
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。
夏、洗濯の頻度が上がり、買い替え需要も増す季節です。洗濯というのも実は家族構成やライフスタイルにより千差万別で、それに合わせて、さまざまな洗剤の中から適したものを選び、洗濯機もふさわしいものを選ぶのが賢い選択の仕方なのだと思います。
7月に取材したドイツの家電メーカー「Miele(ミーレ」の洗濯機の考え方は、「衣類を長く大切に着る」ということが根底にあり、手洗いよりもやさしく、しかも汚れはしっかりと落とし、アレルギー体質で肌の弱い人にも配慮する・・・というもの。洗剤、機械、時間、温度まですべてを考えた「トータルランドリーケア」が基本にあります。

他の洗剤が使えないというわけではありませんが、ミーレにはオリジナルの洗剤もあって、白物用洗濯洗剤の「ウルトラホワイト」、色物用の洗剤(色あせ防止にも効果あり)のウルトラカラー、柔軟仕上げ剤の「ファブリックコンディショナー」、ウール、シルク、デリケートな素材に適した「ウールケア」などがあります。

そして洗濯機ですが、特許も取得しているミーレ独自の「ハニカムドラム」を採用。ステンレスドラムの洗濯槽が六角形のハニカム構造=ハチの巣状になっていて、ドラム表面にできる薄い水の膜がクッションとなって衣類をやさしく保護しながら洗います。
また、ドラムの穴が小さいため、高速脱水時にも衣類が孔の中に入り込んで糸を引っ張ったりというダメージを防ぐのも、『やさしく洗いあげられる』秘訣です。実際に、ミーレの工場では最終チェック段階で手にストッキング状のものをはめて、ドラム内をこすり、引きつりや引っかかりがないかどうかを確認しているのだとか。


洗濯機の種類によってもプログラム数は変わりますが、上の表にあるように、「コットン」「ウール」「合成繊維」「濃い色の衣類・デニム」など素材に合わせた洗濯プログラムが充実しています。右の上級モデのプログラムになると、「シルク」や「スニーカー」「防水加工」「カーテン」などのプログラムもありますね。もちろん「自動プログラム」というお任せコースや「クイック洗い20」なども。
ただ、ミーレのマーケティングマネジャーであるステファン・ステラー氏によると、ドイツをはじめとするヨーロッパの洗濯の仕方は、週に2〜3回行ない、洗濯をする日は、1日に何回も行なうのだそう。なぜなら、衣類を色や素材など4種類くらいに分けて洗濯を行なうから。
そういわれてみると、上のプログラムの細かな区分けも納得がいきますね。日本でもこうした丁寧な洗濯の仕方をしていらっしゃる方もいるとは思いますが、「まとめ洗い」という言葉に象徴されるように、ここまで分け洗いをする習慣は少ないようにも感じます。私自身は、子どもが生まれたころは2槽式を使っていて、その後、全自動洗濯機になり、現在はドラム式洗濯乾燥機を使っていますが、もっとも分け洗いをしていたのは2槽式の頃でした。
今では、私の洗濯物をドライコースで洗う、そのほかを標準コースで洗う、急ぎの洗濯物があるときにはお急ぎコースで洗う・・・といった使い方になってしまっています。
さて、ミーレの取材の話に戻りましょう。通常ならドライクリーニングに出さないと心配な高級な衣類であっても、驚くほどやさしく洗いあげる実験として、バラの花を洗濯槽に入れて、洗濯・脱水を行なう実験をしてもらいましたが、終わって扉を開けても、バラの花びらはバラバラになっていません。

こんなふうにすべて元通りのままで洗濯終了。見事でした。ミーレの洗濯機の素晴らしさは、ここまで衣類を傷めないことに徹しているにもかかわらず、洗剤とのマッチングも含めて、きちんと汚れは落とし、なおかつ肌にも環境にもやさしいということを貫いていることなのだなあと思います。
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ところでミーレといっても、まだあまり知らないという方も多いかもしれませんね。掃除機なら知っている人もいることでしょう。
ドイツのメーカーで、1901年に初代の洗濯機が誕生。ランドリーの歴史は今年で112年になる洗濯機の老舗です。次の記事では、スタイリストとして活躍されている河井真奈さんの「ミーレの洗濯機によるトータルランドリーケア」の様子をご紹介します。
posted by sally at 12:32|
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