2013年08月31日

海外出張のお伴に「kobo glo」持っていきます。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今日の羽田発の早朝便で10日間の海外取材に旅立ちます。昨年同様、ドイツ・ベルリンで開催される家電見本市「IFA」の取材の前に、海外メーカーさんの本社および工場の取材で、まずはスイス入りします。飛行機の中でも原稿仕事をしないと間に合わないのですが、それだけでは疲弊してしまうので、やっぱり長旅のお供には本を持っていきたいところです。

でも、そうでなくとも多くなってしまう荷物、何冊も本を持っていくのはつらいのですよね。そこで、今回は電子ブックリーダー「kobo glo(コボ グロ)」を持っていくことにしました(写真のスーツケースの上にあるホワイトのタブレットっぽいのがそれです)。

世の中的には(というより、私の周辺ではKindle Paperwhiteを使っている人が多いようですが、私は初代のkoboを楽天さんからいただいて使ってみたことがあったので、同じ系列にすることに。

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手帳と比べみても小型で軽く、初代モデルとの違いはフロントライトがついて、暗いところでも読めること。

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ミステリ好きの私としては、前のページをパラパラとめくりにくい電子書籍はあんまり好みではないのですが、軽いのはいいですね。文字の大きさも自在だし。

それでは、元気に行ってまいります。


2013年08月30日

【BestGear2013年10月号】先取り「秋モノ」完全公開!〜シャープ10代目ヘルシオ

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Best Gear 2013年 10月号

こんにちは。家電コンシェルジュのSally、こと神原サリーです。

8月もあと一日で終わりですね。また、残暑がぶり返してきたようなので、どうか皆様、熱中症対策を万全にしてくださいね。

雑誌の世界は先へ先へと早めに情報提供していくもの。今、発売中の徳間書店発行「BestGear」でも、秋モノの先取り特集をしています。家電の分野で取り上げられているシャープの過熱水蒸気オーブンレンジ『ヘルシオ』ページにて、取材協力しました。2013年モデルのヘルシオで何と10代目。過熱水蒸気を噴射する元になるヘルシオエンジンがパワーアップして、調理時間がぐんと短くなっています。8分で2品作れるおつまみメニューなんていうのもあって、ヘルシオは他のオーブンレンジとは異なる立ち位置で、おいしさ、作る楽しさ、健康調理を提案しています。

そして、シャープならではのココロエンジンを搭載しているため、音声ガイドとは異なる、コミュニケーションができるのが画期的なのです。実はわが家では、今回、ベストギアで取り上げられているフラグシップモデルではなく、年配の人にも楽しく便利に使えるSA-1というモデルのモニター機を使ってみています。メニューを選ぶと、「それ、いいですね」と言ってくれたり、「あと10秒で出来上がります」と教えてくれたり、お手入れをすると、御礼を言われたり、本当にユニーク。使うのが楽しくなります。

そんな10代目ヘルシオの魅力を語っているページを、ぜひチェックしてみてください。なお、大変残念なことに、ベストギアは今号をもって休刊とのこと。だからこそでしょうか。熱意のあふれた1冊になっています。

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2013年08月29日

アウトドアにもぴったり!amadanaのバッテリー内蔵ポーチ

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

私が愛用しているamadana(KENJI AMADANA)のBagttery(バッグテリー)は、出張や外での取材が多い日に大活躍。ちょっと重いですがPCにスマホ2台、資料その他を入れて大活躍しています。モバイルバッテリーを持ち歩いている人も多いと思いますが、バッグそのものに充電しておくことで、いつでもスマホなどの充電できるのは本当に便利です。

レビューその他はこれまでにも記事にしているのでぜひ、こちらを参考に!

amadanaの充電できるバッグ「BAGTTERY」のホワイトボストン!

amadana「BAGTTERY(バッグテリー)」 - 家電Watch

さて、今日ご紹介するのは、このバッグテリーの発想をもう少しカジュアルなスタイルに変化させた「充電できるポーチ」です。

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2500mAhなので、だいたいスマホ1台分でしょうか。私のバッグ同様、このポーチの底にも筒状の充電池が内蔵されていて、事前に充電しておけば、外出中にスマホや携帯、ゲーム機などの電池残量を心配する必要がないのがいいですね。

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カラーはブラックのほかにもグレーと迷彩柄の3タイプあります。グレーのポーチ、写真では白っぽく写ってしまいました。

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そして、もう一つ、ビニールポーチタイプもあるのです。

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防水タイプではないそうですが、濡れた手で触るくらいなら大丈夫とのこと。中に入れたスマホやタブレットをバッグの外側から操作することもできて便利です。

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これはスマホを入れてみたところ。ちなみにタブレットの場合、7インチまでOKだそう。

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ビニールポーチタイプには、こんな薄型の充電池が使われています。容量は2000mAhと、少しライトですね。

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どちらのタイプも、そのまま持って使うこともできますが、バッグインバッグとして使うのもいいなと思います。

私のおすすめは、上の2つ。ポーチタイプはカジュアルさを強調したカラーやデザインのほうが合うみたい。

なお、このポーチたちはamadanaのショップやWebサイトでは取り扱っておらず、スポーツショップのゼビオのみの限定販売です。なので、ロゴもamadanaではなく、よりカジュアルなSALになっているのですね。アウトドアで使うのにも毎日のバッグインバッグとしても便利なので、ぜひチェックしてみてはと思います。


2013年08月25日

衣類を長く大切に着るという考え方〜ミーレのトータルランドリーケアVol.2

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

衣類を長く大切に着るという考え方〜ミーレのトータルランドリーケアVol.1の記事に続き、実際にミーレの洗濯機を愛用しているというスタイリストの河井真奈さんの衣類ケアの様子についてご紹介したいと思います。

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7月の目黒のショールームで開催されたトークイベントでは、河井さんが日ごろ愛用されているお気に入りのドレスやジャケット、ブラウス、ニットなどを持参して、それを手に取りながらの説明がありました。

河井さんは10年前に出産されたそうで、それ以降、肌に触れるものは手洗いをしたいと思うようになったとのこと。仕事柄、たくさんのドレスなどを持っているため、季節の変わり目にはドライクリーニングに出す費用がかさみ、「クリーニング貧乏」のようだったとも。

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ミーレの洗濯機を使うようになってから、ドライクリーニングに出すことがほとんどなくなり、衣類表示をチェックして家で洗濯をするようになったそう。写真のジャケットは、ディオールのもので何と38万円! ウールとシルク製なのでこれもきっと家で洗えるはずと思い、チャレンジしたところ、全く問題なく、むしろきれいに仕上がったとのお話にはびっくりしました。

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ただし、ボタンはくるんで傷まないように保護してから洗うなど、事前の準備は万端に。これまでこのジャケットは、ディオールのボタンを見ただけで「特別料金」となり、驚くほどクリーニング代がかさんだそう。素材に応じて、洗濯温度や脱水まで細かに制御しているため、失敗のない仕上がりになるのだと河井さん。「1枚だけ洗うために洗濯機を回しても、決してムダにならない満足度」という言葉が心に残りました。

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シルクのブラウスも「シルクモード」で洗うとこのとおり。アイロンなしでもOKの仕上がりとおっしゃっていましたが、確かにそうですね。

ただし、色落ちのするものや、レーヨン素材の一種(ビスコース100%など)は、水に弱く、しわになったり縮むことがあるので、ドライクリーニングのほうがよいとのこと。素材を確かめることがポイントになるようです。

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こんなカシミアのニットも水洗いOK。河井さんいわく、「カシミアは水洗いするほうが静電気が起きにくく、元気になる」と。干す際に、吊るさないで平らに広げることも型崩れを防ぐためには大切ですね。

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ワンピース(ブランド名は聞き洩らしました)もご披露してくださいました。河井さんは、グリーンがお好き?

