
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。
今朝の日経MJ8面にTSUTAYAの人材募集広告が出ていて、度肝を抜かれました。二子玉川ライズに2000坪の売り場面積の家電量販店を作るのですね。そのための人材募集。すでに8月1日には「TSUTAYAが家電量販事業に参入」ということでニュースになっていたようですが、この日が発表会が3つ重なっていて1日中バタバタしていたので、全く気がつきませんでした。
2011年に「代官山蔦谷書店」をオープンさせ、数を減らしている“書店”の新しい形を提案。まだできることはあるんじゃないかとみんなをわくわくさせたTSUTAYAが、今度は家電量販店とは!
この募集広告にこう書いてあります。
2014年、次は家電量販店の新しいあり方に挑戦しようと思います。
まずは、二子玉川。豊かな自然と、
はかり知れない可能性を秘めたこの場所から
私たちはライフスタイル提案型の家電選びを追求します。
これね、私がずっと言い続けてきた理想の形ですからね。2006年〜2007年に家電業界専門誌に連載コラムを書いていた時(「女性視点の売り場づくり」という連載をを2年ほどしていました)、IKEAのような家電量販店の売り場を!と提案したことを思い出します。あれから6年。いや、オープンは2015年春のようなので、8年ということでしょうか。ようやく時代がそこまで来たのかと感慨深いです。
今ある家電量販店では、階ごとに扱う品目が違って、それをクロスさせて売り場を作ることが難しいのですよね。ましてや、仕入ルートの違うものはなかなか一緒には並べられない。だから、ホームセンターでアイリスオーヤマが展開しているような売り場にはできない。
でも、それを改革しなくては、単なる価格競争そして、ショールーミング化してしまって、ネット通販に負けてしまう。「お店に足を運ぶ楽しさ」「お店で買う楽しさ」を提供しないことにはダメなんですよね。
さて、どんなお店になるのでしょうか。私も関わってみたいなあ、売り場づくりのお手伝いをしたいなあと切に願っています。