2015年09月30日

【日刊ゲンダイ/インタビュー掲載】この人に密着24時間

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日9/29発行の「日刊ゲンダイ」21面、『この人に密着24時間』というコーナーにインタビュー記事が掲載されました。私の1日のタイムスケジュールに加え、よくある1日の出来事が紹介されています。

6時半に起床して、いつも真っ先に行うことや健康管理のこと、運動や食事のことを含め、朝の執筆⇒発表会に出席⇒テレビのロケ⇒雑誌の取材2本⇒帰宅して家電のレビュー記事のための使用、執筆など、0時30分くらいに寝るまでの様子を、ゲンダイらしく軽妙に紹介していただきました。

メインの見出しがご覧のとおりでトホホですが、これからも健康に気をつけて、全力疾走でがんばっていきたいと思います! 


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2015年09月28日

【家電Watch掲載】東芝「ミニ羽釜」最速レビュー! 小さくて可愛いけれどその実力は本格派

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

9月初旬に東芝の炊飯器工場(新潟県にある東芝ホームテクノ)に取材に行ってきた様子については、先日の記事でもご紹介したとおりですが、その際にお借りした試用機を実際に使ってみたレビュー記事が本日家電Watchに掲載となりました。発売は少し先の11月になりますが、皆さまの参考になれば幸いです。


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炊飯器「備長炭かまど本羽釜」(2.5合炊き)は、5.5合炊きのものと同じ形。こうしてみるとその小ささがわかりにくいかもしれませんが、冒頭の内釜のサイズをみれば、一目瞭然。だって、内釜が手のひらに載るんですから。

今回のレビューでは、2合の白米、1.5合の白米+2割の麦のごはん、0.5合の白米、2合の炊き込みごはん、そして0.5合の全粥を炊いてみた様子を書いています。

小さいので扱いやすく、炊き上がりもふっくら、つやつや。香ばしい炊き込みごはんやお粥もおすすめです。



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posted by sally at 07:15| 家電Watchの執筆記事

2015年09月27日

【技術営業LEADERS連載】神原サリーの「提案ネタは雑談から生まれる」始まっています

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こんにちは。家電コンシェルジュのsallyこと、神原サリーです。

ここでのご報告が遅くなりましたが、渇社リック発行の「技術営業LEADERS」という業界専門誌にて、7月発行号から新連載をしています。この専門誌がおもに家電製品の地域店さん向けのものですが、こうした「パパママストア」を訪れる顧客との会話に役立てていただけるような、斬新な切り口での情報を提供しています。

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こんなページなのですが、雑談から生まれる思いがけない切り口を提供したいと思い、たとえばこの号ではお客様からの「夏バテかしら?」の一言から始まる様々なネタ(もちろん家電がらみの情報です)を提案しています。

夏バテ=健康回復という切り口で、スロージューサーや朝ごはん充実のためのトースター、さらには夏バテ解消のための健康なべの切り口で「卓上IHクッキングヒーター」などの紹介も。ほら、夏バテ解消にはビタミンB2がいいでしょう? それならば卓上のIHクッキングヒーターで作る「豚しゃぶ」なんてぴったりですよね?・・・というおすすめです。

連載開始からまもなく3号目が発行されます。いつも「そのテーマでその話ですか?」というような私ならではの雑談ネタを提供すべく、担当編集者のNさんと議論を重ねています。

一般の方向けの雑誌ではありませんが、地域店さん、どうかよろしくお願いいたします! ちなみに内容は家電量販店の販促にもお役に立てると思いますよ!


2015年09月25日

ダイソン フラフィ(DC74)のお手入れ、あれこれ。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

わが家と表参道にあるアトリエに置いてある掃除機の合計数はたぶん25台近くあると思います。リビングだけでもコードレスが3台あったりするわけなのですが、そのうちの1台がDyson Fluffy DC74 motorhead(ダイソンフラフィ)。ヘッドに特徴があって、大きなゴミも微細なホコリもパワフルに吸引するコードレスクリーナーです。リビングには観葉植物が3鉢置いてあり、その落ち葉や黒ラブ・大和の抜け毛やら、さまざまなゴミがリビングに散らかりますが、確かに落ち葉もハウスダストも一気に吸い取ってくれて頼もしい1台です。

