2012年07月31日

【家電watch長期レビュー】シャープ「ココロボ」第2回の記事がアップされました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

6月下旬から家電Watchの長期レビュー記事のためにわが家に来ているシャープのロボット家電COCOROBO(ココロボ)」RX-V100。7月19日の第1回のレビューに続いて、本日第2回のレビュー記事がアップされました。

長期レビュー シャープ「COCOROBO RX-V100」その2 - 家電Watch


第1回では、わが家の家族の一員に加わったココロボとのやりとりの様子や、センサー、カメラなども細かな構造、本質機能となる掃除機としての仕組みなどについて紹介しましたが、今回は実際にフローリングの廊下やリビング、カーペットの部屋などを掃除してみた様子やゴミ捨て、フィルター性能について、さらには上位機種の特徴でもある無線LANを通じての外出先からのカメラ撮影などの様子について詳細を記事にしています。iPhoneでのキャプチャ画面も多数紹介していますので、購入後の設定の際の参考にしていただけると幸いです。

購入予定のない方も、「なるほど、こんなふうな機能がついているのか」と納得がいくのではないでしょうか。

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上のキャプチャ画面は、外出先からリビングに置いたココロボで4カットの撮影をしたもの。4カット目に見事、愛犬・大和が写っていて、「おお、昼寝しているな」とうれしくなりました。この日(7月22日)は暑さが一息ついて、グッと涼しくなった日だったので、家の中の涼しいところを探して歩き回らず、定位置にいてくれたのが撮影成功のカギだったようです。iPhoneでは、画面の左下に部屋の温度も表示されるので、参考になりますね(現在なら、30度を超える表示がされそうですが、暑いのを確認できたからといって外からは何もできないのが、歯がゆいところでもあります)。


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何だか黒いかたまりでわかりづらかったと思うので、4カット目をアップにしたのがこれ。まさにココロボの視線で大和を撮影しています。

1つ間違えないでいてほしいのが、ココロボは遠隔操作(おそとモード)の場合、本体を運転させて移動させることはできません。なので、留守中のペットの様子を確認したいのなら、ペットのハウス(寝床)付近にココロボの充電台を置いてセットしておくか、充電台から本体だけを外して、ペットの定位置の近くにセットしておくかしなければなりません。

今回、無線LAN設定に手こずってしまったりもしましたが、1つ1つの例(対処の仕方)が、読む方の参考になるようにとできる限り細かく記載しました。現在、3回目の原稿も執筆中です。どうか、“ココロボの真実”について、記事をお読みくださいませ。

長期レビュー シャープ「COCOROBO RX-V100」その2 - 家電Watch



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2012年07月30日

リビングに集まるからエアコンは一家に1台でOK?〜暮らし方の変化と家電について考える〜

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

もう1つのブログ「神原サリーの顧客視点マーケティング」に先ほどアップした記事を、こちらにも掲載します。

今朝の日経MJの1面には「居間の今 ヒットのヒント」と題した興味深い記事が掲載されていました。スマートフォン、パソコン、iPhone、iPadと、一人1台の端末を持ちながら、テレビをつけたリビングで家族みんなが思い思いに過ごす・・・という昨今のリビングリームの役割に注目したものです。

子ども部屋も書斎も必要なく、情報端末を駆使しながら何となく集まって楽しんだり、勉強したりするという過ごし方が増えてきたことで、家具・家電・日用品の売れ筋にも変化が見られるというのですね。勉強も食事も同じリビングダイニングのソファで行うから勉強机は要らない。その代わり、リビングの一画に専用棚を設けてランドセルや教科書などを置くようにすれば便利という提案。

子ども部屋にこもるのを防ぐために、開放的なリビングで勉強をさせたりするという試みはずいぶん前から提唱されていたような気がします。それを一気に具現化させ、当たり前の日常へと変化させたのは、震災以降の節電や絆という意識の変化も見過ごせないのかもしれません。

記事にもありましたが、「情報端末のパーソナル化とモバイル化」というのもかなり大きい要因でしょう。たとえばわが家を振り返った場合(ずいぶん古い話になって恐縮ですが)、まだウィンドウズが登場する前のパソコンの時代、夫は仕事から帰宅後に何やらパソコンのある部屋にこもり、時折、大きな音のするプリンタで何かを印刷する様子に「鶴の恩返しの機織りみたいだ」と皮肉を言ったことがあります。その後もしばらくパソコンに熱中する夫に取り残された妻のことを指す言葉として「コンピュータ・ウィドウ(コンピュータ未亡人)」などという呼び名まで登場したほどです。

