2015年11月15日
【朝日新聞土曜版be/かしこく選ぶ】炊飯器編の最終回は「麦飯・おかずもできる便利な機能」
2015年11月09日
【朝日新聞土曜版be/かしこく選ぶ】炊飯器編の第3回は「今も主流の“お手頃価格モデル”の選び方」
2015年11月03日
【朝日新聞土曜版be/かしこく選ぶ】炊飯器編の第2回は「少量でおいしく」
2015年10月27日
【朝日新聞土曜版be/4回連載】かしこく選ぶ〜炊飯器

2015年09月16日
【GoodsPress10月号】最新炊飯器の科学〜各メーカーの炊飯器の解説をしています
2013年08月18日
パナソニックの炊飯器、スマホ連携「銘柄炊き分けコンシェルジュ」はさすがです。







2013年08月17日
【日経新製品バトル8/15】高級炊飯器<パナ・日立・象印>の評価委員を務めました
2013年07月18日
【今どき炊飯器事情】お米を研いだら、すぐにスイッチ!
2012年06月07日
3万円以下の炊飯器でも美味しいごはんを炊くコツとは?
これは品種に関わらずいえることですが、スーパーなどで袋入りのお米を買うことがあると思いますが、その際に中のお米をチェックして、なるべく透明感のあるもの、言い換えれば白いお米が少ないものを選ぶことが大切なのだそう。おいしいお米を作るには、1日のうちで朝晩の気温の差のあるほうがよく、日中にぐんぐんと育ったお米が夜になって気温が下がる際に、でんぷん質が落ち着いて「うまみ」につながるとのこと。この「でんぷん質が落ち着いた状態」=透明感につながる・・・のですね。
「あー、遅くなっちゃった。早くごはんを炊かなくちゃ!」と早炊きコースを選んだときに、何となくおいしくないかなという最大の理由は、お米に水がしっかりと吸われていないから。最近の炊飯器は、炊飯工程の中に「吸水時間」が含まれているため、基本的には、研いですぐにスイッチを入れてOKと言われていますが、お米マイスターの金子さんに言わせれば、「できれば30分は水に浸してからスイッチを入れてほしい」とおっしゃっていました。
2011年09月09日
“白米みがき”で研がずにおいしいごはん。
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと神原サリーです。
先日、山善さんの展示会にお邪魔し、取材をさせていただきました。こたつなどの暖房家電やLED電球、そのほかさまざまな家電(&家具や日用品)を扱っていますが、どちらかというとホームセンターで見かけることが多いかもしれませんね。そんな山善さんの家電の中で、「これは!」と思ったのが、発売されたばかりの精米機。
おいしいごはんを炊くために、炊飯器に着目する人は多くても、まだまだ導入する人が少ないのが精米機。でも、街中では自動精米機を利用している様子をけっこう見かけたりもしますよね。つきたてのお米はおいしさの大切なポイント。高温多湿の昨今では、購入したお米を冷蔵庫で保存している人も増えています。
精米機は玄米を精米して白米にしたり、健康のために分づき米(3分づき、5分づきなど)にするものなので、かえって面倒だと思う人や、こまめにお米を買うからそれでいいという人も多いかもしれませんが、山善さんの精米機は普通の白米がさらにおいしくなり、研がずに炊ける“白米みがき”ができるのが特長なんです。
ね? 精米の強度によって「つきたて白米」⇒「ぶづき玄米」⇒「白米みがき」と書いてあるでしょう?