河井さんは「ミーレの洗濯機は確かに普通の洗濯機と比べたら高いけれど、リングを1つ買うのを我慢しても、買う価値があると思いますよ」と。1着1着の衣類がブランド物で高価なこともあり、そうした上質な衣類を長く大切に着るために、ミーレの洗濯機を愛用するというのは本当に意味があることだなと思いました。私には憧れの世界ですけれど。

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ミーレの洗濯機の操作パネルはボタン式+液晶表示で、使いたい機能がすぐに探せるようになっています。ボタンは英語表記ですが、液晶部分には日本語で表示されるので、ご安心を。


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昨日、機種に応じた洗濯プログラムについてもお話しましたが、それに加え、上のような追加オプションプログラムもあります。「予備洗い」や「サイレントモード」「つけ置き洗い」「エクストラリンス」など、お子さんのいる家庭に便利そうなプログラムや、夜家事対応など必要なプログラムを追加できる仕組みというのも便利ですね。

ミーレではメンテナンス時にコンピュータと接続して状況を探る仕組みなど、衣類を長く大切にするだけでなく、洗濯機そのものも長く大切に使ってほしいという姿勢を貫いています。初期コストはかかっても、ずっと使え、クリーニング代も抑えられる・・・そう考えると決して高価な買い物ではないのかもしれません。




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衣類を長く大切に着るという考え方〜ミーレのトータルランドリーケアVol.1

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

夏、洗濯の頻度が上がり、買い替え需要も増す季節です。洗濯というのも実は家族構成やライフスタイルにより千差万別で、それに合わせて、さまざまな洗剤の中から適したものを選び、洗濯機もふさわしいものを選ぶのが賢い選択の仕方なのだと思います。

7月に取材したドイツの家電メーカー「Miele(ミーレ」の洗濯機の考え方は、「衣類を長く大切に着る」ということが根底にあり、手洗いよりもやさしく、しかも汚れはしっかりと落とし、アレルギー体質で肌の弱い人にも配慮する・・・というもの。洗剤、機械、時間、温度まですべてを考えた「トータルランドリーケア」が基本にあります。

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他の洗剤が使えないというわけではありませんが、ミーレにはオリジナルの洗剤もあって、白物用洗濯洗剤の「ウルトラホワイト」、色物用の洗剤(色あせ防止にも効果あり)のウルトラカラー、柔軟仕上げ剤の「ファブリックコンディショナー」、ウール、シルク、デリケートな素材に適した「ウールケア」などがあります。

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そして洗濯機ですが、特許も取得しているミーレ独自の「ハニカムドラム」を採用。ステンレスドラムの洗濯槽が六角形のハニカム構造=ハチの巣状になっていて、ドラム表面にできる薄い水の膜がクッションとなって衣類をやさしく保護しながら洗います。

また、ドラムの穴が小さいため、高速脱水時にも衣類が孔の中に入り込んで糸を引っ張ったりというダメージを防ぐのも、『やさしく洗いあげられる』秘訣です。実際に、ミーレの工場では最終チェック段階で手にストッキング状のものをはめて、ドラム内をこすり、引きつりや引っかかりがないかどうかを確認しているのだとか。

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洗濯機の種類によってもプログラム数は変わりますが、上の表にあるように、「コットン」「ウール」「合成繊維」「濃い色の衣類・デニム」など素材に合わせた洗濯プログラムが充実しています。右の上級モデのプログラムになると、「シルク」や「スニーカー」「防水加工」「カーテン」などのプログラムもありますね。もちろん「自動プログラム」というお任せコースや「クイック洗い20」なども。

ただ、ミーレのマーケティングマネジャーであるステファン・ステラー氏によると、ドイツをはじめとするヨーロッパの洗濯の仕方は、週に2〜3回行ない、洗濯をする日は、1日に何回も行なうのだそう。なぜなら、衣類を色や素材など4種類くらいに分けて洗濯を行なうから。

そういわれてみると、上のプログラムの細かな区分けも納得がいきますね。日本でもこうした丁寧な洗濯の仕方をしていらっしゃる方もいるとは思いますが、「まとめ洗い」という言葉に象徴されるように、ここまで分け洗いをする習慣は少ないようにも感じます。私自身は、子どもが生まれたころは2槽式を使っていて、その後、全自動洗濯機になり、現在はドラム式洗濯乾燥機を使っていますが、もっとも分け洗いをしていたのは2槽式の頃でした。

今では、私の洗濯物をドライコースで洗う、そのほかを標準コースで洗う、急ぎの洗濯物があるときにはお急ぎコースで洗う・・・といった使い方になってしまっています。


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さて、ミーレの取材の話に戻りましょう。通常ならドライクリーニングに出さないと心配な高級な衣類であっても、驚くほどやさしく洗いあげる実験として、バラの花を洗濯槽に入れて、洗濯・脱水を行なう実験をしてもらいましたが、終わって扉を開けても、バラの花びらはバラバラになっていません。

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こんなふうにすべて元通りのままで洗濯終了。見事でした。ミーレの洗濯機の素晴らしさは、ここまで衣類を傷めないことに徹しているにもかかわらず、洗剤とのマッチングも含めて、きちんと汚れは落とし、なおかつ肌にも環境にもやさしいということを貫いていることなのだなあと思います。

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ところでミーレといっても、まだあまり知らないという方も多いかもしれませんね。掃除機なら知っている人もいることでしょう。

ドイツのメーカーで、1901年に初代の洗濯機が誕生。ランドリーの歴史は今年で112年になる洗濯機の老舗です。次の記事では、スタイリストとして活躍されている河井真奈さんの「ミーレの洗濯機によるトータルランドリーケア」の様子をご紹介します。



