2009年10月12日

三菱「炭炊釜」NJ-UX10、買ってしまいました

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こんにちは。sallyです。
 
炊飯器の買い換えを検討中だったことは、以前にもお話したとおりですが、結局、ELLE ONLINEの記事掲載のためにお借りしていた三菱の炭炊釜(UX-NJ10)の味が忘れがたく、すでにご飯の味についてや使い勝手を熟知していることもあって、こちらを購入しました。
 
そもそものきっかけは、以前に三菱電機の広報担当のM氏から「8月に発売される、新しい炭炊釜のリリースを送ります。リゾットもできます」というメールをいただいていて、「おかゆでなく、“リゾット”というのはめずらしい」と心に留めていたから。その後、エル・オンラインでキッチン家電特集のお話をいただいたときに「20〜30代のおしゃれな女性たちに『おいしいごはん+リゾット』という切り口で紹介したら喜ばれそう!」とひらめいて、サンプル機をお借りしたわけなのですが…
 
記事でもご紹介したとおり、炭×超音波×連続大沸騰の合わせ技で、ごはんが本当においしく炊けるし、冷めてからの味も際立っているため、お弁当にも。圧力IHの炊き方を含め、わが家の食味の好みにこの炊飯器がぴったりだったようです。
 
ちなみに、このすぐ下の機種にNJ-UV10というのがあって、炊飯器の形状もとても似ていますが、最上位機種のUX10とどこが違うのかと言うと、超音波吸水の際に、UX10では超音波に強弱をつける(可変超音波吸水)ことで、『もちもち』とか『しゃっきり」』という、ごはんの炊きわけをさらに極めているのが最上位機種。
 
そこまでこだわらなくてもいい…という方なら、UV10のほうでもリゾットができるし、特大うまさカートリッジで連続大沸騰を実現させているので、十分満足できるのではと思います。

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しかし…いい炊飯器を買うと、お米の減り方が本当に早い! 家族全員がおかわりするんですから(私も)、「え?もうごはんないの?」ということになってしまいます。
 

ダイエット中の人は、炊飯器のいいものを買うと失敗するかも(笑)。
 

2009年09月28日

おいしいごはんとお弁当のための炊飯器選び

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こんにちは。sallyです。
 
新米の季節ですね! 我が家では、ずいぶん昔にお弁当づくりから解放されていたのですが、社会人1年生の長男が、節約&健康のためにとお弁当&水筒を持っていくようになって、お弁当づくりが復活しています。
 
麦茶を水筒につめてもっていく、いわゆる“水筒男子”のほうはいいのですが、自分でお弁当を作る“弁当男子”にはほど遠く、「明日もお弁当持っていくからよろしく」と掛け声のみ。まあ、社会人1年生として慣れない仕事の毎日だから弁当づくりまでは大変だろうと思ったりしてしまうところが、私も母親なわけでして。…で、いそいそとお弁当を作っている私です。
 
ここで、問題になるのが、炊飯器なんですね。つい先日まで、3週間ほども三菱電機さんから炭炊釜の最高機種をお借りしていたので、毎日のごはんがそれはそれはおいしくて。でも、返してしまったあとには、3合炊きのマイコンジャーがあるのみ(2年前の秋に、どうせ炊きたてしか食べないのだからと、実験的にマイコンジャーを買ってみて、愛用してきました)。
 
これはこれで炊きたてならおいしいのですが、冷めると違いが歴然。まあ、炊きたての時点でも、圧力IH&知超音波給水の炭炊釜は、1粒1粒が独立しているというか、「やっぱり違うなあ」というものだったのですが、冷めたときはさらに違うんですね。1つは、吸水がしっかりされていること、もう一つは圧力IHという炊き方ならではの、もっちりとした弾力のあるかみごたえのあるごはん…ということがあるのだろうと思います。
 
炭炊釜が一番ということではなくて、やはり、高い炊飯器というのは、それだけのことがある…とあらためて思っている次第。試して買うことができないので、決断がむずかしいのですけれどね、炊飯器選びは。
 
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ここからは、私の独断&偏見に近い内容になるので、メーカーさんからは異議も出るかもしれませんが、メーカーさんによって目指している“おいしいごはん”というのが、微妙に異なると思っています。人によっては、圧力IHか、そうでないIHかで、食味が異なる…という分け方をしている人もいますが、私は違うように感じています。
 
★食感が比較的やわらかく、かんですぐに甘みが感じられるごはん
・パナソニック
・象印
・三菱(蒸気レスIH)
 
★弾力のあるかみごたえで、かむほどに旨みが感じられるごはん
・三洋電機
・東芝
・三菱(炭炊釜シリーズ)
・日立
 
★上記のどちらともいえない、独自路線
・タイガー(土鍋釜)
・三菱(本炭釜)
 
