2013年08月17日

【日経新製品バトル8/15】高級炊飯器<パナ・日立・象印>の評価委員を務めました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先週木曜日(2013年8/15付)の日経新聞「新製品バトル」のコーナーでは、この夏に登場の高級炊飯器を取り扱っていました。すでに各社から新製品が発表もしくは発売されていますが、その中から、パナソニック、象印マホービン、日立アプライアンスの3社の製品をピックアップ。私も評価委員として3機種を実際に自宅で使ってみて、コメントを寄せています。3人の専門家がコメントしていますが、私のほかは五ツ星お米マイスターの西島氏と千葉商科大学教授の山本氏。

今年はデザインを刷新したり、機能を強化してきたり、内釜に重厚感を持たせたりと、ここ数年の高級炊飯器合戦の中でも、力の入った“名機”が登場しているなというのが私の正直な感想です。

あらためて詳細を記事にしたいと思っていますが、今回の3社の製品について簡単にまとめてみることにしましょう。

【パナソニック】

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スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-SPX103-W

パナソニックならではの200度スチーム三洋電機の可変圧力おどり炊きの機能がついに合体した力の入ったモデル。炊き分けなどが注目されていますが、食べてみて何より驚いたのが、圧倒的なごはんの「甘み」でした。昨年モデルと比較しても機構が変わっているせいか、さらに美味しくなったなという印象。

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そしてパナソニックの炊飯器の利点は、「内釜の軽さ」にもあります。2013年モデルでは象印、日立なども内釜の厚みや材質の強化で重みが増しており、「内釜が重い=高級で美味しく炊ける」という認識が広がっている中で、唯一、軽いところが扱いやすさの点で群を抜いています。

ダイヤモンドの微粒子を配合している独自のダイヤモンド竈釜は、ゴールドの塗装が蓄熱性を高めていて、しかも均一な炊き上がりに。

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そのほか、スマホ連携で全国の人気10銘柄のお米の炊き分けができる「銘柄炊き分けコンシェルジュ」機能があるのも魅力の1つ。実際に試してみましたが、確かにお米の特徴が生かされた炊き上がりになっていて、納得の炊き上がりに(これにつていは、別途記事にしますね)。Androidスマホのみの対応で、iPhoneとは連携していないのが残念ですが、スマホ連携の場合、新しい銘柄が登場しても、随時、アプリをバージョンアップさせていって、対応できるところが「これからの家電」を感じさせますね。

【象印マホービン】

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象印 圧力IH炊飯ジャー極め炊き NP-WA10-WP

象印といえば、浅い洗面器状の内釜に特徴がある「極め羽釜」ですっかりおなじみになりました。奥行きのある本体が店頭でも目立っていましたが、2013年モデルでは本体のデザインを刷新。フタの天面に操作部を配置して、これまでよりも少しコンパクトな印象になっています。その分、若干高さが増していますが、操作のための機構を内蔵しているので仕方のないことでしょう。

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新モデルの特徴は「わが家炊き選択」ボタンを設けて、好みの食感に炊き分けができるようになったこと。かたさについて「やわらかい、良い、かたい」の3つ、粘りについて「弱い、良い、強い」の3つからそれぞれ前回の炊き方を振り返ってアンケートに答えると、改良した炊き方で炊いてくれるのです。操作する上では意識しませんが、実に121通りの炊き分けができるそうで、その中から、最適なモードを選び、「わが家の好み」を決定するというのですから、びっくりですね。

お借りしている期間が短かったので、「わが家炊き」の回答によって、どれくらい味が変わっていくのかを確かめることができなかったのが残念でした。

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そのほか、「ご家庭で理想のごはんを炊くための十箇条」という下敷き状のカードが同梱されていたり、正しいお米のとぎ方がわかるDVD付きだったりと、炊飯器の周辺まで考えてアドバイスしてくれているのも見事です。

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さらに、水にもこだわってほしいと三菱クリンスイと共同開発した「炊飯浄水ポット MQ-JA11-WB」まで同時発売するもよう(炊飯器も浄水ポットも発売は8月21日)。

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【日立】

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日立 圧力&スチームIHジャー炊飯器 打込鉄釜 ふっくら御膳 RZ-TW3000K-XV

日立が今年、掃除機など他の家電にも採用しているのが、この紫とブラウンを合わせたような落ち着きのある「マグノリア」カラー。艶消しでマットなデザインが高級感を感じさせ、私はとても気に入ってます。

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日立の新モデルの特徴は、内釜のバージョンアップ。内釜の側面に吹き付ける鉄の量を増やして、厚みのある仕上がり。こうしたことで炊いたごはんの体積が前モデルよりも5%増えてふっくらとした炊き上がりにになるのだそう。『ふっくら御膳』の名の由来もここにあるようです。

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日立も取扱説明書のほかに、簡単ガイド、使い方のDVDと、充実した同梱品。本体そのものの操作性もいいなと感じました。

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この機種は比較的、長めにお借りできたので、玄米も炊いてみたのですが、ご覧のように凹みができることもなく美しい炊き上がりで、味もふっくらもちもち。圧力をかける機種はどれもその傾向にありますが、炊飯時間が短めなのもうれしい利点かなと思います。


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この3機種の中では、パナソニックのSPXシリーズのみ、6月に発売開始されているので、アマゾンの価格を見ても、すでに7万円程度になっていて、値ごろ感があります。

他の2機種は日立が8/8に発売されたばかり、象印は8/21発売予定なので、しばらくは10万円以上のはず。いずれも個性的&味もバッチリなので、あとは実際に店頭でさわってみて、操作性や重さ、デザインなどを考慮することがポイントになるのかなと思います。



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