その後、ノートパソコンが普及し、携帯電話が当たり前になり、スマートフォンやiPadなどのタブレットも登場するようになって、「テレビを見ていて、気になったことがあったら、すぐにその場で調べる」などという風景も当たり前になりました。音楽だって情報端末に共有しているので、どこでも好きな曲を楽しむことができます。

ただ、今回の記事のまとめにもあったように、必ずしもこの傾向はいいことばかりではありません。特に、家電の需要については変化が見られるでしょうし、エアコンの需要についても見直すときが来たようにも思います。「エアコンや空気清浄機などが一家に1台から、1人に1台へと普及する可能性は裏切られる可能性が高まっている」と記事では言い切っていましたが、私自身はそこまで言い切るのはどうかなと思います。

つまり、これまで以上に「みんなが集うリビング向けエアコン」と、寝室として使うことが増える「個室向けエアコン」のはっきりとした差別化を打ち出すことで、「これなら欲しい」と思わせることができるのではないかと思うのです。これはエアコンだけでなく、LEDシーリングライトなどの“あかり”についても同じこと。すでにパナソニックからは4つの生活シーンに応じてあかりの質を変えられるシーリングライトが登場していて、その1つには「子どもの勉強用」というものも入っています。

一方、シャープのさくら色LEDシーリングライトのように、目が疲れにくく、就寝前の1時間程度、過ごすことで快眠を期待できる「さくら色」のあかりを提案しているものもあり、明確な生活シーンが思い浮かべられて購入のきっかけになりそうです。就寝前までリビングで家族と過ごす時間が増えたのなら、個室の役割は必然的に「ねむり」(&リラックス)に絞られてきます。

これまで、フラグシップモデルの「省エネ性」「快適性」ばかりがアピールされてきたエアコンですが、今後は価格をぐっと抑えながらも、寝室にぴったりの要素を盛り込んだエアコンを訴求していくことで、まだまだ新規(もしくは買い替え)の需要が見込めることでしょう。

また、今回の記事ではあくまでも「子どものいるファミリー層」にターゲットをしぼったテーマですが、その一方でますます増えているのが「少人数」の世帯。たとえ、家族と暮らしていても、すでに成人して働いているのなら、残業して遅くに帰宅し、一人で食事をとるという「家庭内での1人暮らし」的な要素も見逃せません。そこに求められるものも少なからずあることでしょう。

目を凝らして、耳を澄まして、時代の変化を感じていくことが必要なのだとあらためて思います。

エアコンの買い替え、配管工事のことも考えて。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

梅雨寒の日が続いた6月だったのに、7月中旬以降、一気に暑くなりましたね。連日「熱中症で搬送」のニュースがテレビや新聞を賑わしていて、とても心配です。

通常、エアコンの新規購入や買い替えは6月中から需要がうなぎのぼりになるものですが、今年は「あんまり暑くないし、まだ昨年までので大丈夫かな」と様子見をしていた人たちが多かったようで、出足が遅れた分、ここに来てエアコンの売れ行きが伸びているといいます。ただし、ここまで暑くなってしまってからの購入の場合、工事の順番待ちになってしまったり、暑い中で工事に立ち会うのが大変だったりということも多いのです。

先日、三菱電機の方とお話しする機会があったときに、「実は、うちのエアコンは配管工事を新たにしなくて済むので、工事時間が短いんですよ」ということをうかがいました。それはどういうことだろうと、三菱のエアコンのパンフレットをチェックしてみたところ、こんな記載があるのを見つけました。

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「その他」の部分の上から2番目に「配管再利用対応」という文言があります。続く説明文には「独自のリプレース技術で既設配管を洗浄レスで再利用することが可能です」と。配管を取り替えたり、配管内の洗浄をしたりせずに、取り付け工事ができるので、工事時間が短いのですね。ちなみに、買い替え前のエアコンが三菱以外のメーカーのものでも、「配管再利用対応」ができるのだそうです。

最近は、見た目の美しさを考慮して、壁の内部に配管をしていることが多く、「配管が再利用できるかどうか」はけっこう重要なポイントになってきそうです。ましてやシーズンオフの工事でなく、急ぐ場合には、こうした「配管再利用対応」というのは魅力的ですね。

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とはいえ、三菱のエアコンってどうなの? という方に、フラグシップモデルの「霧ヶ峰ムーブアイ」ZWシリーズについてご紹介しましょう。

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「快適性を保ちながら、より確実に消費電力を抑えられるエアコンが必要」という開発コンセプトを元に、無理なく節電できる機能にこだわったのが三菱電機の霧ヶ峰ムーブアイZWシリーズ。

