こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
今日は、朝9時からBS日テレの「汐留リーダーズEYE」に生出演してきました。夕方にはその様子がWEBサイト「特集 汐留リーダーズEYE」にアップされると思いますので、お時間のある方はぜひご覧くださいませ。テーマは“調理家電”です。
◆汐留リーダーズEYE
http://www.news24.jp/feature/feature64.html
報道局解説委員の井田由美アナウンサーとのトークの話や、終了後にいろいろとお話したことについては、またあらためてご紹介することにして、今日は「ノロウイルス」のことについて少し。
実は、昨年末に三洋電機が開催した「環境技術説明会〜空気をきれいにする技術〜」に出席したのですが、その際に群馬県環境衛生研究所・所長の小澤邦寿氏から『公衆衛生学からみた最近の感染症』というテーマでの講演がありました。
最近流行した主な感染症としては
・2002年-2003年 SARSウイルス
・2006年-2007年 ノロウイルス
・2007年-2008年 麻疹ウイルス
・2009年-2010年 新型インフルエンザウイルス
…といったものが挙げられます。特に、昨冬の新型インフルエンザウイルスについてはパンデミックが心配され、ウイルス除菌ということが巷で話題になり、空気清浄機が爆発的に売れたことは記憶に新しいことと思います。
ウイルスの主な感染経路は「飛沫感染(空気感染)」「経口感染」「接触感染」で、ほとんどの呼吸器感染症の原因はウイルスなのだといいます。呼吸器感染症の代表的なものがインフルエンザで、高熱や、筋肉痛、倦怠感などの全身症状を伴うのが特徴です。
そして…
今冬、あちらこちらで聞かれるのが「感染性胃腸炎」。これは経口感染、塵埃感染(吐瀉物などが乾いて空気中に待って、それに感染すること)が主ですが、その主要病原体こそが『ノロウイルス』。お腹に来る風邪で、治るまでつらい思いをした話を昨年12月から年明けに本当によく耳にします。
小澤氏によれば、2006‐2007年にノロウイルスが大流行した際に、感染力が強いウイルスに変異したのだそうです。
だから、今冬、こんなにノロウイルスによる感染性胃腸炎が流行しているのでしょうか? 実は、昨冬はこのノロウイルスによる感染者の数が劇的に少なかったという統計結果があるのです。
どうしてかというと、例の「新型インフル」への感染を恐れて、手洗い・うがいが徹底され、多数の人が集まるところでは消毒用のアルコールが置かれて、消毒しないと中に入れなかったり…という状況でした。そうしたことが、結果的にノロウイルスへの感染も防いだのだといいます。
で、今冬は、思ったよりも新型インフルエンザが流行しなかったことにすっかり安心してしまい、手洗い・うがいや、アルコール消毒がおろそかになった結果、ノロウイルスへの対策もおろそかになって、感染者が増えてしまったというわけなのですね。新型インフル対策がノロウイルスを防ぐことになった…という話はとても興味深いと思いました。
あまりに神経質になるのもどうかと思いますが、外から帰ったらきちんと石けんで手を洗う、うがいをする、マスクをする…というような昔から続いてきた当たり前のことをしっかりとすることが大切なのですね。
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三洋電機の説明会では、公衆衛生学の話に続いて、今、問題になっている多剤耐性菌による院内感染のことにもふれ、三洋電機独自の電解水による除菌技術が多剤耐性菌の一種であるアシネトバクター菌にも効果があることについての発表がありました。
2011年01月14日
昨冬、ノロウイルスの感染者が極端に少なかった理由とは…
タグ:ノロウイルス 公衆衛生学
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