早くお伝えしたいと思います。

▼お米の選び方
これは品種に関わらずいえることですが、スーパーなどで袋入りのお米を買うことがあると思いますが、その際に中のお米をチェックして、なるべく透明感のあるもの、言い換えれば白いお米が少ないものを選ぶことが大切なのだそう。おいしいお米を作るには、1日のうちで朝晩の気温の差のあるほうがよく、日中にぐんぐんと育ったお米が夜になって気温が下がる際に、でんぷん質が落ち着いて「うまみ」につながるとのこと。この「でんぷん質が落ち着いた状態」=透明感につながる・・・のですね。

お米屋さんによっては、白くなってしまっているお米を選り分けてくれているところもあるようですが、買い物をする際にちょっと気をつけると、よりよいお米が選べます。

▼大事なのは「吸水」!
「あー、遅くなっちゃった。早くごはんを炊かなくちゃ!」と早炊きコースを選んだときに、何となくおいしくないかなという最大の理由は、お米に水がしっかりと吸われていないから。最近の炊飯器は、炊飯工程の中に「吸水時間」が含まれているため、基本的には、研いですぐにスイッチを入れてOKと言われていますが、お米マイスターの金子さんに言わせれば、「できれば30分は水に浸してからスイッチを入れてほしい」とおっしゃっていました。

この吸水がしっかりできていれば、「高級炊飯器じゃなくても、おいしいごはんを炊くことができる」、つまりひと手間かけるだけで、おいしいごはんが炊けるということ。

今回の実食テストでも高級炊飯器のすごいなあと思った点は、研いですぐでもやっぱりおいしく炊けるんですよね。

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今回、試した中で、高級機の中でも比較的値ごろ感のある、タイガーの土鍋IHには「予約吸水」というモードもあります。取扱説明書にも上のように書かれていて、高級機であっても「しっかりと水を吸わせてごはんを炊く」ことをすすめています。でも、浸している間にスイッチを入れ忘れないようにと、こんなモードをつけたのですね。「何時に炊き上がる」というタイマー予約ではなく、「何分経過したらスイッチを入れる」という吸水ベースの考え方。これ、案外便利かも。ちなみに、普通のタイマー予約もできます。

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というわけで、あらためて見直してみると、結局は昔から言い伝えられてきた当たり前の方法を守ってごはんを炊くのが、おいしいごはんへの近道なのだなと。

でも、忙しい毎日、なかなかそんなふうに手間も時間もかけられないので、「早炊き」や「研いですぐでもOK」という設定が求められて、今のような炊飯器ができてきたのですね。

平日は便利さ重視でも、お休みの日や、ちょっと時間に余裕のあるときには、ちゃんとお米を研いでから吸水時間をとってごはんを炊いてみてはどうかなと思います。




テレビって主電源オフとリモコンでオフ、どちらが節電?

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日の朝、TBS「みのもんたの朝ズバッ!」に先週ロケをした「節電と待機電力」についての情報が放送されました。コーナー名を「目のつけドコロ」とお伝えしていましたが、私の勘違いで「8時またぎ」のコーナーだったよう。私はすでに家を出ていて見られず、しかも録画の設定を間違えていて、録れていなかったという・・・

ただ、反響はかなりあったようなので(このブログへの検索ワードも「待機電力」とか「朝ズバッ」などがとても多かったです)、ロケの様子を振り返って、あらためてお伝えしたいと思います。

◆テレビの電源は「コンセントを抜く」「主電源を切る」「リモコンで切る」、どれが正解?

たぶん多くの方が待機電力のためには「主電源を切る」と思っていらっしゃるのではないでしょうか? ブラウン管テレビのころなど、一昔前まではこれが正解だったのですが、地デジとなり、液晶テレビが一般的となった現在では、「リモコンで切るほうが節電」になります。

ロケでも実際に待機電力を計ってみましたが、今のテレビは本当に省エネ性能が進んでいて、リモコンでオフにした場合でも、待機電力はかぎりなく0に近い数字となっています。時折、データ受信のためでしょうか、計測機の数字がわずかに上がりますが、また0に戻るといった具合。

で、大切なのがここから。待機電力だけ考えれば、それでもわずかに電力を使っているのだから「主電源オフ」のほうがよさそうですが、「リモコンオフ」と「主電源オフ」の状態からテレビを起動させた場合にどれだけ電力がかかるのか、起動から一定時間(5分程度)までの消費電力量をはかってみると、主電源オフからの起動のほうが、電力量が大きいのです。

なぜなら、今のテレビは番組情報のデータなどを受信する仕組みになっています。主電源を落としてしまうと、そのデータが受信できなくなり、起動させたときにあらためて受信し始めるために、その分電力がかかってしまうのです。なので、テレビの取扱説明書などを見てみても、長期間使わない場合以外は、リモコンでオンオフすることを勧めているようです。