ここで、お米をもっともおいしく食べるための“上手な研ぎ方”についてお話すると、お米の表面を1%削るくらい、そっと研ぐのがおいしさの秘訣なのだそう。時間をかけて強く研げばいいというものではないんですよね。
この「表面を1%削る」という点に着目して、白米をごくごく弱く精米して、表面の1%だけ削って、研がずに理想的なお米の状態にしよう・・・という「白米みがき」を目指したのが山善さんの精米機ならでは。ところが、最弱のモードにしても、これまでの精米機の仕組みでは表面の1.5%が削れてしまうことになり、理想的な状態にはならないことが判明。
上の写真ではわかりづらいかもしれませんが、精米の強さを調整するコイル(ばね)の一部のストロークを細かくして微調整を可能にし、目指していた“1%の磨き上げ”ができるようになったのだとのこと。
「理想的な白米みがき」ができるようになったことで、
● 表面が酸化してしまったお米でも、おいしく食べられる
● 軽くすすぎ洗いをするだけで炊飯できるので、節水になる
● 精米のひと手間はあっても、研ぐ手間はいらないので時短にもなる
・・・という、うれしいポイントがいっぱい!そろそろ新米の季節ですが、古米でもおいしく、買い置きのお米もおいしく!今年は新米を避けたいと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、そんな場合でも、古米を白米みがきすることでおいしく食べることができそうです。
ところで、新たに精米機を買う場合、置き場所に困るのではと心配になりますよね。でもね、5.5合炊きの炊飯器のふたを開けた時よりも低い高さに設計されていて、幅もとてもスリム。これは、収納ラックに炊飯器を置いた場合、脇にだいたい20センチの空きスペースができることから、そこにきちんと収まるようにと計算してあるのだと聞き、なるほどなあと思いました。
ちなみに、白米みがきの場合、1合でだいたい1分。玄米から白米に精米する場合は1合あたり2〜3分かかるとのこと。市販の無洗米はおいしくないと感じている人も、「白米みがき」は試してみる価値ありなのではと。
近々、実際にサンプル機をお借りして「白米みがき」を実体験してみたいと思いますので、そのご報告もお楽しみに!
とりあえずは、「細かいところにこだわって開発された、こんな精米機がありますよ〜」というご紹介でした。
2011年03月19日
停電回避のために、土鍋ごはん始めました。
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こんにちは、家電コンシェルジュのSallyです。
3連休の初日の今日は、計画停電が見送られたそうですね。でも、しばらくは節電を心がけることが大切になります。それで、注意したいのが18時〜19時の電力消費量のピーク時を避けて、いかに上手に電気を使うかが大切だということ。
この午後6時〜7時というのは、ちょうど夕飯の支度の時間に重なります。その際、何の消費電力が大きいかというと、実は『炊飯器』。炊飯時の最大消費電力は最大時で1200w〜1350Wにもなります。どんなに照明を落としてエアコンの設定温度に気を付けても、各家庭で同時に炊飯器でごはんを炊き始めたら、負荷が一気にかかってしまうのです。
なので、1つの対策としては「時間差炊飯」を心がけること。お子さんがいたりして早めに夕飯をとる習慣があるご家庭なら、ごはんを炊くのも早めに。そうでないなら、少し遅めに…など。タイマーを上手に利用するのもいいですね。
そして、もう1つは、しばらくの間、土鍋や圧力なべを利用して、ごはんを炊いてみるという選択。一時、わが家も土鍋でごはんを炊いたりしていたこともあるのですが、一昨年にお気に入りの炊飯器(ちょっと高め)を購入してからは、その美味しさと便利さにすっかり惚れこんで、土鍋ごはんのことを忘れていました。でも、今は東京電力管内に住む人間としては非常事態なので、出来るかぎり節電を心がけたいものです。
それで、久しぶりに土鍋でごはんを炊いてみたら、「思ったよりずっと簡単&おいしい!」。もっちり感のようなものはありませんが、かむほどに甘みを感じられるごはんを炊くことができました。なので、ここでご紹介しますね。![]()
