
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。
昨日(1月23日)、財団法人省エネルギーセンター主催、経済産業省後援による平成23年度「省エネ大賞」の各賞が発表されました。平成10年から始まり、今回で14回目。省エネ事例部門と製品・ビジネスモデル部門との2つに分かれます。
うれしかったのは、新製品の発表当初から製品のコンセプトや実際に使ってみての便利さ、使いやすさにほれ込んでいた三菱電機のレンジグリル「ZITANG(ジタング)」が、製品・ビジネスモデル部門において、省エネルギーセンター会長賞を受賞したこと。
受賞に際しての同センターからのコメントを抜粋してみます。
本製品は、オーブンレンジのレンジ機能を手軽に使えるようにするため、使用頻度の少ない庫内スペースの小容量化による加熱量の削減、レンジからグリルへのリレー加熱方式による調理時間短縮、マイクロ波のらせん状放射加熱方式を用いて加熱ムラ削減による加熱時間短縮により、消費電力半減、省エネ性能はトップレベルを実現した。また、小型化により金属材料45.5%、樹脂材料24.5%削減するなど大きな省資源効果もあげている。
「大きいことはいいことだ」となりがちな製品づくりにおいて、バッサリとムダを省いて逆転(引き算)の発想でコンパクト化し、使いやすさや熱効率、さらには時短を追求したジタング。時短というのは単に調理時間が短いというだけではなくて、レシピブックをめくって材料の分量を計ったり、時間や温度設定に注力したり・・・という手間がないことも含みます。
しかもオーブンレンジの天板といえば黒が当たり前と思われているなか、あえてホワイトのセラミック製のものを使用して、調理したものをそのまま食卓に運んで「お皿」として使えるようにしています。つまり、その点でも手間がいらない、洗いものも少なくてすむ・・・というわけ。

そして、もう1つ。これまであまり丁寧に説明してこなかったのですが、ジタングはレンジ機能として「3Dウェーブ加熱」というものを採用しています。

庫内の底面に『円偏波』という新しいタイプのアンテナを搭載し、マイクロ波をらせん状に放射しているため、食品の加熱ムラをなくしているのです。
これってとても大事なことで、レンジでの温めの際に「あれ?ちょっと冷たいところがある」なんていうことありませんか? で、再び追加で温めて様子を見る。・・・時間もエネルギーもムダになります。
それにレンジグリルの一番の特長である「レンジ〜グリル」のリレー加熱をする際にも、レンジ加熱の際に、ムラなく食品を加熱できているからこそ、グリルでの焼きつけもムラなくできるし、料理全体の質の向上にもつながります。受賞理由にはそうした点にも触れられていて、さすがだと思いました。
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授賞理由のコメントを見て、私が気がつかなかったことがあります。それは、「小型化により金属材料45.5%、樹脂材料24.5%削減するなど大きな省資源効果もあげている」という部分。消費者側からすると、「小型化=省スペース化」というイメージがありますが、『省資源』というとても大切な側面もあったのですね。
ZITANG(ジタング)は、都心部の大規模家電量販店など、置いてある店舗が限られてきましたが、ネット通販などでの人気が高く、店頭での問い合わせも多いことから、販売店舗が増えてきているときいています。
「こんなにたくさんの機能がついて便利ですよ」という「売りやすいもの」を作ることから、「生活者が本当に望んでいるもの」を作れる時代に変わっていこうとしているのかもしれません。
posted by sally at 11:31|
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省エネとエコロジー