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2013年08月24日

【いつもの便利×もしもの備え Vol.3】これはおすすめ!単1〜4どれでも使えるライト

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

パナソニックの防災家電シリーズ「いつもの便利×もしもの備え」の第3弾は、停電時などに最も活躍するLEDライトやランタンなどをご紹介します。写真のマグカップみたいな取っ手がついたライトは単1〜単4までどんな電池でも使える優れもの。これまでの懐中電灯というと単1を使用することが多かったので、これは便利です。で、その名も電池がどれでもライト(BF-BM10-W)

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どうしてこんなに大きな取っ手をつけたのかというと、とっさの時に誰でもサッとつかみやすいようにとのこと。前を照らしながら歩く時にも持ちやすいですよね。それに驚くほど軽いのもいいなと思います。

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普通、懐中電灯(ライト)というと、先端のところのみが光って照らす方式ですが、このようにランタンとしても使えるように上部側面も半透明にして光が拡散するように考えられています。

側面の切り替えスイッチ目盛り部分に、使用する電池のサイズを合わせれば点灯、オフに合わせれば消えるという回転式のスイッチなので、手探りで行なってもわかりやすいですね。

もしも電池切れになってしまっても、家のどこかにあるリモコン(エアコンやテレビなど)で使っている電池を取り出してセットすれば明るく照らしてくれるので、緊急時にも心強いなと思います。リモコンの電池というのはそんなに消耗しないものなので、よっぽど古いものでない限り、しばらく役に立つようです。

手ごろな価格(1980円くらい)でとても便利なライトなので、今年の1月に発売してから10万台の出荷を超えたそうです。これは本当におすすめです。

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続いて紹介するのは充電式LEDランタン。約3.5時間の充電で強モードで約5時間、弱なら約20時間、非常用点滅(もしもの時の位置を知らせるための信号)としては約30時間も使えます。

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アウトドア用のランタンとして、吊るしても、置いても使えるシンプルなデザイン。

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こんなふうに重ね合わせても使えます。たとえば3家族でキャンプをする場合、テントでは1つずつ、合同でテーブルを囲む際には、こんなふうに3つ重ねればテーブルの隅々まで明るく照らしてくれて、会話も弾みそうです。

※写真で見ると、ブルーで暗い感じがしますが、実際はもっと白くて明るく光ります。

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そのほか、2011年に発売されてロングセラーになっている「いつも×もしも」シリーズの人気商品といえばこれ。

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LEDネックライト BF-AF10Pは発売以来の累計出荷台数が100万台を突破したとのこと。

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わが家でもキッチンの一画に吊るして、もしもの時に備えているほか、犬の散歩の時に活躍しています。

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また、価格はそれなりにしますが、PCなどの電源を確保したい人向けの「ポータブル電源 CB-LS01H-K」も安定してい売れているものの1つだとのこと。

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2011年の発表会時には、こんなふうな使い方のシーン提案がなされていました。

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普段の生活やアウトドアライフなどで便利に使いながら、もしもの時にも大活躍してくれる「いつも×もしも」の家電たち。この機会に見直してみてはと思います。







【いつもの便利×もしもの備え Vol.2】お風呂やキッチンで楽しめる防水仕様のワンセグテレビ

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日に続いて、パナソニックの防災家電「いつもの便利×もしもの備え」シリーズの第2弾は、「ポータブルワンセグテレビ 防水タイプ SV-ME580」。2013年4月30日にホワイトがすでに発売されて人気の『ビエラ・ワンセグ』ですが、手回しラジオと同様にピンクとブルーが10月に発売されるとのこと。“防災”というイメージではなく、まさに『いつもの便利』があって、『もしもの備え』にもなるなと感じられる製品ですね。

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内蔵バッテリーへの充電(約5時間)で、テレビの視聴が約5時間可能。ワンセグ放送をSDカードに録画できるので、予約した番組をお風呂に入る時に楽しむということもできます。パナソニックのディーガやビエラで録画した番組をSDカードに転送して、このワンセグテレビで見るという方法も。半身浴するときなどに良さそうですね。キッチンで料理しながらニュースやドラマをチェックするという使い方も便利そうです。

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内蔵バッテリへの充電だけでなく、単3電池(アルカリ乾電池もしくはニッケル水素充電式電池)4本で最長約7時間、視聴できるので、満充電した場合、あわせて12時間見られるというのは、もしもの時に心強いですね。

乾電池と充電池を併用する場合、先に内蔵バッテリーを優先使用し、乾電池で動作するという仕組み。電池は他にもいろいろと使用する場面があるので、もしもの時に、他に回せるというのもいいなと思います。

価格はだいたい2万円程度。最近はテレビの価格が下がってきたので、少し高いようにも感じられるかもしれませんが、「もしもの備え」の部分を考慮すると、情報をしっかりt受信できる機器としての心強さはピカイチ。お風呂ライフを充実させるものとして、毎日の楽しみのために1台というのもいいのではないでしょうか。






2013年08月23日

【いつもの便利×もしもの備え Vol.1】コロンと可愛い手回しラジオ

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

8月に入ってからも、暑さだけでなくゲリラ豪雨や落雷による停電や、東北地方の大雨、桜島の噴火など、天変地異が続いています。9月1日の防災の日に向けて、各社から防災家電関連がいろいろと出てきていますが、地震だけでなくても、停電等の心配はあるので、日ごろの備えは大切ですね。

防災家電といえば、2011年夏からパナソニックが提唱している「いつもの便利×もしもの備え」の製品群が3年目を迎えています。先日、この「いつも×もしも」シリーズに新たなラインアップが加わったということで、取材をしてきました。

これまでのLEDライト関連の製品に加えて8月30日に発売されるのが「手回し充電ラジオ RF-TJ10」。手のひら大のコロンと丸みのある形や、ホワイト、ピンク、ブルーのカラバリがうれしい製品です。


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手回し充電に対応していて、乾電池がなくてもラジオを聴くことができます。ハンドルは左右どちらに回してもOKで、1分間(1秒に2回、120回)回すと、14分間聴くことができるようになっています。これくらいなら負担もないし、いいですね。

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また、サイドの切り替えスイッチを切り替えることで、乾電池の使用ももちろんOK。

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単4電池3本を使用するとAM、FMラジオともに、24時間聴くことができます。

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そのほかに、見えづらくて恐縮ですが、左のほうには「ライト」と「サイレン」ボタンも備えていて、サイドに搭載されたLEDライトを非常時に使うこともできます。このライトが手回し120回で3時間も点灯するとは心強いですね。

サイレンも、居場所を知らせたり、緊急事態発生時にはあると役立ちますね。

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後ろ姿はこんなふう。

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コンパクトですが、直径2.8cmのスピーカーを2個搭載しているので、音声が聴き取りやすいのもいいですね。私はこのブルーが欲しいなあと思っています。

