2013年10月31日

【AllAbout執筆】IFAレポート第2弾は「世界のキッチン家電」雑感

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

9月初旬のドイツ取材の記事を今頃?とあきれられそうですが、先日、AllAboutにて「FAレポート」第2弾、第3弾をアップしました。

第2弾の記事は、世界の冷蔵庫事情と、キッチン家電について。日本では最近、ガラストップの真四角なものばかりが台頭していて、それを「プレミアム」だと言っていますが、正直言って、私はあまり好きではありません。元々、日立のプレミアム戦略として打ち出されていいたもので、それ自体はよかったと思うのですが、どのメーカーもみんな追随してしまって、個性がなくなってしまったのがとても残念です。

そうした中で、IFAで見かけた1つのトレンドとして、「レトロ」「クラシック」というのがあるのですよね。丸みのあるフォルム、カラフルなカラー、「うふふ」な要素がいっぱいなのです。BOSCHやトルコのVESTEL、そしてパナソニックと資本・業務提携したスロバキアのゴレニエなど、「これ、欲しい!」と思ってしまうような冷蔵庫ばかりで、うれしくなりました。

機能面でぐっときたのは、ハイアール、LGエレクトロニクス、サムスンといったアジアの家電メーカーの冷蔵庫たち。2重扉の小窓がついているものは、ちょっと飲み物を取り出すにも便利ですし、省エネにもつながります。

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そのほか、野菜を刻むのに便利なスライサーやスタンドミキサー、パナソニックのヨーロッパ向けのホームベーカリーなど、私の心に響いたキッチン家電を集めてご紹介しています。

へー、そうなんだ、日本とは違うんだなあ・・・など、参考にしていただければ幸いです。

IFA2013レポート(2)世界のキッチン家電のトレンド [生活家電] All About


posted by sally at 11:44| All Aboutの執筆記事

2013年10月20日

生ゴミの多い家におすすめ!運転音が静かな温風乾燥型生ごみ処理機「パリパリキューブ」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

少し前に「新・三種の神器」の1つとして挙げられていた「生ごみ処理機」、最近はあまり話題にならなくなっているようですね。ちなみに、あと2つは「IHクッキングヒーター」と「食器洗い乾燥機(食洗機)」です。生ごみ処理機には温風乾燥型と、微生物の力で生ごみを分解するバイオ型の2種類あります。温風乾燥型はファンの音などの運転音が気になったり、かさばるので置き場所に困ったり、電気代が気になったりというマイナス点があり、バイオ式の場合はより大きめなものが多く、ニオイが気になるという人、屋外に置くタイプの場合、一戸建てでないと難しかったり・・など、なかなか広まらないのには、「改良余地あり」だったよう。ここ数年は新製品も出ておらず、それが着目度が低下してしまう一因にもなっていたのですね。

そんな中、今年の6月に産業用などゴミ処理の技術では業界的にも知られている香川県の島産業から、家庭用の生ごみ処理機が発売されました。地方自治体で使われているゴミの焼却機などを手掛けている島産業にとって、家庭から出される「燃えるごみ」を減らすことや焼却炉はの負担をなるべく減らすことは急務ともいえること。環境問題を考えるうえでも、何かいい方法はないかと思案している中で、下火になりつつある「家庭用生ごみ処理機」の普及を思い立ったのだといいます。

でも、それには冒頭で説明したような「生ごみ処理機」の欠点をクリアした製品でなければ・・・ということで、自社で開発したのが家庭用屋内型生ごみ処理機 【パリパリキューブ】なのです。

実は、先月、香川県から島産業の商品企画担当の方が銀座の事務所に来られ、商品の説明や開発の経緯などをお話ししてくださったのでした。そして、3週間ほど、実際にわが家でもこのパリパリキューブを使ってみることにしました。

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付属品として、このように植木鉢のカバーのような容器が2つついて、水切りネットをセットして使います。つまり、三角コーナー代わりにキッチンシンクに置いて生ごみ入れとして使い、ゴミがたまったらオレンジの受け皿に載せて生ごみ処理機に入れればOKというわけ。生ごみ処理中の間に困らないようにと2つ用意されているのですね。

