2017年02月19日

新宿伊勢丹本館5階にて開催中!「ミーレのある豊かな暮らし」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

2月15日から新宿伊勢丹本館5階にミーレのポップアップストアが登場しています。昨日の土曜日11時からは、エル・デコの編集長でブランドディレクターの木田隆子さんと三越伊勢丹リビングの商品部長の相馬さんとでトークショーが開催され、私もどんなお話が聞けるのかと楽しみに出かけました。

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会場は大盛況で、1時間のトークショーが短く感じられたほど。エル・デコの2016年6月号に掲載された相馬さんのキッチン&リビングの様子の紹介から始まり、ミーレのある暮らしの豊かさ、これからのキッチンのあり方などが語られました。

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最前列でお話を聞いていたので、撮れた写真がなんだか近すぎましたね。ちなみに木田さんは、以前にPenの編集長も務めていていらしたとのこと。終了後にご挨拶をしたときにPenの連載コラムの話をしたのですが、その際に元編集長だとうかがって、思わぬご縁にびっくりしたのでした。

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こちらが、相馬さんののキッチンのリフォームの様子が紹介されたページです。

リフォームに際しては、「作りながらみんなで食べる」「自由に出入りできるような空間にしたくて、キッチンがリビング側に少し突き出したような配置を考えた」とのこと。

ミーレのビルトインの家電の中では今回、食洗機が導入されています。以前は国内メーカーのものを使っていたそうですが、流用するとどうしても質感が合わないことがわかり処分することにしたといいます。

ミーレの家電製品は食洗機にかぎらず、掃除機でもオーブンでもスチーム調理器でもすべてが「20年(以上)」使えることが基本設計になっています。見た目の美しさが20年持つように堅牢に作られているだけでなく。見えないところ=製品としての本質にも関わる部分の耐久性や、繰り返して修理することにも耐えられ、世代を超えても使われるように考えられているというのが本当に素敵です。

だから、本国のドイツには製品づくりのための鉄をイチから作る「熔鉱炉」までを持っているのですね。1つの家電製品を長く大切に使っていくという考え方は、ドイツならではかもしれませんが、今後は日本のメーカーも見習っていくべき点があるのではないかと思います。

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今回のポップアップストア内には、相馬さんのお話にも出てきた食洗機の洗浄の様子が確認できるデモ機も展示されています。うっかりしていて(!)今回初めて知ったのですが、ミーレのビルトイン食洗機には「乾燥機能」がついていません。

洗浄が終わると、自動で扉がほんの少し開いて、外の空気が中に入り、内部との温度差で自然に乾くようになっているとのこと。わが家では、パナソニックの上置き式の食洗機を長年愛用していますが、乾燥機能を使ったことがなくて、洗浄が終わったのに気づくと、家族の誰かが扉を開けておく仕組み(習慣)になっています。

ミーレのような「自然に扉が開く仕組み」をパナソニックも採用したらいいのになと思ってしまいました。以前に、プチ食洗のモデルの1つに乾燥機能を省いて価格を下げたものがありましたが、このモデルに「自動オープン&自然乾燥」みたいなものがついていたらよかったのになあと。

ちょっと脱線しましたが、そんなふうに「堅牢」であることや「長く大切に使っていく」ことに重点を置き、そのかわり価格的にはかなり勇気のいる高価なミーレの家電でも、省エネのためにあえて乾燥機能はつけず。それ以外の方法を提示するというのは素晴らしいなとおもいました。

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さて、食洗機についてはもう1つ、うれしいお知らせがあります。日本法人のミーレ・ジャパンが誕生して今年で25年になるのを記念して、3/1に「25年記念モデル」が発売されるのです。

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ビルトインのミーレの食洗機が25万円(税抜価格)で手に入るのは画期的です。

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ほらね、こんなにたくさんの食器が入るんですよ。いいなあ。人がたくさん集まる相馬さんのお宅でも、パーティのあとで、この食洗機を2回動かせばみんなきれいになると思うと、ものすごく気分的に楽になったとおっしゃっていました。

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ちなみにミーレの食洗機はステンレスタイプのものだけではなくて、インテリアに合わせて「その存在をなくしてしまう」ことも可能にしています。ノックするだけで開くというタイプもありますしね。

木田さんがおっしゃっていたのを聞いてなるほどと思ったのですが、「ミーレのビルトインの家電は、確かに高いけれどなるべく若いうちに、親にお金を借りてでも導入したほうがいい」ということ。

だってね、20年も、メンテナンスをすることでその倍も快適に使えるのだとしたら、「いつか収入が増えたら」「いつかのリフォームのタイミングで」なんて考えていたら、せっかくのその豊かな暮らしを「残りの人生」だけで体感することになってしまいますから。

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会場には、ミーレの歴史も展示されています。

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4月にモデルを刷新するという掃除機も展示されていました(この話は、また改めて)。

この「ミーレのある豊かな暮らし」のポップアップストアは今月27日(月)まで開催されています。ぜひ体感してみてはとおもいます!

★最新号はこちら


★昨年のキッチン特集はこちら

2016年12月30日

アイロン掛けが苦手な人の“人生観を変える”ほどのアイロン、2つ。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

少しでも早くに皆さんにご紹介したいことがたくさんあり過ぎて、ここのところ毎日、ブログを更新しています。今日のお話は、嫌いな家事ランキングの1位2位を争うと長年言われている「アイロン」。これまで争ってきたのは「掃除機」ですが、最近はロボット掃除機やすぐに使えるコードレススティッククリーナーのラインアップが充実してきて、普及率も上がっているので、もしかするとアイロンのほうが分が悪いかもしれませんね。

ただ、アイロンも実はすごく進化していて、使われている素材や形、重さ、スチーム孔の数や形など、従来のものとはずいぶん異なっています。アイロンを掛ける時に邪魔だとされていたコードがない、コードレスタイプも増えてきています。アイロンは他の家電よりも使用頻度が多くないので、一度買うと買い替えまでのスパンがとても長いもの。だから「とりあえずの1台」が壊れないからと、不満を抱えたり、「こんなものかな」と妥協したままずっと使い続けている人が多いのです。

さて、今回、私の独断で“人生観を変えてしまうほどのおすすめのアイロン”を2つご紹介したいと思います。

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1つめは、東芝から12月16日に発売されたばかりのコードレスアイロン「美(ミ)ラクルLa・Coo(ラクー)」TA−FLW900。東芝が国産第1号の電気アイロンを発売したのが1915年のこと。その『100年記念モデル』として開発された力の入ったモデルです。本来なら、昨年発売したかったそうですが、東芝のトップの問題で、経営的に大揺れになっていたために断念したとのこと。1年遅れではありますが、さすが100年記念モデルと名打っているだけあって、びっくりするくらいアイロンとしての完成度が高くなっています。

