2019年11月16日

冷蔵庫の新しいカタチ、新しい暮らし。

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こんにちは。家電+ライフスタイルプロデューサーの神原サリーです。

アクアから新しいコンセプトの冷蔵庫「Delie(デリエ)」シリーズが発表されました。食材のロスを防ぎ、毎日の料理を楽しく、効率的に行えるように考えられた“見える”を大切にした冷蔵庫です。

特徴的なのが冷蔵室の扉を開けると、強化ガラスでできた冷蔵室と野菜室の透明な仕切りから、野菜室の中の様子が見渡せるというもの。冷蔵室の中に野菜室を組み込んで「野菜をひとめで見渡せる」というコンセプトのものは東芝など他のメーカーから出されたこともありますが、それぞれが独立していながら「冷蔵室を開けるたびに野菜室の様子が目に入る」というのは初めての試みです。

AIやIoTや、カメラといった何か特別な(画期的な)技術を搭載したわけではなくても、まだできることがあるのだなと思わせるワクワク感のある冷蔵庫だと思いました。今回のDelieシリーズの冷蔵庫、単にこれまでの冷蔵庫の冷蔵室と野菜室の仕切りを強化ガラスにしただけでなく、三洋時代から続けてきた「真ん中冷凍室」の考え方を見直して野菜室を取りやすい真ん中に持ってきたことも同社にとっては大変革といえるでしょう。

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今回の冷蔵庫、上から、冷蔵室、野菜室、下段2段が冷凍室になっています。これまでの4ドアでは、冷蔵室、冷凍室、冷凍室、野菜室の順に配置されていました。最下段に野菜室があると腰をかがめていれたり出したりするのは体に負担がかかるため、野菜室を開ける頻度が減りますし、ペットボトルなどの重いものを入れる場所にもなりがちで、結果として使い残しの野菜が出ることにもつながります。

Delieシリーズでは、野菜室にはペットボトルが入らない深さに設計されていて、とことん野菜にこだわっているようです。その代わり、ドアポケットに2Lのペットボトルを6本まで入るようにしたというから、ちゃんと考えられていますね。

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空の状態で見下ろしたところ。野菜室には「使い残しの野菜や小さい野菜」を整理しやすいようにBOXが準備されています。

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こちらがドアポケットの様子。ここがかなり深めの設計になっていることもあって、扉を開けた時に見える部分が大きくなり、野菜がよく見えるのですね。

今は、卵ケースが冷蔵室の奥に配置されている冷蔵庫が増えましたが、ドアポケットに卵ケースがある“懐かしい配置”。その奥にチューブの練りわさびや辛子などがしまえるのもいいなと思います。冷蔵室に卵ケースを入れるとその上の空間がもったいないし、取り出しにくいので、ドアポケットの卵ケース、いいですよね。

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Delieシリーズではチルドルームが横幅いっぱいにたっぷり用意されていて、通常より低めの0〜2度で肉や魚の保存に適した温度帯と、ヨーグルトなどの乳製品に適した通常のチルドの温度帯の2つから選べるようになっています。その上に、チルドではありませんが、整理しやすい引き出しがもう1つ載っているのも便利そうです。

長年、こだわってきた冷凍室のおいしさへの配慮も忘れてならないことの1つ。せっかくおいしく急速冷凍しても、気が付くと食材に霜が付いてしまっていたりするのは、案外冷凍室の中って温度変化が発生しやすいから(冷却器に霜が付かないようにするため)なのですね。でも、この冷蔵庫には、冷凍室内の温度変化を抑えて食材の霜つきや乾燥を防ぐ「ドリップ抑制機能」が搭載されていて、食品のうまみや 食感を損なわず長期間おいしさをキープできるのです。

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ちなみに、アクアは2012 年 1 月、三洋電機の一部事業を継承し設立された家電メーカーで、Haier(ハイアール)グループの日本法人として、業務用洗濯機や、家庭用の洗濯機、冷蔵庫、掃除機などの AQUA ブランド商品、サービスの企画・開発・販売を行っています。 先の「真ん中冷凍室」や「真ん中2段の冷凍室」なども三洋時代から受け継がれてきたもの。三洋電機に冷蔵庫の取材をした際に他社の「真ん中野菜室」はママに優しい冷蔵庫だけれど、三洋の「真ん中冷凍室」はアイスクリームや冷凍食品が取り出しやすい家族みんなに優しい冷蔵庫だと言っていたのをよく覚えています。

だから、今回の冷蔵庫は食のことを本気で見直した大刷新の冷蔵庫なのですよね。

最後にアクアのブランドコンセプトが素敵なので紹介しますね。


AQUA は 『Authentic Question Unique Answer : AQUA』 の名で、例えば冷蔵庫ハンドルの握り心地から、洗濯機の見えない技術まで、「心地よさ、という品質。」を実現するブランドを目指しています。 日本で生まれた家電メーカーとして、毎日の暮らしに気配りや心配りをお届けします。 

「冷蔵庫のハンドルの握り心地から洗濯機の見えない技術まで」という言葉がグッときます。発売は2020年1月中旬とのこと。
今回、発表会が1か月ほど延期になったのですが、その理由が事前の商談で家電量販店などからの引き合いがあまりに大きく、生産が間に合わないことが判明したからと聞き、注目度の高さを証明しているようです。

幅60センチと設置性がよく、458Lタイプと、ロータイプの430Lタイプの2モデルあります。要チェックの1台かなと思います。




posted by sally at 12:56| Comment(0) | 冷蔵庫のこと