でもね、1つ難点があるとしたら、このヘッドの太いローラーの後ろ部分にゴミがたまってしまって、それが目立つのです。さらに吸込み口とローラーの間にあるステンレス部分にもとにかくホコリがたまってしまい、見るも無残な姿に。

そこで、このシルバーウィーク中にお手入れをすることにしました。向かって右側のグレーのネジのところをコインなどでゆるめるとロックが解除され、クリーナーヘッドが外れるようになっています。取説によれば、太いローラーとブルーの細いローラーは水洗いOKとのこと。でも、洗いたいのはカバー部やステンレスの部分なんですよね。

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で、これはあくまでも自己判断であり、不具合が出た場合はこちらの責任になりますが、それを承知の上でヘッドを動かすモーター部にジップロックを被せてそこをしっかりと握り、水がかからないようにして、他の部分をブラシで水洗いしてしまいました。

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これは洗った後の様子です。あまりに汚れていたので。でも奥の吸込み口周辺がきれいになっているのはわかるのではないでしょうか。

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その後、2本のローラーもきれいに洗ってすべてをベランダで陰干ししました。ふー、きれいになってよかった! ダイソンの掃除機はダストボックスやヘッドの部分が丸洗いできる構造になったとしたら、本当に完璧だと思うのですけれど。現在の構造では無理なのでしょうね。

もう1つ、こちらは、取説にも大きく書かれている大切なお手入れです。

「フィルターは1か月に1回、水洗いすること」

・・・・・・ダイソンのコードレススティッククリーナーをお使いの皆さん、ちゃんと実行していますか?

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この部分を外して、中にあるフィルターを掃除しないと排気のニオイの原因になったり、目詰まりをすると吸引力が落ちたりします。

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洗剤やお湯を使わずに、冷たい水で洗い流してくださいね。

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そうしてこちらも、ベランダで十分に乾くまで陰干ししました。これが生乾きだと、掃除をするたびに妙なニオイに悩まされることになるのでしっかり乾かすことが大切です。

家電はお手入れをしないとせっかくの優れた能力が十分に発揮されなくなるので、面倒だなと思わずにぜひ可愛がってほしいと思います。

※ヘッドの水洗いはブラシだけでお願いします! そしてダイソンさんにはぜひお手入れしやすい構造にしてほしいなと思います!


posted by sally at 10:37| 掃除機のこと

2015年09月24日

【フィガロ・ジャポン11月号】賢く暮らす、おしゃれな女の新ツール。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨年12月発売号に続いて、再び「フィガロ・ジャポン」の家電ページのお手伝いをしました。今回のタイトルは「賢く暮らす、おしゃれな女の新ツール。」で図鑑ぽく切り抜きで生活雑貨とともに家電を紹介しています。

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メインとなる生活雑貨はインテリアスタイリストの作原文子さんが担当していて、私は家電部門のセレクトとテキストを担当しました。

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キッチンツール2ページ、美容と感性に働きかけるツールが1ページずつ。

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そして、ハウスキーピングとリラクゼーションのツールが1ページずつ。

テキストは本当に一言コメントという感じでしたが、心を込めて書きました。P296からの6ページ、ぜひお読みくださいませね。

代々木上原のスタジオでの撮影にも立ち会わせていただき、プロの方々の仕事を見て刺激を受けました。お盆の前の、超暑い夜の帰り道のこと忘れられません(それにしても、代々木上原ってなかなかいいところですね)

そうそう、別冊の「京都を愛でる」という冊子が素敵です。この秋、京都の旅を予定している方は必見です!


2015年09月23日

【日経新聞インタビュー記事掲載】2015秋、新しいモノと始める秋の暮らし&1000記事達成の御礼

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今日の日経新聞朝刊、20面に5段でインタビュー記事が掲載されました。「2015年秋、お気に入りを手に入れて“始める秋”」というのがテーマです。本業ですので、いつもは自分自身で文章を書くことがほとんどですが、今回はあえてインタビューに答える形で文章にまとめていただきました。

新しいことを始めるというと春を思い起こす人も多いと思うのですが、春はどちらかというと進学や就職、異動等環境の変化に合わせて、受動的に新しい生活に切り替わる場合が多いように思います。それに対して秋は、厳しい暑さを切り替えて、気持ちもリフレッシュ。自ら新しいことを始めたくなる季節だと思うのです。