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重心が低くなっていて、広い掛け面でしっかりと掛けられ、かけ面に熱を加えることで滑りが軽くなる「ボロンコート」を施しているため、重さがしっかりあってプレス感があるのに、手首や腕への負担がないのです。

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これは私の冬もののワンピースですが、スチーマーでしわを伸ばすのとは一味違ったプレス感で、クリーニング店に出したような仕上がりになってうれしくなりました。

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先端が独特の形状になっているため、ワイシャツのボタン周りなども丁寧にアイロンを掛けることができ、衣類や縫い糸、ボタンに負担をかけません。

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後方部はかけ面で“踏みシワ”がつかないように少し斜めになっていて、先端よりは広めの形状に。プリーツスカートのプレスはもちろん、細かなところをしっかりとプレスしていきたいときに便利です。

そして、これまでスチームアイロンを使ったことがある人なら経験があると思うのですが、だんだんカルキがたまってきて、スチームすると白い粉が出てきたりすることがありますよね。

でも、東芝のスチームアイロンの水タンクはカルキがたまるのを防ぎ、さらには除菌効果の高いプラチナボールに抗菌ガラスを加えた「プラチナ・アクアクリーンユニット」が入っているため、カセットタンク内の水の除菌を行い、その水を衣類へ霧吹きすることで、衣類そのものの抗菌までができてしまうのです。

コードレスながら、スチームの持続も最長4分20秒とたっぷり。ストレスなくアイロンかけができるのです。

今人気のスチーマーのような使い方もできますが、これは本体が重いのであまりおすすめできません。しっかりと丁寧にアイロンかけをしたい方に向いていると思います。

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そして、もう1つ。コードレスタイプでなくてもいいという方におすすめなのが、クラシカルなデザインで重さがある、ドイツのDBK社の「ジ・アカデミック」というアイロンです。

これは2010年に日経プラス1の「何でもランキング」のアイロン編で、20台以上のアイロンを実際に使ってみた時から惚れ込み、私自身は1位をつけました(その記事では総合6位)。

⇒その時の記事はこちら。

すでに6年も前の記事ですが、今でもちゃんと販売されているロングセラーのアイロンです。私も昨年、アトリエを構えた際に、念願かなってこのアイロンを購入しました(家にはアイロンが何台もあったため)。

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このアイロンはとにかく重いので、「自重」でしっかりとプレスできるのが素晴らしいのです。スチームとドライの両方で使えますが、おすすめは霧吹きを使って衣類にミストを吹きかけ、ドライモードでかけていくこと。

重さのこともあり、このアイロンは男性にもとても評判がいいようです。私の友人もこのアイロンを買った人が多いのですが、皆さん満足していらっしゃるようです。

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ちなみに、二子玉川にある蔦屋家電のアイロンコーナーにも、このDBKのアイロンが置いてありました。説明がないので、クラシカルなデザイン推しでここに置いてあるようにしか見えませんでしたが、機能も優秀なんですよ。

ということで、最新の東芝のコードレスアイロン「TA−FLW900」と、ドイツ発のロングセラーのアイロンをご紹介しました。通電して試すのが難しいアイロンですが、ご参考になれば幸いです。

そうそう、東芝のアイロンは同シリーズで、TA−FLW900、TA−FLW800、TA−FLW700と出ていますが、熱が加わることで驚くほど滑りやすさが増すボロンコートや、カセットタンク内の水の清潔機能が充実しているのは、フラグシップモデル(TA−FLW900)なので、購入されるなら、価格が高くても奮発したほうが、満足度が高いと思います。





2016年12月01日

デロンギのマルチダイナミックヒーターWi-Fiモデルが快適で便利!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

寝室兼書斎では長年、デロンギのオイルヒーターを愛用してきましたが、一昨年の冬から、オイルヒーターの進化版ともいえる「マルチダイナミックヒーター」に切り替えています。

オイルヒーターのいいところは、エアコンのように風を吹き出さずに輻射熱で暖め、石油ファンヒーターのように燃焼系でもないため、「空気を汚さない(=換気の必要がない)、ホコリが舞い上がらない、空気が乾燥しない、音が静か、比較的低めの温度なので触ってもすぐに火傷をする心配がない」など。ただし、暖まるのに時間がかかったり、使い方によっては電気代がかかったりという弱点もあります。なるべくドアの開閉をしないで、コンパクトな空間で長時間使うのに向いているのですね。

そんなオイルヒーターの弱点を限りなく克服し、使い勝手をよくしたのが「マルチダイナミックヒーター」なのです。速暖性が高まったうえに、0.5度刻みで温度制御ができるなど、一度使うと手放せない感じです。

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15歳と5か月になる長老の黒ラブ・大和が夜は同じ部屋で寝ているので、寒がりの大和のためにもマルチダイナミックヒーターは必需品なのです。

そのマルチダイナミックヒーターがさらに進化して、Apple TVを使うことでWi-FiでiOS端末(iPhone、iPad、iPod touch)でのリモート操作が可能になりました。

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専用のアプリをダウンロードすると、電源のオンオフやモード設定、温度設定などが簡単にできます。リビングにいる間に、寝室を暖めておきたいというときにも、手元のiPhoneで操作できるので便利です。初代モデルのマルチダイナミックヒーターではタイマー設定などが少々面倒でしたが、iPhoneを使えるようになって格段に使いやすくなりました。

appleのホームアプリとも連動していて、室温の確認や、ヒーターの動作状況をチェックすることができたりします。

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※クリックすると画像がおおきくなります

私はそこまでの必要性を感じていませんが、地図アプリと連携させることで、自宅の近くに帰ってくると自動で電源オンになる…というようなことまでできてしまいます。

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私はホームアプリで「ベッドルームにデロンギのヒーターを置いている」と設定してあるので、こんなふうに確認できます。

で、さらにおもしろいのは、siriと連携しているので、音声での操作も可能なんです。

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このことに気がついたときには、本当に「やったー!」と思ってしまいました。

少しずつIoTが日常に浸透していくのだなと感慨深い感じです。

Wi-Fi対応のものでなくとも、寝室や年配の方のお部屋、赤ちゃんが過ごす部屋などでは、マルチダイナミックヒーターおすすめです。ちょっと高いですが、それだけの価値があるなと思います。


2016年06月07日

【家電Watch掲載】パナソニック4Kビエラ「DX850」〜テレビの音がよくなると、こんなに暮らしが豊かになる!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