研いだお米を土鍋に入れて、お米よりも少し多めの水を入れ、できれば30分ほど浸します。![]()
強火にかけて、こんなふうに沸騰してきたら、弱火にして5分そのまま火に掛け続けます。![]()
弱火にするまでは、ふきこぼれてしまうといけないので、ついていてちゃんと見ていてくださいね。弱火で5分経ったら、火を消してそのまま20分程度蒸らします。![]()
20分後、どうかしら?とそっとふたを開けてみると、このとおり。ひゃー、1粒1粒のごはんが立っています。土鍋は土でできているので、余分な湿気を吸ってくれるので、べちゃっとしたごはんにならないのだそう。蒸らした後で、強火でちょっとだけ再加熱すれば、香ばしいお焦げを楽しむこともできます(ただし、土鍋にくっつくので洗うときはちょっと大変。十分に水にひたしてから洗ってくださいね)。
強火にかける⇒沸騰したら弱火にして5分⇒20分そのまま蒸らす
覚えておくのはこれだけ! 本当に簡単ですね。しかもガスにかけている時間はほんの短い時間なので本当に省エネです。ちなみに圧力なべでご炊く際も、加圧して蒸気が出てから5分、火を止めて20分とほぼ同じ時間でできるようです。玄米なら、土鍋よりも圧力なべのほうがよさそうですね。
今まで試したことのなかった人も、もしも土鍋をもっていらっしゃったら、土鍋ごはん、ぜひ試してみてはと思います。これをきっかけに暮らしを楽しむバリエーションが広がったと思えたら、気持ちも明るく楽しくなりますね。![]()
2011年01月12日
手間暇かけて削り抜いた…あの“本炭釜”の3.5合炊きが登場です
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
昨年の暮れに、今年2月1日に三菱電機から発売される3代目の「蒸気レスIH」のことをご紹介しました(http://kaden.k-sally.jp/article/42231574.html)。音声ナビや見やすい操作ボタンなどのほか、究極のおいしさを目指す人のための“隠しモード”まである新製品です。
実は、同じ日に“蒸気レス”タイプではない、元祖“本炭釜”の小容量タイプ(3.5合炊き)が発売されます。
炊飯器の容量というと、5.5合炊きのものが主流で、それ以外は1升炊きといわれる大容量タイプと、小型の3.5合炊きのものに分かれますが、今後は大容量・小容量ともに18%程度を占めて拮抗していくのではないかとのこと。核家族化が進み、シングル世帯が増えていることもあり、「小容量のものでも美味しく炊ける炊飯器が欲しい」という声は高まることでしょう。
その点では、先日ご紹介した3代目蒸気レスIHの“隠しモード”は、炊飯量に合わせて、美味しさを追究した炊き方をするという点で、ニーズに合った対応をしているのなかと思います。
3.5合炊きの「本炭釜」NJ-KW061は、5.5合炊きに使われている炭と同じものを使い、職人が1つ1つ削り出しているとのこと。つまり、5.5合のものよりも、さらに手間暇をかけて丁寧に削り上げて、3.5合炊きに適した大きさにしているのですね。
内釜の大きさを比べてみると、ずいぶん小型なことがわかります。
そして、これまでの本炭釜同様、内釜には1台1台、固有のシリアルナンバーが刻み込まれています。
実際に炊きたての白米をご馳走していただきましたが、ご覧のとおり炊きあがりの表面が均一で、ごはんの1粒1粒が立っている感じがします。真ん中がへこんだりしていないのは、ふっくらと炊きあがっている美味しさの証。
芳潤炊きモードで炊いたごはんは、通常よりも炊飯時間がかかりますが、甘くてツヤツヤ。贅沢な気分になれました。
3.5合炊きのお釜はコンパクトなので、妙に愛着がわくんですよね。これまでタイガーや象印からは、小容量タイプの高級炊飯器が出ていましたが、そのほかのメーカーさんはどうも“小釜”には力を入れていなかったのが残念だったのですが、今回、本炭釜にも小容量タイプが登場して本当に良かったなと思います。1〜2人暮らしだけれど、ごはんのおいしさにはこだわりたいという方、ついに登場の本炭釜の少量タイプをぜひ。ちなみに、想定売価は6万円程度だそうです。
2010年12月24日
三菱「3代目蒸気レスIH」には究極の美味しさを追究した隠しモードあり!