そんな切り口から、私自身がこの秋に始めたこと、始めようと思っていることをお話ししています。

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さて、この記事で「Sallyの家電研究室」から始まり、今年から「Sallyの家電アトリエ」にその名を変えたこのブログもついに『1000記事目』となりました。最近はお知らせの記事や、出演の告知が多くて恐縮ですが、毎日たくさんの方々がこのサイトを訪れてくださることを励みに、7年間続けてこられたことを心より御礼申し上げます。

これからも取材などを通して得た情報や感じたことなどを書き綴っていきますので、引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。




2015年09月22日

【日経新製品バトル9/22掲載】布団クリーナーについて考えること

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今日、9/22の日経新聞23面、新製品バトル「布団クリーナー」にて専門家として評価コメントを寄せました。今回取り上げられた布団クリーナーは、ダイソンV6 マットレスと、シャープコロネ EC-HX100、レイコップRPの3製品。この市場はレイコップが築き上げてきたものということもあり、2/28発売のレイコップの新製品でありフラグシップモデルを取り上げないわけにはいかなかったのだと思いますが、発売日からすでに半年以上経過しているので、本来は「新製品」でなかったのかなと。

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これがダイソンのV6マットレス。カラーが印象的ですね。圧倒的な吸引力が素晴らしいですし、排気もきれい。問題はゴミ捨てのしにくさと、洗えないことでしょうか。

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こちらはシャープのコロネ。温風でダニをひきはがすという点とサイクロンクリーナーであるということ、プラズマクラスターでの消臭効果などが特徴。価格の手ごろさも人気の理由のようです。

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そしてこちらがレイコップRP。かなり大きいです。価格も約6万円というのはどう考えても高いと思います。収納台も別売りですし。

紙面の最後に触れている東芝のTORNEO V cordless VC-CLF1-Wは9月1日発売のまさに「新製品」ですので、こちらを取り上げるべきだったかもしれませんね。大々的には発表会をせず、少数の記者向けの説明会しか行なわなかったので、まだあまり世の中に知られていないのが残念だなと思います。

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これが東芝のふとんクリーナー、トルネオVコードレスVC-CLF1。ダイソンV&マットレスのように、東芝のコードレスタイプのコードレスクリーナーの吸引力などをそのまま応用し、ふとん専用のヘッドを開発、布団の種類によってもモードが切り替えられる点や、センサーによってハウスダストの有無が視覚化できるのが魅力です。


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3人の専門家のコメントは記事を見ていただくとして、やっぱり!と思ったことが1点あります。それは「消費者の目」というところにかかれている「所有者の4割近くは実際は(ほとんど)使っていない」というところ。

レイコップは確かに売れましたが、継続して使われているかというと、そうではないんですね。使うたびにフィルターとダストボックスを水洗いする必要があること(そうでないと目詰まりして吸引力がどんどん落ちていきます)や本体の重さなどもあり、使うことを「習慣化」するのはなかなか難しいものなのでしょう。

東芝も含めた4製品で、使い勝手などがいちばんいいのが東芝のトルネオV、吸引力の素晴らしさならダイソンV6マットレスだと思いますが、まだそれでも完成品ではないと思います。

布団クリーナーを使ったことがある人ならご存知のように、ハウスダストはまるで粉のように微細で、ゴミ捨ての際にも舞い上がり、本当に扱いが面倒なものです。できれば、1回使い捨ての紙パック式で布団クリーナーを作っていただきたい。もう「こんなに取れた!」と視覚化する時代は終わったと思うのです。それより、多少割高でも1回ずつしっかり封印して捨てられるような紙パック式だったら、どんなにうれしいことでしょう。

これについてはいろいろなメーカーさんに話しているのですが、「見えることの大切さ」(←たぶん、レイコップがこれで売れたから)ばかりを強調していて、最終的な捨てやすさ、お手入れのしやすさについてに注力してもらえないのが残念です。

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アイリスオーヤマの超軽量スティッククリーナー IC-SLDC1-Wという製品がスティッククリーナーには珍しく、紙パック式なのですね。春に取材をした際にすでに伝えてはあるのですが、この製品を改良して、紙パック式の布団クリーナーをぜひ作ってもらえたらいいなと本気で考えています。

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自立しないのが少々難点ですが、とにかく軽いのと、こんなふうに不織布でできたダストパックをセットして使うようになっています。

