12月1日、この冬の電力不足に備えて、政府からの節電の呼び掛けが始まりました。とはいっても、自主的な節電への取り組みを促すもので、「○%削減」というものではありませんが、夕方から夜にかけて食事の支度や暖房、給湯での電気使用量が増える時間帯には、特に節電を心がけていきたいものですね。

今日は朝から特に冷え込みが厳しかったので、暖房における電気使用量はずいぶん多かったのではないかと思います。先ほど、18時40分現在での東京電力の電力使用状況をYahoo!の電力メーターでチェックしたところ、供給電力が4,750万kW、使用電力が4,292万kWで、90%となっていました。(19時にチェックしたら、89%でオレンジがグリーンになっていて、ちょっと安心)

昨日、家電Watchにアップした記事では、サブ暖房を上手に使おうという視点で書きましたが、エアコン暖房を使わないほうがいいというわけではありません。新しいものほど暖房効率も高いですし、省エネ性も高くなっているので、温度設定に気をつけて使いたいなと思います。上の表にもあるように、これまで23度設定だったのなら、20度に。
でも、なんだか足元が寒いし、温度を上げたいな…というときには、夏に活用したサーキュレーターをぜひまた使いましょう。元々、サーキュレーターは、暖房時に暖気が天井付近にたまってしまいがちなのを循環させるために考え出されたもの。冬にこそ使うのが正しいのですよね。
先日、山善さんの展示会に取材に行ったときにも、「これが人気なんですよ」というサーキュレーター(YAR-VJ191)を紹介していただきました。
左右だけでなく上下にも首を振るので、「空気をかき回している」という感じがしますし、風の力も強いです。しかもリモコン付きなので、風の方向や風力を離れたところからも設定できてとても便利。ただし、サーキュレーターなので、音は大きめです。