同社のエアコンには独自の赤外線センサー「ムーブアイ」があることで知られています。CMのキャラクターではゴルフの宮里愛ちゃんが活躍していますね。このムーブアイの性能を毎年高めて、新モデルを発売してきましたが、2011〜2012年モデルでは、人と部屋の状態をしっかり見張る“エコムーブアイ”へと進化。高効率圧縮機(コンプレッサー)を採用して冷房時の消費電力を低減させたうえで、このエコムーブアイが体感温度を見ながら、送風運転の風と冷房運転の風を自動で切り替える「ハイブリッドシステム」を搭載しています。

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送風運転時にはコンプレッサーを動かさないため、わずか27Wと扇風機並みの少ない消費電力で快適な涼しさを保つのが特徴。室温に大きな変化が起きる前に、人の体感温度によってこまめに送風運転と冷房運転を切り替え、送風時にはファンモーターのみを動かし、冷房再開時にもコンプレッサーに負荷をかけることなく運転することができます。

左右のルーバーによる吹き分けが可能なのでエアコン+扇風機2台分の役割を果たすというお得感も魅力。

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リモコンのボタンもご覧のように、大きくて使いやすい仕様。

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私がいいなあと思っている機能の1つに「快適セレクト」というのがあって、「何度設定で風量は強め」という数字ベースの指示をしなくても、「こうして欲しい」ということをベースにリモコンが使えるのです。液晶画面も大きいので年配の方でも見やすい設計なのも◎。

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「もっと節電」ボタンを押すことで、節電に関わるさまざまな機能が簡単に選べるのも、今のご時世には便利ですね。

それと、もう1つ。三菱のエアコンは内部に「ハイブリッドナノコーティング」が施されているため、ホコリにも油汚れにも強いんです。省エネのためにもフィルターの掃除をしましょうというのは、よく言われるkとですが、汚れによる電気代悪化の3大要因のうち、熱交換器とファンとが占める割合が何と7割なのだとか。内部の熱交換機やファン、通風路が汚れていると、運転効率はダウンして、余計な電力が必要になるのですね。

なので、特にオープンキッチンだったり、リビングのすぐ近くにキッチンがあって、油汚れの影響を受けやすい場合など、内部に汚れ(ホコリも油汚れも)がつきにくいタイプのエアコンをセレクトするのは大切かなと思います。


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posted by sally at 12:04| Comment(0) | TrackBack(0) | エアコンのこと

2012年07月28日

これはおすすめ!パワフル除菌でトイレのニオイがなくなり快適空間に

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

本当に毎日暑いですね。体調を崩したりしていらっしゃいませんか。水分を十分にとって、熱中症対策をしてくださいね。

さて、今日ご紹介するのは、7月10日に発売されたばかりのプラズマクラスターイオン発生機IG-EX20。これまでも狭い空間用の小さなイオン発生機はありましたが、新製品のすごいのは、高濃度25000の2倍のイオン濃度を実現できる「フルパワー運転」機能があること。写真ではいちばん左のライトが1つだけ点灯していますが、まん中の2つのところが標準運転でイオン濃度が25000(1立方センチあたり25000個)、さらに一番右のモード「フルパワー運転」にすると、何とイオン濃度50000になるのです。天面のルーバー部分で電源をオンオフできるようになっています。

「付着したニオイ」とトイレのニオイの原因菌のいずれにも働いて、除菌するため、気になるニオイがどんどん消えていくというのですね。これをもう少し噛み砕いて説明すると、トイレのニオイというのは、飛び散った尿に、ニオイの原因菌となるものが結びつき尿を分解して増殖する際に、強いニオイが発生するのだそうです。

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取材をした際に、とても興味深かったので、しばらくサンプル機をお借りすることにして、実際にわが家のトイレに置いてみました。狭い空間に高濃度の除菌イオンを発生させるので、効き目はかなり強力です。とはいっても、設置してスイッチを入れてすぐに効果を感じたわけではなく、フルパワー運転で2日ほどした後くらいから、トイレのドアを開けた際に、「あれ、何にもニオイがしなくて清々しい感じ」というふうに思うようになりました。

気になる電気代ですが、フルパワー運転で24時間使っても、約1.6円。当初の5日ほどはフルパワーにしていましたが、その後は標準運転で稼働中。この手の“見えないもの”には辛口の家人も「全然ニオイがしなくなった。これはすごいな」と絶賛しています(あ、その代わり、元々置いてあった、トイレ用の芳香剤のニオイもしなくなりました)。

高濃度50000という数字、私としてはそんなに強力に除菌するとしたら、人体の常在菌にも影響があるんじゃないかと少々心配な気もしましたが、トイレに入るわずかな時間のことですし、基本的に無人の個室で働いてくれているわけですからね。