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
先週、三菱電機の人気炊飯器「蒸気レスIH」の新製品が発表されました。2011年2月1日に発売される蒸気レスIHは、初代から数えると3代目になる、ロングセラー炊飯器。蒸気が出ないので置き場所を選ばないことや安全性の高さ、スタイリッシュなデザインに加え、連続大沸騰を維持して甘みのある理想的なごはんを炊き上げることを実現した蒸気レスIHですが、2代目では内釜にあの「本炭釜」を採用したタイプも加わり、時間を掛けてさらに美味しさを引き出す「匠芳潤炊き」モードを搭載、ラインナップが増えて選ぶ楽しみが増えました。
3代目では、どこが変わったのかというと、本筋に変更はなく「誰にでも使いやすく」という点を強化しているのが特徴です。
炊飯器の天面にある液晶パネルの文字の高さと液晶面積を1.3倍にし、暗いところでも楽に読めるような表示になっています。
こちらは2代目(現況)モデルの蒸気レスIH。
そして、これが3代目の蒸気レスIHの操作パネル部分。確かに液晶が大きくなっていますし、「音声ナビ」ボタンもついていて、「炊飯」ボタンもオレンジがかった黄色でよく目立ちます。
「音声ナビ」がついたことで、メニュー設定や予約時間などによって確認できるようになり、間違えて設定してしまって「しまった!」ということがなくなりました。蒸気が出ない安全性の高さから、目の不自由な方たちにも愛用されているという蒸気レスIHですが、耳で確認できるというのは、操作状況が確認できて、目の不自由な方はもちろんのこと、すべての人に便利な機能だと思います。慌てて操作していて、ボタンを1回多く押しすぎて設定を間違えてしまっていた…なんていうことはよくありますものね。
とはいえ、「毎回毎回、音声でナビしてくれるのは鬱陶しい」と思う人もいることでしょう。そうした人には、音声ナビをやめることもできますのでご安心を。
でも、蒸気レスIHの場合、蒸気を水に変えるための「水冷タンク」に水を入れて使うのがポイントになりますが、水を入れ忘れてスイッチを入れようとした場合には、音声ナビをオフにしておい時でも、「タンクがないか水が多すぎます」などのような注意喚起の音声だけはなくならずに、きちんと教えてくれるようになっています(もちろん、画面にも表示されます)。
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そしてもう一つ。リリースにも記載されていないし、パンフレットにも現段階では記載しない予定だという「隠しモード」があるので、ここでこっそりご紹介したいと思います。
それは、上の画面にある「合ピタ」機能。うまみと甘みを最大限に引き出すという「匠芳潤炊き」コースボタンを二度押しすると、この「合ピタ」設定表示が出るようになっていて、その後で、自分が炊くごはんの量に合わせて1合〜5.5合まで0.5合刻みで設定でき、究極の美味しさが実現できる仕組みになっています。
「5.5合炊きの炊飯器で1合などの少量のごはんを炊いても、今一つ美味しさに欠けるから、やっぱり3号くらい炊かないとね」なんて思って
いる人が多いと思うのですが、これってまんざら間違いでもないんですよね。
今の炊飯器はどのメーカーさんのものも温度上昇などの検出手段がついていて、それによって炊飯するお米の量を推測し、炊飯時間や炊き方をコントロールしているわけですが、それが生きてくるのは吸水過程以降、一気に加熱していく「立ち上げ」工程以降のこと。今回、「隠しモード」として搭載された「合ピタ」機能は、合数を設定するというひと手間がかかってしまうけれど、吸水という最初の段階から合数に応じて細かく制御して理想の炊飯を実現できるようにした、究極のモードなんですね。
誰も皆、研いだお米をセットして、コースや炊き方を設定すれば、合数に応じたおいしいごはんが炊けると思っているかもしれないけれど、「ごはんを炊く量」まで、炊飯器に入力することで、その先のおいしさがあるというわけ。
……「でも、どうして隠しモードなんかにするんですか? リリースに載せたり、パンフレットに載せたりして、もっと大々的にみんなに教えてあげたほうがいいじゃないですか」と私が質問したら、「三菱の炊飯器はそんな面倒なことをしないとおいしいご飯が炊けないのか」とマイナスに思ってしまう人もいるからですよ」と。
ということで、三菱では「買った人だけにわかる“隠しモード”にして、設定にひと手間かけてもさらにおいしく!ということに納得した人だけに使ってもらおうと決めたのだとか。
ちなみに、三洋電機の「おどり炊き」にも「量ピタ」機能というのがあって、合数に応じて炊き上げ時のかき混ぜ回数を変えたり、保温温度を変えたりしますが、これも炊き上げの初期の工程には反映されていないようです。
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だれにでも使いやすく…ということを前面に押し出している三菱の家電群だからこそ、こうしたこだわりの機能はひっそりと隠しておきたいのかもしれないけれど、「なんでもおまかせ」の時代の今、きちんと納得してその良さが伝われば「大ファン」になる人も多いのではとも思います。
さて、この隠しモードの「合ピタ」、来年2月1日発売以降、どんなふうに使われるのか気になるところです。
2010年11月11日
中級モデルなのにここまで炊けるとは!―炭炊釜の話その2―
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
前回に続いて三菱電機の中級モデルの炊飯器「炭炊釜」のことをご紹介します。蒸気が出ないことで安全性などが評価され、キッズ大賞にも輝いた「蒸気レスIH」に見た目はとても似ている、この炭炊釜。でも、ずっとコンパクトになっていることはお伝えしたとおり(ただし、蒸気は出ます=ごはんの炊けるいいにおいがします)。
でも、実際の炊き上がりはどうなのか気になりますよね?
