2013年09月30日

【AllAbout掲載】IFA2013レポート〜スマートハウス&スマート家電

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

IFAの取材については、すでに家電Watchにて海外メーカーのブースの様子を4本の記事にアップしていますが、AllAboutでも違った視点で3回に分けて記事を掲載します。

第一弾は、パナソニックをはじめとする国内外のスマート家電、スマートハウスの取り組みについてまとめました。昨年もレポートしたパナソニックのフリースタイルIHがさらに実用化に向けてブラッシュアップされており、同じ天板上でスープの入った鍋の加熱と、ミキサーの通電が行われていたのが印象的でした。

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そのほか、パナソニックでは、一般公開せず、一部のメディアに限ってプライベートデモを行っていたスマートハウス(スマート家電)を体験できたので、それについても紹介しています。IFAのプレスルームでフリージャーナリストの本田雅一さんと久しぶりに再会し、プライベートデモの担当者の方を紹介していただけたのは、幸せなことでした。ありがとうございました!

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今回、お披露目されていたものは、あくまでプロトタイプではありますが、音声、しかも話し言葉によって家中の家電をコントロールできるという興味深いもの。単に操作ができるだけでなく、好みやライフスタイルに応じて、クラウドに蓄積された情報から、その人にぴったりの献立などを提案してくれるというのですから、楽しいですよね。

詳細は記事に書きましたので、ぜひ。

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そのほか、LGエレクトロニクスやサムスンのスマート家電の取り組みなども紹介しています。

IFA2013レポート(1) 各国のスマート家電 [生活家電] All About




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2013年09月29日

【アイーネ創刊号】新連載サリー&ユリーの家電ファンMTG(ミーティング)

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aene (アイーネ) vol.1 2013年 11月号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

9月28日に新創刊されたママのためのお買いものマガジン「aene(アイーネ)」(学研マーケティング発行)にて、連載が始まりました。その名も、「サリー&ユリーの家電ファンMTG(ミーティング)」。ユリーというのは、講談社「Kiss」で『家電の女』を連載、全4巻のコミックスにもなっているマンガ家の西山優里子さん。家電は人が快適に過ごすために奉仕してくれる執事みたいな存在だという西山さん(=ユリーさん)との対談が、文章とマンガで紹介されるという、ものすごく楽しい連載なのです。

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第1回のテーマは「秋・冬の乾きに潤いを与える癒し系家電」。携帯ミスト(小泉成器・ビジョーナ)やナイトスチーマーナノケア(パナソニック)のほか、東芝や三菱重工空調システムの加湿器などを取り上げています。

今回のページでは、家電の写真は掲載されますが、基本的にはすべて西山さんが描いてくださったマンガで構成されています。

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なので、ユリーさんと私の紹介もこんなふうに似顔絵で登場! 私のことをとても素敵に描いてくださってうれしいです(初校を見るまでは、どんなふうに描かれるのかしらとちょっぴりドキドキしていました)。

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表紙にもちゃんと名前が載っていて、それもとても光栄なことです。

家電にあまり興味のない方でも、こんなページ構成なら、きっと楽しく読んでくださるのではないかなと期待しています。ぜひ、手にとって読んでみてくださいね(掲載はP126〜127)。

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2013年09月27日

【日経新製品バトル】高機能オーブンレンジ〜パナソニック、シャープ、日立

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先週に引き続き、昨日2013年9月26日付の日経新聞朝刊「日経新製品バトル」にて、評価委員を務めました。今回のテーマは高機能オーブンレンジ。3つ星ビストロでおなじみのパナソニック、2013年モデルで10代めとなるシャープのヘルシオ、そしてベーカリー機能付きで使い勝手にも配慮された日立の「ベーカリーレンジ ヘルシーシェフの3機種です。

新聞記事では一部のコメントが抜粋されて掲載されていますので、コードレス電話機のときと同じように、私のコメントのみ全文、ここに掲載したいと思います(日経の会員向けのサイトでは、3人の識者の全文が読めるようです)。

【パナソニック】
<機能>
レンジとヒーターの組み合わせによる時短調理メニューが豊富。今回のモデルではスピードスチーム機構が加わって、ヘルシーな蒸し物もスピーディにできるようになっている。焼き物と煮物が一緒にできる「合わせ技セット」や凍ったままの肉などの食材を解凍しないで調理できる「凍ったままグリル」、冷凍のごはんと常温のおかずなど温度の異なる料理を同時に温める機能など、日常便利に使える機能が充実している。

