2013年07月28日

東京ミッドタウンでのトークイベントのご報告と、玄米のおいしい食べ方のことなど。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

約2週間前に東京ミッドタウン・ガレリア3Fにオープンした「イデアセブンスセンスデジタルコード」には皆さん、もう足を運ばれましたか? オープンの翌日13日(土)にトークイベントが店内で開催され、1時間弱、お話しさせていただきました。用意した椅子席は皆埋まり、立って聴いて下さった方も大勢いらして、感激しました。本当にありがとうございました!

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店内の様子を少しご紹介しましょう。入り口を入ってすぐのところにはキッチン家電コーナーが。奥の棚には電気ケトルやコーヒーメーカー、エスプレッソマシンなどが並んでいます。

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カウンターには今、注目のミキサーやブレンダーなどがズラリ。

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イデアインターナショナルのオリジナルブランド「BRUNO(ブルーノ)」のキッチン家電やセラミック製の食器なども並んでいます。

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トークイベントはブルーノのコーナーの前を少し開けて椅子を並べて行なわれました。MCはイデアインターナショナルの広報を務める高橋慧子さん。打ち合わせの時から、意気投合してしまって、いつも大変盛り上がっていたのですが、この日もそんな普段どおりの雰囲気で楽しくお話しさせていただきました。

最近の家電の傾向など、少し硬い話もしましたが、後半には実際にブルーノのキッチン家電を使った「うふふな暮らし」をご紹介しました。

たとえば、スチームクッカーを使って、玄米ごはんをおいしく食べる方法。

ブルーノのスチームクッカーはとてもコンパクトなので、キッチンの調理台に置いて使っても邪魔にならないし、テーブルで調理して、そのまま熱々を食べるのももちろんOK。



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玄米そのものをスチームクッカーで炊こうということではなくて、炊飯器でまとめて炊いておいた玄米を小分けに冷凍しておいて、それをスチームクッカーで温め直して食べる方法なのですが、冷凍する際に、クッキングペーパーで包んでからラップにくるんで冷凍室に入れるのがポイント。

それで、食べる際には、まわりのラップだけをはずして、クッキングペーパーに包んだ玄米ごはんをスチームクッカーに入れるのです。

冷凍の玄米ごはんがふっくら戻るのは、だいたい20分程度。クッキングペーパーは蒸気を通すので、中の玄米ごはんに十分に蒸気が通って、炊きたてのときよりもさらにふっくらもちもちするのですよね。

男性は玄米特有のごそごそした感じが好きでない人が多いですよね。わが家の男性陣も皆そうなのですが、この方法で温め直したものは「おいしい!」と言って、食べてくれます。炊く⇒蒸すの2段階調理になるなんて、面倒だと思うかもしれませんが、玄米は炊くのに時間がかかるので、お休みの日などにまとめて炊いておいて、この方法で冷凍しておくと便利です。

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で、20分間、温め直しをしている間に、もう1段のほうで、じゃがいもや人参、パプリカなどを入れて調理すれば同時に温野菜もできてしまいます。この日は、コストコで購入したフランクフルトソーセージがあったので、そのすき間にソーセージも入れてしまいました。

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そのほか、スチームクッカーでは「牛肉と野菜、キノコの中華風蒸しもの+温野菜」なんていうのも、作れます。下段にスチームクッカーにちょうど入るくらいの器を入れて、その中に牛肉、長ネギ、しめじなどと、調味料を入れるだけ。上段にはセロリ、人参、大根をぶつ切りにしたものを入れて、一緒に20分弱蒸しました。

セロリって、生で食べるよりもこうして蒸したもののほうが格段においしくなります。塩でもマヨネーズでもいいし、味噌+豆板醤+マヨネーズなども合います。

夏場は調理に時間をかけたくないものですが、こうした調理方法なら、放っておけばいいので便利ですよ。

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それと、ブルーノの電気ケトルのことをもう少し。以前にもここで紹介しましたが、ガラスの本体で中にティーストレーナーが入れられるようになっているのが他のケトルとは違うところ。なので、トークイベントでは熱々のお湯で淹れたほうがおいしい「ほうじ茶」のことについてお話ししました。

