2015年09月19日

【家電Watch連載コラム】東芝の新潟工場取材記事と、60年前の初代機の感動と。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

9月初旬に東芝の炊飯器工場がある新潟の「東芝ホームテクノ」に取材してきました。このタイミングで取材したのは、今年1月に発売された「備長炭かまど本羽釜」の新モデルが11月に発売されると聞いたから。最近は、多くのメーカーから高級炊飯器の小釜(小容量タイプ)が登場していますが、ほかと違う点は3.5合炊きではなくて「2.5合」なのです。

上の写真を見てもわかるように、5.5合炊きの従来モデルに比べて一回り以上小さく、内釜はまるで釜めし用のものみたいなサイズ感です。東芝はこの20年間ずっと『溶湯鍛造厚釜』を作りつづけてきましたが、その製造ラインを実際にこの目で見て、話を聞いてみると新たに見えてきたことがたくさんありました。

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これは記事内には載せていないオフショット。同行してくださった編集部の方が撮影してくださいました。一緒に写っているのは、「釜仙人」の名で知られる守道さん。いつもつけているエプロンとは違う!と思ってよく見てみたら、「釜仙人」ではなくて「羽釜仙人」になっていました。

守道さんのお話はいつも大変おもしろく、今回は東芝が溶湯鍛造の内釜開発に辿り着くに至った経緯について、ある意味、衝撃的な事実をうかがい、取材してよかったと思いました。

その内容については、今回、記事を書いた家電Watchの「【神原サリーの家電 HOT TOPICS】東芝「かまど本羽釜」の新潟工場で“ミニ羽釜”誕生の秘密に迫る! 」に詳しく書いていますので、ぜひ読んでいただければと思います。

で、その記事内にも紹介しているのですが、取材の際に、なんと東芝から60年前に発売された初代機を通電させて、実際にごはんを炊いてくださったのです。もちろん試食も!

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11月に発売される「かまど本羽釜」の2.5合炊きモデルには、こんなふうにあまりに小さくてかわいらしいので勝手に「ミニ羽釜」の愛称をつけさせていただきました。左が1号機で、右が最新モデルということですね。

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これが初代機の自動式電気釜。ちゃんと取扱説明書も残っています。

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自動式のヒミツは、内釜と本体の間に、水を入れて炊くことだったのです。この水の蒸発具合でスイッチがポンと切れるようになっていたのですね。

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これを読んでくださっている方にぜひお伝えしたいのは、この初代機の取説の配慮の行き届いているところです。この画像をクリックすると大きくなるはずなので、大きくして確認してほしいのですが、左の端に「切取ってお台所の目のつきやすい所にお貼りください」と書かれて、点線があるのです。

60年前の日本の自動式電気釜の1号機の時点で、ちゃんと使う人のことを考えて取説が作られているという素晴らしさ。こう書きながら、私は今、涙ぐんでいますから。こういうところに感激して、「がんばれ、東芝!」って思っちゃうんですよね、私。

それから60年経って生まれた「ミニ羽釜」の誕生秘話もぜひ記事を読んでくださるとうれしいです。





最後に、取材のときのオフショットをもう1枚!

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posted by sally at 11:44| 家電Watchの執筆記事