<使い勝手>
カラータッチ液晶でメニュー選びがしやすく、ドアを閉めるときにバタンとせず、静かにスムーズに閉まる点もよい。グリル皿にはフッ素加工がしてあり汚れが落ちやすい。またスマートフォンとの連動機能があるため、仕事帰りなどの外出先でレシピ検索をしてメニューを決めたり、使う材料のうち足りないものについてはメール送信できる「お買い物メモ」など、便利に使える。現在、Andoroidスマホだけに対応しているが、iPhoneにも対応すればさらに利便性が高まるだろう。

<デザイン・価格>
幅50cmを切り、奥行き43.5cm、高さ39pと3製品の中で最もコンパクトで設置性がよく、庫内そのものは大容量のままというのが魅力。通常の食器棚の奥行きに収まるサイズなのはうれしい。扉面にカラー液晶が組み込まれており、開けた時に本体幅がそのまま庫内幅となっていて、すっきりして使いやすい。価格も?発売で他社と比較して時間がたっていることもあり、かなり値ごろ感がある。

【日立】
<機能>
付属のグリル皿と焼き蒸しふたを組み合わせることで餃子や炒め物などがおいしく仕上がる“焼き蒸し調理”や高温スチーム(過熱水蒸気)によるヘルシーメニュー、肉やケーキを焼くオーブン調理、魚などを焼くグリル機能、レンジでの温めに加え、オーブン内でパンのこね、発酵、焼き上げまでを行うベーカリー機能まで備える多機能なオーブンレンジ。しかも通常のホームベーカリーでは3時間かかるところを、わずか100分というスピードで焼き上げる。ほうれん草パンや納豆パンなどのヘルシーパンのメニューも豊富。

<使い勝手>
液晶パネルに材料や付属品だけでなく、調理のコツまでを表示してくれる機能があるため、オーブンレンジ初心者でも使いこなしやすい。例えば、冷凍ごはんの温めの際には「上手な冷凍の仕方」「トレーのどこに冷凍ごはんを置くべきなのか」などが図入りで示される。「使い方のコツ」というページが別に用意されているのではなく、“今行なっている作業の中でのコツ”が分かる仕組みなのがよい。通常の音声ガイドと異なり、「おしえてボタン」押すと知りたい情報だけを音声でガイドするのも便利。ただ、多機能ゆえに付属品が多いので、収納の点で場所を取るところが難点かもしれない。

<デザイン・価格>
光沢のあるパールレッドを採用しておりプレミアム感がある。使っていない時には存在感を主張せず、光の当たる角度によって表情が変わるハーフミラー仕上げの扉にトレンドを感じさせるデザイン。価格は3製品の中で最も高いがベーカリー機能もあり、焼き蒸し調理、過熱水蒸気による健康調理、オーブン、電子レンジ機能などあらゆる機能が盛り込んであることを考えると妥当だろう。

【シャープ】
<機能>
庫内に高温の水蒸気(過熱水蒸気)を充満させて調理する“ウォーターヒート技術”による脱脂、減塩などの健康調理ができるほか、電子レンジによる温めやケーキづくりに便利なオーブン機能、グリル機能などを備える。このモデルではエンジンのパワーがアップし、過熱水蒸気の調理時間が大幅に短縮されている。ビタミンやタウリンなどの栄養素を多く残しながら調理するメニューや魚の骨までやわらかく調理するメニューなども豊富。

<使い勝手>
カラー液晶画面が見やすく、作り方のポイントや使う道具についても表示するので分かりやすい。“ココロエンジン”搭載のため、選んだメニューに合わせて、音声でアドバイスしてくれたり、仕上がり時間の1分前になると「まもなく調理が終了します」「あと10秒で出来上がります」など知らせてくれるのも便利。毎回同じ音声が流れるわけではないので、「今度は何を話してくれるだろう」という楽しみもあって、“使いたくなる”オーブンレンジだ。電子レンジでの温め以外ではアルミホイルも使え、レトルト食品や殻つきの卵などもそのまま調理できるのが便利。角皿の汚れが落ちにくいところが難点といえる。

<デザイン・価格>
ヘルシオらしいレッドとホワイトでシンプルなデザイン。サイドの液晶画面もカラー表示なので美しい。炊飯器やジューサーなど共通デザインになっているので、シリーズでそろえる楽しみがある。価格は発売から日が浅いこともあり高めだが、音声ガイドなどの利便性を考えると妥当というところだろうか。



2013年09月24日

iHomeのアラームクロックラジオのこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先日の海外取材の際にポルトガル(リスボン)のホテルにiHome(SDI Technologies)のアラームクロックラジオ SDI-IP90BZJがデスクの上に置いてあり、とても便利に使わせていただきました。iPhoneをセットするだけで充電が始まり、好きな音楽を楽しむことができ、さらにはお気に入りの曲で目を覚ますことができます。時計の文字も大きいので見やすい点も気に入りました。