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使い捨てのダストパックは25枚入りで500円ちょっと。アイリスオーヤマはマスクなども作っているため、不織布に強いのだそうです。布団クリーナーとして使うにはシャッター機能をつけるなど、いくつかの工夫があればもっといいのかもしれませんし、ヘッド部分も布団に最適化したほうがいいかもしれません。

・・・ということで、まだまだ布団クリーナーの「正解」は見つかっていないように思う私です。すでにアイリスオーヤマからはコードレスの布団クリーナーが発売されていますが、こちらは水洗いできるダストカップ式なのでレイコップと似ています。紙パック式でぜひ。





posted by sally at 13:25| 掃除機のこと

2015年09月21日

キッチンの蛍光灯を直管LEDランプに切り替えようと思ったら。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

シルバーウィーク中、普段できない家のメンテナンスをしようと思い、キッチンの蛍光灯のカバーを外して虫が入ってしまっていたのを掃除機で吸い取ってから、きれいに洗いました。蛍光灯もそろそろ取り換えなくてはと思ったのですが、せっかくなら直管形LEDランプにすればより省エネになるのではと。

そうしたら、家人がひとこと。「いや、見た目は同じ蛍光灯でも、確かLEDランプが使えるものと使えないものがあったはず」と。

え? そうだったの? ・・・ということで調べてみたら、何やらとても複雑なのですね。照明器具というのは。

直管LEDランプを販売しているサイトを見てみても、こんな注意書きがありました。グロー(スターター)式でないと直管LEDランプは使えないようなのですね。でも、取りつける部分の形状が同じなので、間違って付けてしまう例が多発しているとのこと。

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わが家は新築マンションに越してきてからすでに12年。つまりキッチンで使っている照明器具も13年目に入るわけです。照明器具の表示をデジカメで撮影して拡大してみたところ、「蛍光灯電子安定器」とあります。つまり、インバータ式安定器を使用しており、工事をするか照明器具そのものを取り変えないとLEDランプは使えないということ。

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照明器具の寿命はだいたい10年、限界まで使っても15年と言われますから、そろそろ買い替えの時期ということですね。ただ、わが家は1日のうちでこのキッチンの天井の照明器具を使う時間がとても短いので(シンクの上の20Wの蛍光灯で済ませてしまうことが多いのです)、比較的劣化していないのではと思いますが、銘板の色が上の写真のように変色してしまっているので、あと2〜3年のうちには取り変えないといけないのでしょう。

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今回はとりあえず、パナソニック パルックプレミア蛍光灯 40形 昼光色 【FLR40SEDMX】を近くのホームセンターで購入して付け替えるにとどめましたが、直管LEDランプ用の照明器具を探してみようと思っています。

売り場にもこんなPOPがありました。

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そう、点灯管のある蛍光灯用照明器具なら、そのままLEDランプが使えるのですね。間違って取り付けると火災の原因にもなるようなので、お気をつけください。

わが家の蛍光灯はどうなのだろう?と思われる方、下記のサイトをご参照くださいませね。特に、「政府インターネットテレビの動画はとてもわかりやすいのでおすすめです。







posted by sally at 09:09| 照明器具&蛍光灯&電球

2015年09月19日

【家電Watch連載コラム】東芝の新潟工場取材記事と、60年前の初代機の感動と。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

9月初旬に東芝の炊飯器工場がある新潟の「東芝ホームテクノ」に取材してきました。このタイミングで取材したのは、今年1月に発売された「備長炭かまど本羽釜」の新モデルが11月に発売されると聞いたから。最近は、多くのメーカーから高級炊飯器の小釜(小容量タイプ)が登場していますが、ほかと違う点は3.5合炊きではなくて「2.5合」なのです。

上の写真を見てもわかるように、5.5合炊きの従来モデルに比べて一回り以上小さく、内釜はまるで釜めし用のものみたいなサイズ感です。東芝はこの20年間ずっと『溶湯鍛造厚釜』を作りつづけてきましたが、その製造ラインを実際にこの目で見て、話を聞いてみると新たに見えてきたことがたくさんありました。

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これは記事内には載せていないオフショット。同行してくださった編集部の方が撮影してくださいました。一緒に写っているのは、「釜仙人」の名で知られる守道さん。いつもつけているエプロンとは違う!と思ってよく見てみたら、「釜仙人」ではなくて「羽釜仙人」になっていました。