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店頭で並ぶ際の箱はこちらです。ちなみに、手回し充電ですが、スマートフォンや携帯電話への充電も可能。1分間・120回の手回しで通話が約2分、連続待ち受けが1時間50分程度可能とのこと。乾電池を含めても重さは300g弱なので、軽くて持ち運びが負担になりません。

ラジオを聴く習慣のある方の普段使いのほか、キャンプ等のアウトドアにも活躍するはず。価格も5000円弱と手ごろです。

ちなみにパナソニック(旧ナショナル)の手回しラジオは今回発売されるもので3代目になるとのこと。1987年の初代モデルは「発電野郎」というネーミングの黒色のラジオで、2005年にも2代目が発売されたそう。時代の移り変わりとともに、デザインも変わり、ブラッシュアップされているのですね。



2013年08月22日

【家電Watchコラム】話題のシェアハウスで使うなら、こんな家電!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

前にもここでご紹介した、名古屋の新築のシェアハウスがいよいよオープンしました。7月にオープンハウスが開催された際に私も取材に行ってきたのですが、さすが新進気鋭の若手建築士チームが設計監理を行っただけあって、とても魅力のある建物。今回、そこで入居者の皆さんが使う家電をセレクトさせていただいたのですが、限りある予算の中で、統一感を出し、空間にもしっくりなじむようにと、デザインにも気を配って選びました。

もちろん、複数の人が共有する家電なので、その点を踏まえての機能・性能のチェックもしています。その様子や昨今のシェアハウス事情なども含めて、記事にしました。

昨年、6人家族が住む邸宅の、家一軒丸ごとの家電選びという仕事をいただき、今年はシェアハウス。今後も住む人の暮らし方や要望にそった家電選びのお手伝いができればと思っています。

【神原サリーの家電 HOT TOPICS】話題の“シェアハウス”で使うならこんな家電! 〜誰にでも使え、空間になじむ家電とは - 家電 Watch


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2013年08月18日

パナソニックの炊飯器、スマホ連携「銘柄炊き分けコンシェルジュ」はさすがです。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日の記事でも少しご紹介したパナソニックの炊飯器SPXシリーズの「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能について、詳しくご紹介しますね。

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このSPXシリーズの特徴は200度スチーム+可変圧力IHの炊飯方式と、軽いのに熱伝導性や蓄熱性に優れたダイヤモンド竈釜との組み合わせなどで、甘みの際立ったごはんが炊けることや、しゃっきりやもちもち、かため、やわらかめなど、好みの食感に炊き分けができることですが、Android対応スマートフォンをお持ちの方なら、アプリの活用で「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能が使えることも大きなポイントです。いわゆる「スマート家電」の1つですね。

冒頭の画面のように、パナソニックスマートアプリをダウンロードしておけば、パナソニックのスマホ連携家電を購入するたびに、登録すると次々に最新機能が使えるようになります。

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今回、私自身はこのSPXシリーズを購入したわけではありませんが、日経新製品バトルの評価のために試用機をお借りしているときに、その炊飯器を使って登録してみました。

スマートフォンで出来る機能には、「エコ情報の確認」「使い方ガイド(=いわゆる取説ですね)」「コース・予約設定」に加えて「銘柄炊き分けコンシェルジュ」や、さらにはお米を買うこともできます。

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「銘柄炊き分けコンシェルジュ」のボタンを押すと、こんなふうに人気銘柄が表示されます。わが家でずっと取りよせているのは、秋田県あきたこまち協会の無洗米(独自の方法で無洗米にしているので、驚くほどおいしいのです)。なので、「あきたこまち」を選びました。

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「あきたこまち」を選ぶと、次の画面ではお米の特徴を知らせてくれるページの入り口や、「好みのかたさ」や「お米の種類」を選べるようになっています。

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続いてのページは、予約の有無。私はすぐに炊きましたが、予約をする場合もこのスマホで10分刻みで予約時間が設定できるので、炊飯器本体で行なうよりも便利ですね。

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予約のページで設定ボタンを押し、本体にタッチするとご覧のとおり、設定状況が本体の液晶画面に表示されます。

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スマートフォンの画面はどうなっているかというと、「設定が完了しました。本体の炊飯ボタンを押してください」とのこと。

ここで、ちょっとびっくりしたのが次の文言。

「あらかじめ水に浸したお米は炊飯ボタンを2回続けて押してください」との表示。少し前に書いた「【今どき炊飯器事情】お米を研いだら、すぐにスイッチ!」の記事のとおり、通常は研いですぐに炊飯ボタンを押してよいということ。でも、もしもすでに30分〜1時間、水に浸してあるのなら、「炊飯ボタンを2度押し」という、浸水済みのお米に合うような炊飯曲線になるように制御を変えてくれるというわけですね。

こういうことは、スマホのアプリを利用してみて初めてわかったことなので、この至れり尽くせり感にちょっと感激しました。スマホ連携、侮れません。今回チェックをするのを忘れましたが、取説にはもしかすると「浸水したお米の場合は炊飯ボタンを2回押してください」と書いてあるのかもしれません。・・・が、なかなか炊飯器の取扱説明書をきちんと読む人が少ないようなので、スマホ連携によって、アプリ内でこうしたアドバイスがあるのはとても便利なことだと思うのです。

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ちなみに「銘柄炊き分けコンシェルジュ」の設定を毎回しなくて済むように、「我が家流炊飯登録」ができるようになっています。スマホ連携で便利なのは、今後、新たな人気銘柄が登場した場合、炊飯器を買い替えることなく、アプリ側で設定が可能なこと。

Andoroidスマホをお持ちの方は、この「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能をぜひぜひ試してみてほしいなと思います。




2013年08月17日

【日経新製品バトル8/15】高級炊飯器<パナ・日立・象印>の評価委員を務めました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先週木曜日(2013年8/15付)の日経新聞「新製品バトル」のコーナーでは、この夏に登場の高級炊飯器を取り扱っていました。すでに各社から新製品が発表もしくは発売されていますが、その中から、パナソニック、象印マホービン、日立アプライアンスの3社の製品をピックアップ。私も評価委員として3機種を実際に自宅で使ってみて、コメントを寄せています。3人の専門家がコメントしていますが、私のほかは五ツ星お米マイスターの西島氏と千葉商科大学教授の山本氏。

今年はデザインを刷新したり、機能を強化してきたり、内釜に重厚感を持たせたりと、ここ数年の高級炊飯器合戦の中でも、力の入った“名機”が登場しているなというのが私の正直な感想です。

あらためて詳細を記事にしたいと思っていますが、今回の3社の製品について簡単にまとめてみることにしましょう。

【パナソニック】

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スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-SPX103-W

パナソニックならではの200度スチーム三洋電機の可変圧力おどり炊きの機能がついに合体した力の入ったモデル。炊き分けなどが注目されていますが、食べてみて何より驚いたのが、圧倒的なごはんの「甘み」でした。昨年モデルと比較しても機構が変わっているせいか、さらに美味しくなったなという印象。