音質的にはそんなに褒めるべき点はないのかもしれなけれど、充電機能付きの目覚まし時計と考えると、なかなか便利でいいのではないかと。

そんなふうに思いつつ、翌日、ドイツ・ベルリンのIFA会場に移動したわけですが、通りすがりにこのiHomeのブースを見つけたのでした。

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音響関連・スマホアクセサリー関連の小さなブースが並ぶ会場に「iHome」の文字。時間があれば詳しく話を聞いてみたかったのですが、この写真を1枚撮るのが精一杯というスケジュールだったのがちょっと残念。

帰国してから、Amazonで検索してみたところ、ほぼ同じと思われるSDI Technologies iP90 アラームクロックラジオ SDI-IP90BZJが4500円で売られていて、目覚まし時計代わりに買おうかなと思っています。

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そうそう、ポルトガルのホテルには、ネスプレッソのコーヒーマシンも置いてあり、夜中に仕事をする際に、香り高いエスプレッソを楽しめたのはうれしいことでした。初めてネスプレッソを味わう人も、この香り、味わい、簡単さに「これはいい!」と感激するだろうなあと。

非日常のホテルの部屋ではあるけれど、その空間で試せたからこそ、ファンになることってあるだろうなと思います。iHomeのアラームクロックにしても、ネスプレッソのコーヒーマシンにしても、上手なマーケティングをしていますね。


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2013年09月22日

【日刊スポーツ社会面掲載】東京五輪・2020年の三種の神器はどうなる!?〜人それぞれの“神器”

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

朝日新聞に続いて、日刊スポーツの社会面での取材記事掲載のお知らせです。こちらも朝日新聞の炊飯器の記事が出たのと同じ、9月14日の朝刊です。

日刊スポーツでは、東京五輪開催決定にちなんで、5回にわたって「2020年日本再生への道」という連載企画を行っていて、その最終回となるのが「ニッポン家電復活チャンス〜20年の三種の神器はどうなる!?」というものでした。その前日に記者の方が銀座に取材に来られて私がお話しした内容がコンパクトにまとめられています。

1964年に開催された東京五輪では「白黒テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫」が三種の神器として売り上げを伸ばしましたが、2020年に向けて今後はどんなものが「三種の神器」となるのでしょうか。そんな質問に対して私の答えは「三種の神器のような象徴ではなく、個々のライフスタイル(生活様式)に合った“人それぞれの『神器』”ができる」という見方です。

今年に入って、さまざまな媒体や、トークイベントなどのステージでお話ししていることですが、「大きな家電を1つ買い替える」よりも、今ある家電にプラスしていくうという「買い増し家電」がこれからの主流になっていくと思うのです。つまり、「人それぞれの神器」ができるということです。

そのほか、日本市場を有望と見込んで「日本向けモデル」を引っ提げて参戦する海外メーカーのことや、技術力では負けない日本の家電メーカーへの応援メッセージを寄せてています。

記者の中山知子さんは私の話を「五輪はニッポン家電復活のチャンスでもあるのだ」と締めくくってくださいました。私自身も本当にそう思っています。これからの7年が楽しみです。

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【朝日新聞掲載】おいしいごはんのための炊飯器の選び方

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

少し前の掲載になりますが9月14日付けの朝日新聞朝刊「なっとく くらしスタイル」のコーナーにコメントが掲載されています。テーマは「ご飯をおいしく炊くには」というもので、8月中旬に取材を受けたものがまとめられました。今年の炊飯器の新製品の傾向のほか、炊飯器の選び方のポイントについてアドバイスしています。

あらためて、家電Watchにて「炊飯器」をテーマに記事を書くつもりですが、今年の傾向を見てみると「銘柄炊き分け」「わが家炊き」といった、好みに応じた炊き分け機能の充実があります。2012年モデルから一足先にこの機能をのせてきた三菱電機の「蒸気レスIH」の新バージョンをはじめ、象印マホービンやパナソニックもこうした機能をプラスしています。

いよいよ新米の季節。おいしいごはんを味わいたいですね。


2013年09月21日

【日経新製品バトル】コードレス電話機〜シャープ、パナソニック、パイオニア

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今週木曜日付(2013年9月19日)の日本経済新聞朝刊「日経新製品バトル」にて、評価委員を務めました。今回のお題は「コードレス電話機」。携帯電話やスマートフォンが普及しているとはいえ、一家に1台の固定電話はまだまだ大切な役割を担っています。最近の電話機は高齢者にも使いやすく、迷惑電話対策なども充実しています。

シャープ、パナソニック、パイオニアの新製品3台を実際に自宅で使用してみて、評価コメントを寄せました。新聞記事ではその中から、特徴的な部分を抜粋して表組みになって掲載されていますが、会員向けのWebサイトでは全文掲載がされているようです。

