こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。
今朝はたくさんの方が「めざましテレビ」を見てくださったようで、うれしいです。ありがとうございます。短い時間ではありましたが、特にタテ型洗濯機の紹介部分の反響は大きかったようで、私のところにも「すぐに買い替えたくなりました!」というメッセージがたくさん届きました。
今日紹介したのは、ハイアールアクアのタテ型洗濯機(全自動洗濯機)AQW-VW1000Cですが、何がそんなに感動させたのかというと、ポケットに入れたままにしてしまったティッシュや、白タオルなどの糸くずが、衣類につかない「衣類おそうじ」機能なんですよね。昨日、ロケに参加してくださった主婦の方も、子育て中でこうした「ティッシュ事件」や、おろしたばかりのタオルと濃い色の衣類を一緒に洗ってしまって糸くずが・・・ということを実体験としてもたれていたので、私の説明にものすごく感動していたのでした。
ところで、どうしてティッシュと一緒に洗っても、衣類につかないのでしょうか?
その理由の1つは、この不思議な形をしたパルセーターにあります。内側と外側とで2つのパルセーターが組み合わさった、全く新しい形の「ツインパルセーター」を新たに搭載しているため、とてもパワフルな水流を起こせるのです。
洗濯槽の下のほうにわずかな水を入れただけなのに、こんなふうに上のほうまでしっかりと水流が行きわたって、しっかりと洗い上げます。つまり、このツインパルセーターの搭載によって、節水性がとても高いのですよね。タテ型の洗濯機は、ドラム式の洗濯機と比べて、どうしても水をたくさん使いがちでしたが、それを克服していて、しかも汚れ落ちはバッチリ。
で、この強力な水流と、水の流れに合わせて左右に動く新タイプの糸くずフィルターとの合わせ技で、洗濯槽の中の糸くずなどを93%以上、しっかりとキャッチすることに成功。しかも一度糸くずフィルターに入ったゴミが再び洗濯槽に戻らないように設計されているため、ティッシュと一緒に洗ってしまっても、大丈夫なのです。
記者向け説明会の会場で実験をして見せてくださったのですが、こんなふうに黒いTシャツを入れた洗濯槽の中にティッシュをちぎって投入し、実際に洗濯してみたら・・・
糸くずフィルターでしっかりとティッシュをキャッチしています(黒いTシャツの色が少し落ちて、黒っぽくなっていますね)。
そしてこちらが取り出したTシャツです。左側のTシャツは、古いモデルの洗濯機で洗ったもの、右側が新製品です。全く付かないというわけではありませんが、(7%分が少しついている模様)、衣類おそうじ機能がない洗濯機の悲惨さと比べたら、本当に見事です。
だって、こんなふうについてしまったら、ふるってもあまり落ちないし、ふるった分は部屋やベランダを汚すし、あとは粘着テープをコロコロして取るしかないんですものね。ありがたいです。
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このほかにも、昨日のロケで説明したのに時間の関係で割愛されてしまった「脱水コントロール」機能という、素敵な機能があります。
普通、脱水の仕方というのは、時間設定で調節するしかないと思うのですが、時間を短くし過ぎってしまっては、シワはよらないものの、ちゃんと絞れていなくて乾くのに時間がかかってしまいますよね。この脱水コントロール機能では、衣類の素材や、天候に合わせて脱水の際の回転数を変え、仕上がり感を変えるのです。
たとえば、チノパンのような綿素材のパンツは脱水を長めにしないとなかなか乾かずに困りますが、かといって長すぎるとシワシワの仕上がりになってしまいます。そんなとき、「脱水コントロール」ボタンで『やわらか』を選べば、時間はいつもどおりのままで脱水しつつ、シワを抑えて仕上がり感のよいものに。
写真だとわかりづらいかもしれませんが、標準コースのままで脱水したのが、左のチノパン、右が「脱水コントロール」ボタンの「やわらかめ」を選んだ場合の仕上がりです。
ということで、節水性&汚れ落ちのよさに加え、糸くずがつきにくかったり、仕上がり感を高めたり・・・と、日頃洗濯をしていて「ここが改善されたらいいのにな」という不満を見事に解消してくれる洗濯機だなと思います。
【うふふポイントをもう1つ】
この洗濯機には心に響く「うふふポイント」がたくさんありますが、最大のうふふポイントは上の写真を見てもおわかりにように、ふたを開けた姿が美しいということだと思っています。
なぜなら、タテ型の洗濯機の場合、たいていの人が洗濯をしている時以外は、こんなふうにふたを開けたままにしておくと思うのです。それは洗濯槽を乾燥させるためにもとても好ましいことなのですが、普通の洗濯機は閉めたときのデザインには気を配っていても、開けたときの姿のことを忘れてしまっていると思うんですよね。
でもね、発表会でこの洗濯機を見た時に、一目みて「開けたままの姿がきれい!」と思って、本当にうれしかったのです。こういう視点こそ、暮らしの中での本当のデザインだし、まさに「うふふ家電」だと。
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最後に。ハイアールアクアは、中国の家電メーカー(白物では世界1位)ですが、元々は旧三洋電機の人たちで構成されている会社です。そして、今でも、上位機種の洗濯機はメイド・イン・ジャパンなのです。
中国企業ならではの資本力や新たな視点と、三洋電機時代から脈々と受け継がれている「かゆいところに手が届く商品力」で、これからも魅力ある製品をつくってほしいなと願っています。
posted by sally at 17:51|
洗濯機のこと