守道さんのお話はいつも大変おもしろく、今回は東芝が溶湯鍛造の内釜開発に辿り着くに至った経緯について、ある意味、衝撃的な事実をうかがい、取材してよかったと思いました。

その内容については、今回、記事を書いた家電Watchの「【神原サリーの家電 HOT TOPICS】東芝「かまど本羽釜」の新潟工場で“ミニ羽釜”誕生の秘密に迫る! 」に詳しく書いていますので、ぜひ読んでいただければと思います。

で、その記事内にも紹介しているのですが、取材の際に、なんと東芝から60年前に発売された初代機を通電させて、実際にごはんを炊いてくださったのです。もちろん試食も!

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11月に発売される「かまど本羽釜」の2.5合炊きモデルには、こんなふうにあまりに小さくてかわいらしいので勝手に「ミニ羽釜」の愛称をつけさせていただきました。左が1号機で、右が最新モデルということですね。

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これが初代機の自動式電気釜。ちゃんと取扱説明書も残っています。

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自動式のヒミツは、内釜と本体の間に、水を入れて炊くことだったのです。この水の蒸発具合でスイッチがポンと切れるようになっていたのですね。

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これを読んでくださっている方にぜひお伝えしたいのは、この初代機の取説の配慮の行き届いているところです。この画像をクリックすると大きくなるはずなので、大きくして確認してほしいのですが、左の端に「切取ってお台所の目のつきやすい所にお貼りください」と書かれて、点線があるのです。

60年前の日本の自動式電気釜の1号機の時点で、ちゃんと使う人のことを考えて取説が作られているという素晴らしさ。こう書きながら、私は今、涙ぐんでいますから。こういうところに感激して、「がんばれ、東芝!」って思っちゃうんですよね、私。

それから60年経って生まれた「ミニ羽釜」の誕生秘話もぜひ記事を読んでくださるとうれしいです。





最後に、取材のときのオフショットをもう1枚!

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posted by sally at 11:44| 家電Watchの執筆記事

2015年09月17日

メルマガもついに34号目に! 久しぶりに爆弾落としました…

こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨年10月から配信を始めたメルマガですが、今日配信したもので34号目となりました。毎月、7日、17日、27日の月3回、デジタル系・カメラ系に強い岡安さん、PC・スマホに強い一条真人さんと3人とも毎号、欠かさず書いています。

私のメルマガのタイトルは「本日も家電日和。」ですが、今日は久しぶりに爆弾を落としました。

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本日も家電日和。#034

「これもあれもできます。でも、どうやって使う?〜○○のエアコン発表会で感じた絶望」

◇9月某日(晴れ時々曇り)

発表会ラッシュ、白物専門の人も黒物専門の人も連日、掛け持ちで大変です。私は最近、テレビやプロジェクターなどAV機器の発表会にも顔を出しているので秋は本当に多忙を極めます。

で、タイトルのとおり、○○のエアコンの新製品発表会に出席してきたのですが、もやもやが治まりません。1時間たっぷり、事業部のトップ、商品企画担当、技術担当の方が実演も交えて淀みなく説明をしてくれたのにも関わらず、このがっかり感といったら。

いえ、すごいのです、機能は。・・・・・・

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伏字になっている部分はもちろん、ちゃんとメーカー名を書いています。で、何にこんなに絶望を感じてしまったのかは、メルマガに書いてありますので、読んでいただければと思います。有料メルマガですが、1か月間は無料ですので。



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2015年09月16日

【GoodsPress10月号】最新炊飯器の科学〜各メーカーの炊飯器の解説をしています

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。9月5日に発売された徳間書店発行「グッズプレス10月号」の『最新炊飯器の科学』と題した11ページの企画内で、各メーカーの炊飯器の特徴を解説、最新炊飯器を理解するためのポイントについて取材協力しました。男性向けのモノ雑誌だけあって、ページのデザインが渋いですね。

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高級炊飯器の場合、基本的にどれでもみんなおいしく炊けるのですが、自分の「ごはんの好み」と合うかどうかという「相性」の良さの見極めが必要かなと思っています。

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今回、パナソニック、象印、三菱、タイガー、東芝、日立の6社の高級タイプの炊飯器について解説していますが、それぞれのメーカー独自の技術や内釜の形状など、今回の記事が炊飯器選びや炊飯器のトレンドを知る指針となれば幸いです。


