こんにちは。sallyです。
昨日は講談社が発行している「セオリー」という雑誌の取材を受けました。エコポイントの対象になっている家電(冷蔵庫、エアコン)について、とりとめもなく、あれこれとお話させていただきましたが、その中で私はこんな話をしました。
「省エネ性に優れたものがいいに決まっているけれど、たとえ表示された消費電力量が若干多くても、自分の暮らしや使い方にぴったり合った冷蔵庫を選ぶことができて、気に入って大切に長く使ったとしたら、それは立派なエコだと思います」
その時、質問されたのが「やっぱり高いもののほうが長く使えるものですか?」という一言。
一概には言えないと、そのあたりは勘弁していただきましたが、耐久性に優れた材質を使っていれば、長持ちはするでしょうが、使い方が乱暴だったり、負荷をかけすぎたりすれば自ずと寿命は短くなると思うし…。人によっては高機能なもののほうが壊れやすいのではという意見も聞かれます。
長く大切に使う…ということは廃棄を少なくすることにつながります。これはリデュース、リユース、リサイクルという、3R性能のうちのリデュース(廃棄物の抑制)のこと。再使用できる部品を使ったり、再資源化できる材質のものを使って製品づくりがされているかどうかということも、今後は家電の重要なポイントになってくると思います。
省エネは家計と直結するので、わかりやすいし製品選びのポイントになりやすいけれど、本当の“エコ家電"とは省エネだけじゃなくて、リデュース、リユース、リサイクルに配慮されたもののことなんですよね。
折しも昨日の新聞に経済産業省が家電の3Rの“見える化"に着手するとの記事がありました。どのような表示にしたらわかりやすいのかなど、顧客視点アドバイザーとしてお役に立てたらと考えています。
2009年06月26日
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