ここであらためて整理してみると、節電のためのテレビの電源の入れ方は・・・

  • 基本的にはリモコンでオンオフをする
  • 夜寝る前などには主電源オフ
  • 旅行などで長期間留守にする場合はコンセントを抜く、もしくは主電源オフ


というのが上手な使い方。

そして、案外忘れがちなのが、ハードディスクレコーダーの待機電力のことなんですよね。

今回のロケでも、ハードディスクレコーダーをリモコンでオフにした状態で1時間ほど測定してみましたが、20Wh近いう数字が出ました。これは、ハードディスクレコーダーには「高速起動モード」があり、この設定をオンにしていると待機電力量が大きくなってしまうのです。

ロケでもこの設定をオフして、待機電力に差が出るかどうかを試したところ、一気に数値が下がったのを確認しました。利便性を考えるなら、単純に「高速起動モードをオフ設定に」とも言いかねますが、このことを知っておいた上で使うかどうかを判断するだけでも、グッと差が出てくるのではと思います。

そのほか、気をつけたいのが、ガス給湯機のコントローラーの待機電力でしょうか。24時間オンにしないで、お湯を使うときだけオンにするように心がけるだけで、ずいぶん差がでます。






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2012年06月06日

【All About執筆】電動アシスト自転車のサイトオープンです

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

5月から家電ガイドとして仲間入りをしている生活情報サイトAll Aboutですが、昨日、「電動アシスト自転車」サイトが新しくオープンしました。生活家電というにはジャンルとして微妙なところもありますが、昨今、家電量販店でも力を入れ始めてるのが、この電動アシスト自転車です。

[電動アシスト自転車] All About

All Aboutでは、これまで電動アシスト自転車というカテゴリで情報発信をしている人がいないということだったので、サイトオープンにあたり、今回まず執筆したのが、次の2つの記事。まずは「基礎知識」や「選び方とおすすめ機種」などを紹介しています。


今後は、パナソニックサイクルテック、ヤマハ発動機、ブリヂストンサイクルの主要メーカー3社の製品レビュー記事などもゆるやかにですがアップしていく予定ですので、どうかお楽しみに。



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2012年06月05日

【TBS朝ズバッ!出演のお知らせ】明日6/6、「目のつけドコロ」コーナー〜テーマは待機電力

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

明日放送のTBSテレビ「みのもんたの朝ズバッ!」にて、『ニュース目のつけドコロ』のコーナーで、先週ロケをしてきた分が放送されるようです。今回、企画相談&出演依頼があったのは節電を切り口に「待機電力」に注目して、その本当のところを検証したもの。

都下の視聴者の方のお宅を撮影スタッフと共に訪問し、実際に待機電力がどれくらいかかっているのか、主電源オフとリモコンオフではどれくらいの差があり、どのように使うのがよいかなどをいろいろと試してきました。

都内にも雷雨が発生し、竜巻の危険も言われていた日の収録、はてさて、明日の放送ではどのようになっていますやら。でも、きっと「へぇ、そうだったのか」という内容でお届けできると思いますので、お時間の許す方はぜひご覧ください。たぶん「8時またぎ」の1つ前のコーナーなので、7時半〜8時前あたりではないかと思います。

下の写真は、ライトをつけて、実験&撮影中のスタッフの方々。休憩中にパチリと写しました。

【追記】
どうやら、放送は「目のつけどころ」ではなく、「8時またぎ」のコーナーだったみたいです。帰宅したら録画をみてみます〜

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節電の夏に向けて、エアコンの上手な使い方とは

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

6月に入ってずいぶん気温の高い日も増えてきましたね。今年も昨年の夏以上に節電が重要なキーワードになっていて、私自身も「上手な節電方法」「扇風機の使い方」「エアコンの使い方」など、テレビや雑誌の取材をたくさん受けています。

ここで基本的なエアコンについての知識をおさらいしてみたいと思います。リモコンでの設定温度をこれまでよりも1〜2度高くするだけで、10%の節電になるのはすっかり知れ渡り、「28度」が設定目標となっていますね。でも、案外忘れがちなのが、室外機のこと。4月に新宿にあるダイキン工業のショールームに取材に訪れた際、上のような実験をしていたのが目に留まりました。

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このように、室外機付近の温度が24度のときには、同じ設定温度での冷房の場合、消費電力は434Wを示していますが、冒頭の画像のように室外機のまわりをアクリルのボードでできた囲いで覆って実験してみると、室外機の周りは一気に35度まで上昇し、それに伴って、消費電力も517Wに上がっています。

つまり、室外機のまわりの風通しをよくし、物を置いたりしないことが、省エネ=節電につながるということ。室外機に直射日光が当たるようなら、日よけをするなどして少しでも温度が上昇しないようにすることが大切です。

