2017年01月31日

硬度ゼロの超軟水ってすごい!〜アクアソフトを1か月使ってわかったこと

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

電気を使わないので家電ではないのですが、家電量販店のヤマダ電機のグループ会社であるハウステックが製造し、ヤマダ電機で販売されているシャワー用軟水器「アクアソフト」を取材する機会を得て、昨年末から使い始めました。1か月が経過しての使用感をご報告したいと思います。

以前にこのブログで説明したとおり、このアクアソフトは水道水に含まれる硬度成分を取り去り、「硬度ゼロ」という超軟水を精製します。仕組み上、この超軟水が出てくるのはシャワー水栓のみ。洗面器にお湯を貯めて使うときにも、シャワーを使わないとこの超軟水は出てきません。その点はちょっと改良をお願いしたいところなのですが、硬度ゼロの超軟水は、石けんカスを作らないため、肌を傷めず、肌の皮脂膜が形成されやすくなってバリアを作ってくれるので、その効果は抜群です。

顔や体を石けんを使って洗った後に、この軟水シャワーで流すと「うるうる」⇒「つるつる」の肌に。1回使っただけでもそのしっとり感にびっくりしますが、肌のターンオーバーが終わると言われる28日を経過した今、実感するのは洗顔後のツッパリ感が圧倒的になくなったし、冬場の悩みだったふくらはぎあたりのカサカサ感が全くなくなって、夜寝ている間にかゆみを感じることがなかったのです。

これまでは、脛の部分だけでなく、時には腰のあたりにかゆみを感じることもあり、尿素などが配合されたかゆみ止め成分入りのクリームを塗って寝ることもあったのに、この1カ月、一度も必要を感じなかったのは見事です。

また、洗面器や浴室の鏡の汚れがつきにくく、お掃除が楽になったのもうれしいことでした。横長の鏡の半分だけにこの超軟水シャワーをかけていたところ、その部分だけに水垢や石けんカスの白い汚れが付かずにきれいなままになっているのですから、おもしろい。冬場は水道水の硬度が高くなることもあり、2日に1度、食塩水を使ったメンテナンスが欠かせませんが、それすらも面倒ではなく、楽しい日課になっています。

肌の乾燥などでお困りの方、試してみる価値ありですよ!

★これまでの記事はこちらです




posted by sally at 10:25| 美容&健康家電のこと

2017年01月30日

「家電メルマガ」第1集:神原サリーとゆかいな仲間たち〜Kindle版がリリースされました


こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

3年前の秋から発行を始めたメルマガもすでに83号になり、過去記事がずいぶんたまってきたということで、一緒に発行している一条真人さんがKindle版に編集し直して、Amazonで買えるようにしてくれました。メルマガ1号から11号までの11回分、33記事が収録されています。読み放題もKindle unlimitedでも読めますので、利用されている方は、お時間のある時にでもぜひ目を通していただけるとうれしいです。そうでない方も、けっこうな読み応えで300円ですのでお得ですよ〜。※表紙の下半分にあるのは、私の家電アトリエのドアに貼ってある看板です♪

以下、私が書いた「はじめに」から抜粋しました。

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★はじめに★
 この書籍は、生活家電をはじめスマートフォンやカメラ、パソコンなどに詳しいライター陣3人が集まって、2014年10月から毎月3号ずつ発行してきた有料メルマガのコンテンツをまとめたものです。
 ことの発端は、連日の新製品発表会ラッシュの中で、アウトプットしないままに埋もれてしまう情報や感じたことなどを発信していくものがあるといいという点で3人の意見が一致したことでした。PCなどのデジタル系で長年取材を続け、書籍も多数発行している一条真人、ゲーム業界のことにも詳しくカメラやスマートフォンのことなど精力的に取材している岡安学、生活家電や美容・健康家電分野で取材を続けている神原サリー。ジャンルは違えども白物・黒物の家電まわりに詳しい点では共通した3人の日々の思いやこれからの業界のあり方、取材したばかりのほやほやの情報などをそれぞれ「What a funny world l live」「家電の余談」「本日も家電日和。」というコラム名で1回も休まず綴ってきま来ました。
 メルマガのタイトルであり、この書籍のタイトルでもある「ブログに言えない家電の話」のとおり、本音炸裂。時には少々毒を吐き、業界にモノ申し、「こうなればいいのに!」ということを書いていますが、すべては家電愛が強すぎるゆえのこと。ここで書いたコラムが元になり、機が熟した後で、業界誌の連載コラムで昇華されていくなどという例も多々あります。3人の熱い思いをどうか堪能してくだされば幸いです。(神原サリー)

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さらに紹介してしまうと、私が毎号メルマガに書いているコラム名は「本日も家電日和。」ですが、今回収録している11記事のタイトルは、下記の通りです。

001 「KOIZUMI洗える電気毛布」
002 「CEATEC2014雑感」
003 「ダイキンのエアコン『うるるとさらら』誕生から15年目の真実」
004 「経済ドキュメンタリー『新風を巻き起こせ!家電メーカーの挑戦』に思うこと」
005 「これは家電です!〜エッジという名の最高に安全でおいしい浄水器」
006 「4Kテレビとユーザビリティ」
007 「ハウスダストによるアレルギー症状でつらい日々を過ごす子どもたちのために」
008 「業務用厨房機器の進化から『調理家電』の未来を考える」
009 「家電量販店のアウトレット、最新事情とほんの少しの懸念」
010 「オーブンレンジをリビングに!?〜置き場所を変えると見えてくるもの」
011 「ハイアールアジアの家電革命に思うこと」