家電Watchのタイアップ企画の取材で門真市にあるパナソニックに取材をしてきた様子がアップされています。パナソニックの4Kテレビ(ビエラ)については、これまでに3回ほど取材をしていますが、今回ほど感激したことはなかったというほど、「音」の素晴らしさに魅入られてしまいました。

★記事はこちら

リンク先の記事内でも感動を述べているように、今回スピーカーなど音に関する構造を根幹的に見直しているため、その臨場感が半端じゃないのです。これまで映像の素晴らしさは体感してきましたが、ダイナミックで包まれるような音が加わることで、映像もより生き生きと感じられ、圧倒的な迫力で迫ってくるのだなと思いました。

スマホなどに保存した音をテレビのスピーカーから流すこともできるので、本当にオーディオ機器要らず。これ1台でリビングの音環境が激変するといっても過言ではないと思います。3年ほど前に52インチのテレビが壊れてしまってから、ずっと32インチの壁掛けテレビを暫定的に使っている(しかもアームで固定して、フレキシブルに使えるようにしています)わが家ですが、今回のビエラDX850は、「これ欲しい!」と本気で思っています。

背面もケーブルなどがすっきりとまとめられる、至れり尽くせりの仕様。音声操作もぐんと使いやすくなるなど、音質や映像だけでない部分も素敵です。まだ出たばかりで高いのがネックですが、夏のボーナスでテレビを!と思っている方には本当におすすめです。



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2015年10月03日

【追記あり】Kindle paperwhiteの最新モデルを使ってみました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。以前、「電子ブックリーダー「kobo glo」のいいところ。」という記事や「海外出張のお伴に「kobo glo」持っていきます。」という記事を書いたこともあるように、電子書籍を読む際には、楽天の「kobo glo」を愛用しています。

そんな私の元にkindleの広報を担当している代理店の方から、「Kindle Paperwhite」の新モデルを1ヶ月間使ってみませんかというご案内があり、お言葉に甘えて使ってみることにしました。目に優しいフロントライトの採用など、「kobo glo」と似ているところもありますが、ニューモデルでは300ppiの解像度で、細かな文字やルビなどもはっきりと鮮明になっているのが特徴です。

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左がkobo gloで、右がkindle paperwhiteのニューモデル。ややkobo gloのほうが小さめですが厚みはあります。kindle paperwhiteの弱点を挙げるとすれば、ちょっと重いことかもしれません。30g程度の差ですが、実際に持ち比べてみると手首にかかる負担が違います。

今回1000円分までダウンロードしていいということでしたので、読みたかった「探偵の探偵」を入れてみました。


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で、とてもいいなと思ったのが、タッチして次のページに移るだけでなくて、パラパラと本をめくる感覚ですーっとページを移動できること。かなり感度がよく、ストレスなくページ移動ができるのはいいです。

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それと、気に入ったことがもう1つ。

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「横画面モード」というのを選ぶと、縦書きの文章、横の画面で読むことができます。

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これ、けっこう読みやすいんですよね。目を上下に動かす範囲が少なくて、どんどん横に進んで行けるほうがなぜだか読みやすいような。

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こんなふうにスリープ時に画面も解像度が高いせいか美しくて、そのたびに変わる画像も楽しみです。

これは余談ですが、お風呂でも読みたいなら、防水マルチケースのLOCKSAKがおすすめです。サイズがたくさんありますが、電子書籍端末やタブレットにはロックサック(aLOKSAK) 防水マルチケース ミニタブレット向け(2枚入) ALOKD2-6X9がぴったりです。

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かなり厚めですが、タッチした際にしっかり反応するし、防水能力も抜群なので安心です。

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koboにも解像度が上がった「kobo glo HD」が発売されたようで、どんどんこうした電子ブックリーダーも進化しているのですね。まだまだ私自身は紙の本も愛読していますが、シーンに応じて使い分けたいと思います。

【2015.10.04.追記】
kindleを返却するにあたって、1カ月ぶりにkobo gloを使ってみたら、やっぱ鮮明度が違うなあと思いました。そして反応が鈍いかなあと。普通に本を読むには問題ないのですが、「探偵の探偵2」をkobo gloで購入しようと思ったのに、なんだかスムーズにいかず。PCのほうで購入して有線で同期させたほうがいいような感じでした。その点kindle paperwhiteのほうはWi-Fi+3Gモデルとうこともあり、購入&ダウンロードがサクサク進むんですよね。

でも、もったいないのでしばらくはkobo gloをPCと絡めて上手に利用していきたいと思います。




2015年09月10日

アトリエのトイレに「流水音発生器」をつけて一安心。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

1月に表参道(神宮前)に家電アトリエを構えてからずっと気になっていたのが、来客中にトイレに入るときの音の問題。なにぶんにもアトリエは広くなく、展示・体感&打ち合わせスペースのすぐ隣にトイレがあるため、用をたしている音が見事に聞こえてしまうのですよね。それで、2月のお披露目のときには朝から晩までトイレに一度も行かずに乗り切ったくらい。

それが、仲良しのライター・すずまりさんが家電Watchにこんな記事を書いているのを見かけてこれはいい!と思ってさっそく購入してみました。

オーム電機のミニ 流水音発生器というもので、なんと598円。両面テープで壁に貼れるし、お試し用ではありますが単3乾電池も2本ついていてすぐに使えます。ボタンを押すと本物そっくりな流水音が約25秒間流れますが、よくある「音姫」よりはちょっとダイナミックな感じ。80dBというので、家庭用としてはいいのではないでしょうか。

ということで、アトリエにお越しくださる皆さま、安心してトイレをお使いくださいませね。


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2015年06月11日

【パナソニック4Kテレビ】ビエラCX800シリーズを取材してきました!

