2013年02月18日

ボダム本社・社長、ヨーガン・ボダム氏へのインタビュー

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨年9月にドイツで開催されたIFAへの取材の際に、初出展していたデンマークのボダム(bodum)社。日本でも代官山にボダムショップを展開していたころ、私自身もフリーライターとしての街取材でお世話になったことがあったのですが、久しぶりの再会という感じでした。IFAでの取材を経て、連載コラムを執筆しているPenのコラムにもコーヒーグラインダーを取り上げ、すっかりボダムファンになっています。

そんな経緯から、先週、原宿にあるボダム・ジャパンにて、デンマーク本社から来日中のヨーガン・ボダム社長にお話しをうかがう機会に恵まれました。IFAの会場でもご挨拶させていただいたのですが、小柄で親しみやすい方で今回の少人数でのインタビューでも、自らフレンチプレスコーヒーの淹れ方を披露してくださったり、ボダムといえば思い浮かべる人も多い「ダブル―ウォールマグ」のことなども、詳しくお話ししてくださったりと、和やかなひと時でした。

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ボダムのフレンチプレスコーヒーメーカーは、スターバックスでも採用していて、ドリップ式などの淹れ方と比べて豆本来の味が楽しめるのが特徴です。ろ過する際に余計な粉が混ざらないように、豆はごく粗く挽くのが基本。私はコーヒーグラインダーで毎回、挽きたての豆を使うようにしています(ボダムのコーヒーグラインダーには「フレンチプレス用」という目盛りがあるのです)。ちなみに、写真の奥にうつっているのは、昨年の秋からボダム・ジャパンの新社長に就任したゴードン・トム氏。

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1人分でコーヒースプーンにすりきり3杯の豆を淹れたら、お湯を取っ手の枠のところまで注ぎます。

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フタをしたら、待ち時間はきっかり4分。分量にかかわらず4分なのがフレンチプレスコーヒーの淹れ方で、そのために、クリップでコーヒーメーカーにつけられる「クリップタイマー」が別売されています。ただし、このクリップ式のコーヒータイマー、日本では発売されていなくて、海外展開のみなのだそう。ネットなどでは販売されているようですが、「在庫限り」ということなのだそうです(なので、私、先ほど、ネットで調べてさっそく購入してしまいました)。

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4分経ったら、ゆっくりプレスすればOK。本当に簡単ですね。しかも、一度プレスすれば、それ以上濃くなってしまうことがありません。ただし、フレンチプレスで淹れたコーヒーは、オイル分が残るので、冷めてしまうとおいしさ半減。温かいうちに味と香りを楽しみたいですね。

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ちなみに、コーヒーメーカーのガラスポット部分には、こんなふうに取り扱い上の注意が書いてありますが、これは、製品に付属している「取扱説明書」を読まなくてもすむようになのだそう。ボダムが展開しているキッチン家電ライン「e-bodum」も、基本的に取扱説明書を読まなくても誰にでも使いやすいような機能とデザインを心掛けているとのこと。

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こちらは、1958年に初のボダムのオリジナル商品として発売したサイフォン式コーヒーメーカー「サントス」。


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英国紅茶協会からの依頼で開発したというティープレスでは、紅茶の淹れ方についてもレクチャーしてくださいました。1つ大切なのは、大き過ぎるポットで少しばかりの紅茶を淹れても「ダンピング」がおきないので、淹れる分量にあった適切な大きさのポット(ティープレス)を使うこと。日本人はどうしても「大は小を兼ねる」という感覚があるし、置き場所もあまりないので、人数に合わせていくつもティーポットを持つことはしないけれど、これではダメなのですね。

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フレンチプレスコーヒーのところでも登場する、二重のガラス構造になった「ダブルウォールグラス」は、外側が熱くならずに、飲み物の温度が保たれる便利なグラスですが、磁器のマグやカップにも、ダブルウォールのものがあったのですね。ガラス以上に作るのが難しく、そのため価格も高めですが、「カットモデル」を見せていただいて、その価格も「さもありなん」と納得しました。

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原宿のボダム・ジャパンにはこんなふうにカラフルな製品が並んでいて、とても楽しくなります。

ヨーガン氏にうかがったお話では、家電製品のことがあまり出てこなくて、もっと基本となる製品のことが多かったのですが、現在、ボダムのキッチン家電ラインは20〜25製品をグローバル展開しているとのこと。まだ日本に入ってきているのは、その一部。今後、日本市場向けに改良した製品についても考えているし、日本の伝統工芸にもつながるようなスカンジナビアデザインは、今後さらに受け入れられるだろうと期待していると話していました。

私が今後、日本にも入ってくるといいなあと思っているのは、IFAの展示で惚れたホットプレート。

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ボダムならではの色鮮やかなカラー展開(ちゃんと4色そろっています)、大きすぎなくてちょうどよいサイズ感。プレートをひっくり返すと平らな面になります。

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ターナー(スパチュラ)のカラーも、プレートの黒とコントラストが効いていて、本当におしゃれ。グローバル用として1人用の小さなホットプレートも開発中なのだとか。それも、ぜひ日本でも発売してほしいなと思います。

ボダムのキッチン家電ライン「e-bodum」の今後の展開がとても楽しみです。





posted by sally at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 調理家電のこと
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