香りのついた除菌スプレーなどでごまかさなくても、これ1台でいつもクリーンな空間を保っていてくれるのは、なかなか便利だなと思います。

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電源のないクローゼットなどでも使えるように、別売で電池ケース(2100円)も用意されています。単3ニッケル水素電池4本を使用し、フルパワー運転時では約4時間使えるとのこと。定期的に使うことで、何となくこもったニオイやカビっぽいニオイなどもなくなりますし、静電気抑制効果もあるのでいいですね。

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底面にはこんなふうに三角のプレートが用意されています。

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側面にこのプレートをセットすれば、斜めに倒して卓上でも使用できるというわけ。USBケーブルも付属されているので、PCから電源をとって、机周りの除菌や美肌効果などを狙う使い方もできます。また、トイレで使う際にも、棚がない場合は、背面に壁掛け用のフック穴が用意されています。

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カラーは全部で4種類。価格は12800円程度です。芳香剤などを頻繁に買う必要がなくなるし、ニオイへの効き目はかなりのものなので、おすすめですよ。


2012年07月23日

【家電Watch執筆】グンゼの「快眠ナビ」パジャマを試してみたら。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

4月に家電Watchの連載コラムにて取り上げた快眠の記事「快眠のための家電学〜質の良い眠りは“昼間の元気”につながる!」がとても好評だったのですが、そこで取り上げたグンゼのパジャマのことがずっと気になっていました。暑い夏の夜でも快適に眠れるようにと、その悩みに応じて作られたパジャマなのですが、今年は6月中も梅雨寒の日々が続いていて、なかなか「暑くて寝苦しい夜」が訪れず。ようやく7月に入って暑さ本番となったところで、家人にも協力してもらって、2種類のパジャマの着心地や“快眠できるのか”について試してみました。

私が試したのが「ひんやり入眠」タイプ。家人が試したのが「さわやか熟眠」タイプ。

簡単に言ってしまうと、寝付きをよくするために首元や背当てに特殊な生地を使って、深部体温を速やかに低下させ、スムーズに寝られるように考えられたのが「ひにゃり入眠」のパジャマ。そして「さわやか熟眠」のほうは、寝汗をかきやすい人向けに特に背中部分に「吸汗・速乾素材」のクールマジックを使って、夜中に着替えなくてもすむように考えられています。

さてさて、着てみてどうだったのかは、今日アップされたやじうまミニレビュー - グンゼ「Kaimin navi パジャマ」 をお読みくださいませ。

一言、付け加えるとすれば、グンゼのサイトなどで、あまり「快眠ナビ」パジャマのことを紹介しておらず、ネットショップでもきちんと説明されていないので、「どこで買えるの?」と思う人がいるかも。私は自宅近くのヨーカドーで購入しましたが、この快眠ナビのパジャマは量販店向けのものなので、イオン、ヨーカドーなどのGMSで購入できるかと思います。

グンゼのパジャマサイト「グーみん」というのも始まっているので、こちらも参考にしてくださいね。

やじうまミニレビュー - グンゼ「Kaimin navi パジャマ」 - 家電Watch


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2012年07月19日

神原サリーの家電歳時記、始まりました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

若い方はご存じないかもしれませんが、西郷輝彦さんが主演したドラマ「どてらい男」のモデルになったのが、大阪にある山善の創業者、山本猛夫氏。山善はこたつや扇風機のほか調理家電、家事家電などを扱っていますが、オリジナル製品のほか卸業もしていますし、どちらかというとホームセンターなどに置いてあるものが多いこともあり、これまであまり取材などをしてきませんでした。でも、夏の扇風機、そして冬のコタツや電気カーペットなどの暖房器具など、気になる家電を多く扱っているメーカーさんなので、昨年くらいから大阪にも足を運んで取材をさせていただくようになり、それがご縁でこのたび「YAMAZEN BOOK」というサイト内にコラムを連載することになりました。

とはいっても、年に4回更新というゆるやかなものですが、季節ごとの情報をお届けしようということでその名も「神原サリーの家電歳時記」に。第1回のコラムは「夏編:扇風機」 |です。

山善さんのサイトだからといって、同社の製品の紹介やアピールをするというコラムではなく、扇風機の歴史から、最近の「高級扇風機」といわれるものとはどんなものなのか、サーキュレーターとの違いや上手な使い方など、読み物として楽しんでもらえるような内容でお届けしています。ちょっと文字が多いのですが、ぜひご覧いただければ幸いです。