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今回、家電コンシェルジュの肩書きに加え、プロフィルに「米飯管理技能士」の資格のことも紹介していただきました。お米の世界、おいしいごはんとは・・・まだまだ奥が深く、学びの多い毎日です。







posted by sally at 08:32| 炊飯器と精米機のこと

2015年09月15日

【うふふ家電認定】こんな家電を待っていた! ネスプレッソ「ピクシークリップ」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先週、表参道にあるネスプレッソブティックで開催された試飲イベントに参加してきたのですが、期間限定の新しいコーヒーカプセル2種類の魅力もさることながら、PIXIE(ピクシー)の新モデルとなる「ピクシークリップ」に惚れました!

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というのも、こんなふうに付け替えのサイドカバーが用意されていて、インテリアや好みに合わせて取り換えられるのです。

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これは左右にレッドとホワイトの異なるカバーを付けている様子。

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こんなアルファベットの文字が描かれたタイプもあります。

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暗くてわかりにくいのですがデニムっぽい生地をもとにカバーにしていて、カジュアルっぽいような、どこか和風モダンなような、新しいテイストを醸し出しています。

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しかも付け替えカバーの裏には取り外しの際に便利な工具(?)付き。爪の硬い男性なら手でも大丈夫だと言っていましたが、女性の爪ではちょっとね。こんな配慮がうれしいなあと思います。

付け替え用のカバーが4320〜6480円(2枚セット)くらいで少々高めなのですが、今後、企業とのコラボレーションモデルのカバーとか出てきそうですよね。

気分やインテリアに合わせて、家電も着替えることができるのは楽しいことだなあと思います。コーヒーメーカーやエスプレッソマシンのようなインテリア性の高いものならなおさらです。というわけで「うふふ家電」認定です!

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この秋に登場した2つのコーヒーカプセルはこの2つ。

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右が「ミラノ」でフルーティなアロマと甘い穀物のようなバランスのとれた香りが特徴。左は「パレルモ」でスパイシーな胡椒のような香り、カカオの香りが特徴です。

どちらも味わいの強さはかなり強いのに、決して苦すぎるわけではないのが不思議でした。ミルクレシピにも合うということなので、フォームミルクを作って、カプチーノにして飲んでみようと思っています。


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posted by sally at 08:24| Sally's うふふ家電

2015年09月14日

自分の体を見つめ直してケアする「リズム美人の365日セルフケアダイアリー」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

体組成計や血圧計、電動歯ブラシなどを扱うオムロンですが、婦人体温計による計測や温活、質の良い眠りのことなど、特に女性たちの美と健康に力を入れているのをご存知ですか? 

“美しさとは、自分のカラダをよく知ることから始まる”という考えのもと、女性がそれぞれのペースで健やかに過ごせるようにと、立ち上がったオムロンヘルスケアの女性チーム「オムロン式美人」が企画した、リズム美人の365日 セルフケアダイアリーをが発売されたのを知り、さっそく購入してみました。

監修は女性の心と体についての第一人者、対馬ルリ子先生と、ホリスティック美容科の岸紅子さん。最近は体が冷えている女性が多いこと、そしてその弊害に着目して「温活」のためのアドバイスがたくさん書かれています。また婦人体温計についても、避妊や妊娠のためのものではなく、女性のリズムから自分自身の健康を見直すためのツールとして、紹介されています。

また後半は、四季折々の季節に応じたセルフケアのやり方がイラスト入りでわかりやすく示されていて、「さっそくやってみよう!」という気持ちにさせられるページに。たとえば今の季節「白露(はくろ):新暦9月8日〜9月22日ごろ」には、朝夕の冷えに気をつけながら自分らしく秋を楽しむためのヒントが3つ。体を温める葛をとりましょう、肩のマッサージはこんなふうに、身近なもので作る漢方茶で血行改善をしましょう・・・などなど。

「昼はよく働き、夜はゆっくりする自律神経のメリハリが大切です」という文章に、ドキリとしました。本当に、メリハリ大事ですね。なかなか難しいですけれど、心がけるかそうでないかで、違ってくるのではと思います。女性の皆さまにおすすめの1冊です。

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posted by sally at 08:31| 読んだ本のこと

2015年09月13日

【MonoMax10月号】超使える雑貨200〜デジタル雑貨部門、監修しました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今、発売中の宝島社発行「MonoMax(モノマックス) 2015年 10 月号」の巻頭特集は「超使える雑貨200」。これはデザインがおしゃれで機能的にも優れているもの…という観点で選ばれたものたち。今回、家電部門の見開き2ページ、調理家電と生活家電(空気清浄機)について、取材協力(監修)しました。編集部の小野さんが、いつもこうした「おしゃれな家電」という切り口のときに、私に声をかけてくださるのがうれしいです。ありがとうございます!