私のコメントのみ、ここで全文掲載しますので、参考になれば幸いです。

■シャープ
<機能・性能>
有料のナンバー・ディスプレイ契約をすれば、着信時に親機本体の右下に配した「お名前確認」ボタンのカラーが、非通知や公衆電話は赤、電話帳登録なしの場合は黄色、登録済みの相手は緑と変化するため、一目で確認できる「あんしんLED」機能が便利。停電時にも親機で発信・着信・通話ができる「停電時通話」機能ももしもの時に心強い。


<使い勝手>
コードレスの受話子機ではないので、親機で電話をする際には固定した場所にいなければならないが、子機が標準搭載されているため、使い分けることで便利に利用できそうだ。ただ、電話機そのものは、年配の人にも配慮してた機能が豊富なのに、取扱説明書の文字があまりに小さく、説明も親機と子機が並列されているなどわかりづらいところが残念。設定を子世帯が行うとは限らないので、取扱説明書のブラッシュアップを望みたい。


<デザイン・価格>
決して斬新とはいえないが、丸みがあるボディや受話機、大きなボタン、圧倒的に大きなカナ液晶など、年配の人でも構えずに使える安心感のあるデザイン。「音量大」ボタンの赤色(子機は紫色)がアクセントになっており、「聞こえにくい」という時に瞬時に押せる点が秀逸。電話帳登録時に電話機本体の上に載せて使う、「文字入力サポートシート」が同梱されており、入力時以外は、数字キーの周りにカナ表記などが併記されていない点もすっきりして好印象。価格も手頃。

■パナソニック
<機能・性能>
電話帳に登録してない番号からの着信に対して、相手の声を聞いて確かめてから通話を始めることができる「あんしん応答」や、10分前からの通話を録音できる「前から録音」など、高齢者の安全対策にも優れた電話機。ドアフォンとの連携や通話時に子機での操作で声を低くできる「ボイスチェンジ」も、一人暮らしの女性などにうれしい機能だ。


<使い勝手>
視覚障害者向けの音声読み上げポータルサイトなどを運営しているパナソニックならではの、音声ガイド機能や電話帳検索や登録時の音声読み上げ機能など、耳で確認できる機能が充実している。着信時にアンテナ部分が青く光るため遠くからでも視認性が高い。また、受話子機の液晶画面や文字が大きく、操作がしやすい。携帯電話に慣れている人なら、直感的に操作ができそうだ。


<デザイン・価格>
ホワイトのほか、艶消しの落ち着いたシャンパンゴールドのカラーもあり、シックなデザイン。ナンバーボタンの周りに配したワンタッチダイヤルや保留ボタンなどは小さめだが、突起がしっかりしており押しやすい。ただ、受話子機が大きめで重みがあり、滑りやすいので持ちづらい印象。高齢者にもやさしい機能をせっかく備えているので、もう少し受話子機のデザインを工夫したほうがよいのではないだろうか。6月発売のこともあり、価格はこなれている。

■パイオニア
<機能・性能>
停電時でも受話子機や子機を使って通話が出来る機能や、通話録音を始める前に「通話を録音します」と相手にメッセージを送って迷惑電話を抑止する機能、ナンバーズ・ディスプレイサービス契約をしていなくても、暗証番号を使用することで、呼び出し音と画面で家族からの電話であることを知らせてくれる機能など、安心・安全に暮らせる機能が充実している。


<使い勝手>
取扱説明書の文字は小さめだが、電話帳登録の仕方などが見開きで順を追って図解されているため、とてもわかりやすく、漢字変換なども苦にならずにできる。登録後も本体・子機ともに液晶に漢字で表示されるため、一目で認識しやすい。また、横置きデザインのためか、ダイヤル番号のプッシュボタン、電話帳や機能設定の十字キー、留守設定や保留などのボタンなどがうまく分かれて配置されており、迷わずに操作が出来る点もよい。


<デザイン・価格>
受話子機を本体奥に横置きするコンパクトなデザインで、パール感のある本体が美しくスタイリッシュ。どんな部屋にも合い、置き場所を取らない。コードレスの受話子機は無接点方式のため、左右どちらの向きに置いてもOKなのもストレスなく使えて便利だ。また、受話子機が薄くて軽いため、持ちやすい。停電時にも約5時間連続通話ができる「簡易停電対応」など安心感のある機能を持っており、価格にも納得感がある。



2013年09月20日

電子ブックリーダー「kobo glo」のいいところ。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

8月末〜9月9日までの10日間の海外取材の際に、飛行機の中などで読書をするために購入した楽天の電子ブックリーダー「kobo glo」。たぶん、Amazonの「kindle paper white」と似たような端末だと思うのですが、kobo gloを選択する人は少数派かもしれませんね。