神原サリーの家電歳時記 第1回「夏編:扇風機」 | YAMAZEN BOOK


ちなみに山善といえば、扇風機の老舗メーカーで、シェアはナンバー1。昨年、今年と一気に新規参入メーカーや大手メーカーの復活となっていますが、ずっと扇風機を作り続けてきています。そんな山善がこの夏に投入したのがDCモーターを採用したYLX-AD30。

副翼構造で中心部にも風を送り、ムラを抑えて風量をアップ。ハイポジション仕様なのでダイニングテーブルに座っていてもきちんと風が来るところや、切・入タイマーがついていて、就寝時のエアコンとの連動にも便利など、高級扇風機の中では手ごろな価格なのにとてもバランスがよく、コストパフォーマンスのよい1台といえると思います。特に、最強時のパワーの強さはかなりのもので、広い部屋でも十分対応できます。

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そうそう、「どてらい男」のエピソードなど、創業時からの歴史などもわかる「山善ミュージアム」もおもしろいですよ。

山善ミュージアム | 山善ミュージアム この国にモーレツをもう一度




2012年07月18日

【Pen連載コラム・白モノ家電コンシェルジュ】通勤の足に、電動アシスト付きクロスバイクを

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Pen (ペン) 2012年 8/1号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

現在発売中の阪急コミュニケーションズ発行「Pen」8/1号の連載コラム「白モノ家電コンシェルジュ」では、パナソニックサイクルテックの電動アシスト自転車「モビエイト」を取り上げました。電動アシスト自転車を高齢者向けや子育て世代専用の乗り物だと思ったら、それは認識不足。いまや、通勤をはじめ街乗り用のクロスバイクもたくさんラインナップに加わっています。

4月に大阪のパナソニックサイクルテックに取材に訪れた際に、ちょうど同社1階のショールームに展示用のモビエイトが到着して、「これはPenでぜひ紹介したい!」と目を付けていたのでした。その後、編集部の尽力でサンプル機を1か月ほどお借りする機会に恵まれ、晴れて記事執筆となりました。

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これがわが家にいたころのモビエイト。記事にも書きましたが高輝度6連のLEDビームライトがついているので、夜道やトンネルも安心して走れます。

男性のビジネスマン向けの電動アシストクロスバイクのため、重いし、大きかったですが、サドルを低めにすれば私でも大丈夫。週末や早めに帰れた日にはモビエイトでの走りを堪能しました。もうすぐ85歳になる私の父がTANGE(丹下鉄工所)の東京支店を任されており、82歳くらいまで40〜50kmの距離を自転車で走っていたくらいの自転車業界人。さらに家人が学生時代に自転車で日本一周をしたり、結婚後も自分で高級なパーツを集めてオリジナル自転車を作るような自転車人なのですから、まあ、私ごときが自転車について語るのは厚かましいのではありますが、ある意味必然でもあるのかと思います。

昨晩、家人にこの記事を見せたら、「ふーん、おまえがこんな記事を書くとはね」と感慨深そうでした。私自身はこの10年くらいはあまり乗っていないのですが、子育てのころには、丸石の初代「ふらっかーず」に子ども2人を乗せて、買い物や公園への行き帰り、幼稚園の送り迎えなどをしていましたし、その後はマウンテンバイクで江戸川の土手を走ることを週末の趣味としている時代もありました。

記事では都会で電動アシスト自転車に乗ることの快適さとして「ストップ&ゴー」のスムーズさについて強調していますが、もちろん坂道でも大いなる威力を発します。自分で実際に乗ってみてわかったのは、『往路にけっこう急な坂道があったことを、復路の下り坂を見て気づく』という事実。それくらい、坂道を意識しないで走れるんですよね。この素晴らしさ、ぜひ皆さんに実感してほしいなと思います。

まずは、Pen 2012年 8/1号の101ページを読んで、モビエイトの快適さを想像してください。

そうそう、今号の大特集「愛する地元を案内します。」も必読です。『人+街』で構成されているので、その人の思い入れ具合がよくわかるし、よけいに興味を持って行ってみたくなります。読んでその街に思いを馳せるだけでも幸せな時間が過ごせますよ。



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2012年07月15日

【さったろ×BestGear Vol.26出演】高機能扇風機の威力教えます!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

一昨日(7月13日)24時30分〜26時00分に放送されたUST番組、「さったろ×Bestgear Vol.26」に出演してきました。この番組はJ-WAVEの夜のワイド番組Hello WorldのナビゲーターコンビSascha & DJ TAROの通称「さったろ」がお届けするUSTREAMチャンネルで、徳間書店のベストギアとのコラボで毎回放送されています。

90分弱のうち、最初の20分はベストギアの長谷部敦編集長と、さったろさんの3人で刷り上がったばかりのBestGearの最新号の見どころなどを紹介。その後、私も参加して1時間くらい高級扇風機の話を中心に、白物家電についてのトークをしました。深夜ということもあってか、3人のお人柄か、ひたすらゆるゆるとした雰囲気で、私もかなりリラックスしていて、完全に“素の状態”で話しています。

番組の様子は、下記のURLにてアーカイブで見られますので、お時間のある方はぜひ。本音トーク炸裂です。(いや、笑ってばかりですみませんでした)

Ustream.tv: ユーザー saschataro: さったろ×BestGear vol.26, 節電の夏を前に「高級扇風機」をご紹介!