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水切りネットが同梱されていますが、不織布タイプでなければ、市販もので大丈夫です。生ごみ処理機に入れる際にも、このネットに入れたままでOK(使用しなくても自由。ネットがあったほうがお手入れが楽という程度)。

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実は、わが家では生ごみの出る量が極端なほど少ないのです。というのも、東芝ベジータ(冷蔵庫)を使っているので、野菜が長持ちしますし、「ヘタ」を落としたりする程度で廃棄処分する部分がほとんどありません。じゃがいもや玉ねぎの皮や、キノコの軸といったところでしょうか。食べ残しというのもほとんどないんですよね。残ったら、次の日に繰りまわして、最後まで食べますし。

上の写真は、食材の葉っぱではなくて、お供え用の菊の花の葉っぱを落としたのと、軸の部分などなどがほとんどなのでした。

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操作ボタンはとてもシンプル。「ドライブモード」ボタンを押して、ゴミの量に合わせて「S」「M」「L」を選ぶだけ。水分が多いゴミのときは、右側の「PARIS PARIS」ボタンを押すと、より乾燥度が高まります。

ちなみに標準運転(ドライブモード)でのSMLの違いは、運転時間が6.9.12時間という「長さ」の違いです。分量が多ければ長く乾かしますよということ。最大60度までしか上がらず、消費電力も少なめです。

で、わが家ではゴミが少ないし、水分も少ないので、「標準のS」で運転することに。

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夜にセットして6時間後の朝にはご覧のようになっていました。確かに「かさ」が減っています。「パリパリキューブ」の取説によれば、こうして乾燥したゴミを新聞紙の上にあけ、パリパリとつぶしながら丸めてゴミ箱へ捨てましょうとあります。

そうなのです。乾燥したからといって、ニオイがなくなるわけではないので、きちんとくるむことが大切です。それに乾燥したものをくるむことでパリパリとつぶれて、より一層「かさ」が減りますものね。

ゴミ回収日が週に1〜2回程度で、家族も多くて生ゴミが多く出るというご家庭には1台あるとゴミの量が減って便利だと思いますし、生ごみそのものを見直すきっかけにもなるので、ムダが減るかもしれません。

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本体内部は洗うことはできませんが、きれいにふき取りやすいように、曲面の処理がとてもなめらかにされています。

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ふたについているロック部分の裏にも「PARIS PARIS CUBE」の製品名とマークがついていて、とても凝っているなあという印象。作った人たちの思いが込められているのがわかります。

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で、運転中ですが、背面の下にある排気口から、温風が出てきます。そのため、設置する際に「なるべく本体背面を壁側に向けないでください」とあるのですね。左右・後ろともの20センチ以上開放できる場所に設置とのこと。ここがちょっと難点かもしれません。設置場所を工夫する必要があります。

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このパリパリキューブの最大の特徴は、大型の脱臭フィルターを搭載していて、排気に含まれるニオイを脱臭してくれるところにあります。半年に1度、この脱臭フィルターを交換する必要があるのですが、その取り出し口は底面にあります。

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ほらね、こんなに大きいのです。

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ちなみに交換用の脱臭フィルターは2700円程度。購入時には2つ同梱されているので、1年は大丈夫ということですね。

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実際に使ってみて、静音性は抜群だと思いました。36dBとのことですが、ほとんど気になりません。深夜に稼働させても問題ないのではと思います。

ただ、どんなに優秀な脱臭フィルターだとしても、全く無臭ということではなく、温風の排気とともにいくらかニオイがします。わが家のキッチンは独立式なので、そんなに広くありません。それで壁と並行するように横向きに設置したのですが、ぶどうの皮などの甘いニオイがするゴミや、魚の皮など生臭いものを入れた場合、温風とともにかすかにニオイがするため、黒ラブ・大和が近くにやってきては、くんくん鼻をひくつかせていました。特に9月末〜10月にかけて気温も高かったので、よけいに「温風」が気になったのかもしれません。