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

テレビといえば、いわゆる「黒物家電=AV機器」で私の専門外ですが、最先端の4Kテレビを『生活家電』として見た場合どうなるのか…そんな依頼をいつも神原サリーの家電 HOT TOPICSなどのコラムを書かせていただいている家電Watch(インプレス)から受けて、パナソニックの4Kテレビ「ビエラCX800シリーズ」の取材をしてきました。

高精細な液晶の美しさや色の再現性、迫力あるサウンドなどはその方面の専門家の方にお任せするとして、私が感動したのは、「消しているときにも美しい佇まい」や音声操作の便利さ、まるでスマートフォンやPC感覚で使えるホーム画面の使いやすさなど。

だってね、テレビのチャンネルを変えたり、見たい番組や動画の検索をしたりするのに、テレビに向かって話しかけるだけで操作できるんですよ。しかも4Kテレビというのは高精細なので、近くで見てもくっきりと見やすいのです。つまり目に優しいということ。

そしてビエラがいいなと思ったのは、画面の正面でなく、斜めから見ても色が飛んでしまわず、きれいに見える点。キッチンからテレビをちらりと見る、掃除機をかけながら見る・・・そんな「ながら視聴」の際にも、見やすいのです。ということで、「うふふ家電」ならぬ「うふふテレビ」に認定です。

などなどの感動を記事にまとめています。いつもの暮らしの中での4Kテレビの魅力を書いたので、AV機器に詳しくない方にもわかりやすいのではないかなあと思います。



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2014年11月10日

SONY本社、初取材で感動したこと、考えたこと〜わくわくの未来はすぐそこにある

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

実は今日、白物家電を専門とする私を、SONYの広報の方々が呼んでくださり、一般公開することはないという本社ショールームを見学。新製品の数々についても紹介していただいて、いつもとは違う2時間を過ごしました。4Kテレビ、4K対応のムービー用カメラ、デジタルサイネージ、ハイレゾオーディオシステム、ゲーム関連、スマートフォンなどなど。

中でも感動したのは、今日からお披露目開始というLife Space UXのショールーム。超短焦点4Kプロジェクターによって、家庭の壁を窓のようにしてしまうという、ハードとソフトとコンテンツを融合させた夢のような装置。まるで家具のような真っ白なセットが壁際に置かれ、すっちを入れると147インチの窓が壁に浮かび上がって、異国の街を映し出したり、風景を映し出したり、もちろん4Kの美しい画像で映画を楽しんだり。

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※これはCES発表時のイメージ画像をお借りしたものです

だってね、「壁に窓を描いて、天気や気分に合わせた風景などを映し出してくれたらいいのに」というのは、2年前のCEATECでJEITAのブースで私が講演をした時に話した『スマートハウスの未来』の内容そのもの! こんなふうに実現してくれていたなんて、もう本当に感動、感動、感動!です。

帰って調べてみたら、これは今年1月のCESで発表されたものなのですね。それがついに商品化されて、今日からSONY本社のショールームにも登場したということのよう。うーん、素敵。いったい、いくらくらいで購入できるものなのでしょう。今まで、映像のきれいさや、音質や、大画面みたいなものにさほど興味のなかった私が、これなら欲しいと思わせてくれた家具みたいに美しい機器なのでした。

…で、そのあとでメールをチェックしていたら、なんと今日、「「約 17cmの至近距離から最大 147 インチの 4K 映像投写が可能な業務用 4K 超短焦点レーザー光源プロジェクターを発売」というリリースがSONYから届いていました。カラーは私が今日体験してきたホワイトのものではなくて、ブラック。価格は550万円(+税)だそうです。

そうでしたか、まずは業務用なのですね。でも、このリリースを見ても、なぜだか心に響かなかったのはなぜ? このプロジェクターを家に家具のように配置し、窓を映し出すから素敵だと思ったわけで、「スクリーンのほぼ真下から投写することができ、スクリーンに近づいても影が映り込まないため、狭い空間や人がスクリーン前を歩くような環境においても制約が少なく、投写用途を広げられます。また、スクリーン背面からの投写(映像の左右反転表示)や天井吊り下げ(映像の上下反転)にも対応し、多彩な設置スタイルを可能にします。」という説明を読んでもピンと来ないですものね。

だからこそ、今日、ショールームで「わくわくの未来」を体感できたのは、本当に貴重で素晴らしいことだったのだと、感謝なのです。

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その後、会議室に移動してハイレゾ対応のウォークマンやヘッドフォンで、「ハイレゾとは何か」を体感しながらレクチャーしてもらい、SONYのスマホの考え方について聞き…。

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初ハイレゾ。そうだったのか、よく耳にするハイレゾとは、ここまで心ふるわせるものだったのかと、またまた感動。ウォークマンNW-ZX1の音に、ヘッドホンジャックのゴールドの美しさとその意味にも。

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薄型のタブレットはとても軽くて、しかも防水。お風呂で動画コンテンツをみるという、極上の楽しみも提供してくれるのですね。そしてこちらももちろん、音楽をハイレゾ再生。

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スマートフォンXperia Z3には、一眼レフ性能のカメラが搭載され、4Kビデオの撮影も可能。走りながらでもブレずにムービーが撮れるのは、ハンディカムの技術のたまもの。ウォークマン、一眼レフカメラ、ハンディカム・・・スマートフォンは「ソニーのショールームだと思っています」という言葉に、なるほどねと納得したのでした。

もしかするとオーバースペックだし、そこまで高機能&全部入りでなくてもいいと思う人も多いかもしれないけれど、そこがSONYの矜持なのでしょう。

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業績悪化で何かと数字のことではかしましいSONYだけれど、うふふなポイントもいっぱいあることを、もっと広く伝えればいいのにと思うことしきりの私です。

CESで、SONYの代表取締役兼CEOの平井一夫氏は、こんな発言をしているようです。「ソニーの商品開発の根本にある精神は感動を与える製品作り。ユーザーが製品に望んでいるのは製品価値は機能だけではない。その製品を使うことや所有することで得られる情緒的な価値も求めている」

これって、私がいつも言っている「うふふ」ということと同じだなあと。使っている時もそうでない時も、持っているだけで「うふふ」と微笑みたくなるような、五感に響く感動を与えてくれるような「うふふ家電」。

生活者の一人として、「上質な暮らし」をテーマに、黒物も含めた家電全体をキュレーションしていくことも、もしかすると私のお役目なのかもしれません。画質や音質の素晴らしさをその道の専門家のように伝えることはできなくとも、こうした家電たちが私たちの暮らしにプラスされることで、どんなふうにこれからの生活を変えてくれるのかを紹介したり、提案したりすることならできるように思います。

また1つ、新しい何かを教えてもらうことができた貴重な取材でした。


2014年07月25日

【デジモノステーション2014年9月号】暮らしを変える革新デジタル〜amadana熊本浩志氏インタビュー

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

これまで識者として顔を出して登場していた「デジモノステーション」に今回はライターとして、インタビュー取材&執筆を担当しました。9月号の大特集は「暮らしを変える革新デジタル」なのですが、その中で2014年6月にこれまでの「リアル・フリート」から社名を「amadana」に変更、ハイアールアジアインターナショナルとの戦略的パートナーシップを発表するなど、精力的な動きを見せているアマダナの代表、熊本浩志氏へのインタビューです。