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ダイキンのショールームにも上のような節電ポイントが書かれていました。

そうそう、1つだけ注意したいのが上のでも説明されている「待機電力カット」のこと。シーズンオフ時など長時間使わない時にはコンセントからプラグを抜いておくのが大事ですが、シーズン中はリモコンのオンオフのみにして、むやみにプラグを抜くことはしないほうがよさそうです。

というのも、エアコンの場合、プラグイン後、数時間経ってからエアコンの電源をオンにしないと、室外機のコンプレッサーに負荷をかけることになってしまうのだそう。ちょっとした外出や就寝時などには、コンセントからプラグを抜くところまでしないほうがいいのですね。


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ここからはおまけの話。

エアコンて日本のものはみんな白っぽくて、形も似ていて、店頭でも区別がつきにくいくらいですが、ダイキンが海外向けに作っているものは、全く趣が違うのですね。

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こちらはヨーロッパ向けのものだそうで、薄型でとてもおしゃれ。「どうしてこれを日本で売らないのですか?」との質問に「日本は省エネ性能が一番に求められるからです」とのこと。より効率的な熱交換器の形状を追求すると、こんな薄型エアコンでは無理だということですね。

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そして、これは中国向けのデザイン。前に三洋さんが赤いエアコンを作っていましたが、なくなってしまいました。薄型は無理だとしても、案外カラフルなエアコンは需要がありそうにも思いますがどうでしょうか?




posted by sally at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | エアコンのこと

2012年06月04日

【日経新製品バトル】フジ医療器VSパナソニック、マッサージチェアの使い勝手や生活提案力の評価はいかに?

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

少し時間が経ってしまいましたが、先月5/17付の日経新聞「新製品バトル欄」にて、『専門家の目』ということで評価コメントを寄せさせていただきました。今回、依頼があったのはフジ医療器とパナソニックのソファタイプのマッサージチェア。実際にフジ医療器のショールームと、国際展示場そばにあるパナソニックセンターの体感コーナーで使い勝手や機能、デザインなどを確かめた上で評価をしました。


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こちらはパナソニックのEP-MP62。背もたれが前にスライドする機構になっているので、リクライニング可能なのに。壁から10cm離すだけでOK。フジ医療器も壁から12cmでOKと設置性がよくなっているのが、「ソファタイプ」の特徴です。

このパナソニックのEP-MP62はヒーター内蔵で足裏の温め機能を搭載しているのがポイントとのことですが、私がいいなと感じたのは頸椎マッサージ。首筋を挟み込みながらもんでくれるマッサージ具合が絶妙&リクライニング角度とのバランスもとてもよいと思いました。

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そしてもう1つ。おまかせコースの中にある「ちょこっと8分」というのが、何ともツボを押さえた組み合わせで、たたきながらもみあげてくれたり、マッサージ機の強い刺激が苦手が私でも「ちょうどよい加減」のコースで気に入りました。8分という短い時間なので、「マッサージ機にかかる」という大仰なところがないのもいいですよね。

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リモコンも、使える機能のみが赤く光るので、スムーズに使えます。さすがパナソニック!

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一方、こちらはフジ医療器から2月に発売されたばかりのゼロフロートAS-650ZG。リクライニングすると脚部が持ち上がり、何ともリラックスした体制になります。フジ医療器いわく「水に浮かぶような感覚を生むリクライニング」なのだとか。

ただし、マッサージが始まると、背中全体をマッサージチェアに預けている感覚が強い分、もみ玉がしっかりとくいこんでかなり強い刺激になるところに要注意。最初はリクライニングの角度を浅くしてマッサージし、体がほぐれて慣れてきたら、深いリクライニングにするのが上手な使い方なのだと教えてもらいました。

このあたりの使い方のコツを体得すれば、後は、もう夢見心地のマッサージ気分。足が腰よりも上になって疲れが取れるうえ、ローラーとバイブレーターの合わせワザで足裏を刺激してくれるので、本当に気持ちがよく、「足ツボリフレ」フリークの私でも大満足!

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脚部もリモコンで自動で出し入れできるのも便利です。強さも好みに応じてリモコンで調節することが大事かなと思います。

新聞のコメントにも書きましたが、このゼロフロートは、マッサージ以外でくつろぐ際に、思いっきりリクライニングして使うと、本当に安らげるなと思います。読書をしていても、すぐに眠くなってしまうかも。

いずれもマッサージチェアの中ではデザイン性重視で値ごろ感のある「ソファタイプ」と言われるものですが、機能もなかなかのもの。専用の部屋に置かなくとも、リビングに置けるところもいいですよね。

ショールームや店頭で体感してみて、自分にぴったりのマッサージ感のあるものを選ぶことが大切だなと思います。