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そしてパナソニックの炊飯器の利点は、「内釜の軽さ」にもあります。2013年モデルでは象印、日立なども内釜の厚みや材質の強化で重みが増しており、「内釜が重い=高級で美味しく炊ける」という認識が広がっている中で、唯一、軽いところが扱いやすさの点で群を抜いています。

ダイヤモンドの微粒子を配合している独自のダイヤモンド竈釜は、ゴールドの塗装が蓄熱性を高めていて、しかも均一な炊き上がりに。

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そのほか、スマホ連携で全国の人気10銘柄のお米の炊き分けができる「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能があるのも魅力の1つ。実際に試してみましたが、確かにお米の特徴が生かされた炊き上がりになっていて、納得の炊き上がりに(これにつていは、別途記事にしますね)。Androidスマホのみの対応で、iPhoneとは連携していないのが残念ですが、スマホ連携の場合、新しい銘柄が登場しても、随時、アプリをバージョンアップさせていって、対応できるところが「これからの家電」を感じさせますね。

【象印マホービン】

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象印 圧力IH炊飯ジャー極め炊き NP-WA10-WP

象印といえば、浅い洗面器状の内釜に特徴がある「極め羽釜」ですっかりおなじみになりました。奥行きのある本体が店頭でも目立っていましたが、2013年モデルでは本体のデザインを刷新。フタの天面に操作部を配置して、これまでよりも少しコンパクトな印象になっています。その分、若干高さが増していますが、操作のための機構を内蔵しているので仕方のないことでしょう。

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新モデルの特徴は「わが家炊き選択」ボタンを設けて、好みの食感に炊き分けができるようになったこと。かたさについて「やわらかい、良い、かたい」の3つ、粘りについて「弱い、良い、強い」の3つからそれぞれ前回の炊き方を振り返ってアンケートに答えると、改良した炊き方で炊いてくれるのです。操作する上では意識しませんが、実に121通りの炊き分けができるそうで、その中から、最適なモードを選び、「わが家の好み」を決定するというのですから、びっくりですね。

お借りしている期間が短かったので、「わが家炊き」の回答によって、どれくらい味が変わっていくのかを確かめることができなかったのが残念でした。

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そのほか、「ご家庭で理想のごはんを炊くための十箇条」という下敷き状のカードが同梱されていたり、正しいお米のとぎ方がわかるDVD付きだったりと、炊飯器の周辺まで考えてアドバイスしてくれているのも見事です。

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さらに、水にもこだわってほしいと三菱クリンスイと共同開発した「炊飯浄水ポット MQ-JA11-WB」まで同時発売するもよう(炊飯器も浄水ポットも発売は8月21日)。

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【日立】

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日立 圧力&スチームIHジャー炊飯器 打込鉄釜 ふっくら御膳 RZ-TW3000K-XV

日立が今年、掃除機など他の家電にも採用しているのが、この紫とブラウンを合わせたような落ち着きのある「マグノリア」カラー。艶消しでマットなデザインが高級感を感じさせ、私はとても気に入ってます。

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日立の新モデルの特徴は、内釜のバージョンアップ。内釜の側面に吹き付ける鉄の量を増やして、厚みのある仕上がり。こうしたことで炊いたごはんの体積が前モデルよりも5%増えてふっくらとした炊き上がりにになるのだそう。『ふっくら御膳』の名の由来もここにあるようです。

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日立も取扱説明書のほかに、簡単ガイド、使い方のDVDと、充実した同梱品。本体そのものの操作性もいいなと感じました。

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この機種は比較的、長めにお借りできたので、玄米も炊いてみたのですが、ご覧のように凹みができることもなく美しい炊き上がりで、味もふっくらもちもち。圧力をかける機種はどれもその傾向にありますが、炊飯時間が短めなのもうれしい利点かなと思います。


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この3機種の中では、パナソニックのSPXシリーズのみ、6月に発売開始されているので、アマゾンの価格を見ても、すでに7万円程度になっていて、値ごろ感があります。

他の2機種は日立が8/8に発売されたばかり、象印は8/21発売予定なので、しばらくは10万円以上のはず。いずれも個性的&味もバッチリなので、あとは実際に店頭でさわってみて、操作性や重さ、デザインなどを考慮することがポイントになるのかなと思います。



2013年08月15日

焼き立てパンも具だくさんサンドイッチも見事に切れる電動ナイフ!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

前からこんなのがあったら便利だろうなあと思っていた電動ナイフが、ブラック&デッカーから発売されました。その名も「電動ブレッド&マルチナイフ」。最近はホームベーカリーがかなり普及しているので焼き立てのふわふわパンの切りにくさを実感している人も多いと思います。なるべく早く食べたいけれど、少し冷まさないと上手に切れない。それならちぎって食べちゃおうみたいな流れになっている人もいることでしょう。

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この電動ブレッド&マルチナイフEK700は、2枚の刃が高速で動き、食材そのものは動かないために、やわらかい食材でもつぶれたりしないで、とても切り口がきれいに切れるのです。ただ、使ってみるまでは、電動ナイフだなんて、危ないのではないかしら…と不安だったのですが、大丈夫、安全面にもちゃんと配慮されていました。

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2枚の刃の先にある突起が重なるようにセットしてスライドさせてから、本体に差し込みます。

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本体サイドにあるブルーのボタンを押しながら、刃をセットし、奥までカチッとはめ込まれればOK。

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ここまでできたら、コンセントにプラグを差し込みましょう。コードの長さは2.2mあるので、キッチンでも食卓でも使いやすいと思います。

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本体の下部にあるブルーのトリガーのまん中に白い突起がありますが、これが安全ロック。使う時にはこのロックを押しながら、トリガーを押しこむという仕組み。ブルーのトリガーから手を離す(力を抜く)と、安全装置が働いてロックされてしまい、再び白い突起を押しながらの作業をしないと動きません。

つまり、「突起を押しながら、トリガーを押さえる」⇒「刃が動くのを確認したら、トリガーは押さえたまま、突起のみ手を離す」⇒「切りたい食材を切る」という手順で使うということですね。

慣れないうちは、突起を押しながらトリガーを押さえる(引く)という操作がしにくいかもしれませんし、突起を押さえたまま、食材を切ろうとしてしまいがちですが、ここは慌てずに。

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実際に切ってみると、すっぱりときれいに切れることに感激! ただし、電動ですので、それなりに音はしますのでご了承くださいませね。

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続いてレタスとトマトをはさんだサンドイッチも切ってみましたが、具材が飛び出すこともなく、こんなにきれい! トマトが入っているサンドイッチを6切れに切るなんて、けっこう大変なことなのに、ご覧のとおり。


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今回はいただいた食パンを切ってみたので、ふわふわのやわらかい食パンではなかったのですが、今度がホームベーカリーでパンを焼いた時に、これを使ってみるのが楽しみです。

ちなみにパンだけでなく、巻きずしやケーキのカットにも使えます。パン好きのご家庭にはこれがあるとかなり便利かなと思います。





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2013年08月13日

【今日のうふふ家電】ダイソン「テーブルファンAM01」の最大の魅力を発見!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日の「もう大型液晶テレビはいらないかも…4万円弱で超快適テレビライフ♪」の記事が各方面でバズっていまして、その反響の大きさに驚いています。その続きと言ってはなんですが、同じくわが家のテーブル周りの家電をご紹介しようと思います。

そう、ご覧のとおり、ダイソンの「羽根のない扇風機」、エアマルチプライアーなんです。え?これが「うふふ家電」とは、何を今さら・・・と思われますか?