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写真も男性誌らしく、かっこいい仕上がり。こうした世界観が雑誌によって違うのがおもしろいですよね。このページ、とても素敵です。

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こんなふうに「家電コンシェルジュ・神原サリーさん的視点」というのを、各ページに入れてくださったのもうれしいです。

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そして特集ページの最初に監修/神原サリー(P30〜31)というクレジットも。30ページ以上書いて監修したのに、クレジットが入ってなかった雑誌もあるので、たった2ページでも配慮してくださったこと、心にしみます。

本当なら私自身が書けばよかったのかもしれませんが、時間がなくてライターのコヤマタカヒロさんが私の話を聞いてまとめてくださいました。ありがとうございます!

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でね、この10月号の特別付録が「アニエスベー ボヤージュ」のプレミアム万年筆なんですよ。万年筆フリークの私には垂涎もの! 見本誌と一緒に送られてきて「やったー!」と思いました。

ペン先は細字で硬めの書き味。やや重い印象ですが、悪くないです。男性誌ですが女性にも喜ばれそうな1本。おすすめです。特集の雑貨もたくさん載っていて楽しいし、私の監修した記事と一緒にぜひ(笑)。


2015年09月12日

【日経プラス1・暮らしマネジメント掲載】思い出の写真、プロジェクターで楽しむ

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今朝の日経新聞土曜版別冊「日経プラス1」の2面、暮らしマネジメント欄では、「思い出の写真、プロジェクターで楽しむ」と題したコラムを書きました。プロジェクターというと、ビジネスシーンでパワーポイントを使ったプレゼンのために使うもの、もしくは映画好きのマニアックな人がホームシアターとして活用させるためのもの・・・というどちらかのイメージを持っている人が多いと思うのですが、実はデジカメたスマホの写真をスクリーンや壁に映し出してみんなで楽しむというのもなかなかいいですよという提案です。

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実は前にもご紹介したことがあるように、家電アトリエにはプロジェクターを設置していて、白い壁にお気に入りの画像を投影して窓というかインテリアのようにして楽しんでいるのです。

今回の記事でも「もし、自宅のリビングなどに適当な広さの白い壁があるなら、そこに映し出すこともできる。壁に凹凸感があっても、それがかえった味わいを醸し出す。1枚の写真がインテリアや照明の一部のような役割を果たしてくれるのが楽しい」と書きましたが、私としてはここが一番言いたかった部分です。

今、アトリエに設置しているのは、EPSON プロジェクター EH-TW410で、だいたい48,800円程度ですが、私としてはここまでの性能があるのなら(高輝度で明るいところでも全く問題なく使えます)これで十分かなとも。

でも、先日発表されたエプソンの新モデルEPSON EH-TW5350は3D対応というだけでなく、無線LAN内蔵なのでもっと手軽に楽しめるところが魅力的です。ただし価格は倍くらいしますけれど。

今回の記事がプロジェクターの新しい楽しみの1つとして広がる一歩になるいいなと思います。

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2015年09月11日

【お知らせ】今晩21時、BS12(TwellV)「孫のためのJBナイツ」に出演します!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今晩21時〜22時にBS12(TwellV)で放送の「孫のためのJBナイツ」に出演いたします。この番組は孫のいるジイジとバァバに向けたものだそうで、MCはナイツのお二人。そしてこの日のゲストは尾木直樹(尾木ママ)さんと、孫世代の平澤こころちゃん。

8月下旬に新宿のビックロにて、ジイジとバァバにぴったりの最新家電を皆さんにご紹介すべく、ロケをしてきました。店頭ではシャープの「ジュースプレッソ」、タイガーの「ふたりのタクック」、ヤーマンの「スカルプドライヤー」、ハイアールアジアの「コトン」ほかの実演をしてきましたが、さて番組で紹介されるのはどれでしょう?