はい。これが炊きあがりの様子。真ん中がへこんでいないところが火の通りが均一で連続大沸騰の出来ていたあかし。とろこどころにポコリと小さな穴があいているのも、まるで昔ながらの羽窯で炊いたようです。
サイクロン式うまさカートリッジによる連続大沸騰だけでなく、三菱ならではの超音波吸水や五重全面加熱などの合わせ技で、ここまで炊けるんですね。
ただし! 昨年までのモデルで採用していた「圧力IH」の炊飯方式はやめています。よく言われるところの「もっちり感」を重視したい方よりは、本炭釜、蒸気レスIH同様、「しゃっきり感」をよしとする方向けと言えるでしょう。かむほどに味わい深いごはん…とでも言ったらいいかもしれません。こればかりは好き好きなので、万人向けの炊飯器というのはないのだろうなと思ったりしています。
実際に試食させていただいた際(上のごはん)には、用意していただいたお漬物などをほとんど口にしないで、ただひたすらにお米の美味しさを堪能しました。
ということで、「蒸気が出ない設置性の便利さ」「子どもが小さいので蒸気による火傷を防ぎたい」などの理由がないのなら、価格とのバランスから言うと私はこの「炭炊釜」NJ-VX101は、本当におすすめしたい1台です。
せっかくのスクエアでコンパクトなデザインを台無しにしたくないからと、しゃもじ受けも本体とは別になった独立型。冒頭の写真のようにしゃもじを立てて使うほか、こんなふうに寝かせて使うこともできます。
それともう一つ、この炭炊釜のいいところは、ふたをあけると内釜の位置がぐんと手前にあるので、ごはんをよそうときに扱いやすく、万が一こぼしてもお手入れがしやすいこと。
内釜の目盛もV字目盛になっていて水位が確認しやすく、0.5合単位での水加減もしやすくなっています。
ちなみに、人気のルビーレッドは炭炊釜の中でも最上位機種のNJ-VX101のみ。内釜の材質や保温の仕方などが少しずつ異なるNJ−VV101や、NJ-VE-101モデルはシルバーっぽいベージュです。
2010年11月09日
「蒸気レスIH」が小さくなった!?―炭炊釜の話その1―
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
先日、美容院に行ったときにいつもお世話になっている美容師さんから、妙なことを聞かれました。
美容師さん:「この前、家電量販店に行ったら、あの人気の『蒸気レスIH』が5万円以下で売ってるのを見たんだけど、もしかして人気がなくなったの?」
Sally:「え? そんなはずないですって。人気は継続中だし、内がまを「本炭釜」タイプにした最高級品まであるくらいだし。あれ?もしかして、その炊飯器、小さくなかったですか?」
美容師さん:「そういえば、そんな気もするけど、どうだったかなぁ」
ははーん、わかりました。実は、スクエアなデザインが特徴の「蒸気レスIH」とほとんど同じ形だけれど、ぐんとコンパクトな炊飯器「炭炊釜」のニューモデルがこの夏に発売されているのですが、それと間違ったんですね。上の写真のように、炭炊釜と蒸気レスIHはとてもよく似ているけれど、大きさがこんなに違います(右が蒸気レスIHで、左が炭炊釜)。
その理由は、蒸気レスIHには炊飯器の前面に水蒸気を冷却するための水冷タンクがついているけれど、炭炊釜にはそれがないから。
でも、炊飯器本体のふたを見ると今までのような大きなカートリッジはついていなくてオシャレなデザイン。どうしてそんなことが可能になったかというと、「蒸気レスIH」と同じように『高火力による連続沸騰』を続ける“おいしさの秘密”があるんです。
それは、炊飯器の内ふたの裏側に、こんなふうな「サイクロン式うまさカートリッジ」がついているから。
部品をセットするとこんなふうになります。大変そうに見えるかもしれないけれど、弾力のある素材でできているし、組み立ては簡単です。
その原理は、このサイクロン式うまみカートリッジによって不要な気泡を素早く消して、遠心力でうまみ成分のおねばと蒸気に分離させ、おねばのみをカートリッジ内に流入させ、蒸気を外へ排出させる仕組みになっています。
同時期に発売されたサイクロンクリーナーの「風神」を思わせる遠心分力を使い、「水冷用のタンク」がなくても高火力の連続大沸騰を持続させることに成功したというわけ。
しかも、この「炭炊釜」はいわゆる中級モデルの炊飯器で、価格も5万円以下と求めやすいのがうれしいところ。ただし、蒸気は出るので「蒸気の出ない安全性」「設置性」を優先させたい方は、「蒸気レスIH]をおすすめします(私はごはんが炊けるにおいに幸せを感じるタイプだし、我が家には小さい子もいないので、この機種は本当にうれしい!)