そのほか、今、私が絶賛愛用中なのが、ハーブティー。先日、バースデープレゼントにいろいろな効能別のハーブティーをいただいたのですが、それを淹れるのに本当に便利なんです。

香りが移るのが気になるという方は、ハーブティー専用の一台としてお持ちいただくのもおすすめですよ。

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トークイベントでは実際の調理まではできなかったので、ここであらためてご紹介しました。

そうそう、イベントが終わってから、聴いてくださったかたに「スチームクッカーで温めるのなら、玄米はクッキングペーパーで包んだ後、アルミホイルで包んで冷凍室に入れたほうが、早く冷凍できるし、いいのでは?」とのアドバイスをいただきました。

そうですよね。ラップを使うのは、電子レンジでの温めを想定してのこと。どうせ外してしまうのだし、アルミホイルのほうが冷気を早く伝えるので、より「急冷」になっていいですね。

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店内には人気の高級扇風機も陳列されて、来店する人の注目を浴びていました。そのほかにもオーディオ関連製品や時計なども充実しています。また、商品のラインアップも随時見直されて、新製品が投入されるようですので、六本木方面にお出かけの際にはぜひチェックしてみてくださいね。

あ、最後にもう1つ。店内にバルミューダのジェットクリーン(空気清浄機)と並んで展示されていたのが、スイスのスタンドラフォーム社の除湿機「Albert」。まるで兄弟みたいなデザインでスタイリッシュ! コンプレッサー式でちょっと高いけれど、どんな使い勝手なのか試してみたいなと思っているところです。

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2013年07月22日

世界遺産「高野山総本山金剛峯寺」で夏の参拝者を迎えるダイソンの“羽根のない扇風機”

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

平成27年に開創1200年を迎える高野山の総本山金剛峯寺に7月9日、ダイソンの“羽根のない扇風機”エアマルチプライアーが約30台設置されました。この日、プレス向けにそのお披露目があり、「この目で確かめ、高野山でのエアマルチプライアーの風を体感してみたい!」と私も参加してきました。東京駅からのぞみで新大阪に向かい、JRに乗り換えて新今宮から「南海特急こうや5号」に乗ってさらに1時間半弱、そしてケーブルカーに乗って「こうやさん」駅に到着するまで、約6時間(自宅から)。滞在時間はわずか2時間半程度でしたが、大変興味深い取材ができましたので、詳細をここでご報告したいと思います。まだ高野山にお参りしたことがない方の道しるべとなれば幸いです。

◆急こう配の「こうやさん」駅に到着!

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南海特急こうや5号「極楽橋」駅を降りると、すぐ隣にケーブルカーの乗り場があり、緑あふれる中を5分ほどのぼると「こうやさん」駅に到着です。

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とにかく勾配がきついので、あまり下ばかり見て歩いているとクラクラしてしまうため、まっすぐ前を向いて歩くほうがベター。この日は、平日だったこともあってか、日本人よりも海外からの観光客のほうが多かったです。

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駅はもちろん、お寺さんなどあらゆるところで目につくのが、この「こうやくん」。なかなか愛らしいですね。

◆まずは徳川総家菩提寺の「蓮花院」へ

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今回、駅からの車で最初に案内していただいたのは、蓮花院(れんげいん)。その名の由来にもなったと思われる蓮の花がきれいに咲いていました。

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弘仁八年、弘法大師さまが高野山開創に際して高野山に結界を張る秘法を修した時の草庵がこの「蓮花院」とのこと。 徳川総家菩提寺でもあり、徳川歴代将軍、尾張、水戸、紀州の御三家をはじめ徳川、松平ゆかりの方をお祀りしているのですね。ここは宿坊になっていて、阿字観と言われる密教瞑想(密教座禅)の体験や御写経の体験もできるようです。80畳もの広間もあり、宿泊した際には朝、本堂にて勤行(ごんぎょう<おつとめのこと>)にも参加することになっています。※私は今回、前泊しませんでしたが、せっかくに機会だからとこの宿坊に泊まった編集者仲間もいます!