BSではありますが金曜ゴールデン枠、2年前の「マツコの知らない世界・金曜特番」以来の出演です。とても楽しいロケでしたので、皆さんのお役にたてる内容をお届けできるのではと思います。

ぜひご覧くださいませ!

■番組のホームページはこちら → 孫のためのJBナイツ

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2015年09月10日

アトリエのトイレに「流水音発生器」をつけて一安心。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

1月に表参道(神宮前)に家電アトリエを構えてからずっと気になっていたのが、来客中にトイレに入るときの音の問題。なにぶんにもアトリエは広くなく、展示・体感&打ち合わせスペースのすぐ隣にトイレがあるため、用をたしている音が見事に聞こえてしまうのですよね。それで、2月のお披露目のときには朝から晩までトイレに一度も行かずに乗り切ったくらい。

それが、仲良しのライター・すずまりさんが家電Watchにこんな記事を書いているのを見かけてこれはいい!と思ってさっそく購入してみました。

オーム電機のミニ 流水音発生器というもので、なんと598円。両面テープで壁に貼れるし、お試し用ではありますが単3乾電池も2本ついていてすぐに使えます。ボタンを押すと本物そっくりな流水音が約25秒間流れますが、よくある「音姫」よりはちょっとダイナミックな感じ。80dBというので、家庭用としてはいいのではないでしょうか。

ということで、アトリエにお越しくださる皆さま、安心してトイレをお使いくださいませね。


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2015年09月09日

【家電Watch掲載】東芝のまんなか野菜室冷蔵庫の最新モデルを取材してきました!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

いつも連載コラムを書いている家電Watchにて、東芝の冷蔵庫の最新モデルの取材記事がアップされました。私自身が登場しているタイアップ企画ではあるのですが、どうして白羽の矢が立ったかというと、ずっと東芝の冷蔵庫を愛用しているから。その理由は「野菜室がまんなか」で使いやすいし鮮度保持能力も高いし、タッチするだけで軽く開く自動オープンの冷蔵室のドアが便利だったりと多々あります。

2015年秋に発売の新モデルには、さらに「ツイン速鮮チルド」という2段式のチルドルームと、除菌・脱臭や鮮度保持能力に優れた光触媒「ルネキャット」が加わったことで、これまでなんとなく影の薄かった「肉・魚」の保存という面がパワーアップされて、万能選手になっているのが特徴です。

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しかもわが家で使っているのと同じ605Lサイズなのに、本体の横幅が685mmと、驚くほどコンパクトになっているのです! だってね、わが家のは750mm。この冷蔵庫を設置するために食器棚を幅の狭いものに買い換えたくらいですから。


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どうしてそんなことが可能になっているかというと、上の断熱材(左が2年前のモデル、右が新モデル)でわかるように、「ウレタンレス断熱構造」の採用で外壁が薄くなっているから。

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そして今回、大容量の冷凍室でもきちんと立てて整理しやすい「仕切り付き収納ケース」もついているんです。いいなあ、これだけでも欲しいなあと思ったりしています。

詳しい内容は、ぜひぜひ記事をお読みくださればと思います。





posted by sally at 14:19| 冷蔵庫のこと

2015年09月08日

【INSIGHT NOW!掲載】UD商品戦略が支える三菱の“大人家電”

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先月から、私のもう1つの肩書き「顧客視点アドバイザー」として記事を執筆しているINSIGHT NOW!に新しい記事が掲載されました。今回、取り上げたのは三菱電機が8/25より同社のウェブサイト内にオープンした新コンテンツ「三菱“大人”家電」について。

最近、注目されているシニアマーケットに向けての施策なのだなと簡単に思いがちですが、同社が長年取り組んできたブランド戦略や、ものづくりに対する姿勢に裏付けられた奥深いものなのです。

5年前の夏に、開催された「らく楽アシスト」の発表会のときの画像を探し出し、記事内に入れています。せっかくなので、もう1点、記事には入れられなかった画像もここに紹介しておきますね。

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この「らく楽アシスト」の取り組みがあればこその、今回の大人家電。いったいどんなものなのか、ぜひ記事をお読みくださればと思います。


【追記】
9/9 ITmediaビジネスオンラインにも転載されました!



posted by sally at 17:21| INSIGHT NOW!