さてさて、気になる炊きあがりなどについては、次の記事でお話しますね。
2010年06月03日
象印の美しい炊飯器「ZUTTO」を知っていますか?
こんにちは。家電コンシェルジュのSallyです。
国際展示場で開催されている「インテリアライフスタイル展」を昨日取材してきました。私は主にデザイン家電を見て回っていますが、1か所で話を聞く時間が長く、昨日も18時に蛍の光が流れてしまい、タイムアウト! 明日、回り切れなかったところを取材しに行きますし、詳細は日経トレンディネットでも記事にする予定ですが、ちょっとだけご紹介しましょう。
上の画像を見てほしいのですが、これは象印が5年も前から出しているデザイン家電のシリーズ「ZUTTO」というもの。毎日使うものだからこそ、デザイン偏重でもなく道具としての合理性が意識されたキッチン家電を作りたいとの思いから生まれたシリーズです。変わらず、ずっと愛用してもらえる家電であってほしいということで「ZUTTO」という名前をつけたそうなのですが、家電量販店には単体でしか並んでいなかったり、CMなどで流れているわけでもなかったりするので、象印がこうしたシリーズを展開しているのを知らない人も多いのではないかと思います。
5年前に登場してから、少しずつリニューアルされ、現在販売されているものは2008年1月に出されたものだとのこと。
たとえば、炊飯器。実にシンプルで美しい姿をしていて、楕円か四角形かの違いや色のことはあるにしても、この佇まいは、今話題の炊飯器「蒸気レスIH」(三菱)を思わせます。・・・だけど、実際のところはすでに5年前からこうしたデザイン&機能という視点で発売されていたものがあったわけですから、先見の明があったというかもしかすると早すぎたのか。
三菱の蒸気レスIHには「蒸気が出ない」「高温の持続で甘みを追求した」という2つの大きな機能的特長があり、高級クラスの炊飯器です。一方、この「ZUTTO」はIH炊飯ジャーということで、高級クラスのものではありません。でも、炊飯器にこだわってきた象印のIH炊飯ジャーなので「味には自信がありますよ」(広報担当者氏)とのこと。
5万円以上の炊飯器には手が出ないけれど、デザインにもこだわりたいという向きにはかなり魅力的な炊飯器なのではないかなあと思います。
ちなみに、しゃもじの扱いにもこだわっていて、よくある「炊飯器のふちに掛けるタイプ」ではデザイン性が損なわれると考え、上のようなしゃもじ立てが同梱されています。
ほらね、こんなふうに横にして立てる仕組みです。
炊飯器のほかにも、コーヒーメーカーや電動ポットもあり、シリーズでそろえられます。キッチン家電には欲しいデザインのものが少ない…と考えていた方、ぜひチェックしてみてくださいね。
2010年01月08日
炊飯器でお粥づくり、簡単でおいしいです
こんにちは。sallyです。
昨日は七草でしたね。本来は1月7日の朝に食べるものだそうですが、わが家では夜にお粥を作りました。お米の芯が感じられるほどのかためのリゾットもおいしいものですが、たっぷり時間をかけてコトコト炊いたお粥のやさしい味わいはまた格別のものがあります。
昨年の秋に購入した三菱電機の炭炊釜では、リゾットができることを以前にご紹介しています。でも、お粥だってもちろんお手の物。0.5合もしくは1合のお米を内釜に入れ、おかゆの目盛に合わせて水を入れてコース選択をすればOK。え?こんなにお水を入れて大丈夫?と不安になったけれど、ちょうどよく炊けました。
ほらね。わが家では、七草ではなく実家の母が作っていたように、炊きあがりに小松菜を入れています。あくもないので洗ったものを炊きあがりに入れてちょっと蒸らす感じ。
これも、母のやり方なのですが、このおかゆにおもちも入れます(レンジで柔らかくしたものをちぎって入れました)。おもちを入れるのは、お粥だけだと腹もちが悪いからなのか、残ったおもちを食べてしまおうというわけなのか…。でも、お粥の中に柔らかなおもちが入っているのも、なかなかおいしいですよ。
こうして久しぶりにお粥を味わってみると、本当に胃にしみわたるようで、「こういうのをお待ちしていました」という胃の声が聞こえてくるように思いました。土鍋で作るのもいいものですが、炊飯器まかせでできるのだから、もっと日頃の食卓に取り入れたくなりました(リゾットはよく作るんですけれど)。
今度は中華だしを使った「中華がゆ」にしてみましょう。次回のレシピをお楽しみに!