ハイアールアジアインターナショナルとの提携を発表した記者発表会でも、具体的なものが見えてこないということで経済紙などからは質問が多発していたわけですが、そんな熊本氏へのインタビューとあって、少し緊張しながらも2時間弱、いろいろとお話を伺って、「なるほど!」と感動したことを誌面にまとめました。

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黒地に白抜き文字で、何ともかっこいいページに仕上がっています。今回、白物家電の特集ページにいろいろな人が登場していて、本来なら、そのページに登場できたほうがよかったのかもしれませんが、私としては、ライター時代から元々、得意としていた(というより、好きだった)インタビューページを担当させていただいて、本当に光栄だったなと思います。

amadanaが何をしようとしているの? 共創プラットフォームの「amidus(アミダス)」っていったい何?・・・そんな疑問をもたれている方は、ぜひぜひこのデジモノステーションのP48〜49をお読みくださいませ。神原サリー渾身の取材・執筆、本文だけでなく細かなキャプション部分もすべて書いていますので。

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ほらね、ちゃんと名前があるでしょ。しかも、今回撮影を担当したのが、一緒にドイツやスウェーデン取材にも行ったことがある、仲良し&尊敬するカメラマンの下城さん! とても記念に残るページとなりました。





2014年07月21日

ポメラDM100とバンナイズのストライプカバーと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

仕事柄、荷物が多いんです。手帳(アクションプランナー・本革のセダクティブラインのベージュを今年は愛用中。使い始めて7〜8年目になります)、取材ノートのRollbahn、デジカメ、ペンケース、資料、そしてノートPC(VAIO)。さらには長財布に小銭入れに化粧ポーチなどなど。デジタル一眼を持ち歩かないだけ、まだマシかもしれませんが、この年齢になると重い荷物は体にこたえます。

そんなわけで少しでも荷物を軽くし、かつ隙間時間に原稿を書けるように、キングジムの「ポメラ DM100」を買いました! 購入してから約1か月になりますが、もっと早くに買えばよかったなあと思うほど気に入っています。

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でね、カバーなんすが、純正のものは真っ黒で「うふふ」な要素がまるでなし。それでいろいろと検索してみた結果、ようやくたどりついたのがバンナイズのストライプ柄のもの。「ポメラ DM100」はamazonでもいまだにとても人気の商品ですが、2011年発売ということもあってか、カバーの在庫がなかったようで、届くのに3週間近く待ちましたが、ようやく届いて本当にうれしくて。

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ただ、着脱可能な革製のストッパーがついていたのですが、これが黒でどうしても気に入らなくて。ベージュだったらよかったんですけれどね。

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それで縫い付けられていたマジックテープ部分を外してしまいました。どうせバッグに入れて持ち運ぶのでストッパーはなくても特に問題ないかなと思います。

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こんなふうに出し入れしやすいですしね。

デジタルメモ「ポメラ」には折りたたみ式などいろいろな種類があるので、どれにしようか迷いましたが、2つ折りで開くとすぐに入力ができ、バックライト液晶がついていて見やすく、入力時にも安定感がある、保存は本体のほかSDカードにもできる・・・という4つの要素が決め手になって、このDM100に。

QRコードを作成してiPhoneや携帯電話などに読み込ませることもできるけれど、QRコード1つあたりに保存できる文字量が少ないので、長文だと分割されてしまいあまり使うことはないかも。短いメモのようなものをスマートフォンと同期させるにはいいのかもしれません。

家人には「どうせ、ノートPCのほかにポメラも持ったりして、結局荷物が増えてるに違いない」と呆れられていますが(そういう日もあります)、基本的にはこれ1台でOK。文章を書くのに専念できるし、単3電池2本(エネループもOK)でだいたい30時間使えるのでバッテリーのことを気にしないでいられるのはストレスフリーでいいなあと。今さら、ポメラのことを書いても役立たないかと思ったけれど、けっこう便利ですよということをお知らせしたくてのご紹介でした!


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2014年07月14日

でんき家計簿、登録してみました。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

エアコンの使用が多くなったり、室温が高くなり、どうしても冷蔵庫に負荷が掛かったりと、電力の使用量が上がりがちなこの季節。ムダを省いて電気を使いたいものですが、なかなか意識的に行なうのは難しいですよね。毎月の電力の推移、昨年との比較など、グラフや数値など目で見て確かめるのに便利なのが東京電力のwebサイト「でんき家計簿」です。

実はわがやのマンション、昨年から新電力に切り替えていて、東京電力との電気供給契約がないため、これまでは「でんき家計簿」は利用できなかったのですが、今年7月2日から供給エリア外やマンション一括購入などでも登録できるようになりました。

そこでさっそく登録した「マイページ」が上の画像です。

■でんき家計簿 登録URL⇒ https://www.kakeibo.tepco.co.jp/dk/aut/login/WZKA260620

登録ページがわりとそっけなくて、あんまり説明がないので躊躇するかもしれませんが、一度登録してしまうと、上記のようなカラフルなページになります。

「でんき家計簿」では、使用量と料金をグラフで見たり、ライフスタイルに合わせた省エネ術のアドバイス、お得な料金メニューなどが探せたりしますが、これらはすべて東京電力との電気供給契約をしている場合のみ。

わが家のような場合や、供給エリア外の方にも便利な機能なのがこの中の「家電アシスト」機能です。


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こんなふうに、自宅の家電製品を登録すると、家電の管理ができるほか、保証期限・リコール情報を画面上からチェックできるのです。ここに登録しておけば、「いつ買ったのだったかしら?」「買い替えのタイミングはいつごろ?」のようなことも一括管理できるので便利ですね。登録した家電製品のメーカーサイトに直接アクセスできる仕組みにもなっています。

わが家にはあまりに家電が多いので、まだ登録できていないのですが、これから追々登録してみたいと思います。



2013年09月24日

iHomeのアラームクロックラジオのこと。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

先日の海外取材の際にポルトガル(リスボン)のホテルにiHome(SDI Technologies)のアラームクロックラジオ SDI-IP90BZJがデスクの上に置いてあり、とても便利に使わせていただきました。iPhoneをセットするだけで充電が始まり、好きな音楽を楽しむことができ、さらにはお気に入りの曲で目を覚ますことができます。時計の文字も大きいので見やすい点も気に入りました。

音質的にはそんなに褒めるべき点はないのかもしれなけれど、充電機能付きの目覚まし時計と考えると、なかなか便利でいいのではないかと。

そんなふうに思いつつ、翌日、ドイツ・ベルリンのIFA会場に移動したわけですが、通りすがりにこのiHomeのブースを見つけたのでした。

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音響関連・スマホアクセサリー関連の小さなブースが並ぶ会場に「iHome」の文字。時間があれば詳しく話を聞いてみたかったのですが、この写真を1枚撮るのが精一杯というスケジュールだったのがちょっと残念。