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こちらは、スタジオの外から、ベストギア編集部の滝田さんが写してくれたもの。

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放送終了後に記念撮影をしました。左がサッシャさん、続いて、長谷部編集長、私、DJ TAROさん。

で、番組で取り上げた扇風機ですが、編集部セレクトということで、次の4機種がスタジオに持ち込まれました。

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高級扇風機の先駆け、バルミューダの3代目となる「GreenFan mini」。

スタジオの3人は、この扇風機にかなり惹かれていたようです。

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このように別売のバッテリを入れて、電源のないところで使うことも可能です。扇風機を使いながら充電しておいて、もしものときに携帯電話やスマホに電源供給することもできるという優れもの。フル充電すると扇風機は最弱モードで20時間使えます。

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これは、パナソニックのナノイー搭載のもの。実はこの機種にはDCモーターが使われていないため、音も他と比べると大きめですし、風のやわらかさも今一つの感はありますが、温度センサーがついているため、タイマーなしでもエアコンが止まって部屋が暑くなりだしたら自動でオンになって部屋の空気をかくはんし、涼しい風を送ってくれるので、寝室に向くのではと思っています。温度センサーの温度設定も3段階から選べるので暑がりの人にも、そうでない人にも、好みに応じて設定できるのも◎。

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操作パネルの文字が大きく、しずくの形のボタンも優しげです。

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続いては、東芝の「サイエント+」。これはバッテリも搭載されていますし、温湿度センサーもあり、DCモーター+7枚羽根による高原の風・・・といわゆる“全部のせ”の1台。価格も4万円近くしますから、うすごいですね。

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そしてこちらがシャープの「スリムイオンファン」。羽根が内蔵されているタワー型なので、お子さんのいる家でも安心。デザイン性も高いのでリビング向けですね。32段階で風の強さを調節できるほか高濃度25000のプラズマクラスターイオンが出てきます。

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ブラックタイプもあるので、好みに合わせてセレクトを。こちらも発表会の時点での想定売価が4万円でした。


詳しい話は下記のリンクからどうぞ!

Ustream.tv: ユーザー saschataro: さったろ×BestGear vol.26, 節電の夏を前に「高級扇風機」をご紹介! 2万3万でも納得のいく扇風機の魅力を 家電コンシェルジュの神原サリーに解説して頂きました。 

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2012年07月09日

【日経トレンディネット連載】日本の家電は使いにくい? 「ボタンが少ない=使いやすい」とは限らない

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

グッズプレスの執筆のご報告に続いて、日経トレンディネットの連載コラム更新のお知らせです。

日本の家電は使いにくい? 「ボタンが少ない=使いやすい」とは限らない - トレンド - 日経トレンディネット

今回のコラムでは、このブログで「ここが使いやすいんです!」と力説したことのある日立のUI(ユーザーインターフェース)に注目。これまで洗濯機やオーブンレンジの発表会でお話しをしたことのある日立の技師やデザイナーの方にあらためて取材をすべく、赤坂にある日立製作所のデザイン本部に足を運びました。

ちなみに日立製作所デザイン本部は、これまで国分寺や青山に点在していた日立グループ各社のデザイン担当部署が赤坂Bizタワーのワンフロアに集約され、家電だけでなくビジネス、公共システムまであらゆる分野のデザイン領域を担っているところ。組織やチーム内での対話を通じて知を共有し、創造、検証、事業実現という「対話プロセス」をもとに素早く実行し、それを繰り返しながら精度を高めることを日々行っているのだといいます。

いつも発表会の会場で割と目立たないようなところにひっそりと立っているのが、こうしたデザイン本部の方々なのですが、あまり話しかける人がいない中、私が聴きたいポイントについて、的確に話してくださるので、大いに盛り上がり、「いつか赤坂に取材させてくださいね」とお願いしていたのが、ついに実現したのでした。

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こちらはオーブンレンジについて話してくださった日立アプライアンス家電事業部商品計画部デザインセンタ・主任技師の北嶋正氏。2011年モデルから劇的に使いやすくなった「液晶タッチパネルの導入」についてお話しをうかがいました。