自分で言うのもなんですが、けっこうも多岐にわたった内容で、中身も濃いなあと。こうしてまとめてくださった一条さん、そしていつもメルマガの編集をしてくださっている編集長の岡安学さんに感謝です。



2017年01月25日

【うふふ家電認定】シャープの紙パック式の掃除機が素敵過ぎる!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

いつも私が発信している家電たちは、デザインも機能も優れていて、五感に響いて愛着のもてる「うふふ家電」ばかりなのですが、中でも昨年12月に発売されたシャープの紙パック式の掃除機(EC-KP15P)は本当に可愛らしくて、文句なしの「うふふ家電」です。

シャープからは特にリリースもされず、いつのまにかウェブサイトに載っていた・・・というものなので、メディアの人間でもこの掃除機を知らない人が多く、アトリエに置いてあるのを見て、「これどこのですか? かわいいですね!」という人が続出しています。

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ほらね、こんなふうにアトリエの一画に(しかもかなり目立つところに)置いてあるのですが、いい感じでしょう? ここ2〜3年のトレンドとして、出したままにしておいて、使いたいときにすぐに掃除できるものとして「コードレススティック」タイプが人気ですが、キャニスターだってデザインがよければこうして出しておいても大丈夫なんですよね。

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しかも、このクリーナーはご覧のとおり、ものすごくコンパクトなのです。新聞を4つ折りにした大きさとほぼ同じくらい。つまりA4サイズ弱。そしてとても軽いのです。

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だからこんなふうに掃除機本体を持って狭いところや階段などを掃除する時にも、女性でも負担なくもてる軽さです。

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これは掃除機を左手で持っているところを上から撮影した様子です。

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そして、最近では珍しい紙パック式。コードレススティックがいくら便利だといっても、サイクロン式でたまったゴミが見えるし、ダストカップも小さいのでゴミを捨てる手間がいりますが(でも、それが「こんなにゴミが取れた!」という達成感にもつながりますけれど)、紙パック式なら少なくとも1か月は大丈夫。

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こんなふうにマットだけれど高級感のある質感のブルーに、イエローのマークがちょうどいいアクセントになっています。コードリールが後ろではなく横から出ているのも本体がスクエアで従来の掃除機っぽい形でないデザインを可能にした勝因。

実はシャープは長年、サイクロンクリーナーに力をいれてきていて、紙パック式クリーナーの新モデルを出すのは本当に久しぶりのこと。こんなにデザインが素敵で、年配の人にも使いやすい軽さの新モデルなら、もっと大々的にアピールしてもいいと思うのですが、たぶん価格がとても安いので、“売りたい=売れてほしい”のは価格の高いサイクロン式や、業界最軽量のコードレススティッククリーナー「ラクティブエア」のほうなのでしょう。

だってこの掃除機、Amazon価格で2万円ちょっとなんですもの。私がアトリエに置いているブルー×イエローのほか、シルバー×ホワイトのモデルもあります。ちなみにベーシックな機能の掃除機ですが、自走式のブラシがついているので、カーペットやラグの掃除も楽にできます。

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このショットは、アトリエに持ってくる前に自宅に届いたときのもの。なぜか黒ラブ・大和がこの掃除機をとても気に入ったようで、掃除機から離れなくて。珍しいことだったので思わず写真を撮りました。

いわゆるトレンドとは離れているかもしれませんが、「紙パック式がいい」「お手頃価格でデザインのいいものがほしい」という人には、本当におすすめできる1台だと思います。店頭でぜひチェックしてみてくださいね。


posted by sally at 09:25| Sally's うふふ家電

2017年01月04日

【Pen連載コラム】白モノ家電コンシェルジュが6年目に入ります!〜今号のテーマは「ソニーのアロマスティック」


あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2012年1月に連載が始まった「Pen」のコラム、『白モノ家電コンシェルジュ』もついに丸5年となり、次回分からは6年目に入ります。遅筆な私を辛抱強く待ってくださり、「今回のうふふポイントはどこですか?」と質問しつつ、励ましてくださる担当編集者のS氏に心から感謝しています。

そして皆様のご愛読にも心からお礼申しあげます。

さて、現在発売中の1/1・15合併号で取り上げているのは、SONYのパーソナルアロマディフューザーの「アロマスティック」です。

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これが白物家電かと問われれば、たぶんそうではないのでしょうし、かといって黒物でもない。でも、昨年は大平技研のプラネタリウムまで取り上げた私ですから、心が震わされた家電であれば何でもご紹介したいと思っています。

今回のアロマスティックは、このブログでも何回かご紹介したことがありますが、ソニーのクラウドファンディングを利用して支援者を募り、テストマーケティングを経て、製品化されています。

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私自身、支援者の一人として参加し、このブラックのモデルを愛用しています。香りのカートリッジは「ビューティ」がお気に入り。

2016年に創業70周年を迎えたソニーが、新たな感動のキーワードとして「香り」を提示。同社独自の光ディスク技術を応用することで、気持ちのスイッチを切り替えるために、「自分だけに香らせる」ということを可能にしています。

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アロマというと、女性的なイメージを持たれる人もいるかもしれませんが、香りのカートリッジには「ビジネス」も用意されており、男性にもぜひ使っていただきたい「アロマスティック」です。

詳細はぜひPenをお読みいただけたら幸いです。