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この「蓮花院」にて、まずはエアマルチプライアーの仕組みについてのレクチャーがありました。写真は、今回のプレスツアーに同行してくださったダイソンの美人広報・赤野さん。

ここでおさらいです。ダイソンのエアマルチプライアーは羽根がない扇風機として知られていますが、いったいどんな仕組みについてなっているのでしょうか。ヒントはハンド・ドライヤーにあったとのこと。エネルギー効率に優れたブラシレスDCモーターが毎秒最大31リットルの空気を土台の円柱部分の吸気口から取り込み、最大16倍に増幅してムラのないスムーズな気流を生み出します。これには、自動車のターボチャージャーと飛行機のジェットエンジンに試用されるテクノロジーが使われています。

ちなみに、2009年秋にジェームズ・ダイソン氏が来日された際に、直接お話しを伺ってきた時の記事がこちらです。

◆高野山の“自然の風”を16倍に増幅させて参拝者に届ける「エアマルチプライアー」

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続いて、高野山真言宗 総本山金剛峯寺の東山教清氏からも、今回どうしてダイソンのエアマルチプライアーを導入することに決めたのかについてお話しがあったのですが、そこで心に響いたのがこの言葉。

―「人工的に作り出した冷たい風でなく、高野山に吹く、清らかで自然な風を15〜16倍に増幅させて夏の参拝者に届けてくれる」という点がとてもいいではないかと。年々、温暖化によって暑さを増す高野山において環境に配慮しながらも涼をとるのに適した製品だと思いました。


平成27年に開創1200年を迎える高野山は、弘法大師空海(東山氏は「お大師さま」と呼ばれていました)が、密教を広めるために選ばれた場所です。都から離れていながらも、ある程度の開けた土地があることが、『宗教都市』としては大切なことだといいますが、まさに高野山というのはそういうところなのですね。

東山氏は密教とダイソンの結びつきについて、こんなお話もされていました。

―それまで仏教において「成仏する(=仏陀になる)」には劫という時間がかかると考えられていました。仏教では劫という時間は正確には定義されていませんが、「お城1つ分の岩を100年に1度、天女が舞い降りて羽衣で撫で、岩が削れてれてなくなってしまうまでの時間」と例えられます。仏陀になるためにはこの考えられないくらい長い時間を生まれ変わり死に変わり人生を繰り返して修行しないといけないと考えられていたのです。これに対し、密教では今の人生で成仏することができる(=即身成仏)と説かれており、密教の最大の特徴のひとつです。つまり当時としてはセンセーショナルな教えだったということです。

そんな高野山では、弘法大師空海が招来した密教を現代社会に生きる多くの人々に役立てようと、僧侶が日々活動しており、天文学や建築学のほか、社会に適応する技術を身につけ、環境問題やエネルギー問題に対しても発信を続けています。

―「常識を疑うことを忘れずに研究開発に取り組む」という姿勢を貫き、技術革新を続けるダイソン社とは、1200年の歳月を超えて、共感するところがあり、『自然環境を大切にする』という理念においても一致したのです。デザイン的にも、違和感なくなじんでいる点がよいですね。


そう語る、東山氏の言葉には説得力がありました。ダイソン社側も「買ってもらうのが目的でなく、技術そのものをお寺に使ってほしい」と。


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お話しをうかがいながら精進料理をいただきました。精進料理というと野菜やお豆腐と思われるかもしれませんが、野菜の中でも香辛料や精のつくニンニクなど五辛と呼ばれるものは食べてはいけないのだそうです。ただし、肉でもどなたかにいただいて『お供え』されたら、その時点でそれは「精進料理」になるのだそうです。

◆金剛峯寺受け付けのエアマルチプライアー

さあ、いよいよ金剛峯寺へ。蓮花院から歩いて3分程度のところに金剛峯寺があります。

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緑あふれる清々しい空気。ただし、7月9日のこの日も、暑かった! 