私自身は、弾力系のごはんが好きです。家族も同様。もちろん、ある程度の値段の炊飯器なら、かため・普通、やわらかめの炊きわけができたり、食感も選べたり、水加減によっても変わってくるわけだけれど、それでも、「基本」は変わらない気がします。
 
以前、長い間、象印の炊飯器を愛用している人が、三洋電機の炊飯器を買ったら、「食感がかたすぎる」という理由で、不満をもっていると聞いたことがあります。このあたり、好きなごはんの基準が違うので適材適所というか、どこのメーカーのがおいしいということではなくて、その家庭のおいしさの基準に合致したものを選べるかどうかがポイントなのだろうなあとつくづく思います。
 
もっと、家電量販店の店頭などで、「同じ○○のお米で炊きました」という条件つきで、食べ比べ大会みたいなのをしてくれるといいですよね。
 
 
 

2009年07月30日

“炊飯器の神様”が作った「匠純銅おどり炊き」、3代目の中身は?

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こんにちは。sallyです。
 
先日、三洋電機の“炊飯器の神様”(またの名を“めし炊きおじさん”ともいいます)、下澤さんに1年ぶりにお会いしてきました。2007年秋に、30年におよぶ炊飯器開発の集大成となる「匠純銅おどり炊き」を発表後、定年退職されましたが、その後も嘱託として炊飯器の研究に携わっていらっしゃいます。
 
上の写真の大きな炊飯器は、業務用の圧力IHジャー炊飯器「おどり炊きPRO」。普通は業務用として培った技術を家庭用にも…となるのですが、これは逆。あの圧力IHのおいしさを業務用にも…という声が高まって、東京電力・中部電力との共同開発で実現したのだそうです。
 
では、家庭用の炊飯器の新製品はどんな中身なのでしょう?


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純銅の内釜を使った「匠純銅おどり炊き」は、今年のもので3代目になり、いよいよロングセラーの兆しも見えてきました。1代目、2代目、そして9月1日に発売の3代目ともに、内釜はすべて同じです。
 
本体の炊飯機能が少しずつバージョンアップしているのですが、今回の新製品では、「匠炊きコース」がさらにおいしくなったとのこと。ヒーターで高温熟成させた“おねば”を、加圧・減圧をくり返すおどり蒸らしで、1粒1粒にコーティングさせて、お米本来の甘み・香りを引き出しています。

 
試食をさせていただきましたが、冷めていても歯ごたえがあり、香りのよいごはんでした。
 
そのほか、玄米炊きにも「匠・玄米コース」が加わっています。白米、玄米ともに、「匠炊きコース」では、炊き上がるまでに時間がかかるけれど、吸水から蒸らしまで、丁寧な工程にしているから。
 
「おいしいものを食べるには急いではだめですよ」と下澤さん。
 
炊き込みごはんなどではなく、「ごはん調理コース」がプラスされたのも、おもしろいです。これは、残りごはんや冷凍ごはんを内釜に入れて、食材や調味料を加えて調理することで、しっかりと味のしみこんだリゾットや雑炊ができるコースなんですって。
 
「エコってやつだね」と言っていました。確かに。
 
匠純銅おどり炊きは、価格は高いけれど、「いつかあの炊飯器を買おう」という憧れの存在になっているとしたら、うれしいのだと。そのためには、基本的なデザインや、精魂込めた内釜などは変えたりせず、「買おうと思ったのに売っていなかった」ということのないように、ずっと売り続けたいという下澤さんの言葉、ロングセラー家電を!という私の考えとも一致して、とてもうれしかったです。
 


 

2009年01月07日

「中パッパ」の強化でごはんの甘みと旨みを増した蒸気レスIHジャー炊飯器

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こんにちは。sallyです。
 
炊飯時に蒸気が出ないという三菱電機の画期的なジャー炊飯器「蒸気レスIH」の話題、その2です。
 
ごはんを炊く時の言い伝えに「はじめチョロチョロ中パッパ、赤子が泣いてもふた取るな」というのがありますね。このうちの「中パッパ」とは、いわゆる炊きの工程で、いかに火力を上げられるかがポイントだということ。かまどで炊いていたころは、この段階のときに、ふいごを使って火に風を送り、できるだけ火力を上げるようにしていました。
 
炊飯器の場合も、この「中パッパ」のときにできる限りの大火力を持続させたいというのが、作り手の人たちの願いだったようですが、蒸気口から吹きこぼれる心配があったので、今までの火力が限界だったのだとのこと。吹きこぼれをふせぐために、850Wで間欠通電させるという方法をとってきたそうです。
 
で、今回の「蒸気レスIH」ですが、蒸気口がないために吹きこぼれる心配がないので、900Wの連続通電が可能になったというわけ。それによって「旨み、還元糖量(=つまり甘みのこと)、ふくらみ」が増したというのが、開発者の弁。
 
