こんにちは。
アシスタントの森尾雪です。
サリーさんの記事が音元出版「Senka21」11月号に掲載されましたのでお知らせいたします。
今回は『「IoT」と「リース」をキーワードにこれからの家電とその訴求を考える』と題してドイツと日本の家電メーカー2社の新しい取り組みから、これからの「売り方」を考察したコラムです。
前号にもドイツで開催されたIFAの取材に行ったことはお話ししましたが、その中で、ミーレ社が発表した新たなるサービスについて冒頭で触れています。
そのサービスとは、ドイツ国内でも「高級」と位置付けられる同社の洗濯機を、「あまり洗濯しないから」「転勤族で引っ越しが多いから」などの理由で購入しない世帯をターゲット層にしたドラム式洗濯機のリース事業です。
サービスの料金体系や詳しい内容は本文をお読みいただければと思います。
私事ですが、うちの夫も転勤族であるため、家電の、特に洗濯機や冷蔵庫など「大物」の購入は検討に検討を重ねます。
そのためこんなサービスが日本にあったら私も利用したいなと思いました。
人間、一度「いいもの」を使ってしまうと下のレベルに下げるのは難しい……これは家電にも言えることかと思います。
私自身、家電に係る仕事をするようになって、上位機種を使うほど使い心地の良さや機能の高さを実感したものです。
リース品で「いいもの」と実感した消費者たちも、必ず、次回購入の際にはその商品を選択肢に入れて検討するのではないでしょうか。
少し話は逸れましたが、ミーレの洗濯機の取り組みは、あるIoTサービスの「間口」を広げるためのものだとか。
IoTサービスの「間口」。シャープが始めた「ヘルシオデリ」についても書かれています。
「ヘルシオデリ」は、シャープと株式会社ぐるなび、食材宅配のタイヘイ株式会社の3社がパートナーシップを結んだ新事業で、シャープ ウォーターオーブン「ヘルシオ」と水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」専用の食材キット宅配サービスです。
こちらのサービス、IoTを利用した取り組みという点でミーレの事業と共通する点があります。
ですが、あくまでウォーターオーブン「ヘルシオ」か「ヘルシオ ホットクック」を購入した方のためのサービスということで、ミーレより「間口」が狭いサービスといえます。
しかも、ウォーターオーブンとホットクックでは購入している層がちょっと違っていたりもするのかもしれません。
そこで、神原サリー流の業界に対する提言とは?
★Senka11月号はこちらからどうぞ。
Senka21 P78〜79にサリーさんの記事が掲載されています。
posted by sally at 17:22|
Senka21〜業界への提言