乾燥させない「生ゴミ」の状態のニオイで困っている人や、ゴミが多くて困っている人、重いゴミを捨てに行くのが大変という人には使ってみる価値ありかなと思います。「生ゴミ処理機」なんてあるのを知らなかった!」という方のお役に立てれば幸いです。

それと、1つ大事なことがありました。生ゴミ処理機の購入には、地方自治体によって補助金が出るところもあります。金額や申請方法はさまざまなので、お住まいの自治体はどのようになっているかを調べてみることをおすすめします。





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2013年10月16日

【パナソニック廃家電リサイクル処理台数1000万台に】リサイクル技術を取材してきました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

関東地方が明け方から風雨がさらに強まり、列車等のダイヤも乱れて大変な一日でしたね。伊豆大島などでは大きな被害が出たと聞きます。まだまだ警戒が必要なようですので、皆さまお気をつけくださいね。

まだ雨が降り出したばかりの昨日、兵庫県加東市にあるパナソニックのリサイクル工場に取材に行ってきました。というのは、2001年4月に家電リサイクル法が施行されたと同時に操業されたパナソニックのエコテクノロジーセンター(PETEC・ピーイーテック)にて、2013年7月に、廃家電リサイクル処理が1000万台に到達したことを受けての記念式典が開かれたから。

加東市にはこのリサイクル工場と、アプライアンス社による炊飯器工場が隣接されていて、5月にも炊飯器工場に取材に訪れているのですが、伊丹空港から中国自動車道で45分程度と電車で行くには難しく、足の便がよくないため、東京からの取材組は記念式典の取材はせず、その後の工場見学からスタートしました。

1000万台の構成比はテレビ400万台、冷蔵庫190万台、エアコン180万台、洗濯機230万台となっているそうですが、中でも洗濯機は近年、使用されている部材が異なり、ドラム洗が増えてきたことから、この春に新ラインを導入して処理能力をアップさせたとのこと。

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洗濯機そのものの出荷台数は年間450万台とそんなに変化はないようですが、廃家電として出されるドラム洗の台数が増えてきているのですね。これは、ドラム式洗濯機の購入者がすでにどんどん買い替え期に入っているということなのだなと、新たな気づきがありました。

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クリックすると大きくなるので、興味のある方はスライドの図式を確認していただきたいのですが、これまでドラム洗が出てくると選り分けて行なっていたのに、新ラインでは、同じライン上で処理を可能にしたとのこと。とはいえ、上から見学してみると、手解体での作業が多く、大変だなあと思いました。全自動洗濯機と比べて3倍強の手間と時間がかかるといいますから、複雑な構造になっているということですね。

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重さによって、全自動ライン、ドラムラインに振り分けていく様子です。

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こちらもたくさんの人たちが手作業で解体・分別しています。

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エアコンのコンプレッサからネオジム磁石を回収している様子も見られました。1年に約1500sも回収しているそうです。

注)
ネオジム磁石とはどんなものなのか知らなかったので調べてみたところ、ネオジム磁石はレアアース(希土類)のネオジム、鉄、ホウ素の3元素を組み合わせた磁石で、それまで最強だったサマリウム・コバルト磁石の2倍近い磁力を持ち、計算上は1グラムのネオジム磁石で約1キロの鉄を持ち上げることができるというもの。1982年に佐川眞人氏が発明した“史上最強の永久磁石”として知られているとのこと。ハイテク製品の実用化や普及に貢献しただけでなく、ハイブリッド車のモーターや風力発電機にも使われているようです。

洗濯機や冷蔵庫など、解体され、破砕された後は、高精度な樹脂選別システムによって、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)という単一プラスチックに選別されます。水を使わないエア吐出システムにより、純度99.0%以上の高精度で回収できるというのですから驚きです。

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シュレッダーダストにかけられて異物除去をした後に、高精度樹脂選別システムにかけられます。

