
こんにちは。sallyです。
いよいよ先週15日から省エネ家電のエコポイント付与が暫定的に始まって、対象家電になっている冷蔵庫、エアコン、地デジ対応テレビへの関心が高まってきているようですね。この「Sallyの家電研究室」へ訪れる人も心なしか増えてきたようで、連日アクセス数が900〜1000くらいあります。まだまだ、数としては多くありませんが、情報を蓄積させて、少しでも家電選びの際などのお役に立てればと思います。
さて、そんなこんなで、週末の折り込みチラシは、家電量販店のものが花盛り! 買い控えなどもあったようなので、ここぞとばかりに力が入っていたようですが、上の写真は、おなじみ「ジャパネットたかた」のもの。
テレビの通販番組もそうですが、「ジャパネットたかた」の家電に関する説明は、いつも本当に的を射ていて、勉強になるなあと感心しきりです。でもね、今回のシャープのエアコン「KIREION(キレイオン)」についてのアピールポイントは、私の考えているものとは少し違いました。
- プラズマクラスターイオンで浮遊ウイルスを除去
- フィルター自動お掃除
- 年間電気代がお得!
決して間違いではないと思うんですが、先日「癒し快適エビデンス推奨マーク」の第1号を取得したことからもわかるように、“つつみ込む気流の快適性”をぜひ、加えたいところだなあと思います。
シャープのエアコンは2006年に風の効率化を図ろうと、前に突き出た独特の形にして省エネを目指しました。その後、2007年には、上のようなロングパネルを設置し、冷房時には、下にたまってしまいがちな冷気をぐっと上に押し上げるようにし、反対に暖房時には、顔ばかりが暑くならないようにと、暖かい風をグッと下に押しやって足元に温風が行くようにしています。
さらに、2008年モデルではこのロングパネルに加えて、吹き出し口にある左右なめらかガイドによって風を冷房時には天井に、暖房時には床面に向かって、壁に沿わせるように吹き出して“つつみ込む気流”を作り出せるようになりました。
ほらね、これが暖房時の様子です。冷房時には上を向いていたパネルが、こんなふうに下向きに開いて、温風を床に向かって送り出すので足元が暖かくなります。中に見えるルーバーが「左右なめらかガイド」で、これが左右の壁に向かって風を送りだすようにするので、温風も冷風も人には当たらずに、部屋全体を冷やしたり暖めたりできるというわけ。
もちろん、人がいるところだけに風を送るスポット気流に設定することも可能です。
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ここで、再び「つつみ込む気流」に着目してみることにします。夏に向かっているので、冷房を例にとってみましょう。
この気流によって、人を直接冷やさずに、壁や天井などの部屋から冷やすことで、部屋の温度が均一になり、不快感のない冷房が実現するのがシャープのエアコンの大きな特徴です。
“人の動きを検知して温度設定を変える”“窓際のカーテンの開け閉め具合まで検知する”など、センサー技術を駆使したエアコンの考え方とは一線を画すものだと考えていいでしょう。
人がいるところにだけ効率的に風を送って省エネ性を高めるというのも一つの方法。一方、シャープの場合は、部屋から冷やすので、スイッチをオフにした後でもしばらく部屋が冷えたままという利点もあります。それに部屋全体が涼しいので設定温度が高めでも涼しく感じられるそうです。私は、特設された部屋でつつみ込む気流を体感してきたので、その快適性がよくわかるのですが、こればかりは言葉だけではなかなか伝わりづらいかもしれませんね。
シャープの担当者いわく「使っているとき(電源をオンにしているとき)の消費電力などをみて“省エネ”というのか、スイッチをオフにしているときも合わせたトータルな快適性をみて省エネというのか、見方はいろいろあると思うんですよ」。
確かに、シャープのキレイオンなら、寝る前に部屋を冷やしておいて、タイマーをかけて寝たとしても「スイッチが切れたら、すぐにモワーッと暑くなって目が覚めてしまう」ということがなさそうに思います。
それにね、つつみ込む気流によって、高濃度プラズマクラスターイオンが部屋全体に行き渡るので、部屋の隅に潜むカビ菌やウイルスなどを除去してくれるのもいいのかなと。これがセンサーによるスポット気流タイプのエアコンだとすると、せっかくのプラズマクラスターイオンが行き渡りにくいですものね。ちょうどよい組み合わせだったのですね。