2009年秋に登場して以来、ジェームズ・ダイソン氏にも直接、インタビューしたり、バージョンアップされるごとに記者発表会にも出席したり、店頭でもチェックし、2013年7月4日付の日経新製品バトル(タワー型扇風機)でも、評価委員としてコメントをしているくらいなのですが・・・実際に暮らす「わが家」での使ってみたことがなかったのでした。

それが、今回初めて実空間の中でテーブルファンAM01を使ってみる機会に恵まれたのです。カラーはこの春に登場した新モデルのブラック/ニッケル。なかなかシックなカラーです。

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テーブルファンという名のとおり、高さがある扇風機ではないので、届いてすぐになんとなく置いてみたのが、昨日の記事にも登場しているダイニングテーブルの上。このエアマルチプライアーは1.77sとものすごく軽いので、テーブルの上に置くのも楽々。思ったより違和感がありません。で、スイッチを入れてみたところ…


なんと! 風を出していない時には、それなりに存在感のあったエアマルチプライアーが、風を出した瞬間にその存在を消したように思われたのです。

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これまでどんなにデザインのよい扇風機で、風の質もムラなく心地よいとしても、扇風機そのものの存在は確かにありました。存在感があるからこそ、なるべくデザインのよいものを置きたいと願う・・・と言ったらいいでしょうか。

でもね、ご存じのようにダイソンのテーブルファンAM02には羽根がありません。これまで羽根のないことの良さは、安全性やお手入れの簡単さ、ムラのない自然な風の3点だったと思っていたのですが、それだけではなかったのですね。上の写真のような30センチの輪の向こうがきちんと見えて、空間を遮っていないのです。たとえテーブルの上にあったとしても、奥行きを感じさせる。しかも羽根がないため、いったいどこから風が吹いてくるのだろうという視覚的なマジックもあり、ただ、自然の風だけが感じられて、いつしかテーブルファンの存在が気にならなくなっていることの驚き!

音がもっと気になるかと思いましたが、強風にしない限り、中程度くらいまでなら、ほとんど気にならないレベル。初代モデルではかなり苦情のようなものもあったようですが、2011年モデルの段階で音量よりも音質を改善し、耳障りにならないようにしています。

つまりね、「使っていない時には美しいデザインで目を楽しませ、使っているときには存在感を感じさせない扇風機」なのです。

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これは壁際に置いて使ってみたとしたら、気が付かないことだったと思います。「テーブルファン」の名前の理由の真意を理解した一瞬でした。

「うふふ家電」認定です。





2013年08月12日

もう大型液晶テレビはいらないかも…4万円弱で超快適テレビライフ♪

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

すみません、大型液晶テレビは要らない・・・だなんて、家電メーカーさんにケンカを売るみたいなタイトルですが、これは本音です。

実は、約6年前に52型の液晶テレビに買い替えたのですが、1年ほど前から、画面の1/3程が何重にもぶれるようになり、次第にザーザーと雨のようにもなっていたので修理をお願いしようと思い、見に来ていただいたところ、「これは液晶を取り換えないといけないので、10万円ほどかかります」とのこと。あらかじめテレビをつけておき、1時間ほど様子を見ていると、普通の画面に戻るので、しばらくは我慢して使っていたのですが、ついにどうにもこうにも元に戻らず、テレビを2画面にして、不具合のない画面左上の一画(=つまり20インチくらいの大きさ)で、見ることとなってしまったのです。

わが家は休日もしくは夕食時間帯以外にテレビをつけることがないとはいえ、食卓からテレビまでの距離が4m近くあるので、20インチではあまりにも見づらく・・・。10万円かけて液晶を取り換えるくらいなら、買い替えたほうがいいかなと検討してみたものの、これまで52型だったのなら、もう少し大きくしたいのが人情というもの。かといって、60、70型となると、それなりの価格となり、選ぶ際の決め手に欠けるのでした(実は候補にあがったものがあったのだけれど、そのテレビは50型以上のものはなく、残念ながら見送ることに)。

それで発想の転換をしたのです。大型テレビで「これは!」というものが見つかるまで、暫定的でもよいので、もっと食卓に近いところに小さなテレビを設置したらよいのではないだろうかと。予算は3〜4万円。食卓の上にテレビを置くのはいくらなんでも無理があるので、アーム式の壁掛け金具で取り付けて、アームを動かせばリビング側でも見られるようにしてみようということになりました。

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思い立ったが吉日。さっそく調べてみると、今年(2013年)のはじめに発売されたシャープの32型のテレビ(SHARP AQUOS 液晶テレビ 32型 LC-32H9)と壁掛け金具を合わせても4万円で購入できることがわかったのでした。当たり前ですが、電源の入れればすぐに映るし、近くなので32型で十分、というより大きすぎたかも・・・というのが正直な感想。まあ、リビング側から見たりすることも考えると(ほとんど見ないけれど)、これでよかったのかもしれません。

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しかもこれまで、リビングのほうにあったスピーカーを近くにもってきたので、5個のスピーカーに囲まれて、音響効果のいいことと言ったら!

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角度の調整によっては、キッチン側からも画面がよく見えるので、気になるニュースやドラマもチェックできて便利です。

わが家のテーブルの置き方が向かい合って座る設定になっていないし(いわゆる「家族ゲーム」方式で、横一列座り)、この方法はかなりイレギュラーかもしれませんが、可動式のアーム金具を使って、小型のテレビをキッチン&ダイニングに取り付けるという使い方は、もっと広がってもいいのかなと思います。

おかげさまで(?)以前よりもテレビを見る時間が少し増えました。それにこのSHARP AQUOS 液晶テレビ 32型 LC-32H9、お手頃価格とはいえ、映り込みもほとんどないし、見やすいです。明るさ調節や色調節がもう少し細かくできるといいのですが、そこまでこだわっていないから、これで十分すぎるかなと。

いずれ、リビングには映画観賞用にプロジェクターもしくは超大型のテレビを導入しようかとは思っているので、大型テレビを全面的に否定しているわけではありません。でも、こんな使い方&選び方が参考になれば幸いです。