この後、正門をくぐるのですが、案内してくださった東山氏は私たちとは一緒にくぐらず、右手にある小さな入り口(くぐり戸)から入っていました。昔はこの正門から出入りできるのは天皇・皇族のほか、高野山でも位の高いお坊さんだけだったのだそうです。その伝統が今でも残っているのですね。

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金剛峯寺の外観。屋根は檜の皮を何枚を重ねた檜皮葺(ひわだぶき)になっています。


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屋根の下の部分からお顔を出しているのは何の動物なのでしょう? 気になったので1枚パチリ。

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玄関を入ってまもなくすると受け付けがあり、そこにエアマルチプライアーが置かれていました。ちょうど横向きだったのでわかりにくいですね。

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アップにしたのがこれです。ここに置かれているのは、今年3月末に発売された日本向けモデルのAM02「リビングファン」。2010年6月に発表された「タワーファン」と同じ性能、デザインですが、高さが13センチ低く、座って過ごす日本の住環境に合わせて開発されたものです。カラーも「シルバー×シルバー」なのでシックな印象。カラフルなブルーではないので、こうした伝統建築にもしっくりなじむのですね。

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続いて、ここは「持仏前廊下」です。受付のところよりもさらに違和感なく並んでいるように感じました。撮影しながらも風が心地よく、開かれた空間にあるせいか、モーター音や風切り音のようなものはほとんど聞こえず静穏な空間を保っていました。

◆蟠龍庭前の廊下に美しく並ぶAM02リビングファン

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さらに奥に進むと、うつくしい石庭が現れます。その広さは2340平方メートルと広く、雲海の中で雄雌の一対の龍が向かい合って奥殿を守っているように表現されているとのこと。

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この蟠龍庭の前の廊下にもAM02リビングファンが美しく並んでいました。

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アップでもう1枚。

◆阿字観道場にて瞑想を体験!

続いて向かったのは、「阿字観道場」。阿字観とは真言密教における瞑想方法で、仏との一体をはかるもの。座禅にも似ています。今回、短い時間ではありましたが、この瞑想体験をしました。

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阿字観道場は、日陰とはいえ、広く窓のある場所ではなく、たくさんの人々が畳の上に座って阿字観を行なうのでかなりの熱気になります。ただし、道場正面に向かって左右に1台ずつAM02リビングファンが置かれており、首を振りながら風を送ってくれるので、汗をかくこともなく瞑想を行なうことができました。

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脚の組み方、呼吸の仕方など、禅のようでもあり、ヨガのようでもあり、貴重な体験をさせていただきました。体の中の余計な力が抜け、体幹がすっと通るからでしょうか。終わった後は何とも清々しく、長旅の疲れや肩こりさえもとれたような気がしました。

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今回、高野山総本山金剛峯寺で実際にエアマルチプライアーが置かれてのを見て、リリースでいただいた画像以上に、その伝統ある空間になじんでいるように感じました。

何より、阿字観道場での風の心地よさは、特筆すべきもの。瞑想するにあたって、その音がまったく気にならなかったのも大きな発見だったかも。羽根がないのでお手入れが簡単なのもこれから長く使われていくにあたって、素晴らしいことだと思います。エアマルチプライアーは美容室やカフェなど商業空間に置かれているのをよく見かけますが、これもデザイン性とお手入れのしやすさあってのことでしょう。この夏、高野山に行かれる方は、ぜひ自分の目と体で、そのデザインと風の心地よさをを確かめていただきたいなと思います。

これまで密教のことも、弘法大師さまのことも、再来年に1200年を迎えることもよくわかっていなかったのですが、その場に自分の身を置き、東山教清氏のお話や、阿字観の体験をすることで、「真言密教の総本山にダイソンの羽根のない扇風機が置かれることの意味」を少し深く理解できたように思います。強行軍ではありましたが、本当に得難い体験、取材をすることができました。ありがとうございました。


長文を読んでくださった読者の方にも御礼申し上げます。


2013年07月18日

【今どき炊飯器事情】お米を研いだら、すぐにスイッチ!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

秋の新米の季節に合わせて、各メーカーとも炊飯器の新モデルを発表してきていますね。高いものほど売れると言われている「炊飯器市場」ですが、せっかくいい炊飯器を買ったとしても、使い方が間違っていたとしたら、おいしいごはんは炊けません!