前にもお話ししたように、元々kobo touchを使っていたため、そこからスライドする形で選んだのですが、今回、使ってみて思ったのは、「バッテリのもちがすごすぎる!」ということ。だってね、往復の飛行機はもちろんのこと、今回はチューリッヒ⇒リスボン⇒ボン⇒ベルリンと移動が多かったので、読む時間がけっこうあって、しかもバックライト付きになっているので、前モデルよりもちが悪いに決まっていると思ったのですよね。

でも、羽田に戻ってきた時点でのバッテリの残量は70%! 日頃、スマホとかPCとか持ち歩いていますが、予備バッテリを常に持ち(amadanaのBagtteryの充電機能付きバッグもあるし、遠出する際にはPC用のケーブルまで持ち歩いている私ですから、電池残量を何も心配しないで思う存分、端末を使えることのうれしさと言ったら。

最近、はまっている道尾秀介の「光媒の花」「鬼の跫音」「月と蟹」の3冊を事前に購入して、ダウンロードしていったのですが、みんな読み終わってしまい、宿泊先で「カラスの親指 by rule of CROW’s thumb」をWi-Fiにつないでダウンロードし、合計4冊を読み切ったのでした。というわけで、2013年のヨーロッパ取材を思い返すたびに、きっと道尾秀介の小説たちを思い出すことになるのだと思います。

直木賞を受賞した「月と蟹」も悪くはなかったけれど、私が一番気に入ったのは、映画にもなった「カラスの親指」。人間模様や話の展開のおもしろさはもちろん、ラストの大どんでん返しというか、「えー、そうだったの?」というところが、さすが道尾秀介なのでした。読後感も悪くなかったし、おすすめです。

紙の本も愛してやまない私ですが、文字の大きさやフォントを自在に変えられるのは、この年齢になるとうれしいものです。しかもバックライトがついたので、暗いところでも読めるようになり、飛行機の中では本当に重宝しました。ベッドで寝る前に読もうという時にも、読書ライトなしで読めるので便利です。それにね、読みたい本が書店に行かなくても、1日待たなくても、「今すぐ読める」のは本好きにはたまりません。

まだ迷っているという方、ぜひ!



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2013年09月18日

【家電Watch掲載】IFAレポート〜ミーレの“ノック2回で開く”ビルトイン食洗機など

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

家電WatchでのIFAレポート、第4弾はドイツの家電メーカー「ミーレ」。地元ということもあり、ミーレは毎年とても広いブースで展開していて、ご覧のようなショーも行なっています。一般公開の前日のプレスデーには、念入りなリハーサルが繰り返されていました。

IFA 2013-ミーレ、ノック2回で開く食器洗い乾燥機など- 家電Watch

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ミーレといえば、ビルトインタイプのキッチン家電が多く、リッチな印象がありますよね。今回の展示でも、ビルトインタイプの食洗機をまるで家具のように見せて、存在感をなくす手法として、ノック2回で扉が開く…というものがお披露目されていました。ガラス扉も表示もまったくないのですから、お見事。

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同じく、ビルトインタイプのコーヒーマシンでは、液晶のタッチパネルでの操作で、好みのコーヒーが淹れられ、抽出口がカップの高さに合わせてピタリと止まる様子も紹介されていました。センサーの力はすごいですね。

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日本でも来年以降に導入が予定されているのが、卓上型のコーヒーマシン。カラーはブラックとホワイトですが、ミーレらしい存在感があるように思いました。

そのほか、ランドリー関連、スマートホーム関連も新情報がいろいろ。ぜひ、記事をチェックしてみてください。

IFA 2013-ミーレ、ノック2回で開く食器洗い乾燥機など- 家電Watch



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【家電Watch掲載】IFAレポート〜Wi-Fi対応のフィリップスの生活家電&エアフライヤー

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

家電Watchに執筆したIFAレポート、第3弾はフィリップス。これまではソニッケアなどの電動歯ブラシやシェーバー、音響製品で知られていましたが、今年はノンフライヤーですっかり日本でもおなじみになりました。

IFA 2013-フィリップス、Wi-Fi対応の調理家電やコーヒーマシン、空気清浄機など- 家電Watch

IFAのブースでは「Digital Innovatipn」をテーマに、ホームクッカーやコーヒーマシンなどのキッチン家電や空気清浄機、赤ちゃんを離れたところからも見守って、音楽や光であやしてくれるベビーモニター、好みのヒゲのデザインをタブレットで似合うか試すことができるアプリなどが紹介されていました。