2009年12月23日
ロングセラー家電、“本家・本炭釜”もバージョンアップして健在です

こんにちは。sallyです。
本炭釜+蒸気レスIHの新製品のことを知って、何より心配だったのが、「本家・本炭釜」がなくなってしまうのではないだろうかということ。2006年に登場して以来、少しずつ改良されているとはいえ、名称も含めて基本路線を変えずに続いてきた、いわば“ロングセラー炊飯器”です。
実は、昨年12月の「蒸気レスIH」のお披露目時に、三菱電機ホーム機器の営業部長のY氏と話をしたのですが、その内容は、「もしかして、次は本炭釜で蒸気レスということを考えているのではと思いますが、必ず本家の蒸気の出るほうの本炭釜を残してくださいね。私は家電にはロングセラーがなさすぎると思っているけれど、本炭釜はすでに3代目だからロングセラーだと思うんですよね。ちゃんとロングセラーとして残してくださいね。」ということでした。
で、本炭釜、4代目となりましたが、ロングセラーの名にふさわしい堂々の風格で発売されています。新製品の「蒸気レスIH・本炭釜」のパンフレットをよく見てみると、本炭釜の説明も載っていて、「純度99.9%の贅沢な削り出し釜で、高級機市場を開拓したロングセラー」のコピーがありました。
まあ、私が言ったからではないとは思いますが、「ロングセラー」の文字を見て、うるうるきてしまったくらいです。
そんな本炭釜NJ-WS10Bの改良点はどこかというと、「匠芳潤炊き」モードを設けたところにあります。

炊飯時の「仕込み=吸水」の部分に着目し、通常コースよりもさらにふっくら甘みのあるごはんに仕上がるとのこと。この「匠芳潤炊き」モードは、蒸気レスIHの2製品にも搭載されています。炊飯時間は長くなるけれど、おいしさを追求したい人に向けて開発されたモードなのだそう。ゆとりの中にこそ、おいしいものは生まれるということですね。
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ここで、ちょっと2009年夏〜秋に発売の各社の炊飯器の新製品を振り返ってみると、
- 仕込み=吸水にポイントを置いている。
- 炊飯時間が長くなっても、おいしさを優先する。
という傾向があることがわかります。3代目となって、こちらもロングセラーと言っていい、三洋電機の「匠純銅おどり炊き」もそうですし、東芝のフラッグシップモデルの炊飯器も同様のことをアピールしています。
2009年12月22日
本炭釜の蒸気レスIHは来年2月発売

こんにちは。sallyです。
2006年に1台10万円という高価格とシリアルナンバー入りのプレミアム炊飯器として注目を浴びた三菱電機の「本炭釜」。そして、昨年12月に発表されるやいなや、世間の話題となり、今年2月の発売時には生産が追いつかないほどの人気となった「蒸気レスIH」。
この2つがついに合体して、内釜が本炭釜仕様の蒸気レスIHジャー炊飯器が、来年2月に発売されます。また、初代、蒸気レスIHの炭炊釜タイプのほうも、使い勝手がよくなり、炊飯コースが充実してリニューアルします。
「蒸気レスIH」というと、メタリックなレッドというイメージが浸透していることもあり、2代目蒸気レスIHも、ルビーレッドを踏襲。上の写真の左側が本炭釜、右側が炭炊釜タイプ。見分け方は、本炭釜のほうには天面のふちがぐるりとステンレスで囲まれ、より高級感のある仕様になっています。

今回、内釜には『Vぴた目盛』を採用していて、水の量が水位置線に合わせやすいようになっています。たったこれだけのことで、本当に合わせやすい?と思ったのですが、実際に水を入れて見てみると、一目瞭然。

もっとアップで見てみましょう。

ほらね。見やすいのがわかるでしょう?
