
こんにちは。sallyです。
一昨日、東京・丸ビルで富士通ゼネラルの2009年度の新型エアコンの発表会がありました。何度もしつこいのですが、富士通ゼネラルのエアコンの高級タイプ「nocria(ノクリア)」のキャラクターは、魔法使いサリーの“サリーちゃん”。長年、ハンドルネームとしてサリーを名乗り、ついには「神原サリー事務所」という会社の名前にもしてしまった私ですから、富士ゼネさんのエアコンにはどうしても思い入れがあるんです。
昨年は「ノクリアSシリーズ」という、幅72.8センチという驚くほどコンパクトなエアコンを打ち出してきた富士通ゼネラルですから、2009年度の新製品はどんなものなのかワクワクしながら出席しました。

で、いったいどうだったかというと、上の写真でもわかるように、「こんなすごいエアコンができました!」という1機種だけの発表ではなかったんですね。
左の2機種が高級タイプの新「ノクリア」で、上がSシリーズ、下がフルスペック(最上位機種)のZシリーズです。右上は新たに登場した新Rシリーズ、右下のは新Jシリーズと、S・Z・R・Jと4シリーズがすべて新しくなって、しかも2010年度の省エネ基準を達成した製品になっています。
アルファベットがいろいろと出てきて、なんとかシリーズと言われてもあまりピンとこないかもしれませんね。今回の4機種のラインナップのどこがすごいのかを掃除機を例にとって説明してみると…
最近は、7〜8万円もする高級タイプの掃除機が出てきていて、家電量販店の店頭でも「まるでクリーンルーム並に排気がきれい」とか「音が静かで夜間や早朝でもお掃除ができます」とか、「空気清浄機能つきなので床面だけでなく空間もきれいにします」などと、華やかなPOPで説明されていますよね。
ところが、たとえば39800円、29800円程度の中級機種といわれる掃除機の情報になると一気に少なくなってしまって、「どれを選ぼうかなあ」というときに選びにくくなります。さらに15800円あたりの普及タイプとなるとただ並んでいるだけでもうどれにしていいやらわからなくて、「今日の特売だから」みたいな感じで選んでしまったりします。…で、いざ使ってみると不満点がいっぱいだったりして。
「いろいろな機能が全部ついていなくていいから、とにかく静かなのがいいんだけど」
「引き回しがよくてすいすい進むのがいい」
など、自分が望んでいる機能のみを抽出して、フルスペックのものから引き算して選べるといいのだけれど、なかなかそうはいかなくて、全体的に機能がほどほどのものにいます…というようなものが割と多いような気がします。
でね、今回の富士通ゼネラルのエアコンでいうと、新登場のRシリーズというのは、「省エネ」「コンパクト」「自動お掃除機能」という、消費者が望んでいる3大ポイントに的を絞って作った中級機種なんです。人感センサーによって人の不在などまではかって、ECO運転をするという機能や、エアコンの本体が温度その他を音声で教えてくれる「お知らせボイス」などの高度な機能はついていないけれど、「あったらいいな」のポイントはちゃんと押さえていて、価格的にもだいぶ手ごろというわけ。
さらにJシリーズともなると、いわゆる標準タイプといわれる買い求めやすい価格帯のものだけれど、しっかり省エネ性についてはクリアしていて、しかも、下の写真のように、出っ張り感の少ない“薄型”というのも大きな特徴になっています。

ほら、一昔前のエアコンはこんなふうに薄型だったけれど、最近は省エネ性を高めるために熱交換器がどんどん大きくなってしまって、幅も奥行きもすっかり大きなものになってしまったでしょう? 高効率の熱交換器の開発によって、圧迫感をなくしながらも、省エネタイプのエアコンが誕生したとのことでした。
こんなふうに富士通ゼネラルが幅広い機種(価格帯)の製品を、すべて省エネタイプのものにしようとしたのにはわけがあって、
1年間に業界全体で販売されるエアコンのうち、省エネ基準を達成している機種のパーセンテージを見てみると
- 2007年 ⇒ 34%
- 2008年 ⇒ 32%
という数字が現状なのだとのこと。高級機種のみが省エネ性の高いものになっているために、予算その他の関係から、まだまだ「安ければいい」という選び方をしてしまった結果、「最近のエアコンは、電気代がそんなにかからないって聞いたのにおかしいわね」ということになってしまっているんですよね。
今回、高級タイプから標準タイプまでの4機種を省エネ性が高くて、しかもコンパクトなものにしたことによって、富士通ゼネラルでは、販売台数の75%までを省エネ基準達成のものにできる見込みとのこと(ほかにさらに安価なEシリーズというのがあって、これについては、まだ省エネ基準に達成していません)。
ずいぶん長くなってしまいました。最後にもう一つ、富士通ゼネラルのエアコンは暖房性能に優れている点も大きな特徴です。カタログを見てみると、「何畳用」というところに「おもに冷房では」とか「冷房時の適用畳数」と書かれていて、暖房時の適用畳数は少なくなっているものが多いですが、富士通ゼネラルのカタログには「冷房にも暖房にも」と書かれています。みなさんあまり気づいていないかもしれませんが、暖房もエアコンで…と考えて購入する場合は、ここにも着目してほしいですねと、富士通ゼネラルの方が言っていました。
2月1日から機種によって順次発売されますが、1月21日から先行予約販売も始まるとのこと。高級タイプの新「ノクリア」シリーズに搭載された新しい機能のことについては後日また。