これらはすべてWi-Fi対応なのがポイント。どれもスマホやタブレットで操作することができます。日本でもスマホ対応のスマート家電が2012年から登場していますが、まだまだ「何ができると便利なのか」を模索している状態。今回のフィリップスの展示は、また新たな道筋を探る意味でも、参考になるものだったと思います。プロトタイプばかりではなく、空気清浄機のように来春から中国で実際に展開されるものもありますし、今後が楽しみですね。

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ノンフライヤー(海外の正式名はエアフライヤー)のデジタル版も登場していて、使い勝手などもぐんとよくなった様子。カラーもブラックだけでなくホワイトがありました。

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こちらは壁に掃除機が吸いついており、それをリモコンで操作しているデモンストレーション。「え?ついにキャニスタータイプの掃除機で窓や壁も掃除できるようになったの?」と思ったら、吸引力の強さをアピールするためのデモだったのでした。

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同じく「え?アイロンをゴムボールにつけて大丈夫なの?」とびっくりしたのが、ご覧の様子。このデモは、たっぷりしたスチームが出るけれど、温度が高すぎないので(低温スチーム)、ボールにくっつけても割れない・・・というもの。この後で、繊細なシルクの布地へのアイロン掛けを見せてくれました。

というように、広いブース内がとてもにぎわっていたフィリップス。これからも様々な家電を展開してくれそうで楽しみです。

IFA 2013-フィリップス、Wi-Fi対応の調理家電やコーヒーマシン、空気清浄機など- 家電Watch



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2013年09月17日

【家電Watch掲載】IFAレポート〜高さ2m以上の窓も掃除できるケルヒャーの窓用クリーナー&便利機能満載の掃除機

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

IFA2013レポート、第2弾はケルヒャーです。日本でもかなり人気の窓用クリーナーですが、ジョイントできる長さ1.9mのエクステンション・キットが新たに加わって、ごらんのようにこんなに高いところの窓もすいすい掃除できるようになっていました。私もさっそく試してみましたが、重さを感じることなく、あっという間に窓掃除ができるのはうれしいです。マンション用に、反対側もうまく挟みこんで掃除できる仕組みができるといいのですが、もしも落下(人ではなく、クリーナー部分が)したら、下にいる人に危ないので、片面ずつ掃除する方式じゃないとダメなんでしょうね。

そのほかにも、昨年、プロトタイプで展示されていた水フィルタークリーナーや、カーペットに洗剤液を吹き付けつつ、瞬時に汚れと水ををかきとって吸い取っていくクリーナーなど、他にはない水を使ったクリーナーが目を引きました。

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こんな丸い形がかわいい普通のダストパック式のクリーナーもあるのですね。この掃除機には便利機能がいろいろあって、1つは台座が360度回転するために安定感があり、コーナーも引っかからずに回れる操作性の良さ。

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黒い台座部分が回転するだけでなく、5つの車輪もボール状になっているのでどの方向にも回転するというわけ。

で、この仕組み、どこかで見たなあと思ったら、私が愛してやまない掃除機「ラクルリ」(三菱電機)と同じような機構なのです。

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しかも本体片側にはブラシやすき間ノズルなどのパーツがセットされていて、掃除機のパイプをここに差し込むだけで手を使わずにセットできるという仕組み。ちなみに反対側にはダストパックがセットされています。

というように、掃除機1つ見てみても、国ごと、メーカーごとに特徴があり、使い勝手追求のためのく工夫があります。なので、IFAのどのブースを見てもおもしろいのですよね。

詳しいレポートは、家電Watchの記事をぜひ! 先週の人気記事ランキングにも入りました♪

IFA 2013-ケルヒャー、高さ2mの窓まで掃除できる窓用クリーナー- 家電Watch



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2013年09月16日

【Pen連載コラム】今月のデザインコンシャスな逸品はネスレのティーマシン「スペシャル.T」

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Pen (ペン) 2013年 9/15号

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

お知らせするのが遅くなって、書店にはすでに次の号も並んでいますが、連載コラムを執筆している阪急コミュニケーションズ発行「Pen」の2013年9/15号の「白モノ家電コンシェルジュ」では、ネスレ日本の世界初カプセル式ティー専用マシン 「SPECIAL.T(スペシャル.T)」 

私自身はコーヒー党なのですが、緑茶や紅茶、ハーブティーなども好きです。で、これまでコーヒーマシンは数々世の中に出てきていたのに、お茶が好きな人のための便利で革新的なマシンてなかったのですよね。

9月1日に発売されたばかりの「スペシャル.T」は、カプセル式の本格的なティーマシンで、茶葉ごとにもっともふさわしい温度と時間で淹れられるようにコントロールされているところが素晴らしいのです。お茶はコーヒー以上に水に影響されるところがありますので、水タンクにはカルキ除去のための活性炭を使った浄水フィルターもセットされています。

