2013年06月11日

【GoodsPress7月号】日本製品のここがスゴい!〜パナソニックの炊飯器工場を取材してきました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

6月6日に発売されたばかりの徳間書店発行「GoodsPress」7月号の大特集は「日本製品のここがスゴい!」。この特集ページの58〜59ページでは高品質調理ギアと題して炊飯器と鋳物ホーロー鍋を紹介しています。

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今回、そのうちの炊飯器ページの取材・執筆を担当。編集者とともに兵庫県加東市にあるパナソニックの炊飯器工場をたずね、日本人のおいしいごはんの基準である「かまど炊き」を目指し、進化し続けてきた同社のこだわりを探ってきました。

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パナソニックの加東工場は、新大阪駅から高速バスに乗って約1時間。さらにタクシーに乗り継いでやっと到着という緑多い自然の中にあります。上の写真は工場玄関側から正門の外を写した風景。

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この工場ではIHコイル、インバーター制御基板などの部品製造から組み立てまで、一貫生産しています。

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工場の入り口近くにあるショールームには、歴代の懐かしいジャー炊飯器が並んでいて壮観でした。写真に収められなかったのが残念!

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見どころの1つが、『3コート1ベイク』で作られる金色のダイヤモンド竈釜の製造ライン。これまでは塗装⇒焼成⇒塗装⇒焼成という繰り返しでつくられていたものが、ウェットオンウェットと呼ばれる手法、つまり上塗りを重ねて、最後に1度だけ焼き上げる方式に転換したことで、熱を使う回数が減り、大きなエコに貢献しているとのこと。

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熟練の検査技師さんによるチェックによって、ハネられるお釜も多く、かなり厳しく選り分けられます。

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金粉入りの塗装をほどこした内釜は、プレミアム感を出すために金色にしているのではなく、黒や赤よりも熱を反射して断熱する効果があり、放熱を抑えてお米に熱を効率よく伝えるためなのです。あらためて工場長さんたちに丁寧に説明していただき、理解が深まったのは取材すればこそ。なるほどと感激したのでした。

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こちらが完成品の内釜。水位目盛りの対面表側に「ダイヤモンド竈釜」というロゴが入るようになっています。

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そしてここからが最重要ポイント!

パナソニックの最新モデルSPXシリーズでは、旧三洋電機の技術、可変圧力おどり炊きと、内釜の内部で高速交互対流を起こすWおどり炊きと、パナソニックならではの200℃スチームの技術が融合された点(しかも、サイズは前モデルと同等という点に苦労があったようです)が注目されていますが、こうした炊き方へのこだわりを生かすために、用いられているのが釜とIHの距離を調整する「上枠キャップ」。

先進機能をいかすためには内釜とIHコイルの距離を最適に保つことが重要なのだそうですが、そのために釜を3点で支える上枠キャップを採用。0.2mm刻みで7種類そろえ、1台ごとに測定しては合うものをセットしているのです。

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今回の誌面では、工場を訪れた様子については、あまり触れられていませんが、片道6時間半をかけて取材したからこそ、理解が深まり記事化できたのだなと思っています。

ここのところ、識者として登場する(つまり、取材を受ける側)ことが多く、自分で書くときも署名記事のコラムだったりするので、いわゆるライター的な仕事からは遠ざかっていましたが、こうした取材記事の依頼をしてくれる編集者がいるのはうれしいことです。現場を見て、直接質問をして書く・・・という取材ベースの姿勢を忘れないでいきたいと思います。

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ほらね、特集企画のトップページにライター陣の一人として名を連ねています。

というわけで、日本製品大応援団のこの特集記事、どうか手にとって読んでみてくださいませ。



posted by sally at 23:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 調理家電のこと
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