若者にはこのへんのことがピンと来ないかもしれないけれど、年を重ねるにつれて、細かいところが見極めにくくなるものなんですよね。ましてやお釜の中で低くなっているので、少し暗いので余計見づらい。私が今使っている炭炊釜でもこの「Vぴた目盛」を採用していてくれたらなあと思います。

蒸気レスにするためには、「水冷式」にしないとならないために、本体の前面にこうした水タンクがセットされていますが、こちらの水タンクの水位線も、とても見やすく改良されています。

炭素材料99.9%の削り出し釜で、厚さ7.5ミリの内釜がそのまま均一に加熱するという「本炭釜」ならではの炊きあがりの良さと、高温を維持する蒸気レスIHならではの“激沸騰”で、あまみを極めたという本炭釜の蒸気レスIH。
価格は本炭釜タイプが11万円、炭炊釜タイプが8万8000円とのこと。カラーは、ルビーレッドのほかに本炭はピアノブラック、炭炊はクリスタルホワイトがあります。
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でもね、私はやっぱり「ごはんが炊けるにおい」、好きなんですよね。蒸気が上がって、ごはんのにおいがしてくると幸せだなあって思います。
たぶん、同じような気持ちの人、いらっしゃると思うんですよね。それなら蒸気レスIHを選ぶ必要はない。でも、小さなお子さんのいらっしゃる方や、においがあまり好きじゃない方、炊飯器の置き場所の問題などで蒸気がこもると困る方、すっきりとしたデザインが“私好み”という方には、この蒸気レスIHはうれしい。
シンプルさや多機能への偏見などもあるかもしれないけれど、たくさんの選択肢があること、幸せなことだなと思うのです。
★ちなみに、三菱電機の炊飯器のサイトでは動画でわかりやすく説明しています。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/home/suihanki/index.html
2009年11月19日
炊飯器でカレースープ(しかも海水で)。

こんにちは。sallyです。
昨日、御報告をした「ふれあいの祭典・震災15周年特別企画」へのこども環境フォーラムの出展ですが、太陽光発電を使った海水・汚水淡水化システムによる「水の車」のお披露目や募金活動だけでなく、災害時にも役立つカレースープを来場してくださった方にお配りしました。
これは、震災時にも真っ先に普及した「電気」を利用して、身近な炊飯器で“からだが温まるカレー”を作る…というもの。玉ねぎ、人参、じゃがいもなどの野菜を小さく刻んで水やスープの素、カレールーとともに炊飯器に入れ、普通に炊飯ボタンを押すだけで、短時間でたくさんのカレースープが出来上がります。しかも、水は海水を太陽光発電で真水に変えたものを使っているのですから、いざというときにも役立つこと請け合いでしょう?
「え? 海の水で作ったの?」「炊飯器でカレースープができるの?」とここでも驚きの声があがっていました。外でのイベントだったので、寒風の中、体が冷えてしまったところに温かいカレースープはとても喜んでいただけたようで、よかったです。
上のレシピを参考に(画像をクリックすると大きくなります)、「炊飯器で作るカレースープ」、お試しくださいませ。レシピどおりだとちょっと薄いかもしれないので、ルーの量は調整してくださいね。そうそう、カレーを作った後は、内ぶたや内釜をよく洗うのをお忘れなく(次にごはんを炊くときに、においが気になるかもしれませんので)。
調理専用ということであれば、以前もご紹介した「電気圧力なべ」が1台あると便利だし、もっとスピーディーですが、どこの家庭にもあって、緊急時にも短時間でおいしく温かいものが食べられるという点で、炊飯器調理を覚えておくと便利だなあと思います。
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これはおまけの話ですが、15日の夕方にイベントを終えて、コウノトリ但馬空港を18時5分発のJAC(日本エアコミューター)2324便で伊丹空港まで向かいました。行きは羽田の出発が遅れて乗り継ぎ時間がなくあせりましたが、帰りは余裕がありました。
乗る前にデジカメを出してパチリと撮影したのが上の写真。「うわー、小さい!」と思って帰ってから調べてみたら、このSAAB 340B型機はなんと36席しかないのですね。
でも、たいして揺れることもなく、ゆったりした気持ちで空の短い旅を楽しむことができました。先々週の週末は別件で岡山に飛び、最近、とみに遠出が続いていますが、新しい土地、新しい人との出会いは感慨深いものがあります。今週は、スイッチが切れてしまったみたいにぼんやりとしていますが、またねじを巻いてがんばろうと思います。