で、今日、ぜひ皆さんにお伝えしておきたいのが、「お米を研いで内がまに入れたら、待たずにすぐにスイッチを入れて!」ということ。お米の袋にも「浸水最低30分」などということが書いてありますが、それは土鍋などガスで炊く場合のこと。電気炊飯器の場合、今どきの「マイコン」「IH」タイプの炊飯器はすべて「浸水」の段階までもが、炊飯の制御の中に組み込まれているので、研いですぐにスイッチを入れて大丈夫なのです(というよりも、そのほうがよい)。

水に浸している時間が長すぎると、お米の表面が柔らかく崩れてきてしまって、おいしく炊けません。ましてや今のような気温の高い時期にはなおさらのこと。長く置きすぎると傷んでしまうこともあるので気をつけたいですね。

なお、タイマーで炊く場合は、浸水時間が長いことを考慮して、それに合わせた炊飯のモード設定がされているとのこと。さすがです。

なので、もしお米をセットしたのに、スイッチを入れるのを忘れちゃった!というときには、いっそ早炊きモードで炊いたほうがいいかもしれません(←これについては、今度メーカーさんに確かめておきます)。

今日の取材時に、この話で盛り上がったので、ぜひぜひ皆さんにお伝えしたいと思ったのでした。


2013年07月16日

お風呂で愛用中の美容家電3点セット♪

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

梅雨明け早々、猛暑、酷暑という呼び方がふさわしい日々か続いていましたが、昨晩は久しぶりにすず風が吹いて、心地よい眠りに包まれましたね。夏になるとシャワーだけで済ませる人が多いようですが、ぬるめのお風呂に入ったほうが、疲れも取れるし、深部体温が下がりやすく深い眠りにつけるのです。私が今、お風呂で愛用しているのが、冒頭の写真にある美容家電たち。パナソニックの音波振動歯ブラシ『ドルツ』と頭皮エステ、フィリップスの電動洗顔ブラシ『VisaPure』の3点セットです。

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頭皮エステは初代モデルをずっと愛用していて、つい先日、ブラシ部分を新しいものと交換しました。6月に発売されたオーロラライト付きの新製品「頭皮エステ(サロンタッチタイプ) EH-HE95-PB」に買い替えようかなとも思ったのですが、先日、日テレ「NEWS ZERO」のロケでお世話になったビックカメラの店員さんに相談したところ、「まだ動いて使えるのなら、ブラシだけを買い替えて大事に使った方がいいのでは」とのアドバイスをいただいたので、そうすることに。そうですよね、仕事柄、新製品チェックも大切ですが、部品を交換してお気に入りを長く愛用することもとても大切なこと。さすがのご指摘に感謝しています。ブラシを交換すると、やはりコシが違うというか、マッサージ感も違うようで、リフレッシュ。また、しばらく愛用できそうです。

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ちなみに2013年新モデルは、こんなふうにブルー系のクールなライトが次第に温かみのある色に変化して、20分で停止する仕組みになっています。頭皮エステの前後に半身浴をする時などにいいですよね。

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マッサージのほうも、頭頂部とサイドで動きを変えられるようになっていて、さらにサロンのヘッドスパに近いものにバージョンアップしています。

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男性用「 頭皮エステ(皮脂洗浄タイプ) シルバー調 EH-HM75-S」はブラシ部分が32本になっていて、HighとLowの2種類のモード切り替えが出来る仕様。

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さらに今年は新しく、音波振動を取り入れた「音波頭皮ブラシ EH-HM25-W」も登場しています。売り場の方のお話によると、こちらは皮脂汚れを気にする若い男性に人気があるようです。

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音波振動歯ブラシ『ドルツ』は、5月に発売の新モデル「音波振動ハブラシ ドルツ ピンク EW-DL21-P」を使っています。ブラシの形状が変わってステインをきれいに落としてくれるところもいいですが、私の一番のお気に入りポイントは「オーラルエステ」ができるところ。

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オーラルエステというのは、今けっこう注目されているもので、頬の外側(つまり肌のほう)からマッサージなどの刺激を当たるのではなくて、口の中から頬の内側に刺激を与えて、よりダイレクトなマッサージ効果を得ようとするもの。この新「ドルツ」には、普通の歯ブラシのほかにオーバルブラシが付属していて、それを使って「内頬ケア」ができるのです。

音波振動&リズムモードによって内頬をグイッと持ち上げるように刺激すると、最初のうちは痛いくらいですが、終わった後の「頬を動かした感」がたまりません。これならリフトアップもほうれい線対策にも効きそうだなと納得するはず。ちなみに私は5月上旬からこれまで約2ヶ月愛用中。出張の際に持っていくのを忘れてしまうこともあるので、実使用は1ヶ月半くらいかもしれませんが、自分では「なかなかいいじゃないか」と思っています。すでに半世紀以上も生きている私ですので、それなりに衰えてきてはいますが、この新「ドルツ」もアンチエイジングに一役買ってくれているようです。