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これがその作業を行なっているところ。どうして単一のプラスチックに選別できるかというと、近赤外線識別技術を採用しているから。分子構造によって光の吸収特性が異なることに着目し、樹脂種を特定。樹脂片の飛翔軌道を予測した高精度なエア吐出しシステムで的確に打ち落としているのだそうです。ベルトコンベアのようなものの上に乗せられた樹脂片が識別装置の下を通って吹き飛ばされるのですが、秒速3メーターのスピードで流れ行く様子にこれまたびっくり。

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この夏は冷蔵庫の処理台数が多く、24時間稼働だったといいますから、とにかく精度の高さとスピードが要求されるのですね。

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こうして高い純度で選別された単一樹脂は、隣接された樹脂循環工場に運ばれ、洗浄や異物除去が行なわれて、調質・着色が行なわれ、高い品質の再生樹脂となります。

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こちらが樹脂循環工場の様子。廃家電を解体⇒破砕⇒選別するのがPETEC社で、それを再利用して再生樹脂を作るのが樹脂循環工場というわけですね。

ちなみに、パナソニックの家電製品だけをリサイクル処理しているのではなくて、ダイキンや東芝など20社におよぶ廃家電が運ばれて処理しています。

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パナソニック アプライアンス社の製造革新本部・加東樹脂循環工場の西田保夫氏。

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高精度樹脂選別システムによって振り分けられた樹脂ですが、まだまだ異物などが入っていたり、洗浄も必要とのこと。

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樹脂の洗浄は水で行なうのではなく、「加圧摩擦方式」によって、表面の汚れや異物除去、金属除去などを行なっています。これは「精米機と同じ原理ですよ」という説明を聞いて、なるほど!と思いました。

こうして再生された樹脂はどんなところに活用されているのでしょう?

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再生PS樹脂は、例えばエアコン室内機のフィルター枠に使われています。100%の再生樹脂というのは珍しいのだそうで、年間170トンも再利用されているとのこと。

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今後、さらに再生樹脂の使用量を高めていきたいとのお話しがありました。

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興味深かったのは、リサイクル処理をしている現場の声を生かして「リサイクルしやすい製品」を作っていくような取り組みが行なわれているということ。

たとえば、従来液晶テレビにはビスが400本も使われていたのに、今では1/4に。エアコン等に社名やロゴをシールで貼り付けていたものも、今ではリサイクルしやすいようにレーザー印字にしているそうです。

また、この工場には、各家電メーカーの設計技師が訪れて、一緒に分解していくことでリサイクルしやすい製品づくりへの理解を深めているという話もとても地味な作業だけれど、大切なことなのだと知らされました。

このようなリサイクル処理にかかるコストは、私たちが払っているリサイクル料金の一部と、リサイクル資源の売却によってまかなわれています。リサイクル料金のない、小物家電などの製品も積極的に回収して再利用していきたいとのことでした。

こうした内容が分かると、リサイクル料金の支払いにも納得がいきますね。そして、再利用だけでなく、「長く使うことの大切さ」にも気づかされるように思いました。今回の取材は日ごろあまり日の当らない内容ですが、遠路訪れて取材させていただく機会を得られたことに感謝しています。







posted by sally at 18:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 省エネとエコロジー

2013年10月13日

3000円台で買えるのに満足度が高い3Wayスティッククリーナー

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

最近の掃除の仕方は使う場所やシーンに応じて、キャニスター、スティック、ロボット、ハンディなどを使い分けるのがトレンドです。中でも、ダイソンのDC62やエレクトロラックスのエルゴラピードやエルゴパワー、そしてティファールのエアフォースコンパクトなどのコードレススティッククリーナーが人気ですね。コードレスなので使いたいときにすぐに使えますし、デザインも素敵なのでリビングの片隅に出しておいても「うふふ」な感じです。