2013年08月11日

涼風がそよぐ北軽井沢の別荘気分になれるエアコン〜「ノクリアX」のサイドファンの威力

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

暑い日が続きますね。昨日の暑さで記録した各地の最高気温は、平成6年、19年の記録と並ぶものが多かったもよう。暑く苦しい夏の思い出としては、私は平成6年の夏のことが忘れられません。その年の春に病巣に癌が見つかり、当時まだ小1と小3だった息子たちに留守を頼み、入院していた母を見舞った日々のことが今でも鮮やかに思い出されます。医師に告げられていたのよりも早く、9月に亡くなったのも、記録的な猛暑が命を縮めたからだと後々語り合ったものでした。

そんな平成6年をも上回る暑さ。エアコンもずいぶん進化していて、省エネの工夫や快適さへの飽くなき挑戦が続けられています。一昨日の金曜日、溝の口にある富士通ゼネラルの本社にて、同社の画期的なエアコン「nocria(ノクリア)X」の冷房体験をしてきました。

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溝の口駅のホームに降り立つと、駅には大きな看板があり「溝の口から、新しい風を起こそう、富士通ゼネラル」の文字が目に飛び込んできました。この看板にある不思議な形のエアコンこそ、「ノクリアX」。本体の両脇に、冷風(温風)でなく、室温の風を送り出す「サイドファン」が設けられているのが特徴です。


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ほらね。これまで見たことのないデザイン。サイズも大きめです。

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これは、4月に秋葉原で開催された展示会で、エアコン本体から出る冷風と、両サイドにあるサイドファンからの室温の風の向きをドライアイスを使って視認できるようにしたもの。冷風はなるべく遠くに行きわたらせ、足元に停滞しないように、天井に沿う形で吹き出されていきます。一方、サイドファンの冷たくない風(=常温の風)は、逆に足元近くに向けてかなり強い力で吹き出していることがわかります。

では、こんなサイドファンを設けたことで、どんな冷房を体感することができるのでしょう。

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答えはこれです。高原の木陰で過ごしているときのような、自然の風が時折、吹いてくるような心地よさと言ったらわかっていただけるでしょうか。

「包み込まれるような」とか「風を感じない」というのとは違うのです。一方、センサーで人のいるところだけを狙って、効率的に冷やすというのとも全く違います。

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冷風が直接体に当たる不快感はないけれど、じっとしていると、時折、涼風が頬をなで、また少しするとわずかな感触で足元を風が通り抜け、ふと気がつくと、腕をそっと微風がなでていく・・・という感じ。ずっとここにいたい。そう思わせてくれる空間が広がります。

人工的に創り出した空間のはずなのに、自然の中にいるような気持にさせてくれるのは、本当に初めての体験でした。こんな空調の中で読書をしたり、くつろいだりできたら最高だろうなと思わせてくれる貴重なひとときでした。


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でも、どうしてサイドファンをつけることで、こんなに自然な風が生み出せるのでしょうか?

それは部屋の中央から部屋全体に風速0.1〜0.3m/sのゆるやかな風の流れができるためなのです。しかもその流れを起こしているのは冷風ではなく、あくまで室温の風のため不快感がないのですね。

そして、もう1つ大事な点は、部屋をムラなく一定温度で冷やし、かつ、サイドファンによるゆるやかな風の流れがあるため、設定温度が高めでも快適=省エネ性が高いこと。APFなど、エアコンそのものの数字には出てこない部分ですが、見逃せないですよね。

私自身は、こうした心地よさを最も必要としている部屋は「寝室」だと思っています。現在「ノクリアX」は10畳以上用のものしかなく、本体サイズも大きいため、大きめの寝室でないと設置できないかもしれませんが、わが家の8畳強の寝室に何としてもつけたいなと(「大清快に買い換えたリビング同様、11年選手のエアコンを使っています)、思案しているところです。

エアコンの冷暖房は嫌いだという方にこそ、心からおすすめしたいエアコンです。

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2013年08月09日

TSUTAYAが手掛ける家電量販店に期待!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今朝の日経MJ8面にTSUTAYAの人材募集広告が出ていて、度肝を抜かれました。二子玉川ライズに2000坪の売り場面積の家電量販店を作るのですね。そのための人材募集。すでに8月1日には「TSUTAYAが家電量販事業に参入」ということでニュースになっていたようですが、この日が発表会が3つ重なっていて1日中バタバタしていたので、全く気がつきませんでした。

2011年に「代官山蔦谷書店」をオープンさせ、数を減らしている“書店”の新しい形を提案。まだできることはあるんじゃないかとみんなをわくわくさせたTSUTAYAが、今度は家電量販店とは!

この募集広告にこう書いてあります。

2014年、次は家電量販店の新しいあり方に挑戦しようと思います。
まずは、二子玉川。豊かな自然と、
はかり知れない可能性を秘めたこの場所から
私たちはライフスタイル提案型の家電選びを追求します。

これね、私がずっと言い続けてきた理想の形ですからね。2006年〜2007年に家電業界専門誌に連載コラムを書いていた時(「女性視点の売り場づくり」という連載をを2年ほどしていました)、IKEAのような家電量販店の売り場を!と提案したことを思い出します。あれから6年。いや、オープンは2015年春のようなので、8年ということでしょうか。ようやく時代がそこまで来たのかと感慨深いです。

今ある家電量販店では、階ごとに扱う品目が違って、それをクロスさせて売り場を作ることが難しいのですよね。ましてや、仕入ルートの違うものはなかなか一緒には並べられない。だから、ホームセンターでアイリスオーヤマが展開しているような売り場にはできない。

でも、それを改革しなくては、単なる価格競争そして、ショールーミング化してしまって、ネット通販に負けてしまう。「お店に足を運ぶ楽しさ」「お店で買う楽しさ」を提供しないことにはダメなんですよね。

さて、どんなお店になるのでしょうか。私も関わってみたいなあ、売り場づくりのお手伝いをしたいなあと切に願っています。



2013年08月06日

【ふたり暮らしSTYLE VOl.4】賢いふたりの家電選びガイド〜炊飯器・食洗機編

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ふたり暮らしSTYLE VOL.4 2013年 07月号 [雑誌]

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

ここでお知らせするのをすっかり忘れていましたが、まだ現在も発売中の雑誌なので、遅ればせながらのご紹介です。主婦と生活社発行の「ふたり暮らしSTYLE」のVOL.4にて、取材協力&監修をしました。

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コーナー名は「賢いふたりの家電選びガイド」。

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この雑誌のターゲットはズバリ、20〜40代のカップル。『初めてのふたり暮らし、応援します』がコンセプトです。一人暮らしの人をターゲットにした「ひとり暮らしSTYLE」の姉妹誌にあたるそうで不定期発行とのこと。