フィリップスの電動洗顔ブラシ「VisaPure」の発売は9月初旬。先日の新製品発表会の際に、海外仕様のものをサンプルとしていただいたので、さっそく使ってみています。こちらの特徴についてはまたあらためてご紹介しますね。






【神原サリーの家電歳時記】2013年夏編:除湿機と扇風機

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

山善さんのサイトで連鎖しているコラム「神原サリーの家電歳時記」が更新されました。第5回となる2013年夏編のテーマは『除湿機と扇風機』。今年は梅雨明けが例年よりもずっと早かったので、除湿機の話をするにはちょっと遅かったかもしれませんが、洗濯物の部屋干しをする人が増えている中、お天気の悪い日や秋の長雨の季節、冬の結露や洗濯物乾燥にと、通年活躍できるのが、除湿機です。

あまり知られていない除湿機の種類や、選び方、洗濯物乾燥時にはどのように使ったらよいのかをご紹介していますので、きっとお役に立つことと思います。そのほか、扇風機をサーキュレーターとして使うときのコツ、扇風機やタワーファン+アロマオイルという使い方なども提案しています。お時間のある時にでも、ぜひ。

【神原サリーの家電歳時記】
http://www.yamazen.co.jp/yamazenbook/classyamazen/sketches/05/


2013年07月10日

ファミリーイナダの50周年記念モデル「Wエンジン」とロッキングチェア機能付き「キャラコ」のこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

9月の敬老の日に向けて、マッサージチェアの新製品が発売される時期になりました。とはいえ、昨今は、マッサージチェアもずいぶんバリエーションが広がって大きさも価格帯も増えてきたので、必ずしも年配の人向けの製品ではなくなりましたね。特に、働き盛りの30〜40代の欲しいものの中には上位にランキングされるといいますから、本当に皆さん、癒しを求めているのですね。

さて、先週7月1日にファミリーイナダの新製品発表会がありました。聞きなれない社名ですが、これは国内では「ファミリー」、海外では「イナダ」のブランド名で展開をしていたファミリーが、創業50周年を記念して「ファミリーイナダ」として新社名を採用したのです。

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マッサージチェアは特にアジアでの人気が高いそうで、1日の販売台数が3500台も! 日本では10〜15%の普及率ですが、欧米でも人気が高まりつつあり、現在100か国に輸出しているとのこと。「今後は1兆円産業となるのも夢ではない」と、発表会の際に社長の稲田二千武氏が語っていたのが印象的でした。

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ところでマッサージチェアの良さ(価値)とは何だと思います?

マッサージの心地よさで精神的にリラックスできることに加え、体を活性化させ、自然治癒力を高める効果もあるのです。さらに自宅にいながらにしてコリをほぐしてくれるのですから、ありがたいですよね。

これまでファミリーはラスベガスで開催されるCESにて、マッサージチェアの音声対応や光センサーなど、イノベーション賞を4回受賞しています。音声対応のマッサージチェアは現在では販売されていないのが残念なところ。ぜひともバージョンアップさせたものを今後発売される新製品に搭載させてほしいなと思っています(マッサージチェアほど、リモコンよりも音声で操作できたら便利なものはないと思いませんか?)

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そんなファミリーイナダの50周年記念モデルが8月中旬に発売予定の「Wエンジン(ダブルエンジン)」。2つのエンジンを上半身と下半身部分にそれぞれ装備して、流れるようにもみほぐしてくれるのだといいます。8月から全国1,500店の家電量販店の店頭に並ぶそうなので、ぜひ試してみたいものですね。

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こちらが「ダブルエンジン」と社長の稲田氏。カラーは写真のレッドのほか、アイボリーとブラックの3種類あります。価格は44万9800円程度とのこと。さすが記念モデルだけあって、高級ですね。

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実は私が注目しているのは、7月中に発売開始予定だというお手頃価格のモデル。

