2014年07月10日

封を切った海苔、粉類や乾物、お菓子…この時期、どこに保存すればいい?〜冷蔵庫と防湿保管庫について考える

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

台風8号の行方が心配ですね。梅雨の雨と重なって、湿気の多さには困ってしまいます。特にキッチン周りにある食品の保管には気を使う季節です。たとえば、封を切ってしまった海苔やお茶、小麦粉や天ぷら粉、片栗粉などの粉類のほか、ポテトチップスなどのスナック菓子類もパチンと留める道具を使っても、あっという間にしけてしまいます。

今のように冷蔵庫の湿度がこんなに高くなかったころには、「低湿+低温」ということで冷蔵庫というのは、格好の保存庫だったのですが、いまではサラダにラップが不要なほどの高湿度ですから、乾物の保存には向きません。それに、冷蔵庫で保存すると、どんなにしっかりと封をしておいたとしても、冷蔵庫から取り出した瞬間に温度差による吸湿作用が働いて、風味や鮮度が劣化してしまうのですね。

だとしたら、いったいどこに保存しておけばいいのでしょう? 今は梅雨時で夏の湿気のことを考えてしまいますが、昨今は高気密高断熱住宅の普及のこともあり、1年中、キッチンは高め&高湿度です。冷凍食材のことや、野菜の鮮度保持のことは考えた冷蔵庫はあっても、それ以外の湿気と高温を嫌う食品のための、ちょうどよい温度(やや低め)&低湿を保てるものがないのは不便だなあと考えていたら、新聞の通販ページで「これは!」というものを発見しました。

東洋リビングという会社の「オート・ドライ」という防湿保管庫です(冒頭の画像)。庫内の容量は41L、80L、120Lと3種類あるようですが、常温のまま、湿度だけを下げるもので、ペルチェ式ユニットを使用していないために、1か月の電気代がわずか15円ほどとのこと! いやはや、乾物以外にも、スパイスや薬、パスタなどの乾麵、豆類など役立つものはたくさんありそうです。

いちばんコンパクトな41Lタイプで21384円。感覚的には、小容量タイプの安価なワインセラーを買うというのに近いようにも思います。ただ、デザイン(カラー)があまりに質実剛健すぎるかなあとも思うのですが、試しに買ってみたいなあと。

家電の世界にいながら、これまでこうした製品があるのを知らなかったので、ちょっと調べてみたら、東洋リビングの防湿保管庫はカメラを愛する人にはわりと有名なようで、ブラックだけでなくホワイトやレッドのものが、「一眼レフカメラ、交換レンズの保管庫の決定版!」として販売されていました。

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ほらね、画像を見ておわかりのように、カメラやレンズが保管されています。amazonのコメントなどを見てみても、カメラ用に買った人が、キッチンにおいて食品の保管に使っている例もあるようで、こうした意見から食品の保管庫としての需要があると見込んで“食品用”とうたった「オート・ドライ」を東洋リビングの直販サイト限定用として販売し始めたのかもしれません。

なるほど「提案商品」なのですね。本当にあると便利なのか、その威力はいかほどのものなのか、ぜひ試してみたくなりました。ついでに東洋リビングさんに取材に行ってみたいなあとも。

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ところで、先ほど冷蔵庫はどれも高湿度で乾物を保存しておくところがないと書きましたが、唯一、三菱の冷蔵庫には、設定次第では切替室(製氷室の隣の切れちゃう瞬冷凍のための冷凍室)を、低温低湿の部屋として使うことができるものがあります。

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三菱の冷蔵庫は、個々の部屋をそれぞれ制御していて、パワーセーブモードでは製氷室と瞬冷凍室を「オフ」にできるようになっているのです。とはいえ、常温になるのではなく、凍らない程度に温度を制御し、しかも野菜室や冷蔵室とはつながっていないため、低湿に保てるのがポイント。

ただし、切れちゃう瞬冷凍というのは三菱の冷蔵庫を購入する人にとっては「これが気に入って買いました!」というくらいに魅力的な機能なので、これをオフにして「低温低湿の保管庫」として使う人というのは少ないのではないでしょうか。(それに、こんなふうに使えることを知らない人も多いかもしれません)

私の理想としては冷蔵庫の一番上、もしくはどこか一部に、チルドルームのように区分けした密閉式の部屋を作って、そこだけを低湿に保てる仕組みにしてもらえると、いいなあと思うんですけれどどうでしょう。

とりあえずは、東洋リビングのオート・ドライを試しに買ってみようかなと思います。




posted by sally at 00:18| 冷蔵庫のこと