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そしてこちらは、日立製作所デザイン本部プロダクトデザイン部主任デザイナーの渋谷信治氏。ビッグドラムスリムの発表会でお目にかかって、いろいろとお話しをうかがったことについてはこちらの記事に紹介しています。

幅60センチの「ビッグドラム スリム」ついに登場!その使い勝手のこだわりとは?: Sallyの家電研究室


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今回は、タテ型の洗濯乾燥機「ビートウォッシュ」の操作パネルと、ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」の操作パネルの違いについてうかがい、あることに気が付きました。

それは、必ずしも「ボタンが少ない=使いやすい」のではないということ。オーブンレンジでは極力シンプルな操作パネルにし、それが直感操作に結びついていますが、タテ型洗濯機の場合はそうじゃないというんですよね。目からウロコとはこのことだと思いました。


UI(ユーザーインターフェース)はこれからどのように変わっていくのか、まだまだ答えは1つではないと思います。スマホ連携も一つの道でしょうし、そうでなくとも、まだやれることはあるはずだと日立のデザインチームの方もおっしゃっていました。

家電選びの1つの方法として、自分にあったUIの使いやすさというのもポイントになると思います。


日本の家電は使いにくい? 「ボタンが少ない=使いやすい」とは限らない - トレンド - 日経トレンディネット


【GoodsPress8月号】ジャパンメイドの傑作100〜家電部門執筆しました

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Goods Press (グッズプレス) 2012年08月号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

徳間書店発行「Goods Press8月号」の大特集は『世界が称賛!ジャパンメイドの傑作』。オリンピックを目前にして、「日本のモノ作り」のすごさに着目し、作り手の情熱やどうして日本製であることが大切なのかなどに焦点を当てています。パソコンやカメラ、メガネや和製デニムなどのほか、もちろん家電についても紹介しています。

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こちらの見開きがそのページで、私が執筆を担当しました。編集部がピックアップしたのは、以下の8製品。

★ソニー ビデオプロジェクター VPL-VW1000ES
★パナソニック エバーレッズ HH-LC710A
★オーディオテクニカ ダイナミックヘッドホン ATH-W1000X
★パナソニック ラムダッシュ ES-SV61
★ソニー 2ウェイスピーカーシステム SS-NA5ES
★象印マホービン 南部鉄器極め羽釜 NP-ST10
★タニタ インナースキャン50 BC-310BL
★パナソニックサイクルテック ビビ・DX・シティ BE-ENDT34

白物家電以外のオーディオ製品なども含まれていますが、資料を読み込んで、まとめさせていただきました。南部鉄器極め羽釜やタニタの体組成計、パナソニックの電動アシスト自転車などについては取材もしているのでよく知っていますが、そのほかについては、とても勉強になり、さすが日本のモノ作りだと私自身も惚れこみながら執筆しました。

そのほかのページも「なるほど!」と読み応えのある内容ばかりなので、ぜひ手にとってご覧ください。

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そのほか、「速報!2012年夏の節電ニュース」と題したページにもやたらと大きな写真入りで登場しています。ちなみにこちらの見開きもグッズ紹介も含めて、私自身が執筆しています。

ページ全体がテレビの画面をイメージして作られているこのページ、担当編集者のWさんのアイデアが詰まっているので、ぜひ。



2012年07月06日

【BestGear8月号】本当に気持ちがいい扇風機の選び方

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Best Gear (ベスト・ギア) 2012年08月号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

現在発売中の徳間書店発行Best Gear8月号 、扇風機の企画にて、高級扇風機6機種の評価とコメントを寄せています。

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見て見て、これが企画ページの扉部分。本当にさわやかで素敵な写真なんですよね。これは早朝の公園で撮影されたものだそうで、朝日だからこその緑と光の織りなすきらめき感に心が洗われる気がします。朝だと、まだ空気が澄んでいるので、空気中にホコリなどがなく、透明感のある写真が撮れるのだと聞きました。この日は、まもなく雨が降り出したのに、朝のうちだけがこうして奇跡のように朝日が指していたと聞いて、感動してしまいました。

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さて、ここからが本題です。見開き2ページにわたって「本当に僕らコンシャスな高級扇風機はどれだ!」という企画があり、ここに静音性やデザインなど4項目について☆☆☆☆☆で私がジャッジ。それに加えて、製品へのコメントも寄せました。

ちなみに、編集部がセレクトした6つの扇風機は、バルミューダ「GreenFan mini」、シャープ「プラズマクラスター扇風機」(ハイポジション扇)、山善「DCモーター扇風機」、amadana「扇風機・サーキュレーター」、東芝「サイエント+」、パナソニック「リビング扇」。

