2011年12月19日

ITジャーナリストの佐々木俊尚さんのツイートと香港家電と。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSally、こと神原サリーです。

10月に取材に訪れた香港エレクトロニクス・フェア。このブログでは滞在中にも少しレポートをしていましたが、帰国後になかなかまとまった記事にまとめる時間がとれず、12月に入ってからようやく日経トレンディネットで連載している「違いがすぐ分かる!家電コンシェルジュ」に記事化することができてホッとしていました。

それが、先週土曜日になって、日経トレンディネットの総合人気記事トップ10に再びランキング。どうしたことかと思っていたら、何とITジャーナリストの佐々木俊尚氏がツイッターでこの記事のことを紹介してくださっていたのでした。

Twitter / @sasakitoshinao: 日本とまったく異なるニーズが多数存在するのに目を見開 ...

それが、冒頭のツイッターのつぶやきです。おかげさまで1週間の人気記事にもランキングされ、佐々木氏のキュレーションの威力に驚いています。

で、何がうれしかったって、トレンディにランキングできたことなどではなく、私の取材レポートの視点を認めてくださったこと。通訳についてくださったマリアさんが「神原さんの取材の通訳をしていると、本当に楽しいです」と言ってくださったのも、思いがけない家電に着目し、普通なら質問しないようなことを投げかけることを、おもしろがってくださったからこそ。

今回の思いがけない出来事は、「女性だからとか、生活者だから」とか、そんなくくりではなく、「神原サリーの視点」にさらに磨きをかけて、これからも発信していきたいという思いを深めることになり、勇気づけられるひとコマだったのでした。うれしかったので、思わずお知らせしてしまいました。

★これがリンクを貼ってくださったトレンディネットの記事です!

アジア白物家電が進化! “日本でありえない多機能競争”とは? - トレンド - 日経トレンディネット



2011年10月23日

超美味!スチームクッカーで作る「豚バラ肉の豆豉醤蒸し」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先日の香港取材の際に、通訳をしてくださったマリアさんに教えていただいたお料理、作ってみたら本当においしかったのでご紹介しますね。

香港(&中国)ではヘルシーブーム真っ盛りで、蒸し料理が料理の基本といってもいいほど! だからスチームクッカーを愛用している人がとても多いのです。なので、エレクトロニクス・フェアでも、日本でおなじみのスチームクッカーよりも進化しているものが展示されていて、「さすがだなあ」と感心しました。

そんな香港で暮らすマリアさんが教えてくれたのが、黒豆を発酵させて作った調味料「豆豉醤」(Black Bean Garlic Sauce)を使った、簡単でおいしくヘルシーな一品。

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これが「豆豉醤」。日本でも小瓶が売られていますし、私も麻婆豆腐を作る際に欠かせない調味料として、これまでも愛用していました。豚バラ肉のかたまりを一口大の大きさに切り、豆豉醤と紹興酒、ごま油、醤油を合わせたものをよくすりこんで、半日程度おきます。

それを蒸し器またはスチームクッカーで15分ほど蒸せば出来上がり。

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今回は野菜などを加えていないので、1段で調理しました。

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15分ほど蒸したのが、この状態です。調理中もとてもいい香りがして食欲をそそりますし、わずか15分ほど蒸しただけなのに、余分な脂肪分が落ち、けれどもパサパサしない柔らかさで絶妙な出来具合。

盛り付けの際には、冒頭の写真のように白髪ねぎをのせてみました。

魚も尾頭付きのものに刻みショウガなどをのせて丸ごと蒸し、それをラー油入りの醤油などにつけて食べるのが一般的というお国柄。「豆豉醤」というとっておきの調味料のおいしさのせいもありますが、日本ではあまり一般的ではない食べ方に、思いがけない美味しさが隠れているのを知って、感激してしまいました。

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ちなみに、これが先日も紹介した香港の家電メーカー「GOODWAY」のスチームクッカーの最新モデル。まだ発売前とのことでしたが、肉や魚、野菜、卵などの食材と、何段調理かどうかまで、すべて自動で制御してくれる仕組みになっています。日本で愛用されているティファールのスチームクッカーは2段式ですが、蒸し料理を多用する香港・中国では3段調理が当たり前。しかも省エネ性能に優れたものが開発されていて「必要は発明の友」(でしたっけ?)という言葉が思い出されます。

・・・などなどの香港レポートについては、あらためて日経トレンディネットにて記事をアップすべく、準備していますので、少々お待ち下さいませ(香港から帰国したと思ったら3日連続でテレビ収録や雑誌・新聞の取材や商品評価会があり、先週は本当にめまぐるしい1週間でした)。



2011年10月14日

【香港家電レポート2】香港の家電メーカー「GOODWAY」のことなど。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日、今日と香港エレクトロニクス・フェアに来ています。日本からのバイヤーさんの数はかなりのもののようですが、PRESSとしての参加は私のみ。責任重大だと思いつつも、思ったよりも生活家電の出展が多く、実りの多い取材ができてよかったと思っています。もっとも3730を超える数の出展のほとんどは、電子部品やスマートフォン、AV機器関連ではあったのですが、私は生活家電周辺に的を絞り、時間をかけて話を聞いて来ました。