帰国してから、Amazonで検索してみたところ、ほぼ同じと思われるSDI Technologies iP90 アラームクロックラジオ SDI-IP90BZJが4500円で売られていて、目覚まし時計代わりに買おうかなと思っています。

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そうそう、ポルトガルのホテルには、ネスプレッソのコーヒーマシンも置いてあり、夜中に仕事をする際に、香り高いエスプレッソを楽しめたのはうれしいことでした。初めてネスプレッソを味わう人も、この香り、味わい、簡単さに「これはいい!」と感激するだろうなあと。

非日常のホテルの部屋ではあるけれど、その空間で試せたからこそ、ファンになることってあるだろうなと思います。iHomeのアラームクロックにしても、ネスプレッソのコーヒーマシンにしても、上手なマーケティングをしていますね。


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2013年09月20日

電子ブックリーダー「kobo glo」のいいところ。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

8月末〜9月9日までの10日間の海外取材の際に、飛行機の中などで読書をするために購入した楽天の電子ブックリーダー「kobo glo」。たぶん、Amazonの「kindle paper white」と似たような端末だと思うのですが、kobo gloを選択する人は少数派かもしれませんね。

前にもお話ししたように、元々kobo touchを使っていたため、そこからスライドする形で選んだのですが、今回、使ってみて思ったのは、「バッテリのもちがすごすぎる!」ということ。だってね、往復の飛行機はもちろんのこと、今回はチューリッヒ⇒リスボン⇒ボン⇒ベルリンと移動が多かったので、読む時間がけっこうあって、しかもバックライト付きになっているので、前モデルよりもちが悪いに決まっていると思ったのですよね。

でも、羽田に戻ってきた時点でのバッテリの残量は70%! 日頃、スマホとかPCとか持ち歩いていますが、予備バッテリを常に持ち(amadanaのBagtteryの充電機能付きバッグもあるし、遠出する際にはPC用のケーブルまで持ち歩いている私ですから、電池残量を何も心配しないで思う存分、端末を使えることのうれしさと言ったら。

最近、はまっている道尾秀介の「光媒の花」「鬼の跫音」「月と蟹」の3冊を事前に購入して、ダウンロードしていったのですが、みんな読み終わってしまい、宿泊先で「カラスの親指 by rule of CROW’s thumb」をWi-Fiにつないでダウンロードし、合計4冊を読み切ったのでした。というわけで、2013年のヨーロッパ取材を思い返すたびに、きっと道尾秀介の小説たちを思い出すことになるのだと思います。

直木賞を受賞した「月と蟹」も悪くはなかったけれど、私が一番気に入ったのは、映画にもなった「カラスの親指」。人間模様や話の展開のおもしろさはもちろん、ラストの大どんでん返しというか、「えー、そうだったの?」というところが、さすが道尾秀介なのでした。読後感も悪くなかったし、おすすめです。

紙の本も愛してやまない私ですが、文字の大きさやフォントを自在に変えられるのは、この年齢になるとうれしいものです。しかもバックライトがついたので、暗いところでも読めるようになり、飛行機の中では本当に重宝しました。ベッドで寝る前に読もうという時にも、読書ライトなしで読めるので便利です。それにね、読みたい本が書店に行かなくても、1日待たなくても、「今すぐ読める」のは本好きにはたまりません。

まだ迷っているという方、ぜひ!



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2013年09月03日

“羽根のない扇風機”が生まれるもとになったダイソンのハンドドライヤー「airblade」

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

羽根のない扇風機としておなじみ、ダイソンの「エアマルチプライアー」を初めてわが家で使ってみたときの印象について、その一番の素晴らしさは「空間を遮らず、奥行きを感じさせるため、使っていない時にはデザイン性が際立ち、使っている最感中にはその存在感を消して、自然の風を送り出してくれることだと先日お話ししました。⇒詳しくはこちら

そんなエアマルチプライアーが生まれるきっかけとなった技術が、ダイソンの手掛けるハンドドライヤー「airblade」。初のお披露目となった時にその話があり、ジェームズ・ダイソン氏がカットモデルを使って説明してくれたことは記憶に新しいのですが、日本には導入されていないため、実際に見ることがなかったのでした。

今日、取材の合間に立ち寄ったカフェのトイレで、初めてこのハンドドライヤーに遭遇し、思わず写真を撮ってしまいました。海外の街では、どこにでも驚きや発見があり、わくわくの毎日です。

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2013年08月31日

海外出張のお伴に「kobo glo」持っていきます。

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

今日の羽田発の早朝便で10日間の海外取材に旅立ちます。昨年同様、ドイツ・ベルリンで開催される家電見本市「IFA」の取材の前に、海外メーカーさんの本社および工場の取材で、まずはスイス入りします。飛行機の中でも原稿仕事をしないと間に合わないのですが、それだけでは疲弊してしまうので、やっぱり長旅のお供には本を持っていきたいところです。

でも、そうでなくとも多くなってしまう荷物、何冊も本を持っていくのはつらいのですよね。そこで、今回は電子ブックリーダー「kobo glo(コボ グロ)」を持っていくことにしました(写真のスーツケースの上にあるホワイトのタブレットっぽいのがそれです)。

世の中的には(というより、私の周辺ではKindle Paperwhiteを使っている人が多いようですが、私は初代のkoboを楽天さんからいただいて使ってみたことがあったので、同じ系列にすることに。

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手帳と比べみても小型で軽く、初代モデルとの違いはフロントライトがついて、暗いところでも読めること。

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ミステリ好きの私としては、前のページをパラパラとめくりにくい電子書籍はあんまり好みではないのですが、軽いのはいいですね。文字の大きさも自在だし。

それでは、元気に行ってまいります。


2013年08月24日

【いつもの便利×もしもの備え Vol.3】これはおすすめ!単1〜4どれでも使えるライト

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

パナソニックの防災家電シリーズ「いつもの便利×もしもの備え」の第3弾は、停電時などに最も活躍するLEDライトやランタンなどをご紹介します。写真のマグカップみたいな取っ手がついたライトは単1〜単4までどんな電池でも使える優れもの。これまでの懐中電灯というと単1を使用することが多かったので、これは便利です。で、その名も電池がどれでもライト(BF-BM10-W)