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よく見てください。脚の部分がなんとロッキングチェアになっているんですよね。実際に座って体感させてもらったのですが、椅子としてくつろぎタイムに使う際にも心地よく、リラックス感たっぷり。それにサイズもコンパクトなので、わが家にあるIKEAのティレクターズチェアの代わりに置けそうな感じです。

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リモコンがこちら。シンプルで使いやすそうなのもいいなと思います。

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実はこれ、昨年8月に発売されたソファタイプの「キャラコ」(上の写真)の新バージョンの1つなのだとか。想定価格14万円台というので、マッサージチェアとしてはかなりお手頃です。

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「キャラコ」のリモコンがこれなので、比べてみると、今回のロッキングチェアタイプのもののほうが脚のマッサージをシンプルにしているのだなとわかります。それで、2012年モデルのキャラコよりもさらに求めやすくなったのですね。

ロッキングチェアタイプの新キャラコ、カラーも5〜6色と聞いています。ファブリックタイプだけでなく1万円程度価格の高い、合皮タイプ(黒)もあるとのこと。これ、わが家のリビングに置きたいなあと考えているところなのです。



2013年07月08日

【今日のうふふ家電】野菜を1日に350g食べるために〜ティファールのフレッシュエキスプレスと、タニタの“野菜をはかる”スケール

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先週、ティファールの秋に向けての新製品発表会が開催されました。ティファールならではのお鍋や圧力鍋の新製品や電気ケトル、さらにはコードレススティッククリーナー、デザートメーカーなど興味深い製品が多数発表されましたが、私が最も心惹かれたのが、上の写真の「フレッシュエキスプレス」。

見ただけでは、何に使う調理家電なのかわからないかもしれませんね。実は、これは野菜の下ごしらえを、ぐんと簡単にする電動のスライサーなんです。

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こんなふうに部品を付け替えるだけで、用途に応じた様々な切り方ができるのが、このフレッシュエキスプレスの特徴です。

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見てわかるように、手動でもよくあるタイプのスライサーと同じ仕組みのパーツがこんなカップ状になっていて、それをマシンの先にセットし、上から野菜を入れるとカットできる仕組み。おろしがねを使うように手を上下に動かしてスライスしたり、包丁を使わずともスピーディに野菜の下ごしらえができます。

私自身、包丁を使いなれているし、まな板と包丁があればだいたいのことができるわけですが、たとえばお子さんや、料理に不慣れなだんなさんがお手伝いをしたいという時にも、このフレッシュエキスプレスがあればとても手軽ですし、何より、カラフルでキッチンが明るく楽しくなるのがいいなと思います。

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本体そのもの(設置面積)は、ティファールによるとiPad miniと同じ程度でかなりコンパクト。しかも5種類のパーツは本体にセットして収納することができます。発売は12月の予定とのことで、少し先なのですが、とても楽しみにしています。

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ここで、1つ大切な話。今、厚生労働省による「健康日本21」では、成人の1日の野菜摂取目標量は350gが望ましいとされています。でもね、実際に統計をとってみると、日本人の野菜摂取量は世界的に見てみても、とても少ないのです。特に、20〜30代の摂取量の少なさが顕著だとのこと。健康のためにも、美容のためにも、ちょっとこれは憂うべきできごとですね。

どうして野菜の摂取量が少ないかというと、外食等が多いことに加え、自分で食事の支度をする際にも、野菜というのはどうしても下ごしらえが必要なため、それが面倒で食べる量が減ってしまうという側面もあるようなのです。洗ってすぐに食べられるような野菜は目方も少なく、生野菜をいくら食べても、なかなか350gには満たないのが現実。

ニンジンやジャガイモなどのような根菜類を多く食べることがポイントになってきますが、その際の下ごしらえとして役だつのが、フレッシュエキスプレスのような「調理準備家電」というわけ。

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野菜がらみでもう1つ紹介したいのが、タニタから明後日7月10日に発売されるデジタルクッキングスケール「KD-199」。

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これは、野菜の調理をするたびに、ここに野菜をのせて計測していくことで、野菜の合計量がわかる機能がついているスケール。1食分の野菜の摂取目標量をレベル1(100g)〜レベル4(200g)まで選び、家族の人数を選択することで、調理時の野菜目標量がわかるほか、目標量まで「あと何グラム」という表示も出てきます。