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文化や生活スタイルと密接な関係のある白物家電(生活家電)は、その背景を探ったり、これからのトレンドを見極めたりしながら見ていくと、とても興味深く、記事としてまとめてお伝えしたいテーマが思いの外たくさん見つかりました。

うれしいことに、たまたまお話をうかがった方が商品企画担当の責任者ということが多く、出会いの幸運に感謝感謝の2日間。その中でも、かなりの時間を割いて、私の細かな質問に答えてくださった香港の家電メーカー「GOODWAY」のことについて少しご紹介したいと思います。

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GOODWAYは30年前にアイロンメーカーとして生まれた会社だそうで、今回の展示の中にもやはりアイロンの数が多かったのですが、香港で昨今人気があるのは「スチーマー」と呼ばれるもの。

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手のひらサイズで、主に出かける前などにハンガーに掛けた衣類のシワを伸ばす時に使うのだといいます。2日間、通訳をしてくださったアリアさんもこのスチーマーを愛用しているそうで、日本でも使っているような普通のアイロンは、週に2〜3日頼んでいるメイドさんがシャツなどに掛けるときに使い、出かける前や帰宅後などには手軽なスチーマーを使うのが香港の人たちのやり方とのこと。

香港では時給500円程度でメイドさんをお願いできるので、働く女性たちは1日3時間程度、週に2〜3日、こうしたメイドさんにアイロン掛けや部屋の掃除、水まわりの掃除、洗濯などをしてもらうのが、普通の暮らしなのですね。だから、例えば、掃除機などでもパワフルで操作が簡単で丈夫なものが好まれるし、多機能・高機能なものなどいらないのだと話してくれました。

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とはいえ、このスチーマーはハンガーに掛けた衣類のシワを取るだけでなく、ソファや布団に高温のスチームをかけて除菌したりという使い方もできるスグレモノ。

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アタッチメントを付け替えることで薄い布地にも貼りつかず、傷めずにシワ取りができるなど、便利な仕様になっています。

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こちらはスチーマーでの布団の除菌のデモンストレーションの様子。後ろのほうには、普通のアイロンが並んでいるのが見えますね。

実は、今回の生活家電の展示で一番と言っていいほど、よく目にしたのが各社のアイロン。日本ではここまでアイロンに注目が集まることはないだろうと思うのですが、どうやら、「アイロン文化」が生まれたのは次のような理由によるもようです。

●日本よりもさらに高温多湿の夏場には、天然素材で涼しい麻(リネン)の服を愛用している人が多い。麻はどうしてもシワがつきやすいので、アイロンがけが必須となる。
●ワイシャツやシャツ類などはたいてい綿100%で、日本のような形状記憶シャツのようなものはない。そのため、やはりアイロンがけが必須となる。
●Tシャツのようなものも含めて、ハンガーに掛けて収納することを好む。ただし、決してタンスが大きいわけではないので、ハンガーに掛けた衣類がぎゅうぎゅう詰めになってしまい、せっかくアイロンがけした衣類にシワが寄ってしまう。それを出掛けに直すために、ハンガーに掛けたままで手軽に使えるスチーマーが重宝される。

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このようなタンク式のアイロンはヨーロッパ向けに作られたものなのだとか。そういえば、ティファールでもこうしたスチームタンクが別になったタイプのものが発売されていますよね。

アイロン以外にも、日本でもおなじみの電気ケトルやスチームクッカーがバリエーション豊かに展示されていて、その開発の背景や使い方などもとても面白い話が聞けました。

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会社の歴史から香港の生活スタイル、商品開発の背景など丁寧、かつエネルギッシュにお話してくださったのが、商品開発のシニアマネージャーのABNREW Y.M.CHONG(ン)さん。顔写真の撮影についても快諾してくださったのだけれど、それまでのにこやかなお顔が少しこわばってしまって残念。

電気ケトルやスチームクッカーについては、またあらためてご紹介しますね。

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これは、昨晩のレセプションパーティーの際に、コンベンションセンター5階の屋外から撮影した香港の夜景です。

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本場の小籠包も食べてきました!

2011年10月13日

【香港家電レポート1】今日から香港エレクトロニクス・フェアが開催されます

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今日10月13日〜16日、香港コンベンション&エキシビション・センターにて「香港エレクトロニクス・フェア」と「香港エレクトロニック・アジア」が開催されます。

出展企業は過去最高の3000社を超えており、これから大きな可能性が期待されるプロトタイプや新しい技術が展示されるとのこと。今回、主催者である「香港貿易発展局」より、PRESSとして招待を受け、昨日から香港入りしています。

私の主要分野である白物家電の出展は少ないようですが、アジアの家電の様子をこの目でしっかりと取材してきたいと思います。

※暖房家電関連などの取材依頼が多くなっていて、昨日もたくさんのメディアの方からメールをいただいていますが、帰国は15日の夕方になります。メールでのやりとりは香港滞在中もできますので、お急ぎの方はメールにてご連絡をお願いいたします。


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これはおまけ。昨晩食べた、海老ワンタン麺です。スープがポットで別になっているスタイルでした。