メイン特集が「飛んで帰りたい家、帰りたくない家」ですし、「リノベーション物件に住む!」や「すぐ散らかる病の治しかた」なんていう特集もあって、切り口がなかなかいいのです。「ふたり暮らしのマネー事情」も興味深いですよ。

家電選びとしては、今まで実家暮らしだったり、1人暮らしだった人が「ふたり暮らし」に変わる時、どんな点に気をつければよいのかを考えました。

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予算的なものもあると思うので、フラグシップモデルの紹介はしていません。今回取り上げた炊飯器と食洗機にしても、あえてミドルクラスばかりを集めて、その特徴を紹介するという実生活に即したものにしています。

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ということで、ふたり暮らしをしている人も、これから予定している人も、参考にしていただければと思います。


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2013年08月05日

デロンギのミニコンベクションオーブンで作るヘルシーメンチカツ♪

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

デロンギDeLonghi ミニコンベクションオーブン EO420J-WSが活躍しています。豚バラ肉のチーズキムチ焼きも超おすすめメニューですが、先日作ってみて感激したのは、「焼きメンチカツ」。メンチカツ4個分に生の玉ねぎスライス1/4個分、キャベツの千切りが大2枚分(90〜100g)も入るというヘルシーなレシピなのです。

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愛用中のタイガーのマイコンフードプロセッサーを使って、牛肉と豚肉の薄切り肉を使って合挽きに。4個分で300gとたっぷり。

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合挽き肉に塩・コショウを加えて、粘りがでるまでよく練ったら、キャベツの千切りと玉ねぎの薄切りを加えて丸めます。

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野菜がかなりたっぷり。卵も牛乳でひたしたパン粉も入れないシンプルなタネですね。

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パン粉1カップにオリーブオイル大さじ1を混ぜたものを4等分したタネにしっかりとまぶします。

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プレートの上にオイルプレートを重ねて準備OK。

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まずは下段で200度15分。低めの温度で直焦げしないでじっくりと中まで火を通すわけですね。

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続いて、上段にうつして、230度に温度を上げて好みの焦げ色になるまで3分程度焼けば出来あがり。

ケチャップ、ソース、マスタードベースのソースを作って、それをつけながら食べましたが、辛子+醤油とか、ソース+辛子などのシンプルな食べ方も合いそうです。

今、注目の「揚げないでつくる揚げ物」の1つですが、パン粉にオリーブオイルを少し混ぜるだけで、焦げ目もつくし、風味も増します。それと、写真を撮り忘れましたが、底の部分もベチャッとしないでカラリと仕上がっているのもおいしさの秘密だなあと。熱風循環のコンベクションオーブン、さすがです。


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そのほか、鶏胸肉の間に、溶けるチーズと大葉、海苔を挟んで焼いたのも、簡単なのに美味しかったです。

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確か、200度くらいのオーブンで15分程度焼きました。

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あと、同じ鶏肉系では、タンドリーチキンも簡単でおすすめです。

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オイルプレートがあるので、下にも熱がより通りやすく、余分な脂も落ちてヘルシーに下がるのがいいなと思います。

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プレート類が小さいので、使った後もシンクで手軽に洗えるのもミニコンベクションオーブンの魅力。4人家族だと小さいとは思いますが、1〜3人なら本当に便利に使えると思います。




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2013年08月04日

【Pen連載コラム】今月の逸品は“全部入り”でプレミアムな日立のオーブンレンジ

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Pen 2013年 8/15号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

毎月連載コラムを執筆している阪急コミュニケーションズ発行「Pen」の最新号にて、『白モノ家電コンシェルジュ』で取り上げたのは、日立のベーカリーレンジヘルシーシェフMRO-MBK5000。これまでの日立のフラグシップモデルの過熱水蒸気機能付きのオーブンレンジと、昨年11月に発売されたベーカリー機能付きのオーブンレンジが合体された、プレミアムモデルです。

その価格、なんと17万円というのですから、いかに高機能&多機能かということがわかるというもの。1斤の食パンのこね、発酵、焼き上げまですべて行なっても100分というスピードで、しかも本当においしいパンが焼けるのです。

もちろん、お家芸の「焼き蒸し調理」で餃子も失敗なくきれいな焼き目&皮はもっちりと柔らかに焼けますし、ヘルシー調理もお手のもの。今回はベーカリー機能のはやさだけでなく、ほうれん草やパプリカを練り込んだり、納豆(!)やこんにゃく入りのレシピまで開発してしまうなど、ヘルシー系の食パンメニューも豊富に用意されていて、パンも料理も作るのが楽しくなること請け合い。

取材時に作っていただいたのは、写真上から時計回りに「納豆パン」「パプリカ入りのパン」「普通の食パン」。

納豆パンは、粒感が残ったているわけでもないのですが、口に入れるとふんわりした食感の後に、納豆の香りが広がり、後味にやや粘りを感じられて「納豆の味!」という感動が。スライスチーズや海苔をはさんで食べてもおいしいのではないかと思います。

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それに、昨年モデルからグンと使いやすくなっている液晶タッチパネルがまた秀逸なのです。使う器具や材料、作り方や温めのコツなど至れり尽くせりの画面表示で本当に使いやすい。中途半端に高いお金を出すのなら、ここは1つ多機能で使いやすいという、このプレミアムモデルにしてみようという選択肢、アリだと思います。

ということで、ぜひ手にとってPen 2013年 8/15号をお読みくださいませ!


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2013年08月03日

【家電Watchコラム】「蒸気レス」炊飯器やエアコン「霧ヶ峰」からみる三菱のデザインとは

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今年に入ってから家電メーカー各社が「これからはデザイン」ということを言い始めています。私自身、デザイン性の大切さをいろいろなところで発信していることもあり、大船にある「三菱デザイン研究所」に、同社の考える家電デザインとはどんなものなのか。どのようにして家電は生まれるのかということを取材してきました。

私がこのブログで何回も記事にしている掃除機「ラクルリ」も、このデザイン研究所発信で生まれたもの。サイクロンクリーナー「風神」の誕生とともに市場からは姿を消してしまいましたが、ブラッシュアップして、いつか復活してほしいと願っています。そんな「ラクルリ」にもこのデザイン研究所で久しぶりに対面することができ、感激ひとしおでした。

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そのほか、レンジグリル「ジタング」誕生のきっかけにもなった、調理家電のコンセプトモデルも見せていただき、若手のデザイナー陣にも話を伺うことができて大変、興味深い取材となりました。


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いつものことではありますが、取材から記事化までに時間がかかってしまい恐縮です。少しでも多くの方にお読みいただけるとうれしく思います。

【そこが知りたい家電の新技術】「蒸気レス」炊飯器やエアコン「霧ヶ峰」からみる三菱のデザインとは 〜三菱デザイン研究所が目指す“家電のデザイン”を聞く - 家電 Watch






posted by sally at 10:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 家電Watchの執筆記事