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どうしてこんなに大きな取っ手をつけたのかというと、とっさの時に誰でもサッとつかみやすいようにとのこと。前を照らしながら歩く時にも持ちやすいですよね。それに驚くほど軽いのもいいなと思います。

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普通、懐中電灯(ライト)というと、先端のところのみが光って照らす方式ですが、このようにランタンとしても使えるように上部側面も半透明にして光が拡散するように考えられています。

側面の切り替えスイッチ目盛り部分に、使用する電池のサイズを合わせれば点灯、オフに合わせれば消えるという回転式のスイッチなので、手探りで行なってもわかりやすいですね。

もしも電池切れになってしまっても、家のどこかにあるリモコン(エアコンやテレビなど)で使っている電池を取り出してセットすれば明るく照らしてくれるので、緊急時にも心強いなと思います。リモコンの電池というのはそんなに消耗しないものなので、よっぽど古いものでない限り、しばらく役に立つようです。

手ごろな価格(1980円くらい)でとても便利なライトなので、今年の1月に発売してから10万台の出荷を超えたそうです。これは本当におすすめです。

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続いて紹介するのは充電式LEDランタン。約3.5時間の充電で強モードで約5時間、弱なら約20時間、非常用点滅(もしもの時の位置を知らせるための信号)としては約30時間も使えます。

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アウトドア用のランタンとして、吊るしても、置いても使えるシンプルなデザイン。

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こんなふうに重ね合わせても使えます。たとえば3家族でキャンプをする場合、テントでは1つずつ、合同でテーブルを囲む際には、こんなふうに3つ重ねればテーブルの隅々まで明るく照らしてくれて、会話も弾みそうです。

※写真で見ると、ブルーで暗い感じがしますが、実際はもっと白くて明るく光ります。

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そのほか、2011年に発売されてロングセラーになっている「いつも×もしも」シリーズの人気商品といえばこれ。

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LEDネックライト BF-AF10Pは発売以来の累計出荷台数が100万台を突破したとのこと。

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わが家でもキッチンの一画に吊るして、もしもの時に備えているほか、犬の散歩の時に活躍しています。

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また、価格はそれなりにしますが、PCなどの電源を確保したい人向けの「ポータブル電源 CB-LS01H-K」も安定してい売れているものの1つだとのこと。

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2011年の発表会時には、こんなふうな使い方のシーン提案がなされていました。

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普段の生活やアウトドアライフなどで便利に使いながら、もしもの時にも大活躍してくれる「いつも×もしも」の家電たち。この機会に見直してみてはと思います。







【いつもの便利×もしもの備え Vol.2】お風呂やキッチンで楽しめる防水仕様のワンセグテレビ

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

昨日に続いて、パナソニックの防災家電「いつもの便利×もしもの備え」シリーズの第2弾は、「ポータブルワンセグテレビ 防水タイプ SV-ME580」。2013年4月30日にホワイトがすでに発売されて人気の『ビエラ・ワンセグ』ですが、手回しラジオと同様にピンクとブルーが10月に発売されるとのこと。“防災”というイメージではなく、まさに『いつもの便利』があって、『もしもの備え』にもなるなと感じられる製品ですね。

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内蔵バッテリーへの充電(約5時間)で、テレビの視聴が約5時間可能。ワンセグ放送をSDカードに録画できるので、予約した番組をお風呂に入る時に楽しむということもできます。パナソニックのディーガやビエラで録画した番組をSDカードに転送して、このワンセグテレビで見るという方法も。半身浴するときなどに良さそうですね。キッチンで料理しながらニュースやドラマをチェックするという使い方も便利そうです。

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内蔵バッテリへの充電だけでなく、単3電池(アルカリ乾電池もしくはニッケル水素充電式電池)4本で最長約7時間、視聴できるので、満充電した場合、あわせて12時間見られるというのは、もしもの時に心強いですね。

乾電池と充電池を併用する場合、先に内蔵バッテリーを優先使用し、乾電池で動作するという仕組み。電池は他にもいろいろと使用する場面があるので、もしもの時に、他に回せるというのもいいなと思います。

価格はだいたい2万円程度。最近はテレビの価格が下がってきたので、少し高いようにも感じられるかもしれませんが、「もしもの備え」の部分を考慮すると、情報をしっかりt受信できる機器としての心強さはピカイチ。お風呂ライフを充実させるものとして、毎日の楽しみのために1台というのもいいのではないでしょうか。






2013年08月23日

【いつもの便利×もしもの備え Vol.1】コロンと可愛い手回しラジオ

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

8月に入ってからも、暑さだけでなくゲリラ豪雨や落雷による停電や、東北地方の大雨、桜島の噴火など、天変地異が続いています。9月1日の防災の日に向けて、各社から防災家電関連がいろいろと出てきていますが、地震だけでなくても、停電等の心配はあるので、日ごろの備えは大切ですね。

防災家電といえば、2011年夏からパナソニックが提唱している「いつもの便利×もしもの備え」の製品群が3年目を迎えています。先日、この「いつも×もしも」シリーズに新たなラインアップが加わったということで、取材をしてきました。

これまでのLEDライト関連の製品に加えて8月30日に発売されるのが「手回し充電ラジオ RF-TJ10」。手のひら大のコロンと丸みのある形や、ホワイト、ピンク、ブルーのカラバリがうれしい製品です。


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手回し充電に対応していて、乾電池がなくてもラジオを聴くことができます。ハンドルは左右どちらに回してもOKで、1分間(1秒に2回、120回)回すと、14分間聴くことができるようになっています。これくらいなら負担もないし、いいですね。

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また、サイドの切り替えスイッチを切り替えることで、乾電池の使用ももちろんOK。

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単4電池3本を使用するとAM、FMラジオともに、24時間聴くことができます。

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そのほかに、見えづらくて恐縮ですが、左のほうには「ライト」と「サイレン」ボタンも備えていて、サイドに搭載されたLEDライトを非常時に使うこともできます。このライトが手回し120回で3時間も点灯するとは心強いですね。

サイレンも、居場所を知らせたり、緊急事態発生時にはあると役立ちますね。

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後ろ姿はこんなふう。

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コンパクトですが、直径2.8cmのスピーカーを2個搭載しているので、音声が聴き取りやすいのもいいですね。私はこのブルーが欲しいなあと思っています。

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店頭で並ぶ際の箱はこちらです。ちなみに、手回し充電ですが、スマートフォンや携帯電話への充電も可能。1分間・120回の手回しで通話が約2分、連続待ち受けが1時間50分程度可能とのこと。乾電池を含めても重さは300g弱なので、軽くて持ち運びが負担になりません。