私自身も何度か試飲してみましたが、記事にも書いたように飲み始めは、やや薄めに感じられる人もいるかもしれません。けれど、一杯飲んだ後には口の中いっぱいに香りが広がって、満足感のある飲み心地。最初から濃いめに感じられるようでは、渋みを感じて全部飲みきれないですものね。

初回限定セットには10種類のカプセルがそれぞれ2個ずつ(つまり20杯分の茶葉)と、オリジナルのカップ&ソーサーがついてくるのもうれしいところ。お茶好きな人、ぜひおすすめです。もちろん、わが家も1台購入予定です。


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2013年09月10日

【家電Watch掲載】IFAレポート〜シーメンスの風の出るアイロン台など

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こんにちは。家電コンシェルジュのSally、こと神原サリーです。

昨日、無事に10日間の海外取材から帰国しました。ヨーロッパでも移動が多く、時差やらハードスケジュールやらで大変ではありましたが、いろいろと得るものの多い日々でした。このSallyの家電研究室はもちろんのこと、これから各種の媒体で取材してきたことを発信してきますが、まずは家電WatchにてIFA シーメンス(SIEMENS)のレポートをアップしました。

大きなタンクを備えたジェネレーションタイプのアイロンも、3100Wのハイパワーで、ハンドルにつけられたセンサーにより、ハンドルから手を離すと自動で電源がオフになり、またアイロン掛けが始まると一気に温度が上がって強力スチームでアイロンがかけられるなど、安全性に配慮された画期的なものですが、私がびっくりしたのはアイロン台。

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ほらね、こんなふうにアイロン台から風が送り出されて、布地を広げてくれるのです。アイロン台の下にはファンがつけられているんですね。ありそうでなかった目からウロコのアイロン台。これは便利そうです。

そのほか、ハイエンド洗濯機や乾燥機などランドリー周辺の情報をピックアップしてお届けしています。

シーメンスというと日本では補聴器や病院の画像診断装置(MRI)しか知られていませんが、ドイツなどヨーロッパでは大手家電メーカーとして製品展開しているのですね。

ということで、詳しい内容はぜひ家電Watchの記事をご覧くださいませ。


IFA 2013-シーメンス、高速なハイエンド洗濯機や風でシワを伸ばすアイロン台など- 家電Watch


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2013年09月05日

アジア家電のトレンド分析〜NNA ASIA「The Monthly NNAアジア消費者ラボ9月号」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

現在、ヨーロッパ取材の真っ最中で、いよいよ今日からドイツの家電見本市IFAの取材が始まります。でも、一昨年秋に香港エレクトロニクスフェアの取材をしてから、アンテナを張っているのは欧米だけではなく、アジアの家電動向にも目を向けるようにしています。

そんな私の取材姿勢にNNA ASIAの記者の方が目を留めてくださり、先日「アジア家電のトレンド分析」ということでインタビュー取材を受けました。

9月2日発行、「The Monthly NNAアジア消費者ラボ」の中で、『健康志向と多機能性、そして見栄』というタイトルで1ページ半にわたって記事にしていただきました。先日、「みんなのタクック」を発売し、「わたしのタクック」「大人のタクック」と並んで、ついにすべての生活者たちに向けたラインナップがそろった多機能炊飯器「タクック」が、9月にはアジア6か国で本格的に販売されます。この取り組みにはとても注目していて、インタビュー時にかなり熱を込めてお話ししたところ、タイガー魔法瓶に直接取材をして記事にしてくださったようで、追加取材分もとても興味深いものになっています。

アジアのライフタイルを読み解く「アジア消費者ラボ」。決して安価な媒体ではありませんが、目次をご覧になってピンときた方は、ご購読ください!


2013年09月04日

ボダム社のスイス本社取材&ポルトガル工場視察

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

スイスからポルトガルに移動して取材を終え、リスボンにて朝を迎えています。この3日間、スイスのルツェルンにあるボダムの本社や、ショップの取材、そして昨日は上の写真にあるボダムのポルトガル工場の取材をしてきました。ボダムというと、フレンチプレスで知られていると思いますが、2年ほど前からキッチン家電シリーズe-bodumにも力を入れています。

昨年のIFAにてボダムブースを取材し、Penでコーヒーグライダーを取り上げたこともあり、すっかりファンになってしまいました。使っているときにはもちろんのこと、そこにあるだけでもうれしくなる「うふふ家電」が多いのですよね。

その流れでの、今回の一連の取材をすることができ、とても幸せなことだと思っています。

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こちらはスイス・ルツェルンにあるボダム本社。すぐ隣の敷地では牛が悠然と草を食んでいたりしてとても静かで環境のよいところです。

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ビルの4階まですべてが売り場になっているボダムのショップにも行ってきました。

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日本でのカラー展開では、ホワイト、ブラック、レッド、グリーンの4色になっているため、とても珍しく感じるオレンジのコーヒーグラインダーもありました!

