2013年10月20日

生ゴミの多い家におすすめ!運転音が静かな温風乾燥型生ごみ処理機「パリパリキューブ」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

少し前に「新・三種の神器」の1つとして挙げられていた「生ごみ処理機」、最近はあまり話題にならなくなっているようですね。ちなみに、あと2つは「IHクッキングヒーター」と「食器洗い乾燥機(食洗機)」です。生ごみ処理機には温風乾燥型と、微生物の力で生ごみを分解するバイオ型の2種類あります。温風乾燥型はファンの音などの運転音が気になったり、かさばるので置き場所に困ったり、電気代が気になったりというマイナス点があり、バイオ式の場合はより大きめなものが多く、ニオイが気になるという人、屋外に置くタイプの場合、一戸建てでないと難しかったり・・など、なかなか広まらないのには、「改良余地あり」だったよう。ここ数年は新製品も出ておらず、それが着目度が低下してしまう一因にもなっていたのですね。

そんな中、今年の6月に産業用などゴミ処理の技術では業界的にも知られている香川県の島産業から、家庭用の生ごみ処理機が発売されました。地方自治体で使われているゴミの焼却機などを手掛けている島産業にとって、家庭から出される「燃えるごみ」を減らすことや焼却炉はの負担をなるべく減らすことは急務ともいえること。環境問題を考えるうえでも、何かいい方法はないかと思案している中で、下火になりつつある「家庭用生ごみ処理機」の普及を思い立ったのだといいます。

でも、それには冒頭で説明したような「生ごみ処理機」の欠点をクリアした製品でなければ・・・ということで、自社で開発したのが家庭用屋内型生ごみ処理機 【パリパリキューブ】なのです。

実は、先月、香川県から島産業の商品企画担当の方が銀座の事務所に来られ、商品の説明や開発の経緯などをお話ししてくださったのでした。そして、3週間ほど、実際にわが家でもこのパリパリキューブを使ってみることにしました。

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付属品として、このように植木鉢のカバーのような容器が2つついて、水切りネットをセットして使います。つまり、三角コーナー代わりにキッチンシンクに置いて生ごみ入れとして使い、ゴミがたまったらオレンジの受け皿に載せて生ごみ処理機に入れればOKというわけ。生ごみ処理中の間に困らないようにと2つ用意されているのですね。

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水切りネットが同梱されていますが、不織布タイプでなければ、市販もので大丈夫です。生ごみ処理機に入れる際にも、このネットに入れたままでOK(使用しなくても自由。ネットがあったほうがお手入れが楽という程度)。

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実は、わが家では生ごみの出る量が極端なほど少ないのです。というのも、東芝ベジータ(冷蔵庫)を使っているので、野菜が長持ちしますし、「ヘタ」を落としたりする程度で廃棄処分する部分がほとんどありません。じゃがいもや玉ねぎの皮や、キノコの軸といったところでしょうか。食べ残しというのもほとんどないんですよね。残ったら、次の日に繰りまわして、最後まで食べますし。

上の写真は、食材の葉っぱではなくて、お供え用の菊の花の葉っぱを落としたのと、軸の部分などなどがほとんどなのでした。

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操作ボタンはとてもシンプル。「ドライブモード」ボタンを押して、ゴミの量に合わせて「S」「M」「L」を選ぶだけ。水分が多いゴミのときは、右側の「PARIS PARIS」ボタンを押すと、より乾燥度が高まります。

ちなみに標準運転(ドライブモード)でのSMLの違いは、運転時間が6.9.12時間という「長さ」の違いです。分量が多ければ長く乾かしますよということ。最大60度までしか上がらず、消費電力も少なめです。

で、わが家ではゴミが少ないし、水分も少ないので、「標準のS」で運転することに。

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夜にセットして6時間後の朝にはご覧のようになっていました。確かに「かさ」が減っています。「パリパリキューブ」の取説によれば、こうして乾燥したゴミを新聞紙の上にあけ、パリパリとつぶしながら丸めてゴミ箱へ捨てましょうとあります。

そうなのです。乾燥したからといって、ニオイがなくなるわけではないので、きちんとくるむことが大切です。それに乾燥したものをくるむことでパリパリとつぶれて、より一層「かさ」が減りますものね。

ゴミ回収日が週に1〜2回程度で、家族も多くて生ゴミが多く出るというご家庭には1台あるとゴミの量が減って便利だと思いますし、生ごみそのものを見直すきっかけにもなるので、ムダが減るかもしれません。

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本体内部は洗うことはできませんが、きれいにふき取りやすいように、曲面の処理がとてもなめらかにされています。

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ふたについているロック部分の裏にも「PARIS PARIS CUBE」の製品名とマークがついていて、とても凝っているなあという印象。作った人たちの思いが込められているのがわかります。

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で、運転中ですが、背面の下にある排気口から、温風が出てきます。そのため、設置する際に「なるべく本体背面を壁側に向けないでください」とあるのですね。左右・後ろともの20センチ以上開放できる場所に設置とのこと。ここがちょっと難点かもしれません。設置場所を工夫する必要があります。

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このパリパリキューブの最大の特徴は、大型の脱臭フィルターを搭載していて、排気に含まれるニオイを脱臭してくれるところにあります。半年に1度、この脱臭フィルターを交換する必要があるのですが、その取り出し口は底面にあります。

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ほらね、こんなに大きいのです。

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ちなみに交換用の脱臭フィルターは2700円程度。購入時には2つ同梱されているので、1年は大丈夫ということですね。

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実際に使ってみて、静音性は抜群だと思いました。36dBとのことですが、ほとんど気になりません。深夜に稼働させても問題ないのではと思います。

ただ、どんなに優秀な脱臭フィルターだとしても、全く無臭ということではなく、温風の排気とともにいくらかニオイがします。わが家のキッチンは独立式なので、そんなに広くありません。それで壁と並行するように横向きに設置したのですが、ぶどうの皮などの甘いニオイがするゴミや、魚の皮など生臭いものを入れた場合、温風とともにかすかにニオイがするため、黒ラブ・大和が近くにやってきては、くんくん鼻をひくつかせていました。特に9月末〜10月にかけて気温も高かったので、よけいに「温風」が気になったのかもしれません。

乾燥させない「生ゴミ」の状態のニオイで困っている人や、ゴミが多くて困っている人、重いゴミを捨てに行くのが大変という人には使ってみる価値ありかなと思います。「生ゴミ処理機」なんてあるのを知らなかった!」という方のお役に立てれば幸いです。

それと、1つ大事なことがありました。生ゴミ処理機の購入には、地方自治体によって補助金が出るところもあります。金額や申請方法はさまざまなので、お住まいの自治体はどのようになっているかを調べてみることをおすすめします。





posted by sally at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 調理家電のこと
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