でも、ちょっとそこまで予算がない。もっと手頃な価格で便利に使えるスティッククリーナーがあったら・・・と思われる方もいらっしゃることでしょう。そんな方におすすめなのが、ハイアール サイクロン式スティック&ハンディクリーナー JC-SC100A-Wです。コードレスではありませんが、コードの長さが5mあるのでワンルームやサブ機として気になった時にちょっと使いたいという掃除の仕方ならこれで十分掃除ができます。しかも価格が3,000円台というお手頃さなのですよね。

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こんなふうにバラバラにできるようになっていて、必要に応じて3つの使い方ができる「3Way」が特徴です。

冒頭の写真のように、サイクロン部が下のほうに組み立てておけば、ちょっと立てかけて置くこともできて便利です。

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反対に、重心を手元に近いほうに組み立てると、ダイソンのコードレススティックのように、重さを感じずに楽々掃除ができて、ヘッドを左右に振るのも自在にできて、丁寧な掃除ができます。

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ハンディクリーナーとしても使えるというのがこれまた便利。

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ハンディとして使う部分にパイプを挿す穴があります。

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まずはパイプを挿して、ハンドルを取り付ければスティックに早変わり。

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ダストボックスは外して水洗いできるのも、清潔に保てていいなと思います。

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カーペットの掃除もブラシが回転するわけではないのでちょっと力がいるけれど、吸引力は決して弱くありません。

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フローリングやクッションフロアなら全く問題なく掃除ができます。

実は次男が一人暮らしを始めたのですが、このハイアールの3Wayサイクロンクリーナーを愛用していて「これで十分!」とのこと。掃除の際の音が大きいのが気になるところですが、早朝や深夜の掃除をしない人なら問題ないと思います。

デザイン性にそんなにこだわらないのなら、こんな選択肢もありですし、コードがあるからこそ安価でも満足のいく吸引力。安い掃除機ってどうなの?と思っている方、案外、使えますよ。




posted by sally at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 掃除機のこと

2013年10月11日

リンパを流して顔色を明るく!温感エステローラー、おすすめです

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

ここのところ、夏に戻ったような気温で着るものに困る日々ですが、季節は刻一刻と寒さに向かって移り変わっています。秋冬に向かって、女性たちの関心がぐっと高まるのが美容家電。現在、私がイチ押しのアイテムがPanasonic 温感エステローラーEH-SP31

あれ?似たようなのを見たことがあると思う人もいるかもしれませんね。

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確かに同様の美容家電としては、MTGのプラチナ電子ローラー「リファカラット」やヤーマンの「プラチナトルネードEMS」などがありますし、上の写真のように私はすでにどちらも持っています。リファカラットは微弱電流を流すことで肌のキメを整え、ハリを与えるとしていますし、ヤーマンのほうはEMSによってボディの引き締め効果なども期待できる製品です。それぞれ特徴があるわけですが、7月に開催されたパナソニックの発表会で使ってみて「これはいい!」と感激してしまったのですよね。

1つはローラー部分が金属でないのでとても軽いこと(なので、バッグに入れて持ち歩いています)。

そして、44度と48度の2つの温度帯で「温感エステ」ができること。私は「Hi」の48度で首から肩にかけてリンパを流すようにし、顔には「Lo」の44度のほうで使うようにしています。

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他の製品と違ってじんわり温まっているローラーを首筋に当てると本当に気持ちがよくて、リンパを流すことで顔色まで明るくなるような感じ。それに足首からふくらはぎにかけて(アキレス腱のあたり)をこの温感ローラーで流すと、これまた疲れがとれて、血流が良くなるようでとてもいいのです。足の甲から足首のあたりも、むくみやすいところなので、温かいローラーでほぐすといいですよ。

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顔に使うときにはアタッチメントを付け替えたほうがやさしい滑り心地。しかも最初に写真でわかるように、アタッチメントを充電台のくぼみに収納できるようになっているところもいいなと思います。