よく考えてみたら、何となくざっくりと「野菜を多めに食べなくちゃ」と認識していても、実際の野菜の摂取量なんてはかってみたことがある人って少ないですよね。なので、毎日計測してみることは、意識付けにとても役立つのではないかと思います。

実は本日、サンプルを送っていただいたところなので、今晩の調理時からさっそくはかってみるつもり。べジータ(冷蔵庫)があるので、かなり野菜については自信を持っていますが、「はかってみたら案外少ないじゃない!」なんてことにならないといいのですが。

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お借りしたのは、レッド(プチトマト柄)ですが、グリーン(キャベツ柄)、オレンジ(ニンジン柄)などもあり、シリコンカバーがついていて、ボウルなどをのせても滑りにくくなっています。

細かな使用レポートは、またあらためてお届けいたしますね。

・・・ということで、まだ発売前の2製品ですが、デザイン面でもこの「フレッシュエキスプレス」とタニタの「KD199」は「うふふ家電」認定かなと思っています。


posted by sally at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | Sally's うふふ家電

2013年07月04日

【Pen連載コラム】今月の逸品はドメティックのワインセラー


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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

毎月連載コラムを執筆している阪急コミュニケーションズ発行の「Pen」の7/15号が発売されています。今号の「白モノ家電コンシェルジュ」で取り上げたのは、Dometic(ドメティック)のワインセラー「マ・カーブ」。ワインセラーには冷却方式によって3つの種類がありますが、「マ・カーブ」はコンプレッサー式で、夏場でもしっかり温度管理ができるのが魅力です。

しかも「マ・カーブ」はセラー内を2つの温度帯に分けて設定できるので、赤と白、熟成させたいものと早飲みタイプのもの・・・というようにワインの種類に応じて温度を変えられるのがとても便利。実は、わが家でペルチェ式の安価なワインセラーを使っていますが、冬はいいものの、今の季節には庫内の温度が高すぎてしまって(室温マイナス15度が限界)、白ワインやシャンパンは冷蔵庫に移動させています。その点、コンプレッサー式は価格が少し高めだけれど、やっぱり魅力的だなあと思います。

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すでに2011年のインテリアライフスタイル展でお披露目されていたのに、実際に発売されるまでには、開発から3年たってしまい、4月の発売からわずか2週間で初期ロットが売れてしまったという人気売ぶり。みんな発売を首を長くして待っていたのですね。

そのあたりのことや、ドメティックってどんなメーカー?ということについては、誌面に詳しく書いてありますので、ぜひぜひ手に取って(できれば購入して)お読みくださいませね。

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そうそう、今回、誌面で取り上げたのは、17本入りの小さいほう(7万9800円)ですが、上の写真の左にある94本収納可能なほうも、今どきの大型冷蔵庫程度の大きさで19万8000円とお買い得な価格です。個人で飲食店をされている方や、ワイン好きの方には置き場所さえあればこちらのほうがいいかもしれません。

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今年のインテリアライフスタイル展では端材を利用したこんなワインラックもノベルティとして置かれていました。福祉作業所とのコラボで作られているそうです。




2013年07月01日

【花王マイカジスタイル】新サイトの執筆、担当しています

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

6月末に花王が提供する「マイカジスタイル | お気に入りのスタイルを見つけよう」という新サイトがオープンしました。これは、暮らしにあわせたそれぞれの『家事スタイル』を応援していこうというハッピーマガジン。

家事といえば生活家電も大いに関係してくるということで、サイトオープンにあたって執筆陣に加えていただきました。

現在、公開されているのはドラム式洗濯乾燥機関連の記事が2本。

ドラム式洗濯機デビュー、コンパクトサイズならどれを選ぶ? | マイカジスタイル

ドラム式洗濯乾燥機デビュー、どれを選ぶ? <大容量のファミリー向けモデル編>| マイカジスタイル


スマートフォンでも気軽に読めるように、短めのコラムで構成されているマイカジスタイルですが、私はどうしても文章が長めになってしまって(単なる製品紹介だけにはしたくなくて)。でも、お役に立てる内容であることは保証しますので、お時間のある時にでも、ぜひチェックしてみてくださいね。