使い勝手やデザイン性を追及したら、おいしさもアップしました!…ということらしいです。もしかしたら、「中パッパ」を強化させたくて、蒸気口をなくすことを考え、その結果、すっきりしたスタイリッシュなデザインとお手入れの簡単さもアピールできるようになったのかもしれませんが、いずれにしても、その両方が実現したのは素晴らしいことです。
 
ちなみに、「これまで850Wを間欠通電させていたものを、900Wで連続通電させるようにしたということは、消費電力が余計にかかるということですか?」と質問したところ、「中パッパ」のときに電力を多めに使っても、断熱性その他の面で省エネを実現させているので、トータルでは消費電力量がアップしているということはありませんとのことでした。
 
さてさて、たくさんの説明を聞いた後で、わくわくの試食タイムになり、明太子やじゃこなどのごはんのお供とともに白米と玄米のごはんがふるまわれたのですが、せっかくなので、あえておかずは食べずに白米、玄米それぞれをそのままで味わってみました。

 


 

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2009年01月06日

本炭釜の次は「蒸気レスIH」!

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こんにちは。sallyです。
 
七草まで1日。朝ごはんにはまだお雑煮という家庭も多いことでしょう。私も今朝は、昨夜の残りの味噌汁におもちを入れて卵を落として食べました。
 
…となるとそろそろ恋しくなるのが、ごはんでしょうか。冒頭の画像は、昨年12月9日に発表された三菱電機の新製品の炊飯器です。ダイヤモンドシルバールビーレッドという明るいカラーに加え、スクエア&フラットな本体のデザインがこれまでにない新しさを感じさせます。
 
そんなデザインの斬新さももちろんですが、今回の新製品の特徴はごはんを炊いているときに蒸気が出ないということ! 私自身は、ごはんを炊いているときのあのにおいがとても好きですし、炊飯器から蒸気が上がっていると、特に冬場はとても温かい感じがして幸せな気分になるのですが、置き場所やお手入れのことを考えると、この「蒸気レス」の炊飯器は画期的だと思います。
 
確かに、キッチンの収納棚に置くにしても、ごはんを炊くときには蒸気が出るので、棚を引き出して使わないといけないし、低い位置に置いておくと蒸気でやけどをする危険もあります。それに思いのほか、お手入れが面倒なんですよね。
 
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さて、この「蒸気レスIHジャー炊飯器」ですが、発表会時に実際に炊いている様子を見せてくれたのですが、こんな具合にまったく蒸気が出ません。右に置かれた炭炊釜の蒸気と比べると、気配のなさに本当に炊けているのが心配になってしまうほど。これなら、リビングダイニングのオープンキッチンなどにも置けそうです。
 
でもね、どうして蒸気を出さなくても大丈夫なのかと心配になりませんか?
 
実はこの炊飯器は「水冷式蒸気回収システム」というものを採用しているんです。「水冷式」と聞いて「洗濯乾燥機みたい!」と思われた方は家電に詳しいですね。日立やパナソニックのタテ型洗濯乾燥機の乾燥方式は「水冷式」。つまり衣類を乾燥させる際に出た水蒸気を、水で冷やして水滴化させて、排水しています。そのために、ヒーター方式と比べて、洗面所に湿気が出なくて快適というわけ。
 
…ちょっと話が脱線しましたが、これと同じような仕組みを炊飯器に取り入れることによって、外に蒸気を出さなくても大丈夫なようにしたのが三菱の新製品なんです。
 
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ふたをあけるとこんなふうになっているのですが、左上に見える内蔵カートリッジに、炊飯中に出るうまみ(おねば)をためておき、蒸らすときにこれを戻し、余分な蒸気のみ水タンクに送ります。水タンクはどこについているかというと、本体の前面についています。
 
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内ぶたをはずしてみると、内蔵カートリッジの様子がよくわかるでしょう?
 
 
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このタンクの水によって蒸気を冷やして水に戻すというしくみになっています。
 
こんなにいろいろと部品がついているとお手入れが面倒なように思うかもしれませんが、内ぶたの裏の内蔵カートリッジは簡単に取り外して洗えるようになっているので、その点は心配いりません。普通の炊飯器の場合、蒸気口部分のお手入れが必要なことを考えると手間としてはほぼ同じなのではと思います。蒸気による外側の汚れがない分、日頃のお手入れは楽かもしれませんね。
 
と、ここまで蒸気レスの仕組みやデザインのこと、お手入れのしやすさなどについて書いてきましたが、「肝心の味のほうはどうなの?」と気になりますよね。
 
もちろん、ちゃんと食べてきましたとも! でもちょっと長くなってしまったので、ごはんの味については次回に。