充電池はリチウムなので継足し充電OK。充電時間も1時間と短いで気軽に使えます。





2013年10月08日

【家電Watch執筆】そこが知りたい家電の新技術〜欧州基準の高圧洗浄機を日本で広めたケルヒャー ジャパンの取り組みとは

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと神原サリーです。

今年3月にマンションのベランダやお風呂掃除に便利な静音&コンパクトな高圧洗浄機「ベランダクリーナー」を発売したケルヒャーは、今年で日本法人「ケルヒャー ジャパン」を設立して25周年になります。

このベランダクリーナーは25周年記念モデルとして、初めて日本法人が企画して生まれたものなのですが、これまで高圧洗浄機やスチームクリーナーなど広めるにあたってのご苦労や、ベランダクリーナー誕生までの話、そして内部構造に至るまでを取材しました。

お話を伺ったのは代表取締役の佐藤八郎社長。この25年間、ひたすらケルヒャー ジャパンの成長のために尽力されてきた方です。

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そのほか、4月に発売された製品で、これからの落ち葉の季節にもぴったりな「乾湿両用バキュームクリーナー」についても、うかがいました。水分を含んだゴミもすいすい吸引するだけでなく、ブロア機能といって、落ち葉などの軽いゴミを吹き寄せる機能もあって便利です。

都会暮らしには必要ないかもしれませんが、地方の方にはとても役立つクリーナーなのではないでしょうか。


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宮城県仙台市郊外にケルヒャージャパンの社屋があるのですが、同じ敷地内には家庭用製品修理センターも併設されています。そこでの取り組みについても取材しました。

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ということで、詳細を家電Watchにて記事にしましたので、ぜひお読みくださいませ。


【そこが知りたい家電の新技術】欧州基準の高圧洗浄機を日本で広めたケルヒャー・ジャパンの取り組みとは - 家電 Watch



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2013年10月02日

【AllAboutタイアップ企画】象印の新ベーカリーはみみまで柔らかなパンが焼けます

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

9月21日に発売されたばかりの象印のホームベーカリーBB-SS10-WP、神戸の有名パン屋さん「地蔵家」の食パンにも負けない耳までやわらかな食パンが焼けるところがこれまでと全く違うところです。

ということで、AllAboutのタイアップ企画の記事に出演させていただきました。今回の記事では家電ガイドを務める私と、「はじめてのパンレシピ」ガイドを務める小泉さん、そして象印マホービンで商品企画を担当されている北村さんとの対談の様子が再現されています。

この対談・撮影の現場が本当に楽しくて(&美味しくて)、心に残る1日となりました。北村さんはお子さんがいらっしゃるママでもあるので、そうした目線も開発に生かされているのですよね。技術的には底面にヒーターがダブルで入り、温度制御などで本当にやわらかなパンに仕上げているところが素晴らしいです。しかもイーストの配合は少なめなので、パンそのものの香りが楽しめるレシピになっています。

パン好きな方、記事をご覧になってくだいね。

パン、ホームベーカリー、象印…食パン専門店が認めるおいしさ!ミミまでやわらかな食パンが焼けるワンランク上のホームベーカリー


【Pen連載コラム】今月の逸品はパナソニックのハイブリッド電源掃除機

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

連載コラムを執筆しているPenの最新号が発売されました。今回「白モノ家電コンシェルジュ」で取り上げたのは、パナソニックから10月20日に発売予定のハイブリッド電源掃除機MC-HS700G。

その名のとおり、コード式と充電式が合体してどちらも使える掃除機なのです。充電池は取り外すこともできて、非常用の電源としてスマホなどへの電源供給もできる「もしもの備え」にも役立つものとなっています。

デザインはたぶん男性向けといっていいのかもしれません。アイドリングオフ機能やハウスダスト発見センサー、親子ノズルなど掃除機としての便利機能や省エネ機能も満載です。想定売価が108,000円とついに10万越えの掃除機誕生なわけですが、魅力的です。文章もPenらしくまとめましたので、そちらもじっくり味わっていただければと思います。

そして、今号の特集は「癒しのホテル」。これがまた、読んでいてとても楽しく、読んでいるだけで癒されます。・・・なのでぜひ手にとってお読みくださいませ。



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