詳しいレポートがAllAboutほか、各種媒体やこちらのブログであらためて紹介しますので、お楽しみに。さて、次はドイツへ。ベルリンで開催の家電見本市IFAの取材です。



2013年09月03日

“羽根のない扇風機”が生まれるもとになったダイソンのハンドドライヤー「airblade」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

羽根のない扇風機としておなじみ、ダイソンの「エアマルチプライアー」を初めてわが家で使ってみたときの印象について、その一番の素晴らしさは「空間を遮らず、奥行きを感じさせるため、使っていない時にはデザイン性が際立ち、使っている最感中にはその存在感を消して、自然の風を送り出してくれることだと先日お話ししました。⇒詳しくはこちら

そんなエアマルチプライアーが生まれるきっかけとなった技術が、ダイソンの手掛けるハンドドライヤー「airblade」。初のお披露目となった時にその話があり、ジェームズ・ダイソン氏がカットモデルを使って説明してくれたことは記憶に新しいのですが、日本には導入されていないため、実際に見ることがなかったのでした。

今日、取材の合間に立ち寄ったカフェのトイレで、初めてこのハンドドライヤーに遭遇し、思わず写真を撮ってしまいました。海外の街では、どこにでも驚きや発見があり、わくわくの毎日です。

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2013年09月02日

海外ではまだレトロな扇風機が基本。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

スイスの日曜日、半日、時間をいただき、グリンデルワルトへと足を伸ばして海抜3454mのところからアイガーの北壁や氷河を眺めてきました。命の洗濯をして、元気いっぱいの私です。

ところで宿泊中のホテルには扇風機が置かれ、「Fust」のロゴが。3枚羽で風の調整も2段階。こんな気候のよいところでは、この程度の扇風機で十分なのでしょうね。調べてみたら、Fustというのはスイスの家電チェーン店のようで、この扇風機もたぶんPB製品のようなものなのでしょうか。

今日はこれからいよいよボダム本社の取材です。

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2013年09月01日

デリケートな衣類を傷めず、しっかり汚れを落とす東芝「新ZABOON」のおしゃれ着トレー

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今、スイスのルツェルンに来ています。取材の始まる前の空いた時間に、先日、東芝で取材してきた洗濯機のことをご紹介しますね。少し前の記事衣類を長く大切に着るという考え方〜ミーレのトータルランドリーケアで、ミーレの洗濯に対する考え方や洗濯機の機能、コースなどSVMをお話ししましたが、東芝のタテ型洗濯乾燥機「ZABOON」の新モデルAW-90SVMも、クリーニング店に出さなくとも、大切な衣類を傷めずに洗えますよということで開発された「おしゃれ着トレー」が魅力の1台です。

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これがそのおしゃれ着トレー。半分に折りたたんで、洗濯機のサイドにかけておけるようになっているのです。

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何も入れていない状態の洗濯槽がこの状態。底には独自の水流を起こして、洗いムラをなくしてしっかりと洗えるパルセーター「ザブーンパル」が見えます。

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ここにおしゃれ着トレーをセットして使うのですが、ザブーンパルのすぐ上ではなく、10センチ程度空間ができる位置にセットできる仕組みになっています。

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おしゃれ着トレーの上に、セーターやスカート、ワンピースなど畳んでのせれば準備OK。ドライコース用の洗剤を使い、ドライコースを選択するだけです。

では、どうしてこのトレーを使うと「傷めずしっかりと洗える」のでしょう?

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(東芝さんのサイトから転載)

これまでのドライコースだと、衣類を傷めないようにと水流を起こさず、まるでゆらゆら揺れている程度で洗っていました。そのため、「洗濯が終わったのに、水に濡れていないときがある(!)」ということや、何だか汚れがあまり落ちていないみたい」というような不満が残っていたのですね。

新製品の「ドライコース」は、これまでと全く異なる動きをしており、おしゃれ着トレーの下(洗濯機の底)では、パルセーターがしっかりと水流を起こし、上から洗濯液の溶け込んだシャワーをかけて洗ってくれます。つまり、押し洗いのような効果を生み出すのです。でも、パルセーターそのものには衣類が触れないので痛まないというわけですね。

なので、新ZABOONでは、ドライコースを使用する際には、必ずおしゃれ着トレーをセットして使うのがポイントになります。

ドライコースでも洗浄力の高い洗濯機としては、すでにパナソニックの「上質おうちクリーニング」などがありますが、まだまだ不満の残る機種が多いのが事実。今回の「おしゃれ着トレー」付きのザブーン、いいなと思います。


posted by sally at 14:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 洗濯機のこと