デザインの好き好きのほか、どこで使うかなどによって選ぶのがいいと思いますが、特徴をコンパクトにまとめてあるので、扇風機の購入を考えている方にはきっと参考になるかと思います。

2012年07月04日

愛用中のネイルドライヤー「facile」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

最近は爪のオシャレに気を使っている人が増えて、皆さん、本当に美しく彩ったネイルをされています。私もゆっくりネイルサロンに行きたいものだと思いながら、なかなか時間がとれません。でも、テレビ出演の時など、思いの外、目立つのが手元なのですよね。私は家電の機能などを説明することが多いので、どうしても指差している手元や、ボタンを押しているところなどをアップで映し出されることになり、「うー、しまった!」と反省することが多いのです。

せめて、自分でマニキュアを塗ることを習慣にしようとは思うものの、これまたせっかちな私は、よく乾かないうちにどこかに触れてしまって「塗り直しだ〜」ということがしばしば。

でもね、最近、とてもいいものを発見して愛用しているのです。それが、このfacile UV ネイルドライヤー。山善の製品で1000円程度と安価なのですが、指を置くと(少し指先に力を入れて押す感じ)スイッチが入ってUVランプが点灯され、送風が始まる仕組み。指を離せば、オフになります。

ドライヤー的な音がするので、テレビを見たり音楽を聴きながら・・・という時にはおすすめできませんが、サッと乾かしたいというときには本当に便利です。ベースコートを塗って、ネイルカラーを施して、2度塗りしてから、さらにトップコートを塗るというように、セルフネイルでもけっこう工程があるものですが、ネイルドライヤーを使うと、1分程度で次の作業ができます。幅があるので、ペティキュア(足の指)にも対応可能。使用するのは単4乾電池3本です。

今は、サロンに行く方のほうが多いかもしれませんが、セルフネイルのお供におすすめです。


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2012年07月03日

【SPRiNG8月号】女子キュン家電アワード2012

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spring (スプリング) 2012年 08月号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

Penに続いて、今度は取材協力させていただいた雑誌の紹介です。現在発売中の宝島社「spring (スプリング) 8月号」の中で『女子キュン家電アワード2012」という企画でおススメ家電を選出しました。

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選出時にお願いされたのは、ひとり暮らしの女子が、「欲しい!」と思うようなデザイン性が高くて、価格はお手頃な家電。家電に詳しい識者というよりは、フードコーディネーターだったり、美容師さんだったり、読者層に近い人たちが選んだものが主ですが、なかなか楽しいページ(全部で4ページ)になっています。10人の選出者の中では、私一人が、最年長で読者の年齢層とはかけ離れている感じですが、まあ専門家ということで許して下さいませね。

そうそう、宝島社の雑誌といえば付録が魅力。今回の8月号にはツモリチサトのドット柄のペットボトルホルダーと、ポケット付きのミニタオルがついています。水玉柄(私はあえてドット柄なんて言わないですけど)が好きな私としては、このペットボトルホルダーはうれしい! なので見本誌と一緒に送っていただいたものを愛用しております。表紙のアムロちゃんも可愛いですね。



タグ:spring 宝島社

【Pen連載・白モノ家電コンシェルジュ】誰かに飲ませたくなるカプチーノマシン「ラティシマプラス」

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Pen (ペン) 2012年 7/1号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

6月中も本当に忙しくて、あまりこのブログを更新できず、執筆したPen 7/1号も、次の号が発売されてしまいました。ですが、記録という意味もあるので、今更ながらのお知らせです。6月15日発売号で取り上げたのはネスレネスプレッソから4月に発売されたカプチーノマシン「ラティシマプラス」。発表会のときに実演&試飲してみて、あまりの美味しさと、それに相反するような手軽さに心底驚きました。これは、絶対Penで紹介したいと思い、実際にサンプル機も2週間ほどお借りして、私の感動を文章にしています。

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いつもは紅茶派の家人も、このラティシマプラスで淹れたカプチーノの美味しさには本当に驚いていて、「お返しするのが名残り惜しい!」というのが正直な気持ち。フォームミルクの本格さについては今回のコラムでも行数を割いて書いていますが、普通のエスプレッソももちろんおいしいんですよね。

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なので、私はミルクレシピでなく、エスプレッソや湯量が多めのルンゴもずいぶん楽しませていただきました。3万円を切る価格なので、結婚祝い・新築祝いなどにも喜ばれるのではと思います。

毎回、Penのコラムには文章表現に心を砕いています。まだ、Amazonなどでは購入できるようなので、「おいおいどんな文章なんだ?」と気になった方はぜひ(笑)。