2016年11月21日

バルミューダの電気ケトル「BALMUDA The Pot」の形の秘密

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

バルミューダからトースターの次に発売した電気ケトル「BALMUDA The Pot」、小さめながらコーヒーのハンドドリップに適した注ぎ口、角ばった独特の形状のハンドル、少しぽってりとした柔らかみのある本体デザインなど、絶妙な仕上がりで使う人の心をとらえるものになっています。

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お湯を沸かしている間は、ハンドルの先がほんのりオレンジ色に光るのですが、その様子がまるで蛍のようで風情があるのです。この
ポットのデザインにも関わっている、プロダクトデザイナーの和田智(わだ さとし)氏と発表会の後でいろいろとお話させていただいたのですが、「懐かしさを感じさせるものを、嫌う人はいない」ということをおっしゃっていました。

誰もがもっている心の原風景のようなもの。それを刺激するような要素がデザインには必要なのだと。

そういう意味で、この電気ケトルの最も懐かしさを感じさせる部分といえば、このライトなのではないでしょうか。LEDライトを使っているのに、白熱電球を感じさせるレトロなデザイン。さすがです。

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ケトルに同梱されていた非売品の「BALMUDA The Blend」のコーヒーは、福岡にある「レックコーヒー」とのコラボで生まれたものだそう。さっそく淹れてみると、さすが細いノズルがとても注ぎやすく、お湯をそそぐスピードも自在に調整できます。

お湯をさます機能はありませんが、多めに沸かしてカップを温めたり、コーヒーの粉を準備したりというような時間を使っているうちに、沸騰したお湯が一息ついて、ちょうどよい頃合いになります。ハリオの温度調節ができるV60(http://amzn.to/2gcHn9Q)と比較したくなる人もいるかもしれませんが、デザインも世界観も違うので、人それぞれの好みということでしょう。

本体がやかんのように熱くなることや、倒れた場合にお湯がこぼれることなどは、“大人の家電”なので問題ないと思っていますが、電源ベースに置いたときにやや不安定でぐらつくことがちょっと気になります。

この「BALMUDA The Pot」については、毎月第2・4金曜日に日刊ゲンダイの紙面に連載中の「愛しの家電日誌」にも掲載済み。オンラインの記事にもなっていますので、よろしかったらぜひ。(登録すると毎月5本までは無料で全文が読めます)