ラジオを聴く習慣のある方の普段使いのほか、キャンプ等のアウトドアにも活躍するはず。価格も5000円弱と手ごろです。

ちなみにパナソニック(旧ナショナル)の手回しラジオは今回発売されるもので3代目になるとのこと。1987年の初代モデルは「発電野郎」というネーミングの黒色のラジオで、2005年にも2代目が発売されたそう。時代の移り変わりとともに、デザインも変わり、ブラッシュアップされているのですね。



2013年08月12日

もう大型液晶テレビはいらないかも…4万円弱で超快適テレビライフ♪

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

すみません、大型液晶テレビは要らない・・・だなんて、家電メーカーさんにケンカを売るみたいなタイトルですが、これは本音です。

実は、約6年前に52型の液晶テレビに買い替えたのですが、1年ほど前から、画面の1/3程が何重にもぶれるようになり、次第にザーザーと雨のようにもなっていたので修理をお願いしようと思い、見に来ていただいたところ、「これは液晶を取り換えないといけないので、10万円ほどかかります」とのこと。あらかじめテレビをつけておき、1時間ほど様子を見ていると、普通の画面に戻るので、しばらくは我慢して使っていたのですが、ついにどうにもこうにも元に戻らず、テレビを2画面にして、不具合のない画面左上の一画(=つまり20インチくらいの大きさ)で、見ることとなってしまったのです。

わが家は休日もしくは夕食時間帯以外にテレビをつけることがないとはいえ、食卓からテレビまでの距離が4m近くあるので、20インチではあまりにも見づらく・・・。10万円かけて液晶を取り換えるくらいなら、買い替えたほうがいいかなと検討してみたものの、これまで52型だったのなら、もう少し大きくしたいのが人情というもの。かといって、60、70型となると、それなりの価格となり、選ぶ際の決め手に欠けるのでした(実は候補にあがったものがあったのだけれど、そのテレビは50型以上のものはなく、残念ながら見送ることに)。

それで発想の転換をしたのです。大型テレビで「これは!」というものが見つかるまで、暫定的でもよいので、もっと食卓に近いところに小さなテレビを設置したらよいのではないだろうかと。予算は3〜4万円。食卓の上にテレビを置くのはいくらなんでも無理があるので、アーム式の壁掛け金具で取り付けて、アームを動かせばリビング側でも見られるようにしてみようということになりました。

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思い立ったが吉日。さっそく調べてみると、今年(2013年)のはじめに発売されたシャープの32型のテレビ(SHARP AQUOS 液晶テレビ 32型 LC-32H9)と壁掛け金具を合わせても4万円で購入できることがわかったのでした。当たり前ですが、電源の入れればすぐに映るし、近くなので32型で十分、というより大きすぎたかも・・・というのが正直な感想。まあ、リビング側から見たりすることも考えると(ほとんど見ないけれど)、これでよかったのかもしれません。

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しかもこれまで、リビングのほうにあったスピーカーを近くにもってきたので、5個のスピーカーに囲まれて、音響効果のいいことと言ったら!

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角度の調整によっては、キッチン側からも画面がよく見えるので、気になるニュースやドラマもチェックできて便利です。

わが家のテーブルの置き方が向かい合って座る設定になっていないし(いわゆる「家族ゲーム」方式で、横一列座り)、この方法はかなりイレギュラーかもしれませんが、可動式のアーム金具を使って、小型のテレビをキッチン&ダイニングに取り付けるという使い方は、もっと広がってもいいのかなと思います。

おかげさまで(?)以前よりもテレビを見る時間が少し増えました。それにこのSHARP AQUOS 液晶テレビ 32型 LC-32H9、お手頃価格とはいえ、映り込みもほとんどないし、見やすいです。明るさ調節や色調節がもう少し細かくできるといいのですが、そこまでこだわっていないから、これで十分すぎるかなと。

いずれ、リビングには映画観賞用にプロジェクターもしくは超大型のテレビを導入しようかとは思っているので、大型テレビを全面的に否定しているわけではありません。でも、こんな使い方&選び方が参考になれば幸いです。


2013年06月10日

名古屋にオープンするシェアハウス「LT城西」の家電をセレクトしました

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こんにちは。家電コンシェルジュのSallyこと、神原サリーです。

シェアハウスというものをご存じですか? ここ1〜2年、新しい住まい方の1つとして話題になっていますよね。ベッドルームなどの個々の部屋のほか、共有スペースがあり、リビングやキッチン、ランドリーなどは住まう人たちが共有し、お互いに適度の距離を保ちつつも、刺激し合って一緒に住まおうというもの。普通にマンションを借りるよりも低予算ですむのも特徴です。

そんなシェアハウスを若手の建築家として名を知られたお二人「成瀬・猪熊建築設計事務所」が設計した『LT城西』が、名古屋市西区城西にオープンします。今年初めに、このLT城西の立ち上げに関わる方からお声をかけていただき、共有スペースで使う家電のセレクトを担当することとなりました。

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このシェアハウスのコンセプトは、「“共に暮らす事の出来る”若い方々に良好な住環境を提供したい。活気ある職場の喧騒を離れて帰宅した時に静かに落ち着ける住まい、予定のない休日にはゆったりと過ごせる住まい、入居者同士のコンタクトが多すぎず、少なすぎず、心地よい距離感のある人間関係を築ける住まいを目指しています。一人一人のライフスタイルを大切にしつつ、共に暮らす事の楽しみも味わえる様な住まいにしたいと思います」というもの。

そんなシェアハウスにふさわしく、でもかなり限られた予算内に収まる家・・・ということで悩みながら、ピックアップ。担当の方がすでに購入を終え、6月22日の内覧会に合わせて、搬入されることになっています。

キッチン家電についてはホワイトで統一し、みんなで順番に使う洗濯機や掃除機については清潔さや扱いやすさ、静音性にも配慮して選んでいます。

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どんな家電を選んだのか、その理由は? そしてシェアハウスに収まった時の様子は?・・・ということについては、連載しているコラムにて後日記事化する予定ですので、どうかお楽しみに。

私自身も内覧会当日もしくはその後に、実際に名古屋のシェアハウスを訪れて、取材してこようと思っています。

なお、このシェアハウスの募集人員は13名。男女を問いませんが、学生は不可で23歳以上とのこと。地下鉄鶴舞線「浅間町駅」徒歩6分の立地です。

名古屋方面にお住まいで、このシェアハウスにご興味のある方は、下記のサイトをご覧の上、内覧の予約をしてください。

名古屋市西区城西にオープン予定のシェアハウスです。

エルティー城西(ジョウサイ)見学会 | D-FLAT NAGOYA

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